あらすじ
辻村深月の“好き”は無限大!
辻村深月が好きな小説、漫画、アニメ、音楽、映画、美味しいもの……etc.
読めば、辻村ワールドがもっと好きになること間違いなし!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
辻村深月さんの温かい人柄がとても素敵だと感じました。相変わらずのドラえもん愛や推し作家愛。そして、我が子に対する愛。辻村さんの「愛しい」で溢れたこのエッセイは宝物のようにキラキラしていて、読んでいるこちら側も不思議と温かな、前向きな気持ちになれました。
Posted by ブクログ
一番好きな作家の辻村深月さんが書いたエッセイ集。
辻村さんの書く物語を読むといつも心を揺さぶられますが、それはエッセイにおいてもそれは変わらずでした!
辻村さんが好きな漫画やアニメ、ゲームなどの話や、育児や仕事などの日常生活についての話、かつてのOL時代の話、直木賞受賞時の話etc…
辻村さんは芯があるのにとにかく謙虚で、こんな素敵な人になりたいと憧れをいだいてしまいました!
辻村さんの書く文章がとにかく好きです。
Posted by ブクログ
辻村深月さんのエッセイ
ユーモアや辻村さんの人となりがほんの少しわかった気になれるエッセイでとても面白かった
また過去のご自身の書籍について振り返るとところはファンとしてはたまらなかった!
Posted by ブクログ
辻村先生にハマりつつある。なんというか青春のアンビバレントな気持ち、不安定な気持ち、それでいて必死に生きているということが文章から伝わってきて本当に面白い。
タイトルから好きになってしまう本。いいエッセイ集だった。やはり作家さんが作家さんの言葉で日々の小さな出来事を記述するエッセイは面白い。嬉野温泉の温泉湯豆腐食べたくなったし、「うちの子へ」の我が子への愛の深さ、「作家になって十年」での保育士の方の矜持が伝わってくる傑作。面白かった。直木賞受賞の「鍵のない夢を見る」も読みたい
Posted by ブクログ
辻村深月さんの紡ぐ言葉が好きだ。
描かれる世界はどこにも優しい愛を感じる。
このエッセイも読みながら涙ぐむことが度々。
よくぞ、作家となられた!
ありがとうとこちらこそ感謝したい。
Posted by ブクログ
辻村深月の図書室で暮らしたいを読みました。
辻村深月のいろんなテーマのエッセイ集でした。
図書室で本を読むのが好きな高校生から作家になるまでに考えたこと、子供を保育園に預かってもらうときに考えること、自分の小説についての思い、などなど。
辻村深月の小説は登場人物たちがいきいきとしていると思っていましたが、瑞々しい感性をもって小説を書いているんだな、ということがわかるエッセイ集でした。
Posted by ブクログ
ほとんど初めてのエッセイ
エッセイなのに次は何の話が書かれているのか気になってどんどん読んじゃう
私は多分、辻村深月の小説だけでなく、辻村深月自身のことが大好きなんだということに気付けた
Posted by ブクログ
辻村さんの小説を読むと、明日も生きていこうといつも思います。この本の帯には「明日、起きるのが楽しみ。」まさにその通りです。
希望とか夢とか、明日を彩る言葉はいろいろありますが、著者から感じるのは信頼かな。なんとなく明日を信じることができるようになります。
どのエッセーも最後の一文、いや、一段落かな、この最後を読んだとき、なぜか明日を信じられるようになっている自分がいます。
友だちとの別れが暗示されていたり、再会があったり、自分の憧れが書かれていたり、それが、全部心を打ちます。
信頼かと思ったのだけれど、もっと多く書かれているのは感謝かな。いろいろな形で感謝が書かれているように思います。感謝の根には信頼があるのかも。
もし、このあと、明日が来なければいいのになんて思ってしまったときには、この本のどこか、サっと開いたページを読むことにします。心の回復の特効薬です。
Posted by ブクログ
大好きな辻村先生が普段みているキラキラとした世界。どうやって世界を捉えているのか、が分かってすぐに2周しました。人生を楽しむヒントを貰えた気がします。特に相棒ファンとして、「国民的ドラマを愛せるということ」には激しく同意です。「相棒は今が1番面白い」本当にその通り。この気持ちを言語化すると、こうなるんだ・・・と感動。はやく次のエッセイが読みたいです!
図書室で暮らしたい
作家としての活動だけでなく、プライベートでの交友関係や家族との一場面、お子さんとのエピソードなど素の辻村さんが赤裸々に描かれているエピソードに、読み終えた後、とても親近感を抱きました。
Posted by ブクログ
好きな作家さんの好きなものを知れる最高な一冊
子育ての前に読めてよかったし
自分の好きなものとちゃんと向き合おって思えたし
特別付録にある短編の舞台が広島で
今年の夏にちょうど旅行行った時に感じたとことと同じこと書かれてて嬉しかった!
心が辛い時にまた読みたいっておもえた
Posted by ブクログ
幼い時から本と小説が大好きで、作家になることをどれほど夢見てきたか。大きな賞を取り、小説を書き続けられていることがどんなに幸せか。作家として自分を成長させてくれたたくさんの読者や周りの人たちへの感謝…等々が誠実で謙虚な言葉で綴られている。夢を叶えて作家になれた自分を心から幸せだと言い切れる。その素直さ、潔さに憧れるし、そんな作家を読者は応援せずにいられない。これからもいい作品を書きつづけて、たくさんの人たちに届けるのだという、作家の強い決意表明がソフトな文章の中にも随所に見え隠れする。この本を読む前と後とで、辻村作品の楽しみ方がわたしの中で増幅したような気がする。
Posted by ブクログ
作家として、母として、小説好きだった学生として、果樹農家のの孫として、様々な視点での話がありおもしろい。作品についての話、昔好きだった小説の話だったりは特によかった。
未読の東京會舘は読まないといけない。
Posted by ブクログ
小さい頃から作家になると信じて疑わず小さい炎をずっと大切に灯していた強さと文章力を持つ。努力はさることながら作家になるべくしてなった人だと思う。子育てネタが微笑ましかった。これからも楽しみ。
Posted by ブクログ
今の私が小説を書いていられるのは、もう二度と会うことはないかもしれないその人たちのおかげだ。もう連絡できないくらいの後悔や過ちの記憶まで含め、彼らが、私と、私の小説を作ってくれた。
若さというのは傲慢だ。私は、その後、自分が彼女と疎遠になってしまう日がくるなんて、考えもしなかった。私が人生で抱える、大きな後悔の一つだ。その後、自分が作家になれた時、私は、彼女にその報告ができる立場に、もうなかった。
辻村さんも、僕と同じような経験をしていて、それでも、小説家という人生を歩み続けていて、励まされる思いがした。
家族とは大好きで大嫌いなものだと気付かせてもらえた。
Posted by ブクログ
作家さんって遠い雲の上の存在のように思えるけど、
このエッセイを読んでいて、ああ、同じ人間なんだと思った。大好きなものを心待ちしたり、緊張したり、青春時代の苦い思い出を抱えてたり。辻村さん本当に本が好きなんだなあ。
Posted by ブクログ
初辻村さん。山梨ご出身と知り一気に親近感。お母さん目線のエッセイを書くことへの躊躇、わかるかも。直木賞を受賞した時に憧れていた方に迎えられて……のところ、泣いてしまいました。
Posted by ブクログ
新聞に連載していたエッセイや書き貯めていたものをまとめたもの。
静かで心休まるような、まさに図書室にいるようなエッセイ。
著者が過ごしてきた山梨の話を中心に、学生時代からプロとして作家になるまでの過程や夢中になっていた事、子を産み母親になって感じた心境など細かく綴ってあり、過ごした時代背景や年代も私と近いので親近感をおぼえた。
この著者の本をもっと読んでみたくなった。
Posted by ブクログ
辻村深月のお人柄が伝わってくる。
作品にまつわるエピソードや、出産育児にまつわる身の上話も興味深い。
これはエッセイとしては2作品目だそうで、1作品目も読んでみたい。
Posted by ブクログ
辻村さんのエッセイ集。
一つ一つが2〜3ページのもので、軽く読めた
こんなに短い中でもちゃんと面白いの
すごいなあ...
次は小説も読もうっと!
あたたかい日常
読みやすい文章で、筆者の幼少期から現在に触れられるエッセイ集です。実家から送られてくるという果物の美味しそうなこと!
さらにファン必見の自作解説が入っています。
まて浅葱に会えるかも?!という一文に震えました。
Posted by ブクログ
小さな1つの出来事について、よくこんなに語れるなーと感心せずにはいられない。
日々感じている些細なことなども、
詳しく記録するのも大切かもしれないと感じた。
Posted by ブクログ
エッセイに書かれている好きなものや昔の話が、やけにわかる、しっくりくると思ったら作者と自分は同世代だった。
子育ての話は、今保育園に預けながら仕事をがんばっている同僚が読んだら勇気づけられるだろうなあと想像した。
Posted by ブクログ
バタやんさんのポッドキャストの影響で読んでみた!子育てネタが微笑ましく、とくに保育園の連絡帳の話が好きだった。京極夏彦さんのサイン会に行く日のことが詳細に書かれていて、とても素敵だった。
Posted by ブクログ
辻村さん、本の題名、表紙に惹かれて手に取りました。辻村さんの好きが詰まったエッセイ集。
生い立ちや過去の失敗、好きなものへのこだわり、お子さんのことなど、こんな感じの方なんだーという親近感がわきました。
『ジョジョ』かー!という驚き、本に対する愛!それでこんな『図書室で暮らしたい』ということになるんだなーと納得しました。
Posted by ブクログ
辻村深月さんのエッセイ集。
辻村さんが中学生高校生だったころのエピソードも多く含まれている。中学校の人間関係のめんどくささとか、「辻村さんにもこういうことがあったのか…!」と、驚きと共に親近感を感じた。
「読書好き=暗い」っていうイメージ、本当に何とかならないのかなと思う。中学生の辻村さんが読書をやめず、作家になってくれて本当に良かった。同級生に見つからないように読書するのは大変だったと思う。
辻村さんの高校時代に、新刊発売日に本屋に寄ってから遅刻して登校する辻村さんを温かく迎えてくれる同級生がいたという話、とてもよかった。そしてその同級生が書店員になったというのも素敵。
Posted by ブクログ
装丁が綺麗で、タイトルに惹かれて買った。
でも、実は辻村深月(つじ、のしんにょうの点って2つなのね)さんの本は読んだことがない。
ミステリー作家のくくりなんだ…
タイトルから、ちょっと予想が外れたかなぁ。
まあ、でもエッセイなので軽く読める本だなと。
最後に、自作品の話なんかもあるので
ぜひ、読んでみようかな、と思った。
Posted by ブクログ
辻村深月さんのエッセイ。
初めて読みました。
これを読むと辻村さんを非常に身近に感じるけれども、それは彼女の筆力があってこそだろうなと思いながら読んだ。
特に中高生の頃の描写が、私も厨二病を患っておりましたので、古傷が痛む、痛む。
若さという傲慢をこんなにも明確な言葉で表せるのか、と感嘆。
母になったことでの周囲からの扱われ方の変化なども、エッセイを読まなければ感じることのできないもの。
私も若き日の辻村さんと同じように、本の向こうに人がいるという実感乏しく生きていたが、この1冊で人間味をひどく感じられて嬉しい。