辻村深月のレビュー一覧

  • 盲目的な恋と友情(新潮文庫)

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    恋をすることで周りが見えなくなって、破滅していく、そんな人周りにいたなと思いながら読んでいた。どうしてわからないのかという苛立ちを感じる反面、恋から抜けられない苦労も想像できた。
    また、蘭花から見た瑠利絵と、瑠利絵から見た蘭花の印象がかなり違っていて、一方通行な感じもリアルだと思った。
    行き過ぎた恋心は危険視されることはわかっていたが、友情でも起こりうることをこの作品を通して気付いた。恋も友情も盲目。

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    2026年05月04日
  • かがみの孤城 下

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    映画見てたから結末知っててその流れ通り進んだなって感じ
    全然面白くはあるんだけど痺れた伏線回収とかも少なく周りの評判よりは、、って感じた

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    2026年05月03日
  • かがみの孤城 上

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    珍しいかもしれないけどアニメ映画見てから原作読んだ
    映画より詳細に描写されててより登場人物たちの心情がわかった

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    2026年05月03日
  • ツナグ 想い人の心得(新潮文庫)

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    「ツナグ」を読んでしばらくしてから読書。じわーっと泣ける場面がいくつかあり、鼻がつーんとなった。辻村先生、読者をこういう気持ちにさせるって、どんな風に想いを馳せながら、文字を綴っていくのだろうか。
    自分の死後、会いたいと思ってくれる人はいるのな。もしそんな機会があるとすれば、自分の人生の答え合わせみたいなものなのだろうか。歩美くんのその後が気になるので、続編が出たらいいのになあ、と期待してます。

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    2026年05月03日
  • 噓つきジェンガ

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    3つの詐欺の物語。

    ロマンス詐欺、受験詐欺、サロン詐欺。

    ロマンス詐欺。
    闇バイトのシステム怖えぇ。
    わかってても抜け出せ無さそうなシステム。
    被害者と加害者が一体となってるのが怖いよね。
    もちろん、この話で言いたいのはそんな事じゃないって事はわかってるけど、そっちが先に来てしまう。

    受験詐欺の次男の男前さに惚れそうになった。
    本当にある出来事に関しては、人それぞれの捉えかたもあり、悲劇にも救いにもなるんだなぁ、、と。

    そして、1番はサロン詐欺の話が面白かった。
    うん?あぁ、、そうか。、、。
    という感情の流れが心地よかった。
    多分、人を究極的に惹きつける詐欺は、自分自身騙す事なんだろう

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    2026年05月03日
  • 噓つきジェンガ

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    一度嘘をつくと、その嘘を隠すためにまた嘘をつく。
    それを繰り返しているうちに、気づくと足元から崩れていきそうな不安定さに陥る。
    まさに、ジェンガ。
    タイトルが秀逸すぎる。

    どの物語も詐欺が絡み、嘘から始まるストーリー。
    騙す方にも騙される方にも心があって、考え方があって、人間味が強くて、自分の身にも起きそうなことばかり。

    嘘はいけないこと。
    だけど、気づかなければ、相手を幸せにすることもある。

    さすが、辻村さん、という感じ。

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    2026年05月02日
  • ツナグ(新潮文庫)

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    久しぶりの長編でやや長さは感じられたものの、最終章の完成度が高く印象に残る1冊だった。

    最終章のとりわけ、歩美の「使者システム」に対して倫理的な疑問を投げかけ、生者のエゴや死者への冒涜であると批判する場面が印象的である。
    フィクションとして何気なく読み進めていたはずが、「これは現実に通じる話なのではないか」と引き戻され、物語へ深く没入する感覚があった。

    依頼者の章の中では、特に嵐と御園の対面が印象深い。嵐が御園との再会を望んだ時点で、その結末はある程度決定されていたのではないかと思う。
    嵐は真実を語ることができず、御園はそれを理解したうえで知らないふりをする――その構図を、嵐自身無意識のう

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    2026年05月02日
  • 凍りのくじら

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    主人公に妙に共感。
    他人事で生きており、刹那的に生きることへの軽蔑と羨望を持っている。
    人に向き合えないことで、色んな人と小さな溝を作りながら関わっていく。
    一方で、大切なモノには熱くなる人間らしさ。

    こんなにイケてる高校生ではなかったので、そのまで物語には入り込めなかったが、そこも何かよかった。

    最後は自分の読む遅さがもどかしいほど一気に進み、いつの間にか読み終わってた。

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    2026年05月02日
  • 盲目的な恋と友情(新潮文庫)

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    表紙から世界観が確立されていてとても目を惹かれる本。恋も友情も圧巻されるほど熱狂的で、自分とは縁のない世界だと感じながらも、身近にも起きたことがあるような不思議な感覚だった。誰にでも起きうるかもしれないのかもしれない、という後味

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    2026年05月01日
  • 闇祓

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    ネタバレ

    まさに辻村さんの真骨頂って感じで面白かった。
    この本に限らず、人の闇をこれだけ表現できる辻村さんの素晴らしさ。しかもすごい変わった人とかじゃなくて、どこにでもすぐ側にあって、でも意外とそこまで目を向けていないような心の少しだけ奥の所。
    ホラーだけど、人のサイコパス的な部分じゃなくて、だれでも何かのきっかけで生まれる黒い部分。
    読むたび実感する、辻村さんの作品大好きです。

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    2026年05月01日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(上)

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    辻村深月月間。
    とりあえずむなくそ悪い...
    今のところイヤミス。そもそも分厚い本を読む根性があまりないので、下巻もこの分厚さというのがきつい。
    この感想を書いている今は下巻もほぼ読み終わっている状態だけど、上巻を読み終わった段階ではそう思っていた。
    何がネタバレになるのかわからない。

    美しい顔、目を引く、優しく穏やか。人々の特徴を言っているだけなんだけど、個性的で魅力を感じる。マイナスな面をあまり言わない、あまり見ない人たちばかり。自己評価は低かったりするけど、他人にたいしてのそれがほぼない。

    太陽と月、藍色と浅黄色、蝶と蝿。

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    2026年05月01日
  • ツナグ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    5年以上前に映画を見たことがあったのでうっすら覚えていたけど、凍ってなかったよのとこで涙が止まらなかった

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    2026年04月30日
  • 噓つきジェンガ

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    嘘ってのはバレるまで終わらないから素敵だと思う

    嘘ってまさにジェンガに似てると思う。そう思った秀逸な表題を付けた作者は天才としか思えない。どうして人をこんなに美しく描くのと読んでいてその才能に脱帽してしまいました。
    まず大前提にテーマである「詐欺」についてですが、加害者と被害者にわけて人間模様が繰り広げられるのはもちろんのこと、なぜ騙すに至るのか、なぜ騙されるに至るのか、結果ではなくその過程にこそ物語が宿るため納得するのですが、嘘ってやっぱり簡単な作業じゃないんですね。
    嘘って実は意外と終わらないし、嘘は相手が気づかない以上バレなきゃ正義だったりする。
    この作品では決してそんな嘘を美化するも

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    2026年04月30日
  • 噓つきジェンガ

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    辻村さんは裏切らない。
    どのお話を読んでも全て面白いしじわっと心が温まるものばかり。

    今回のお話3つもただ嘘を重ねて行くだけでなく、最後は灯を灯してくれる。

    嘘はよくないと言われるけど、嘘から始まる物語だってたくさんあるんだ。

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    2026年04月30日
  • ツナグ(新潮文庫)

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    私は生きてる間に誰と会いたいだろう
    おばあちゃんになったら、母に会いたくなると思う。
    私より先に大好きな親友が亡くなったら、親友にその1回を使いたいとも思う。家族よりもなんでも話せる親友に。

    自分が死んだら誰が私に会いに来てくれるんだろう
    親友、家族。いや、今パッと思い浮かんだのは元彼かな。

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    2026年04月30日
  • 闇祓

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    チャッピーのおすすめするちょっと怖い小説2冊目。
    ホラーっぽい怖さは薄めだけど、人の悪意の怖さ、日常と地続きで誰でもこうなるかも知れない怖さで十分背筋がひんやりする。
    辻村深月さんはハートウォーム系よりこういう人間のちょっと嫌な面を題材にした作品の方が私好みだ。イヤミスっぽくもあるんだけど、後味悪くなり過ぎなくてちょうどよく読める。

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    2026年04月30日
  • 噓つきジェンガ

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    重ねれば重ねるだけ足元が揺らいでいく——嘘はまるでジェンガのよう。

    嘘がバレた瞬間の、あの大きな心臓の鼓動が伝わってくるようで、読みながら思わず息をのんだ。小さなため息をつきながらページをめくる感じ。ちょっと苦しいのに、でも気になってどんどん読んでしまう。
    3話ともその余韻があって、「その後は?」と書かないことで表現する手法が、最終話とまさに重なっていた。

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    2026年04月30日
  • 噓つきジェンガ

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     詐欺に巻き込まれた人物を描いた3つの短編集。 

     実際に巻き込まれたら嫌だけど、ちょっとありそうでなさそうで〜程度の騙し合いでドキドキしながら楽しく読めた。
     2話目に出てきた次男の大貴が温かくてじ〜んとしてしまった。


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    2026年04月30日
  • ツナグ 想い人の心得(新潮文庫)

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    前作から続けて読み終える。やはり前作を読み終えていたほうが良い。前作同様、死んだ者と今を生きる者とを引き合わせる使者の連作短編集ではあるが、それぞれのエピソードが前作と被らないようにいろいろ工夫があり、飽きずに読み進められた。また使者を引き継いだ歩美の成長の物語でもあり、奈緒との物語や朱音のことなど次回作も期待してしまいます。

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    2026年04月30日
  • ツナグ(新潮文庫)

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    死者と一度だけ会えるという設定が印象的だった。
    それぞれの話がじんわり心に残る。

    特に婚約者に会う話がよくて、会話や気持ちのやり取りがすごくよかった。
    切ないけどあたたかさもある作品。

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    2026年04月29日