辻村深月のレビュー一覧
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著者の作品は『傲慢と善良』のみ既読。『傲慢と善良』は、内容的にあまり刺さらなかったが、登場人物の人間心理はとても共感できるもので、その心理描写の解像度もとても高く、非常に完成された作品だったと記憶していたので、「内容が違えばもしや」と期待し、予約して購入。
1994年7月13日に発生した「L県デパート受付嬢誘拐殺人事件」。L県にある一郷屋百貨店の受付嬢が終業後、L新聞社の取材を受けるために店を後にしてから失踪。その後、犯人から百貨店へ、受付嬢を誘拐したとの連絡があり身代金を要求されるが、様々なトラブルにより取引は難航し、結果、受付嬢は遺体で発見される。その後、犯人が自首したことで事件は解決す -
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ネタバレー坂崎あすなについて、いつかが知っていることはそう多くない。ー上巻
ー坂崎あすなについて、いつかが知っていることはそう多くない。だけど、決して少なくもなかった。ー下巻
「ぼくのメジャースプーン」→「名前探しの放課後」の順で読んでほしい。ぼくのメジャースプーンの登場人物が次から次へと出てくるし、なんなら「ぼく」と「ふみちゃん」の姿がまた見れて本当に嬉しいし。
そしてたぶん、
実際はいつかはタイムスリップしていない。秀人の「条件ゲーム提示能力」にかかっただけ。
「たとえばさ、今から3ヶ月後、自分が本当に気になってる女の子が死ぬと仮定してみてよ=A、そういうのがないならいつか君の人生はすごい寂 -
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ネタバレ寝る間も惜しんで読んでしまった。
僕のメジャースプーンの後書きに引き寄せられて。
メジャースプーンの後書きで読んで欲しいと添えられて、誰が関連しているのだろう?と
先入観入りまくって読んで。
ああ!って。
ただ、まだわからないのが、あの子の彼女が果たして
ふみちゃんなのかはまだわからない。
そして、改めてメジャースプーンを読んで思ったのが、主人公の「ぼく」が名前かでて無かったことに!!
気にならなかったのがびっくりした。
ぼくが「ぼく」でしかなく、ぼくのことを名前で誰も読んでいなかったこと。
からの、「ぼく」だった彼の名前が今作で分かった事。
メジャースプーンの後書きに書いてなかったら、多分気 -
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序盤はあまりつまらないかもと思って積読していたが、腰を上げて読み始めたらするする読めた
こころが感じていることがどれもまっすぐで良い
誰かによって気持ちをねじまげられることは理不尽なことだとこころがまっすぐ感じて言葉にしてくれたのがなんか嬉しかった
最後のアキを助ける場面のセリフにも胸が打たれたな
自分に呼びかけてもらえてるみたいだった
「アキ、生きて!アキ、大丈夫だよ!大丈夫だよ、アキ!私たちは助け合える!会えるよ!会える!だから生きなきゃダメ!頑張って、大人になって!アキ、お願い。私ー、未来にいるの。アキの生きた、大人になった、その先にいるの!」
登場人物みんな魅力的だけど、特にス -
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恋愛と友情における執着。盲目になるまで熱中することは、盲目が解けた時、人を大きく成長させると思っている。けれど、蘭花のように苦しいながらも長期間盲目でいることは、無駄であると思ってしまう。抜け出した方がいいことを分かりながらも、結局抜け出さないから「盲目」なんだよね。この状況をちゃんと指摘してくれる友達は貴重だなと思った。
また「盲目的な恋」は安易に想像がつくが、「盲目的な友情」は今回初めて触れた。留利絵を通して初めて「盲目的な友情」というものを少し理解できた気がする。
女の幸福の完成には異性のパートナーが必要なのか。男の幸福の完成には異性のパートナーが必要ないのか。