辻村深月のレビュー一覧

  • ぼくのメジャースプーン

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    特殊能力ものは多くの作品がありますが、本作のようにその能力を細かく分析し、それを踏まえてどのように発動させるかを一緒に考えさせられるような作品はとても新鮮でした。
    能力はあくまでサブ的要素として、丁寧な心理描写によりページを割いてクライマックスに集約されていたのも好ましく感じました。
    続編?の「名前探しの放課後」も読みたいと思います。

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    2026年04月03日
  • 朝が来る

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    大号泣

    初めはなにか不穏な感じでモヤモヤしてたけど、
    3分の1くらいでもう号泣。
    感情移入先を揺さぶられてどうしていいのかわからない中盤。
    そして終盤、なんとかなってくれ!と思いながらハラハラしながら残りページを確認する。
    そして大号泣。

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    2026年04月03日
  • 名前探しの放課後(下)

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    「ぼくのメジャースプーン」を読んでから読んだ方が確かに良いと思う、今まで辻村さんの作品に出てきた登場人物も何人も出てきたし、名前出てなくてももしかして?とか途中から、あの2人ももしかすると?とか思ったり、どんでん返しもあって面白かったし感動した

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    2026年04月02日
  • スロウハイツの神様(下)

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    2026/04/02
    主人公の環が好きではなかった。
    最後の章を読むまでは。
    正直、途中でオチは想像がついたのだけど、それを上回る感動があった。
    長い作品だけど、最後には読んでよかったと思える作品。

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    2026年04月02日
  • レジェンドアニメ!

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    ハケンアニメのスピンオフ短編
    またあの人たちに会えたのが嬉しい。

    クリスマスケーキ売り
    音響監督さん
    ザクロ
    左近寺先生のところはちょっと泣いた
    結婚するのお前たち2人じゃないのかーい!
    セリフ第一声であの人だ!とわかる赤羽環
    みんなにバレてる王子

    最高ですね。

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    2026年04月02日
  • 凍りのくじら

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    前半は理帆子に共感出来ず
    世界感に入るのが難しかったが、

    人といるのに感じる孤独
    父親への後悔や悲しみを
    別所が少しづつ氷を溶かす
    ように物語が進んでいった。

    S(スコシ)F(フシギ)で
    S(スゴク)F(ファンタスティック)だった。

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    2026年04月02日
  • 朝が来る

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    「子供のまま大人になる」

    どの本かは忘れたけれど、辻村さんが使っていたこの言葉がいちばんに思い起こされた。まともな人生経験を積まず、世間知らずなひかりは子供っぽいけれど、妊娠、出産の過程で我が子への愛情と、周りの人からの冷たい視線や当事者意識の低さを学んだ彼女は、「ああ、成長したんだな」と思わずにはいられなかった。ひかりにとっての"朝"は、もしかしたら、あの最後のシーンなのかもしれない。

    佐都子、清和夫婦が放った、「あの子の____私たちのお母さんは、」という言葉が忘れられない。6年間も両親として生活してきたのに、実親に対する敬意を忘れない2人の姿勢には、感動させられた

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    2026年04月01日
  • ツナグ(新潮文庫)

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    亡くなった母に会いたくなりました。『お葬式に出れなくてごめんなさい...』きっと沢山の方が会いに来てくれたことでしょう。みんな、悲しがってくれたことでしょう。天国へ行ってゆっくり休んでいますか。また、夢で会いましょう。

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    2026年04月01日
  • 凍りのくじら

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    エンディングへ向かっていく時、読む手が止まらなくなった。最後まで読み終えた後、様々な謎が解き明かされる。物語の世界に引き込まれた。「ドラえもん」の映画が観たくなった。

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    2026年04月01日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(上)

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    辻村深月の小説で初めて読むタイプな気がする
    相変わらずえぐってはくるけど
    予想を華麗に裏切られそうな期待がある

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    2026年04月01日
  • ぼくのメジャースプーン

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    「声」の力で、行動の命令『ゲーム発動』と、実行しなかったか出来なかった場合の『罰』を与える能力を持つ、主人公。

    でも、ピアノの発表会で舞台に行けなくなったふみちゃんを動かしたのは、『罰』ではなくて、本当に主人公に言われて嬉しかった言葉だったんですね。

    『条件ゲーム提示能力』なんて特集能力が無くとも、人の言葉には力があると思いました。

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    2026年04月01日
  • サクラ咲く

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    非常に好みの本

    短くとても読みやすい。
    構成がすごい上手く感じた。
    目次のない理由が最後に分かる。
    内容も心温まる展開が多く、王道の青春物語。

    3編に分かれていて、共通して「自分の居場所」について話していた。

    自分の居場所がわからない人におすすめ

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    2026年04月01日
  • ぼくのメジャースプーン

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    主人公と一緒になって
    どうすれば良いのか考えてしまう
    没入型でしたね。
    文章の組立て方
    意味の取り方や考え方
    哲学のようで哲学ではなく
    難しいと思いながらも理解しやすく
    すごい1冊でした。

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    2026年03月31日
  • 鍵のない夢を見る

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    第147回直木賞受賞の短編5編収録。
    全体に漂う何とも言えぬ暗さはあるが、人の深い闇と生きる強さと都合よさが上手く描かれている。どの作品も秀作だが、「仁志野町の泥棒」「芹葉大学の夢と殺人」「君本家の誘拐」で描かれる自分の視点や思い込みに対する(読者サイドへの)肩透かしはさすがの見事な表現力である。

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    2026年03月31日
  • スロウハイツの神様(上)

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    登場人物が多くて、時系列も前後する話の展開だったが、章が分かれているので個人的には読みやすかった。続きが気になる終わり方だった。

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    2026年03月31日
  • この夏の星を見る 下

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    ネタバレ

     読み進めるほどにどんどん面白くなっていった作品だった。
     これまであまり意識してこなかったが、「天文って楽しそうだな」と感じながら読むことができた。

     「誰も悪くない、コロナが悪い」という状況には強く共感した。理不尽な状況の中で、どうしようもない感情を抱えることは多いと感じる。
     しかし、コロナ禍だったからこそ生まれた出会いや経験があるという点も印象に残った。ただ環境のせいにするのではなく、その中で何をするかによって意味は変わるのだと思う。

     この作品を通して、どんな状況であっても、自分の行動や選択次第で前向きなものに変えていくことが大事だと感じた。

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    2026年03月31日
  • 噓つきジェンガ

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    嘘がテーマの3編。
    コロナ禍と大学入学がぶつかってロマンス詐欺に巻き込まれていった青年、息子の受験が有利になればとお金を払ったけど実際は詐欺だった母、好きな作家になりきってオンラインサロンを開くも別人であることが露呈してしまった女性。特に最後は設定も特殊だけど、予想外の展開。前2編はいかにもありそうで怖い怖い。

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    2026年03月30日
  • この夏の星を見る 上

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    あのコロナ禍での青春ストーリー。そう一言で片付けてしまいたくないほど、読んでいてちょっと苦しくもなるくらいリアルな気持ちが書かれていると思います。
    私たち大人ですら混乱していたあのコロナ禍の記憶がまだ鮮明にのこっているから、だからここに書かれている中高生たちはたまったもんじゃないよなぁと思う。下巻にも期待です。

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    2026年03月30日
  • この夏の星を見る 上

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    ネタバレ

    自分はコロナ禍のときには、大人と呼べる年齢だったし、職業柄仕事面ですごく影響を受けたとか、プライベートにも影響が大きかったとか、そういうわけではなかった。それでも、辛いことや悔しいこと、理不尽なこと沢山あったなと思う。
    その時期に、まだ精神的にも未熟で、色々とその時にしか経験できないことが多い学生だった人たちは、色んな感情や苦悩があっただろうと改めて感じる。そんな、感情や苦悩がすっと入ってくるお話だった。
    家族シアターで出てきた、はるかとうみかが出てきて、もう一回家族シアターを読み直してしまった。

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    2026年03月29日
  • 本日は大安なり

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    11月22日、大安。いい夫婦の日に結婚式を迎える4組のカップルと、一人のウェディングプランナーの話。
    結婚式は、男女と両家の常識と固定概念とエゴと本音と金とがごちゃごちゃになるテーマ。

    双子の新婦。叔母の結婚を心配する小学一年生。辛い過去を持つプランナー。式をしたくない新郎。
    物語中盤に話が大きく展開する。辻村深月さんお得意の叙述トリック満載。
    予想外の展開に驚かされましたが、そんなことある?という気持ちが強かった。漫画やドラマっぽい。
    それでも十分楽しめたんだけどね。

    孤塚と恭司も出てきました。

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    2026年03月29日