辻村深月のレビュー一覧

  • スロウハイツの神様(上)

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    ときわ荘物語的なクリエイターの卵達の物語。

    オーナーである環、チヨダコーキら魅力的なキャラ達が夢を語り、お互いを刺激し合いながら生活している。
    まだ上巻の為住人達の説明で終わりそうであるが、最後に起承転結の転を匂わせる終わり方であった…

    下巻が気になる…

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    2026年05月29日
  • V.T.R.

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    小説内小説という初めての作品!
    スロウハイツに完全に没入してる時に読んだので、解説含めなんだか感動!
    ライトノベル自体はあんまり読んだことなかったので、文体とか不思議な感じでしたが、最後は普通に楽しめました。

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    2026年05月29日
  • かがみの孤城 下

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    不登校の少年少女7人が、かがみの世界で自分探しをする話です。
    正直にいうと、著者の作品は読む前から期待してしまい、ハードル上がりっぱなし状態でしたが、そのハードルを平気で飛び越えてくるくらい面白かったです。
    前半のゆったりした感じから、後半の伏線回収からのスピード感もたまらなかったです。
    今後も著者への期待という名のハードルは上がる一方ですが、超えてくることでしょう!

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    2026年05月28日
  • かがみの孤城 上

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    不登校の少年少女7人が、かがみの世界で自分探しをする話です。
    正直にいうと、著者の作品は読む前から期待してしまい、ハードル上がりっぱなし状態でしたが、そのハードルを平気で飛び越えてくるくらい面白かったです。
    前半のゆったりした感じから、後半の伏線回収からのスピード感もたまらなかったです。
    今後も著者への期待という名のハードルは上がる一方ですが、超えてくることでしょう!

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    2026年05月28日
  • 朝が来る

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    ネタバレ

    責任、世間、置かれた現状で生きることについて考えさせられる至高の1作。感情で読む小説。3.6

    さとこと清和がとことん大人な対応。

    体育館裏でヒカリが巧と話す際に、中絶したとの誤報を受けて謝罪から入った巧の言葉に誤ったことはなくてちゃんとヒカリに向き合っていたけど、ヒカリはすでに妊娠という大人の階段を登ってしまっており、目の前の大好きで、広島でずっと会いたいと焦がれていた男が、驚くほど子供っぽくみえてしまうことにリアルを感じた。
    会話文からは、ひかりが呼び出したにもかかわらず投げやりな言葉で退廃的なものになっており、その場面だけのくりぬきなら自分勝手だと評してしまいかねないところも、出産前に

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    2026年05月28日
  • ぼくのメジャースプーン

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    ネタバレ

    #わたしの講談社文庫
    気になって購入。

    罪、復讐、罰がテーマだと思った。
    無垢で純粋な子どもの視点、紆余曲折あり苦労してきた大人の目線から、それらを話し合っていくところはとても面白かった。

    先生が恐らく前作ありきの存在なんだなーってところが、読み進めれば進むほどネタバレをくらっているのか?前作の話をしているのでは?前作のその後の話?知っていればその後こんなふうに生きてきたのかって感動するの?と悶々とした。ただ、魅力的なキャラクターたちが一冊だけで終わってしまうのは寂しい、もっと色んな作品に出てきてほしい!と常々思っているので、辻村さんの本と本同士が少しずつ関わり合っているところはとても好き

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    2026年05月25日
  • この夏の星を見る 上

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    ネタバレ

    コロナのあの時代、人との関わりが絶たれて自分もいろんなことに悩んだことを思い出した。
    懐かしいと思えるくらいに過去の出来事になって良かった。
    それと、宇宙飛行士の花井うみかさんの言葉が、好きを手放そうとしている自分に刺さった。たとえ仕事にできなかったとしても、良い付き合い方を見つけていきたい。
    遠い場所の人たちと星を通して繋がる。とても心が熱くなる小説だった。青春だった。

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    2026年05月25日
  • ふちなしのかがみ

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    5つの短編どれもゾワゾワします
    怪談、ホラーなのだけど普通のとは明らかに違う世界観でミステリーホラーって感じです
    毎回思うけど辻村さんは子供の頃の記憶が鮮明にのこってるのかな?
    読んでると今まで思い出したこともない子供の頃の感覚が蘇る
    しかも男の子の心理は経験ないはずなのに…

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    2026年05月25日
  • 闇祓

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    じゎっと怖いホラー小説です。辻村深月さん、すごい!さすがです。「カミハラ」って、この題名、よく付けた。

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    2026年05月24日
  • ツナグ 想い人の心得(新潮文庫)

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    ネタバレ

    いきなり前作のキャラ登場。
    しかも、一番気になっていた嵐。
    傷を抱えながらも生きている姿が尊い。

    ツナグの力を必要としない回があるのが、とても良い。
    読んでるうちから「こっちから言っちゃうの?違うんじゃない?」とハラハラしていたけれど、
    自分で歩き出すのが素晴らしい。

    現実にツナグは(たぶん)いないのだから、自分で歩き出すしかないよなぁ。
    それを、この設定のこの作品で書いちゃうのが最高。

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    2026年05月24日
  • ぼくのメジャースプーン

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    ネタバレ


    タイトルから想像できないほどの深い小説でした。

    主人公がメジャースプーンを持って、ずっと計っていたのは罪の重さじゃないんだろうか。
    それは犯人に対しての憤りと、意図せずにして、好きな子に辛い目に合わせてしまった自分への怒り、罪悪感。

    ぐちゃぐちゃな気持ちで決心した選択は、大人さえも欺いて決行してしまった。子どもは侮れない。

    だけど、子どもが故の無知、軽率さで他の人を悲しませるところだった事に後から気づく視野の狭さは正しく子どもだった。

    子どもの無知が故の、世界が狭いから故の選択の壮絶さと、ひたむきな気持ちに気づいたら泣いてしまう。そんなお話でした。

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    2026年05月24日
  • スロウハイツの神様(下)

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    ネタバレ

    まぁ、なんていうかあらゆる物語のテーマは結局愛だよね か!
    人は人に救われて、どうしようなく愛してしまう。
    最終章でのチヨダコーキの不器用に精一杯人を想う姿は、ああこういうことだよなぁって大切なことを思い出させてくれるような、そんな温かくて少し恥ずかしくて鼻の奥にツンとくるような素敵な物語でした。
    コーキと環の交わってきたタイミングの描写が本当に美しい。お互いがお互いを必要とする形から、自立して愛となる。なんか凄くいい!

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    2026年05月24日
  • サクラ咲く

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    ネタバレ

    3作品繋がっていないようで繋がってた
    美晴と朋彦、海野とマチ…
    サクラ咲くから時間が経った世界で一番美しい宝石でマチが本好きで変わって成長できたなってかんじられた
    朋彦も未来から来た友人の為に薬の研究してたんだなって3作目にわかってエモい

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    2026年05月23日
  • 盲目的な恋と友情(新潮文庫)

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    ネタバレ

    装丁に惹かれて購入
    まぁなんと可愛らしい表紙..と思いきや
    中身は愛憎渦巻くドロドロ劇場

    前半は才色兼備な主人公目線の恋愛話
    後半は前半の主人公の友達目線
    ルームシェアをしてた容姿コンプレックスを
    拗らせまくった自己愛天元突破女子

    ちゃぶ台返しの帯を見てから読んだので
    ある程度転がされる覚悟はしてましたが
    まぁそこまでは..という感じです
    でも、最後の方は読んでてうわっ怖〜〜と
    声は出ました笑

    2時間ちょいで一気読みできたので
    なんか暇!な時にはオススメです

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    2026年05月23日
  • ツナグ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    「親友の心得」「待ち人の心得」が特に印象に残った。
    親友の事故に自分の悪事が絡んでいたのかどうか気になる主人公の葛藤。口封じのためにツナグを使ったのだが本題に触れることはできなかった。再会の後の伝言は悪事を見られていたことを示唆していて、重くのしかかることに。どきっとした月末。
    「待ち人の心得」上京した子との恋愛。まさにアニメのような展開ではあるが、7年間待ち続けた主人公は報われたのではないだろうか。主人公と出会うまでと、行方不明になった経緯、そして彼女の真意が分かると感動的だった。この2話は本当によく出来ていた。

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    2026年05月23日
  • 盲目的な恋と友情(新潮文庫)

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    辻村さんの作品は、かがみの孤城を映画で見たことはありますが、小説は初めて読みました。
    蘭花と留利絵の2つの視点から、女性の世界の生々しい感じが強く感じられ、恋や友情はこんなにも人を盲目的にさせることがあるんだなと思いました。
    私には今のところ、この2人のような経験はありませんが、辻村さんの文章から2人の様々な感情が伝わってきました。
    かなりダークな作品でしたが、読み応えがあって面白かったです。

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    2026年05月22日
  • 噓つきジェンガ

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    ふとしたきっかけで詐欺行為に関係した人々を描く3つの短編。
    決して気分の良い話ではないのに、ハラハラと登場人物の行く末が気になりました。話の展開が本当に面白い。
    人って、弱い時もあるけど、強かに生きていくしかないんですね。

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    2026年05月22日
  • 噓つきジェンガ

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    息子の進路を心配し、息子が頑張っているからこそ、信じられないからというよりは、息子の為を本当に思って、特別試験を受けさせる。その親心を狙った詐欺。
    コロナ下で大学に行くことも、アルバイトをすることもできない子を使った、ロマンス詐欺。
    夢を追いかけて、でも現実はそんな生ぬるくはなく、共感してその人を知って、その人を理解して、その人になり切ってしまう、詐欺。

    闇バイト、というほどではないのかもしれない。でもうまい話には裏がある、と子供には知ってほしい。その裏には怖い人たちがいることを。その人たちは、人を追い詰める労力は惜しまないことを。

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    2026年05月21日
  • 闇祓

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    転校生にずっと見られている、主人公。それを助けてくれたイケメンの部活の先輩。元々好意を持っていた。
    元々好意を持っているかどうかで、同じ行動をしてもとらえ方は全然違う。

    そういう人っていると思う。
    この人とこの人がかかわってしまったがために、悪くなってしまったんだ、ということも現実にはある。
    ちゃんと読んでればかなり早い段階で気づけたのに、と少し悔しい。

    周りを不幸にする性質の、それが生きがいというのでもない、それが当たり前な家族。
    まわりではどんどん人が死に、自分に危険が及ぶと、身を捨て乗り移る。
    そういう、イキモノ。

    素質があって、取り込まれてしまって、本来のその人の人生が奪われる。

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    2026年05月21日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(下)

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    読み返したい、という気持ちが強かった。
    どこからその話してたっけ、どこにも名前は出てなかったんだっけ、と。
    読み返す体力はないけど。
    悲しいけど、すごくいいラストだった。

    虐待というのは傷が残るし、すべてをゆがめてしまう。
    実の親からのそれはより重いだろうし、そのあとの虐待もずっと思い。
    なぜ、自分が、と思うよね。何も悪くないんだよ、と伝えたい。
    あなたは何も悪くない。

    望んで産まれてきたわけではないのに、その特性を兄弟と比べて劣っていると、産むか産まないかを判断でいた人がそれを押し付けるなんて。そんなことはあってはならない。それをしつけだなんて、呼んではいけない。
    子どもは、所有物ではな

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    2026年05月21日