辻村深月のレビュー一覧

  • ぼくのメジャースプーン

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    大切な人を守りたい、と簡単に言葉には出来るが本当に守るとは?を考えさせられた。また、人を守るように見えて自分のためなのかも?と思うこともあるなと、深く考えさせられる本だった。

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    2025年10月31日
  • 本日は大安なり

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    ネタバレ

    これすごく好きだった。仕掛けとハッピーエンド的な感じ?まあ、不穏がたくさんではあったけど笑
    でもなんかよく考えたらあんま覚えてないかも
    また見てみよー

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    2025年10月30日
  • ツナグ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    全部ハッピーエンドで終わるというありがちな展開ではなくて少し驚いた。

    歩美の両親が仲良し夫婦でよかった。

    自分が使者に頼むことができるとしても、誰に会うか悩んで決められなさそう。

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    2025年10月30日
  • ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。

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    いつも笑って、何があっても一緒だった親子。何があったのか、周りはどのような感じていたのか。
    刻一刻と時間が流れる中で、見えてくる関係性に驚きました。
    素晴らしいの一言!

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    2025年10月30日
  • 冷たい校舎の時は止まる(下)

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    辻村深月さんの本は、とても繊細で、また登場人物に繊細な子が居ると、その子の気持ちがダイレクトに伝わるので正直元気な時でないと読めないです。

    特にこの作品に出てくる登場人物、辻村深月(作者さんと同姓同名ですね!)も繊細さんで……彼女の辛い気持ちも痛いほど分かる。だからこそこの本を読むのは凄く苦しかった…。
    作家の辻村深月さんがどういう意図でこの作品に「辻村深月」という登場人物を出したか。
    わたしはこの辻村深月は作家の辻村深月さんと似ているからではないか、と思いました。作家の辻村深月さんもとても繊細で傷付きやすい方なのではないか、と。だからこの方の作品は元気な時でないと読めないんだな、と思いまし

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    2025年10月29日
  • 盲目的な恋と友情(新潮文庫)

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    辻村作品読み続けキャンペーン中。
    一番怖い作品かも。

    ルリエが怖い。
    人に価値を置きすぎると危険。

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    2025年10月29日
  • 盲目的な恋と友情(新潮文庫)

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    恋も友情も盲目的になればなるほど醜いし、でも醜いほど想うからこそ、読者の情動を大きく揺さぶるんだなと感じた。
    個人的には崩れていく人間、人生を描いた生々しさが、憐れですごく好みだった。
    恋と友情の2部構成で、主人公が変わるため、友情を読んで恋を読みなおすとまた違った感じ方ができて面白い。

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    2025年10月29日
  • オーダーメイド殺人クラブ

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    ネタバレ

    ここまで全力で中二病に突っ走る人は滅多にいないだろうし、登場人物の中でもアンは特別。
    それっぽく見える徳川もアンが好きだから合わせていただけと感じる部分もあり……
    本題の中二病もだけれど、そんな状態からあっさり卒業する切替の早さもすごくて名前の由来になった赤毛のアンとどこか似てる。

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    2025年10月29日
  • はじめての

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    しばらくぶりに、やっと本を読み終えた。そんな今の私に、ぴったりの本だった。今度ははじめて..じゃなくなるけど、また、出会えるよね?

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    2025年10月27日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(下)

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    ネタバレ

    これはやられました。
    終盤での盛り上げが凄まじい。

    序盤はひっかかるところが多かった。
    同じ段落で主語が変わることがあるのが分かりづらい。
    鉤括弧内での改行が多用されているのも読みづらい。
    彼や彼女が誰を差しているのかがわかりづらい

    そして、iの正体。
    月子か?違った。恭司?違う。秋山先生でも狐塚でもない。
    浅葱が乖離性同一性障害。読めたし、少しチープに感じた。
    これが決定打だと思った。

    ところが。
    月子が妹という叙述トリック、上原愛子の関わり、赤川翼、そしてラストの恭司と浅葱。
    すごすぎた。ここまで練り上げて超長編としてまとめ上げた、若き辻村深月さんに脱帽した。

    時たま、キレッキレの

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    2025年10月27日
  • 青空と逃げる

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    「傲慢と善良」のあとがきで存在を知ったこの作品。普段殺人事件を扱うミステリーしか読まないが、かなり面白かった。傲慢と善良に登場する真実が本の数行、当作品に存在していたことを確認できて嬉しくなりました。辻村深月さんの作品は他にも「朝が来る」を読んだことがあるのですが、傲慢と善良に続いて読んでいて心がジーンと来るような描写がとても上手だと感じた。本当に面白かった。別作品も探して読んでみようと思う。

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    2025年10月27日
  • 名前探しの放課後(上)

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    ネタバレ

    3ヶ月前にタイムスリップ。
    同級生の自殺を止めるべく仲間たちと奮闘する。
    いじめの描写があるものの、それ以外は前向きな学園物語な雰囲気で読みやすい。
    印象的なのは終盤の水泳の場面。
    あすながいつかに対して「別の世界に住む人間」だと壁を感じて絶望するところがリアルで鳥肌が立った。

    僕のメジャースプーンと繋がっているらしく、そちらから読めばよかったと後悔しているがもう遅いですね。
    とにかく後半が楽しみ!

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    2025年10月26日
  • 名前探しの放課後(下)

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    ネタバレ

    本当に死ぬ予定なのは誰かは上が終わるくらいにわかったけど、最初から全員で騙しにかかってるとは思わなかった。演技うますぎ

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    2025年10月25日
  • 盲目的な恋と友情(新潮文庫)

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    最初の章を読み終える直前、ドロドロとした恋愛小説と思いましたが、そこからの展開に驚き。そこからはどんどんページが進んでいくような作品でした。登場人物それぞれの「盲目的」が、様々な視点で描かれ、どこか共感してしまう部分があるような。ないような。

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    2025年10月25日
  • 琥珀の夏

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    さすが辻村深月。心理描写が上手で、心をえぐられるような感覚になった。幼い頃特有の友人関係の悩みや、大人への嫌悪感をこれほどまでうまく表現できるんだ、と読みながら感心してしまった。長いけれど読んでよかった。

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    2025年10月25日
  • この夏の星を見る 上

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    読みやすく爽やかな感動が残る本だった。
    中高生の思いや視点の描き方は、さすが辻村深月さんらしいもので、深くありながら読みやすい。
    つい数年前なはずなのに、コロナ禍の空気をもう忘れてしまっていたんだなと、改めてこの本を通じて思い出した。

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    2025年10月25日
  • かがみの孤城 上

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    悩みのなさそうな人も、それぞれ何かと闘っている。正論ではなく理解をしてほしい。分かって欲しい。こころの変化に感動しました。下巻が楽しみです。

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    2025年10月25日
  • 朝が来る

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    物語の最初と終盤が繋がるのがわかりやすくて面白くていいと感じた。
    「ちびたん」「この景色を覚えておこうと思った」
    海辺での場面が印象に残っている。
    しかも、物語の最後にその場面がそう一回回想されるのでそこは泣けるシーン!

    オーディブルならではの感動を味わえた感じがする。
    ナレーションの人グレイト‼️

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    2025年10月24日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(上)

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    辻村深月の2作品目。
    デビュー後の初作品で上下巻の大作。さすがです。

    ただ、冷たい校舎〜で感じた読みづらさを冒頭から感じた。
    描写が詩的というか、抽象的というか。場面を想像するのにエネルギーを使う。
    過去形よりも現在形が多いのも特徴。最近の作品からは感じないから、書きまくってるうちに彼女の文体が完成していったんだろうか。

    やはりアラは見える。
    ・教授と学外でも会うくらい親しくなる理由が不明
    ・時が2年経過しているのが分かりづらい
    ・三人称多視点における視点の変化が多いように感じて読みづらい

    でもそれを吹き飛ばすほどに入り組んだストーリーと人物の深掘り。
    藍と翼の公園のシーンには心震わされ

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    2025年10月24日
  • 鍵のない夢を見る

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    なんとも言えない不快な感じが読後感として残った、それぞれの話は引き込まれてしまい、途中では止められない感じだったが、暗い気持ちが揺さぶられた

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    2025年10月24日