辻村深月のレビュー一覧
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盲目的な恋は想像つく。
でも、盲目的な友情ってなに?って思ってた。
怖すぎる。
恋も友情も視点が違うだけで、こんなにも変わるのか!おもしろい!
確かに、友情に重きを置いて考えたことなかったし、私の周りでも聞いたことがなかった。
今までどんな友達がいて、親友は誰で、何人の友達がいるのか。
相手は私のことをどう思っているのか。
パーティー会場のトイレで聞いたこと。
美波を忘れられるのは寝る前だけ
いかに美波を意識しているかすごく現れてるセリフだと思う。
ここまで狂わせる恋も友情も怖い。
誰も幸せにならない。
けど、海外を止められて幸せなのか?
大好きな友の幸せを壊し、本人だって今後、警察 -
Posted by ブクログ
2009年(発出2006年) 520ページ
とても深いこのお話。主人公のぼくが小学四年生といって侮ってはいけません。ぼくと秋山先生の、禅問答のような、あるいはソクラテスとの対話のような哲学的な会話が、理解が難しいのです。また、『条件ゲーム提示能力』の定義、細かいルールなど、こちらも理解が難しい。じっくり腰を据えて読んでね、と言いたいのですが、中盤のテンポが少し悪いのが欠点かな。秋山先生との答えの出ない会話が延々と続きます。しかし、考えさせるお話でした。心理学を学んでいるような気分。ぼくは、『ダブルバインド』を使うことになりますが、心理学のダブルバインドとは少し意味が違いますね、
エンディン -
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ネタバレ『噛みあわない会話と、ある過去について』は、過去の記憶の齟齬がもたらす人間関係の不穏さを、静かに、そして容赦なく浮き彫りにする短編集である。各物語では、かつての知人や関係者たちが再会し、過去の出来事について対話する場面が描かれる。しかし、そこで交わされる言葉は、決して噛み合うことがない。
本作で描かれているのは、話し手の無自覚さと、受け手の内面に残り続ける深い傷という、容易には解消されない認識の隔たりである。多くの場合、話し手に明確な悪意はなく、むしろ相手への配慮や善意として過去の行動を記憶している。しかし、受け手はその無自覚な言動によって深く傷ついており、時を経て、その感情が静かに、そし -
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Posted by ブクログ
ネタバレ主人公理帆子は
お父さんの失踪とお母さんが入院してからの
2年間でどこか壊れてしまってるんだろうなって
印象
別所あきらという不思議な魅力の持ち主が出てきたり
若尾というなにもかもぶっ壊れてる元彼が出てきて
理帆子ちゃん大丈夫かな?とひやひやする場面が結構あった
終盤に行くまで結構地味ではあるんだけど
なぜか読んじゃう魅力はあった
別所さんとの会話なんて高校生じゃできないような
頭のいい会話をされておるなーと思った
終盤は多恵さんと郁也くんが出てきて
急に明るくなったのもあり読むテンポも早くなり
ラスト付近で起こる事件からは
展開の先行きに釘付けで流れるように
読み進めてしまった
現実 -
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Posted by ブクログ
少し、ファンタジー。そう思って読んでいなかったので面食らう部分があったが、最後は泣かされてしまう。この本面白かったよと、人に薦められる小説ではなかったかなと思う。
上に書いたように最後は泣かされるが、途中は読んでいてイライラするし、焦ったい。
理帆子の喪失と存在の物語。
解説には逆のことが書いてあったが、誰もが自分を理帆子に重ねられるのではないか。他人を下に見て、どこにいても楽しくない。それは自分を守るためで、真っ直ぐにぶつかっていって傷つくのが怖い。
「それでも、私は、あんたが死なないで良かったと思ってやる」(p.495)はどういう意味なのか、なぜこれが呪いの言葉なのか。若尾は呪われ