辻村深月のレビュー一覧

  • 神様の罠

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    ネタバレ

    6作ともとても面白かった。短編なので普段読まない作家さんの作品もサクッと読めたのが良かった。
    印象に残ってるのは乾くるみさんの夫の余命。さすが乾くるみさんって感じで読み返すと2度面白いと思った作品でした。

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    2026年09月16日
  • 神様の罠

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    コロナ禍のお話がいくつかあり、自宅待機してた頃の気持ちとか思い出しました。
    「2020年のロマンス詐欺」が特に。孤独な環境から闇バイトに引き摺り込まれる様子が、まさにこんな感じなのかも、と思わされました。

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    2026年09月16日
  • かがみの孤城

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    斬新な設定、凝ったストーリー。心が傷ついたことのある子の心情がリアルに描かれていた。まだ未熟な人間関係において、誰かを傷つけたり誰かに傷つけられる学校社会を生きる現代の子どもたちにも読んでもらいたいと思った。

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    2026年09月16日
  • 青空と逃げる

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    「善良と傲慢」を読んだ後、気になったので読んでみました。マスコミのしつこさと、他人からの目を気にする生きづらさを感じました。
    いろんな土地の方言や土地柄が感じられるのも良かったです。

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    2026年09月16日
  • この夏の星を見る 下

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    いや〜青春!
    この一瞬の煌めきに全力投球な感じ、大人になった自分にはもう経験できないんだろうなあ。
    爽やかで晴れやかな、とても良い青春小説でした。

    メインのスターキャッチコンテスト2回目、せっかく参加校52校にまで増えたのに、規模に対して少しあっさり書かれていたのでもう少しじっくり読みたかったとも思いついも、各校の当日を迎えるまでのワクワク感、当日の高揚感、みんなで同じ空を見上げているんだという興奮が伝わってきて、激しい感動というよりは、じわじわと心に湧き上がってくるものがありました。
    感動的な一文が印象に残るとかではなく、ストーリー全体を通して感動がある、そんな感じ。

    亜紗と凛久みたいな関係、羨ましいな〜
    第三者的には好きなんでしょ?付き合っちゃえばいいのに!ってもどかしく感じて恋愛に結びつけたくなってしまうんだけど、2人にはこれからもずっとこの関係でいてほしい。

    夏も終わりかけだし雨続きという時期で、完全に読むタイミング間違えてて悔しい。
    一緒に夏の星空を見上げたかった。

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    2026年09月16日
  • レジェンドアニメ!

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    ハケンアニメのスピンオフ作品集。アニメを作るって本当に大変な事なんだなぁ!って思う。作者のV.T.Rの本の話がでて来たり上手く絡んでくるところが流石です。ハケンアニメ2とか出ないかなー(^.^)

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    2026年09月16日
  • 朝が来る

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    最初すごく惹き込まれて、しかも養子縁組といった興味深いテーマを絡めていて、読み進める手が中々止まらなかった
    そして残り半分は中学生で妊娠し朝斗を産んだひかりの半生を克明すぎるほど描いていった
    目を背けたくなるくらい理不尽な現実が襲ってきて、最後ら辺はとても感情移入してしまって胸が苦しくなった
    けど最後の最後でさとこさんに見つけてもらい絆を繋げることができた 読み始めた当初はこんな展開になるとは思わず驚愕したと共に読後感は良かった、そんな不思議というかなんとも形容し難い作品でした

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    2026年09月16日
  • 噓つきジェンガ

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    3つの詐欺(ロマンス詐欺、受験詐欺、サロン詐欺)に関する短編集で詐欺師側と被害者側の目線で物語が描かれている。ちょっとしたことから物事に拾集がつかなくなったり、嘘に嘘を塗り重ねたり、弱みにつけこまれたり、どれも些細な出来事がきっかけで詐欺に発展するのだが、人の愚かさや脆さが細かく表現されてて面白かった。あと詐欺の話なのにどの物語も読み終えた後に不快感みたいなものは感じなくて不思議だった。

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    2026年09月15日
  • この夏の星を見る 上

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    マスク生活、ソーシャルディスタンス、緊急事態宣言…
    そんなこともあったなあ、ともはや懐かしくも感じます。

    大人は大人で大変だったけれど、コロナ禍の学生はこんなに未知のウイルスにも世間にも振り回されていたのか。
    部活、修学旅行、文化祭、など学生にとって思い出の大きな一部になるイベントが軒並み中心されていく中で、きっとすごく悔しい思いを数えきれないくらいして、だんだん諦めの気持ちも湧いてきてしまったんだと思う。
    そんな時代に、今しかない時間を精一杯過ごす学生たちの姿がすっごく眩しい。
    友達との何気ない会話とか、なんかもう全てが輝いてる。
    青春のど真ん中にいるとなんてことない日常のように感じるだろうけれど、大人になった作中の子たちが大人になって、振り返ってみたときにからかけがえのない日々だったと懐かしく思ったり、頻繁に会えなくてもたまに連絡取り合うくらいの付き合いが続いてらたりなんかもしてくれたらいいな〜とか思ったり。

    離れた場所でも同じ目的で繋がり、同じ空を見上げ、星を探すことができるんだ。
    人との繋がりって、物理的な距離だけじゃないんだなと、当たり前のことだけどこの作品で改めて教えてもらえました。

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    2026年09月16日
  • 凍りのくじら

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    辻村深月さんの作品を読むのは、『本日は大安なり』『ぼくのメジャースプーン』に次いで3作目になります。
    有名なプロカメラマンを父に持つ娘が主人公で、高校2年生の出来事が描かれています。
    冷めた心を表に出さず、優しい良い子を演じていたことが、心を壊してしまった元彼に、とんでもない行動を起こさせることになります。殺人事件ではないのですが、実はこの作品はミステリーであり、伏線の回収も見事だと思いました。
    終盤からは手に汗握る展開となりましたが、最後はハッピーエンドとなり、読後は満足感に浸ることができました。
    手元には『島はぼくらと』がありますので、次の作品も楽しみです。

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    2026年09月15日
  • かがみの孤城

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    今頃読みました。ここまで深く考えられているストーリー。素晴らしい。特に最後の7人プラスオオカミとの繋がり。素晴らしい繋がりでした。このような本を書いてくださってありがとう。もっと早くに出会いたかった。

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    2026年09月15日
  • 鍵のない夢を見る

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    短編だけれど、それぞれの話が深く読み込めて世界観に没入することが出来た作品でした。

    君本家の誘拐は、私自身子供が1歳半になるまでママ友もおらず夫の帰りは遅い、狭いマンションで子供と二人きり孤独な育児をしていた経験があるので自分もこうなっていたのではないかとドキドキしてしまいました。

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    2026年09月15日
  • 盲目的な恋と友情(新潮文庫)

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    面白かった。特に『友情』パートが、どんどんいろんなものがめくれていく感覚が痛快で、ぐいぐい読み進めてしまった。。

    『恋』パートを読んでいる時は、もちろん蘭花視点だからってのもあるけど、留利絵が本当に思っていること、考えていることなんてのは全然分からなくて、すごい自立してるように見えたし(特に、恋に対して、「そういうのは、もういいんだ」と言っていたところとか)、他人の本心なんてのは推し量れないんだなと感じた。

    幼い頃の経験やそれに付随した感情は、ずっと肚に残り続ける。留利絵は、小学生時代に四宮や自分を笑う女子たちや、父親から植え付けられた価値観やそこで思い込まされた自分のステージにずっと取り憑かれているし、そこで引かれた線の向こう岸に行くことが全てだと思い込んでいる節がある。自分でステージや線を決めるのではなく、他人に決められたそれらを軸にしているから、自他境界が曖昧になっていく。
    茂実の、「誰にもきちんと執着されたことがないから、友達のことをまるで自分のことみたいに躍起になるんだよ。気色が悪いね」という発言は、残酷ながらもあまりにも留利絵の本質を突いており、そしてそれが不意に訪れるもんだから、凄く仰天してしまった。

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    2026年09月14日
  • かがみの孤城 下

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    何気ない一言にハッとさせられる。大人の心にも深く刺さる大傑作

    子供たちが抱える生きづらさや葛藤が本当にリアルで、途中で本を置くのが惜しくなるほど没頭してしまいました。ファンタジーのような設定でありながら、描かれている感情の機微があまりにも生々しく、何度も胸が締めつけられます。
    特に印象的だったのが、ウレシノが自分の名前(ハルカ)を恥ずかしがって苗字で自己紹介していた場面です。自分自身、将来子供を授かったら男女どちらでも使える中性的な名前にしたいと思っていたのですが、「子供側からしたら、そうやって悩むこともあるのか」とハッとさせられました。小説の物語として面白いだけでなく、自分の価値観や将来のことまで深く考えさせられるきっかけになりました。

    不登校や居場所のなさをテーマにしつつも、最後には温かい光が差し込むような素晴らしいストーリーです。
    子供はもちろんですが、かつて子供だったすべての大人の心に寄り添ってくれる、生涯大切にしたい一冊になりました。

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    2026年09月14日
  • かがみの孤城 上

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    何気ない一言にハッとさせられる。大人の心にも深く刺さる大傑作

    子供たちが抱える生きづらさや葛藤が本当にリアルで、途中で本を置くのが惜しくなるほど没頭してしまいました。ファンタジーのような設定でありながら、描かれている感情の機微があまりにも生々しく、何度も胸が締めつけられます。
    特に印象的だったのが、ウレシノが自分の名前(ハルカ)を恥ずかしがって苗字で自己紹介していた場面です。自分自身、将来子供を授かったら男女どちらでも使える中性的な名前にしたいと思っていたのですが、「子供側からしたら、そうやって悩むこともあるのか」とハッとさせられました。小説の物語として面白いだけでなく、自分の価値観や将来のことまで深く考えさせられるきっかけになりました。

    不登校や居場所のなさをテーマにしつつも、最後には温かい光が差し込むような素晴らしいストーリーです。
    子供はもちろんですが、かつて子供だったすべての大人の心に寄り添ってくれる、生涯大切にしたい一冊になりました。

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    2026年09月14日
  • この夏の星を見る 下

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    仙台育英の監督が「青春ってすごく密なので」って言ってましたもんね。
    ソーシャルディスタンスとかリモートでのコンテストで距離は離れていても、きっとすごく密な時間だったんだろうなと感じた。自分の好きなことを大事にしていこうと思った。とりあえず星を見たい。

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    2026年09月14日
  • 盲目的な恋と友情(新潮文庫)

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    ネタバレ

    見方によって真実が異なり、
    なんというかリアルさみたいなところが描かれており面白いはんめん、重くはあります。。

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    2026年09月13日
  • 冷たい校舎の時は止まる(下)

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    とにかく面白かった!
    誰が自殺したの?誰の頭の中なの?みんなどーなっちゃうの?あっという間に読んでしまいました。
    みんなそれぞれ想いがあって、何も悩んでない人なんていない。仲良くても言えないこともあるよね。

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    2026年09月13日
  • かがみの孤城

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    そうかな?と思ってた通りの部分と
    あ!そっち!?ってなった着地が綺麗に作られた一冊。
    不登校とか居場所がないとか今悩んでる人が読んだら救われるのかなぁ?それとも現実に戻ったときにしんどくなるのかなぁ?
    何かに没頭できる時間って救われる瞬間にもなるはずだから色んな人に読んでほしいな


    分厚いけど

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    2026年09月13日
  • この夏の星を見る 上

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    この間初めて一緒に飲んだ人が学生時代にスターキャッチコンテストをやっていたと聞いて、調べてるときにこの本を知りました。
    コロナ初期の訳も分からずどうにもできないもどかしさが当時を思い出させます。自分は社会人だったからいつかは落ち着く、時間が解決してくれると思って耐えれましたが、中高生みたいな卒業まで期限付きの身分の人たちは登場人物たちみたいに辛かっただろうなと。
    制限された日常のなかでできることを探しながらコンテストにむけて日本各地で動き始めた学生たち、下巻も楽しみです。

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    2026年09月13日