辻村深月のレビュー一覧
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ネタバレ責任、世間、置かれた現状で生きることについて考えさせられる至高の1作。感情で読む小説。3.6
さとこと清和がとことん大人な対応。
体育館裏でヒカリが巧と話す際に、中絶したとの誤報を受けて謝罪から入った巧の言葉に誤ったことはなくてちゃんとヒカリに向き合っていたけど、ヒカリはすでに妊娠という大人の階段を登ってしまっており、目の前の大好きで、広島でずっと会いたいと焦がれていた男が、驚くほど子供っぽくみえてしまうことにリアルを感じた。
会話文からは、ひかりが呼び出したにもかかわらず投げやりな言葉で退廃的なものになっており、その場面だけのくりぬきなら自分勝手だと評してしまいかねないところも、出産前に -
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ネタバレ#わたしの講談社文庫
気になって購入。
罪、復讐、罰がテーマだと思った。
無垢で純粋な子どもの視点、紆余曲折あり苦労してきた大人の目線から、それらを話し合っていくところはとても面白かった。
先生が恐らく前作ありきの存在なんだなーってところが、読み進めれば進むほどネタバレをくらっているのか?前作の話をしているのでは?前作のその後の話?知っていればその後こんなふうに生きてきたのかって感動するの?と悶々とした。ただ、魅力的なキャラクターたちが一冊だけで終わってしまうのは寂しい、もっと色んな作品に出てきてほしい!と常々思っているので、辻村さんの本と本同士が少しずつ関わり合っているところはとても好き -
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ネタバレ
タイトルから想像できないほどの深い小説でした。
主人公がメジャースプーンを持って、ずっと計っていたのは罪の重さじゃないんだろうか。
それは犯人に対しての憤りと、意図せずにして、好きな子に辛い目に合わせてしまった自分への怒り、罪悪感。
ぐちゃぐちゃな気持ちで決心した選択は、大人さえも欺いて決行してしまった。子どもは侮れない。
だけど、子どもが故の無知、軽率さで他の人を悲しませるところだった事に後から気づく視野の狭さは正しく子どもだった。
子どもの無知が故の、世界が狭いから故の選択の壮絶さと、ひたむきな気持ちに気づいたら泣いてしまう。そんなお話でした。 -
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転校生にずっと見られている、主人公。それを助けてくれたイケメンの部活の先輩。元々好意を持っていた。
元々好意を持っているかどうかで、同じ行動をしてもとらえ方は全然違う。
そういう人っていると思う。
この人とこの人がかかわってしまったがために、悪くなってしまったんだ、ということも現実にはある。
ちゃんと読んでればかなり早い段階で気づけたのに、と少し悔しい。
周りを不幸にする性質の、それが生きがいというのでもない、それが当たり前な家族。
まわりではどんどん人が死に、自分に危険が及ぶと、身を捨て乗り移る。
そういう、イキモノ。
素質があって、取り込まれてしまって、本来のその人の人生が奪われる。 -
Posted by ブクログ
読み返したい、という気持ちが強かった。
どこからその話してたっけ、どこにも名前は出てなかったんだっけ、と。
読み返す体力はないけど。
悲しいけど、すごくいいラストだった。
虐待というのは傷が残るし、すべてをゆがめてしまう。
実の親からのそれはより重いだろうし、そのあとの虐待もずっと思い。
なぜ、自分が、と思うよね。何も悪くないんだよ、と伝えたい。
あなたは何も悪くない。
望んで産まれてきたわけではないのに、その特性を兄弟と比べて劣っていると、産むか産まないかを判断でいた人がそれを押し付けるなんて。そんなことはあってはならない。それをしつけだなんて、呼んではいけない。
子どもは、所有物ではな