辻村深月のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
マルチとかの話が興味がある。
そんなわけで、最初の話がテーマ的に一番自分好みだった。
嘘がバレたその後のほんわかは要らないなってなんとなく思ったけど、あれがないと後味が悪いのかなとも思う。
二話目の受験の話はちょっと興味ないかも、
と思いつつ結果面白かった。この場合後半の方に行くに従って自分の中で盛り上がってくる。
一話目は最初からおもろい、二話目は最後の方見るとスッキリする。
あれ?
三話目も二話目とおんなじ感想。
全部最後は嘘の答え合わせみたいな話があって救いがあるな〜と思った。
初めて辻村深月さんの作品読んだけど
結構どろどろ救いのないダークな作家さんではないのかなと思っ -
Posted by ブクログ
「子供のまま大人になる」
どの本かは忘れたけれど、辻村さんが使っていたこの言葉がいちばんに思い起こされた。まともな人生経験を積まず、世間知らずなひかりは子供っぽいけれど、妊娠、出産の過程で我が子への愛情と、周りの人からの冷たい視線や当事者意識の低さを学んだ彼女は、「ああ、成長したんだな」と思わずにはいられなかった。ひかりにとっての"朝"は、もしかしたら、あの最後のシーンなのかもしれない。
佐都子、清和夫婦が放った、「あの子の____私たちのお母さんは、」という言葉が忘れられない。6年間も両親として生活してきたのに、実親に対する敬意を忘れない2人の姿勢には、感動させられた -
Posted by ブクログ
ネタバレ読み進めるほどにどんどん面白くなっていった作品だった。
これまであまり意識してこなかったが、「天文って楽しそうだな」と感じながら読むことができた。
「誰も悪くない、コロナが悪い」という状況には強く共感した。理不尽な状況の中で、どうしようもない感情を抱えることは多いと感じる。
しかし、コロナ禍だったからこそ生まれた出会いや経験があるという点も印象に残った。ただ環境のせいにするのではなく、その中で何をするかによって意味は変わるのだと思う。
この作品を通して、どんな状況であっても、自分の行動や選択次第で前向きなものに変えていくことが大事だと感じた。