辻村深月のレビュー一覧

  • 小説集 筋肉少女帯小説化計画

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    筋肉少女帯のコンサートに行ったっけ…懐かしいです。一緒に行った人たちにこの本の存在を教えたい!知らない曲もあったけど、世界観は筋少。選ぶならやはり福耳の子供かなー。大槻ケンヂさんのは筋少の演奏まで頭の中で蘇りましたよ。そうそう、オーケンって呼んでたわ。藤田和日郎さんの装画も効いてる。

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    2025年06月30日
  • はじめての

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    あまり読んだことのない4人の作家の作品が載っている本でした
    それぞれ4作品どれも特色があって興味深く読むことができました
    そんな中で自分は辻村深月さんの作品が一番好きでした

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    2025年06月30日
  • 島はぼくらと

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    6/25〜6/29

    幼馴染4人組、いいな〜〜〜素敵!
    高校卒業後の4人のストーリーも気になる。続編だしてくれないかな…笑

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    2025年06月29日
  • 琥珀の夏

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    最初から最後まで先が気になってサクサク読んだ。辻村深月さんすごいなー。。子供の自主性を伸ばすために親から離し問答により子供の自分の意見を話させる。。一見良い宗教団体に見えるけれど。。完璧なものってないからね。親の意思で子供も入らなければいけないって宗教の怖さだよね。幼い子供の親がいるのに一緒にいられない寂しさだったり。。麓の子と自分が違うんだって思うことだったり。。宗教団体に入っててもやはり訪れる反抗期だったり。。子供の心情がよく描かれていて楽しかったです。

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    2025年06月28日
  • 島はぼくらと

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    ネタバレ

    瀬戸内にある冴島の物語。
    島で4人だけの同級生、朱里、衣花、源樹、新。みんなタイプは違っても、眩しいくらい素敵な関係性。

    爽やかな青春小説のようで、でも爽やかなだけではない島の現実的な部分も見えてくる。
    島での暮らしの良い部分も悪い部分も垣間見見え、島暮らしや田舎暮らし、場所は問わずともキラキラした部分だけではないなと思わされる。

    登場人物のこれからも続く幸せを願いたくなる。「いってらっしゃい」だけでなく「おかえりなさい」を言えて本当によかった。

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    2025年06月28日
  • 名前探しの放課後(上)

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    久しぶりの辻村深月さん、過去に時間が移ってしまう物語。上巻なのでまだ話は穏やかに進みます。
    いつか、あすな、秀人、椿、天木、河野、あすなのおじいちゃん、この先どうなるのかな。どんな伏線が散りばめられているのか。下巻が楽しみです。

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    2025年06月28日
  • かがみの孤城 上

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    不登校になった中学1年生の女の子の話。ところが鏡の中の世界で7人に増えた。
    それぞれの心に不登校になった理由がある。
    子供の世界の話だけど、この物語を読みながら、あれっ!辻村深月の小説ってこんな感じだったっけ?と以前読んだ2冊の内容を思い起こしながら、だんだんと下巻を読むのが楽しみに。

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    2025年06月27日
  • レジェンドアニメ!

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    アニメ業界の裏側お仕事小説、前作から大分時間が空いてしまってたので人物を思い出しながら読む。
    作者さんの取材が深いのか、アイデアがすごいのかそのまま演出で使えそうなのばかりに驚かされる。普段からちょくちょくアニメは観るので、文面からすぐに変換できたけどホント面白そうに思えてくる。

    ハケンじゃないアニメ
    教育番組でやるアニメ、まず見ないジャンルだけどその奥深さに感心させられた。長くやることに変化はないわけがないけど30年継続できるって素晴らしい。
    また七神さんから和山への引き継ぎ、左近寺先生の7年待ったという心持ちにカッコ良さが響いた。こういうベテランに憧れる。
    前作でも多分思ってたけど劇中作

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    2025年06月27日
  • 名前探しの放課後(下)

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    ネタバレ

    心温まる
    長いけど展開もよかった
    ゆるい伏線もいい感じ
    ぼくのメジャースプーンとつながってるらしいので、そっちも読みたくなった
    周りの人との時間を大切に過ごそうと思った

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    2025年06月26日
  • 琥珀の夏

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    ネタバレ

    田中美夏は2度、懸命に信じているものを他人に踏みつぶされる。そして2度、美夏への真っ直ぐな問いに救われる。

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    2025年06月24日
  • 家族シアター

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    家族は切っても切り離せないものだと思っていた。でも今ではそんなこともないとわかってきた。色んな形の家族がある。それでも、お互いの気持ちを、本音に気づければやっぱり家族っていいものだなあと思う。

    最後の解説で、あのときの感情は取り戻せないようなことが書いてあったが、まさしくそうで、私はまだ実家暮らしで家族との距離は近いけど、家を出たとき、戻るときでは少しだけ違う関係になるのかもしれないなーなんて感じた。

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    2025年06月23日
  • サクラ咲く

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    普段スポットライトの当たらない、目立たない、普通の学生たち。時には思い通りにならない気持ちを抱えながら、不器用に生きている。でもそれは時間とともに変わるもの。生徒の数だけ心があり、人生がある。どれも青春なのだ。

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    2025年06月22日
  • 島はぼくらと

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    胸がきゅっと苦しくなる青春物語だった。冴島で暮らす4人の高校生が、それぞれ苦悩や葛藤と向き合って進んでいく姿が切なくも眩しくて。そして途中に「あの人」が出てきて思わず涙が出てしまった。辻村さんらしい後半の展開に読む手が止まらなかったです…

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    2025年06月21日
  • ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。

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    チエミの感覚が自分に似ていて、苦しくなった。だからみずほちゃんみたいになりたいという感覚にとても共感して読んだ。打算的じゃない人ってどう生きればよいんだろうなと少し虚無になった。

    p164「本当に反抗期がすごかった家は、やり合っちゃった後でもう戻れないんだよ。チエちゃんの家、みんな子供みたい」

    p182 山梨に戻って、チエミと再会したとき、驚かされたのは、彼女たちの圧倒的な関心のなさ、考える力のなさだった。 

    この二文が印象に残った。

    自分の家の事のように思えてドキッとした。僕の家庭環境はチエミ側だろうなと気づかせてもらえた。

    自分の知らない世界に飛び込む事を恐れないようにしようと思

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    2025年06月21日
  • 光待つ場所へ

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    ネタバレ

    樹氷の街が1番好きだった。名前探しの放課後が好きだからってのもあるかもだけど、やっぱこの学生の感じが好き。合唱コンクール懐かしい。樹氷の街、動画で観てみたけどこりゃ難しい!さらっと弾ける松永くんはさすがやし、梢ちゃんには荷が重いなと思った。
    ついにすごろく終わりましたー!!(VTR飛ばしたけど)全部読むつもりなかったけど、途中からは完全にハマって読んでた。辻村さん最高すぎる!ほかの作品も読みたいけど、読み終えちゃうのもさみしいから一旦他の人も読もうかな。

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    2025年06月19日
  • 傲慢と善良(2)

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    色々な方に勧められて読んだ作品。年齢が近くなるにつれて、理解できる部分もあるし、とても現実的だと感じた。

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    2025年06月16日
  • 島はぼくらと

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    情景が浮かぶような描写、海に囲まれた島ならではの風習、しがらみ、未来への葛藤…そしてそれぞれが踏み出した未来…面白かったです

    まさかラストあんな事になるとは…個人的にはそれぞれのその後の恋模様とか気になります

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    2025年06月16日
  • 神様の罠

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    6人の作家の短編アンソロジー。
    巻頭作品、乾くるみさんの「夫の余命」にはやられました。騙されたと言っても良いかな。
    「イニシエイション・ラブ」、「セカンド・ラブ」と騙され続けたのにまたまた。
    本作を読みながら乾さんの作品って時系列を追いながらってパターンが多いなあとそちらに気が入っていたのもあって罠にはまった。
    「イニシエイション・ラブ」の時、「必ずもう一度読み返したくなる」というコピーが貼られてあったが今回の作品も読み返してしまった。

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    2025年06月15日
  • 名前探しの放課後(上)

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    上巻。3ヶ月過去にタイムスリップした主人公が自殺した同級生が誰か、を探すお話。辻村深月さんの設定は似ている部分もあるけど、人物、情景が違うのでやはり違う物語として成立している。下巻も楽しみ。

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    2025年06月14日
  • ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。

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    心理描写が細かく、生々しく、共感を呼びやすい。
    女性同士の格差や価値観の違いから、女性同士のつきあいがリアルに描かれているので、とても面白い。
    母娘の矛盾した複雑な感情が目に見えて描かれるので、人の面倒臭さ、人間らしさみたいなものが滲み出ている。だからこそ人間ドラマとして面白くなる。

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    2025年06月10日