辻村深月のレビュー一覧

  • ツナグ 想い人の心得(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前作の「ツナグ」を読んでからかなり経つのもあって、どう繋がってくるのかと思ってたけど、読み始めると感動したあの時の記憶が戻ってきた。前作では高校生だった歩美くんは社会人になり、働きながらもツナグとしても活動していた。今作も様々な人が会いたい人と出会うが、特に印象的だったのが娘さんと再会し、ドイツ語で会話した時子さんと蜂谷さん。時子さんの考え方は素敵で、蜂谷さんの温かさにもほっこりした。これまではツナグでの再会で話が広がってきたけど、例外だったのが奈緒で、この話も好き。奈緒の芯の強さには驚いたし、憧れる。

    0
    2025年09月05日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(下)

    Posted by ブクログ

    後半になればなるにつれ楽しくてサクサク読んでしまった。今までの辻村美月さんの本とは少し違う雰囲気だったけど楽しかった。月子が生きていてよかった。

    0
    2025年09月03日
  • 島はぼくらと

    Posted by ブクログ

    終わり方が爽やかで好き
    どこかリアルで島の暮らしはこんな感じなんだろうなーと思ったけど、もっと瀬戸内海の島の良さを伝えてほしかったなーという気持ちで☆4つ

    0
    2025年08月31日
  • 琥珀の夏

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    3.6

    夏にぴったりな1冊。
    描写の上手さゆえなのか、もはや自分が過去に経験しているような感覚にもなる。
    本を読んでいる時に作者は何を伝えたいんだろうかとか、感想なんて書こうかなーとか

    子供の頃と大人になった時の対比。すっかり忘れていた子どもの頃の経験をある事件をきっかけに大人になってから思い出し、その頃経験したことことの世間の評価や客観的見解で知る事実にヒヤリとさせられる。少し苦しい感覚に陥る

    子どもの頃に参加していた夏の1週間の合宿。それがカルト団体によるものだったことを大人になってから知る。白骨遺体が発見され、それが過去の友人ミカではないかと懸念するが、実は違う友人だった。
    ずっと

    0
    2025年08月31日
  • 本日は大安なり

    Posted by ブクログ

    中盤からの不穏な雰囲気からの最後の回収までが鮮やかでかつ優しくて、途中翻弄されながらも最後には温かい余韻が残る作品でした。

    0
    2025年08月31日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(下)

    Posted by ブクログ

    この話はフィクションなんだぞ、と何度も思い直さないといけないほどに、そこにはリアルがあった。
    浅葱と恭司の人間離れしてるところには、あれこの人たち人間だよね?超人かな?って何度か思いましたし、偶然も必然もご都合展開も、こんなの現実的じゃないって思うこともあるけれど、そもそもこの話はフィクションなんですよね…それを忘れさせる没入感あります。
    次にぼくのメジャースプーンを読んで、子どもたちは夜と遊ぶを再読するのが楽しみです。

    0
    2025年08月31日
  • ふちなしのかがみ

    Posted by ブクログ

    ホラー、ミステリー、そして少し切ない感じが混ざっていて、どれも続きが気になる短編集!
    数話、「つまりどういうことだ…」となる話もあったけど、謎が解けていく空気感がよい!

    0
    2025年08月30日
  • オーダーメイド殺人クラブ

    Posted by ブクログ

    大好きな辻村深月さんの作品!
    ライトノベル感が強く、ティーンにオススメされていたので、はるか歳を重ねた私には向いてない、、、と思って避けていました。
    読んでびっくり、というか、割と重め。これティーンにオススメなのか⁈なかなか刺激的。

    思春期の学校内での揉め事、カースト制、あるいは教師と生徒の関係、、、
    はるか昔の事でも私にも思い当たる事がたくさんあった。
    ここまで辛い経験は無いが、大なり小なり似たような思いをして学生時代を過ごしてきた人は多いだろう。読んでてヒリヒリ、なんとも言えない感情で胸がいっぱいになった。私が中学生の頃は、こんなに冷静で大人びてなかっただろうな、、

    辛さから逃げ出した

    0
    2025年08月29日
  • スロウハイツの神様(下)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    上巻で張られていた伏線を怒涛の勢いで回収してくれる。
    公輝が実はめちゃくちゃストーカーだったのがなんかおもしろい。環の片想いだと思ってたら、実は公輝が先に環のことを想っていたという環と公輝の関係が尊くていい。公輝を救った手紙の主だと名乗りでないのも、ダメ男と付き合っちゃうのも、異常なプライドの高さも、難儀な性格だけど愛らしい部分なのかもしれない。

    夢を追って下積みをしていると思っていた狩野が高額納税者だったとわかったシーンで、勝手に裏切られた気分になった。
    成功者が何人も出てきたスロウハイツの中で、まだ夢を追っているスーやエンヤの存在はリアルだなと思う。2人とも現実を生きながら前向きに夢に向

    0
    2025年08月27日
  • かがみの孤城 上

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    主人公は不登校になってしまってて。
    中学生なら、そりゃそう考えてしまって悩んで苦しんでしまうよなーって、
    今なら、そんな奴ら、ギャフンと言わせてしまえばいいのに、それでほっときゃいいのに、と、変に度胸のついた中年になった私は思ってしまいます(笑)
    (でも、後編読んでくと成長するこころちゃんたちがみられて、私なんかより強くなってる!と思うのだった。)

    0
    2025年08月26日
  • 盲目的な恋と友情(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    その気持ちわかる〜となる文章が、蘭花と瑠璃絵、両方の章に多数。(少し前の、恋人ができる前の自分であったならば、蘭花の方には全く共感できなかったであろう。)

    中高女子校育ちで、大学から共学に入り、男性から恋愛対象に見られないということがいかに惨めなことかがよくわかった。そのくせ、性行為には興味があったりしたので、瑠璃絵の大塚に対する行動にも共感した。
    社会人になってから、不倫男やヒモ男に振り回され、こちらに相談するくせに、一向にアドバイスは聞かず振り回され続ける女友達たちにどれほど悲しい思いをしたことか。なぜ女の幸せは、結局は異性なしに完成しないんだろう?なんで女友達だけじゃダメなの?って、本

    0
    2026年01月24日
  • 名前探しの放課後(上)

    Posted by ブクログ

    『誰か』を探すために、少しずつ仲間が増えていき、仲間同士の関わりも深くなっていく様子が印象的でした。
    これからどんな結末になるのか今から楽しみです。

    0
    2025年08月24日
  • あなたの言葉を

    Posted by ブクログ

    辻村さんの優しい言葉がじんわり心に染みていく感じ。今、私はどれぐらい"自分の言葉”を持っているのかなぁ、と考えてしまう。10代でこの言葉に出会えた人達がちょっと羨ましい。
    "運動をすると身体が鍛えられると同様に本を読むと心が鍛えられる”という辻村さんの言葉が腑に落ちる。書き手と読み手、両方の視点から読書の醍醐味をやさしい目線で伝えるメッセージにも共感した。

    0
    2025年08月23日
  • 闇祓

    Posted by ブクログ

    各々が抱えるちょっと黒い気持ちが神原さんによって上手く引き出されたり、少しずつ大きくなっていき、人間関係や人が壊れていく。

    改めて現実世界は絶妙なバランスで回ってるよなーって思う。SFの世界だけど、人間模様はめちゃくちゃリアル。その言語化が面白い。


    ---
    こんなにもたくさんの人が住んでる中で、家で亡くなる人ってこれだけなのかと思ったら、現代って、徹底的に日常から死が隠されてるんだなって思った。
    病院で亡くなるのが普通で、それ以外が特別なんだって

    0
    2025年08月25日
  • 本日は大安なり

    Posted by ブクログ

    なかなかページ数はありますが、テンポ感よく読むほうが楽しい小説だと思うので、一気読みすることをおすすめします。登場人物と場面の切り替わりが多いので、はじめにある図解が助かりました。
    ややこしいひとという表現が作中に出てきましたが、4組の新郎新婦みんなややこしいです。さらに結婚式という一世一代の大舞台だからこそ、事件が目白押しです。お仕事小説の側面もあり、その視点では常にこの難局をどう乗り切るのかと楽しめます。
    最後まで展開が読み切れず、おもしろかったです。

    0
    2025年08月22日
  • 島はぼくらと

    Posted by ブクログ

    青春小説と思っていたけれど、それだけでないいろんな人生に出会えて、とても面白かったです
    私は田舎の人間関係が苦手なのですが、でも冴島で島を愛しながら育っていく子供たちや、Iターンでやって来て馴染んでいく人たち、ヨシノのような人
    みんなに幸あれと思ってしまいます
    どこに住んでもその土地の人間関係はある  
    私は今暮らすこの土地でどんな思いで暮らしていくのかな
    最後の方で突然でてきた環に思わず「オーッと声が出ました
    環に会えて嬉しかったです

    0
    2025年08月22日
  • オーダーメイド殺人クラブ

    Posted by ブクログ

    徳川勝利の好きな子が小林アンって最後に分かって良かった。
    ゲシュタルト崩壊:文字や図形などをちらっと見たとき、それが何の文字であるか、何の図形であるかを一瞬で判断できるのに、これを持続的に注視し続けることで、全体的な形態の印象、認知が低下してしまう知覚現象のこと。

    0
    2025年08月21日
  • スロウハイツの神様(上)

    Posted by ブクログ

    性格もステージも違うクリエイター達の悩みや葛藤、人間関係の群像劇。
    最初はなんだか明るすぎて自分に合わないかもって思ったけど、夢に向かってもがいている人たちの話はやっぱりおもしろい。とても続きが気になる終わり方なので、下巻が楽しみ。

    0
    2025年08月21日
  • サクラ咲く

    Posted by ブクログ

    辻村作品を順番に読むチャレンジ実施中。

    今までで最も黒さ控えめ。
    その分、するする読める。

    短編をまたいで登場する人物が、初期作品を思い出す。
    ただ登場するだけではなく、ちゃんと愛おしくなるのは何でだろう。

    0
    2025年08月18日
  • レジェンドアニメ!

    Posted by ブクログ

    やっぱり辻村深月さんの本は好きだなぁ。読み終わった後の幸福感が何とも言えない。
    今度はハケンアニメを読もうと思う。

    0
    2025年08月17日