辻村深月のレビュー一覧

  • 光待つ場所へ

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    久しぶりに辻村さんの作品を読んでみました。やっぱり私が読書にハマったきっかけの小説家の1人でもある辻村さんの物語はいつも私にマッチしてくれます。
    特に面白かったのはチハラトーコの物語です。主人公は題名にもなっている千原冬子。冬子は世間で言ういわゆる「嘘つき」でした。実は私にもそういうことを言う人がいるのですがその人はなんで嘘をつくのかという気持ちがわかったような気がしました。

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    2025年07月06日
  • クローバーナイト

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    ネタバレ

    私に全然関係ない子育ての話じゃんとは思ったものの面白かった。お受験とか保活とか縁がないけど、そのしんどさは他の物事にも共通していて、自分にも近いものなんだなぁと思った。また、こんなパートナーに出会えたら幸せだろうなとも思った。

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    2025年07月04日
  • レジェンドアニメ!

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    「ハケンアニメ!」のスピンオフ短編集。
    本編に登場したキャラクターたちのプロローグ的な話もあります。

    音響監督五條さんのストーリーには胸が熱くなり、有科香也子と王子千晴のその後を描いたストーリーには胸キュン(死語?)しました。

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    2025年07月01日
  • 小説集 筋肉少女帯小説化計画

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    筋肉少女帯のコンサートに行ったっけ…懐かしいです。一緒に行った人たちにこの本の存在を教えたい!知らない曲もあったけど、世界観は筋少。選ぶならやはり福耳の子供かなー。大槻ケンヂさんのは筋少の演奏まで頭の中で蘇りましたよ。そうそう、オーケンって呼んでたわ。藤田和日郎さんの装画も効いてる。

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    2025年06月30日
  • はじめての

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    あまり読んだことのない4人の作家の作品が載っている本でした
    それぞれ4作品どれも特色があって興味深く読むことができました
    そんな中で自分は辻村深月さんの作品が一番好きでした

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    2025年06月30日
  • 名前探しの放課後(上)

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    久しぶりの辻村深月さん、過去に時間が移ってしまう物語。上巻なのでまだ話は穏やかに進みます。
    いつか、あすな、秀人、椿、天木、河野、あすなのおじいちゃん、この先どうなるのかな。どんな伏線が散りばめられているのか。下巻が楽しみです。

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    2025年06月28日
  • かがみの孤城 上

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    不登校になった中学1年生の女の子の話。ところが鏡の中の世界で7人に増えた。
    それぞれの心に不登校になった理由がある。
    子供の世界の話だけど、この物語を読みながら、あれっ!辻村深月の小説ってこんな感じだったっけ?と以前読んだ2冊の内容を思い起こしながら、だんだんと下巻を読むのが楽しみに。

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    2025年06月27日
  • レジェンドアニメ!

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    アニメ業界の裏側お仕事小説、前作から大分時間が空いてしまってたので人物を思い出しながら読む。
    作者さんの取材が深いのか、アイデアがすごいのかそのまま演出で使えそうなのばかりに驚かされる。普段からちょくちょくアニメは観るので、文面からすぐに変換できたけどホント面白そうに思えてくる。

    ハケンじゃないアニメ
    教育番組でやるアニメ、まず見ないジャンルだけどその奥深さに感心させられた。長くやることに変化はないわけがないけど30年継続できるって素晴らしい。
    また七神さんから和山への引き継ぎ、左近寺先生の7年待ったという心持ちにカッコ良さが響いた。こういうベテランに憧れる。
    前作でも多分思ってたけど劇中作

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    2025年06月27日
  • 朝が来る

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    ネタバレ

    「終わりがない、長く暗い夜の底を歩いているような、光のないトンネルを抜けて。永遠に明けないと思っていた夜が、今、明けた。 この子はうちに、朝を運んできた。」

    今まで自分が先延ばしにしていた子供のことを、夫婦で話すきっかけになった。その意味で夫婦が前に進んだと明確に言える、読む前と後で自分の価値観を変えられた読書体験でした。

    物語前半、主人公夫妻が養子を授かるまで、不妊治療の辛さと向き合うことになりますが、治療に行く途中で崩れ落ちるシーンは目を背けたくなる現実でした。子供はいてもいなくてもどちらでもいい、そんな価値観は割とありふれていると思いますが、いざ欲しいと思った時には、すでに遅い、これ

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    2026年04月25日
  • サクラ咲く

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    普段スポットライトの当たらない、目立たない、普通の学生たち。時には思い通りにならない気持ちを抱えながら、不器用に生きている。でもそれは時間とともに変わるもの。生徒の数だけ心があり、人生がある。どれも青春なのだ。

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    2025年06月22日
  • 光待つ場所へ

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    ネタバレ

    樹氷の街が1番好きだった。名前探しの放課後が好きだからってのもあるかもだけど、やっぱこの学生の感じが好き。合唱コンクール懐かしい。樹氷の街、動画で観てみたけどこりゃ難しい!さらっと弾ける松永くんはさすがやし、梢ちゃんには荷が重いなと思った。
    ついにすごろく終わりましたー!!(VTR飛ばしたけど)全部読むつもりなかったけど、途中からは完全にハマって読んでた。辻村さん最高すぎる!ほかの作品も読みたいけど、読み終えちゃうのもさみしいから一旦他の人も読もうかな。

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    2025年06月19日
  • 傲慢と善良(2)

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    色々な方に勧められて読んだ作品。年齢が近くなるにつれて、理解できる部分もあるし、とても現実的だと感じた。

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    2025年06月16日
  • 神様の罠

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    6人の作家の短編アンソロジー。
    巻頭作品、乾くるみさんの「夫の余命」にはやられました。騙されたと言っても良いかな。
    「イニシエイション・ラブ」、「セカンド・ラブ」と騙され続けたのにまたまた。
    本作を読みながら乾さんの作品って時系列を追いながらってパターンが多いなあとそちらに気が入っていたのもあって罠にはまった。
    「イニシエイション・ラブ」の時、「必ずもう一度読み返したくなる」というコピーが貼られてあったが今回の作品も読み返してしまった。

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    2025年06月15日
  • 名前探しの放課後(上)

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    上巻。3ヶ月過去にタイムスリップした主人公が自殺した同級生が誰か、を探すお話。辻村深月さんの設定は似ている部分もあるけど、人物、情景が違うのでやはり違う物語として成立している。下巻も楽しみ。

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    2025年06月14日
  • レジェンドアニメ!

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    過去作『ハケンアニメ!』のサイドストーリー集にして、天才クリエイターたちが一期一会する群像劇。
    絶対に本編を読んでから読んだ方がいい。登場人物が言う「アニメ業界には悪い人がいない」という言葉を体現する作品で、ひたすらに良いものを作りたいと願う人たちの苦闘と感動が詰まっている。
    個人的には「音と声の冒険」が特に好きで、本編では「強い主張がなく扱いやすいから選ばれたのだろう」とされていた音響監督の五條さんが、王子監督との古く強い信頼関係で選ばれていたことがわかる。本編から落ちた伏線の回収という感じで、とても良いと思う。

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    2025年06月07日
  • 本日は大安なり

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    11月22日(いい夫婦の日)で大安吉日の休日という日にあるホテルで結婚式披露宴を行う4組のカップルとウェディングプランナーをめぐる物語。
    同時進行で進む物語が時には少し交錯したり、辻村深月の他作品の登場人物が出てきたり。
    どの新郎新婦も幸せな様で、裏では今にも爆発して結婚が台無しになる様な爆弾を抱えている。
    結婚式というハレの日だからこそ抱えてしまう問題だったり、そんな日そんな場だからこそ色々と考えてしまったり。
    主役である新郎新婦はもちろんの事、ウェディングプランナーってのも大変なんだな。
    双子の話が気に入りました。

    狐塚君、恭司君お久しぶりです。二人とも変わっていない様で懐かしかった。月

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    2026年06月02日
  • 図書室で暮らしたい

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    小さい頃から作家になると信じて疑わず小さい炎をずっと大切に灯していた強さと文章力を持つ。努力はさることながら作家になるべくしてなった人だと思う。子育てネタが微笑ましかった。これからも楽しみ。

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    2025年06月05日
  • Another side of 辻村深月

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    辻村深月さんの永久保存版ガイドブック…と帯に書かれているが、内容的にも物理的にも(!)重厚で、ファンのために作られた公式ファンブックのようなもの。

    この本で必読なのは、何と言っても辻村さん本人による作品解説だ。デビューから2022年までに刊行された、全39作品についてそれぞれ語られている。
    普段読んでいる小説では、作品に対する作者の思いに触れることはできない。だから「こういうのを求めていた…!」という気持ちで嬉々として読んだ。
    だが欲を言うならば、執筆にあたってどういう経緯でペンを取り、どういう取材を行い、どういう悩みがあったのか、もっと詳細に知りたかった。各作品1ページしかないというのは、

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    2025年06月04日
  • V.T.R.

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    『スロウハイツの神様』の作中作品、チヨダ・コーキによる小説。
    その位置づけを知らない時に、ずいぶん毛色の違うアニメ風の表紙だなと思っていました。
    中身も装丁が凝っていて、なんと解説は赤羽環!粋な設定にワクワクです。

    設定はライトノベル風なのかな?
    200ページくらいなのですぐに読めます。
    国認定『マーダー』という殺人が認められている千人の殺し屋がいる世界。
    その中で物語が進んでいきます。

    ネタバレなしで書くのに自信がないので詳しく書けませんが、最後の二章くらい急展開でハラハラしました。
    ロボットのペロッチがとても可愛いくて、そして物語の重要なキーとなっています。
    しかけを作ったアールの気持

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    2025年06月01日
  • 光待つ場所へ

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    凍りのくじら、名前探しの放課後が大好きなので、彼らの新たな物語が読めたのが何より嬉しい!そして過去作品であまり深堀りが行われなかったキャラクターたちのその後が知れたのもよかったですね。いい作品集でした。

    物語全体としては、10代、20代のときの、周囲に置いてかれるんじゃないかと焦る気持ち、世間への焦燥感などがありありと思い出されて、かなりダメージくらいました。相変わらずこちらの心が見透かされてるんじゃないかと思うほど、人間の内面を描くのが上手い。さすが辻村先生、最高でした。

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    2025年05月31日