辻村深月のレビュー一覧

  • 水底フェスタ

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    ミステリー恋愛小説かなー?前半は恋愛小説のパート、後半はミステリーパートって感じかな。
    ムラの登場人物、全員が狂っててよいわ。ただしそれが、そのムラの普通で常識という…。1番普通そうで、1番狂ってるなーと思ったのは、やはりお父さんかも…。

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    2026年01月10日
  • はじめての

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    YOASOBIの曲の原作小説四つの短編集。小説、インタビュー記事、音楽、MVと、一作品で四回楽しめた。小説が面白いのもあるけど、これを音楽に落とし込むのって相当すごい手腕だなと感じた。曲がより好きになる。

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    2026年01月09日
  • ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。

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    女性特有の複雑な感情や関係性、全く同じとは言わないけど確かに心当たりがあって、チクチク刺さった...。20代後半の今読んだからこそ余計に思うところがあるのかも、とも。さすが辻村さんだなー。

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    2026年01月07日
  • 七つのカップ 現代ホラー小説傑作集

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    ネタバレ

    今回読んだ短編集で初めて読んだのは「子どもを沈める」、「死神と旅する女」、「お祖父ちゃんの絵」、「七つのカップ」だった。どれもそれぞれ違う種類の怪談でバリエーション豊か。楽しめました。個人的に好きなのはシュマシラ、死神と旅する女、七つのカップです。最後の七つのカップはどこかほっこりして、でもどこか不思議に感じる話でした。良かったです。

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    2026年01月07日
  • 琥珀の夏

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    現実にもありそうな団体の話から始まり、それが主人公と周りの話になってくる。昔自分が関わった団体が十年以上後になって問題になって、かつ自分の友人が巻き込まれていた可能性があるということに引き込まれた。しかし中盤がなんとなく読み進められなくて時間をかけて読んでしまったので話を忘れた頃にもう一度読みたい。

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    2026年01月05日
  • かがみの孤城

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    ネタバレ


    登場する学生は不登校の子が多い。表面には浮かばない原因、隠された真実が彼ら彼女らを苦しめている可能性があるため、生徒たちの苦労を理解しようと努めたいと思わさせられた。

    学校に行くことも何もできなかった晶子は、その後何人もの生徒を救うことになる。しかし、その晶子を立ち上がらせたのは他6人の子供たちだった。時を超えて助け合えたのだ。一度は助け合えないと諦めた彼らは助け合えた。

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    2026年06月07日
  • ロードムービー

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    『冷たい校舎の時は止まる』を読んでから読むべき本。中高生やさらに小さな子供の心の動きが精緻に描かれていてみずみずしい印象。短編集ではあるが、道の先からトーキョー語りの繋がりは見事。

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    2026年01月04日
  • 琥珀の夏

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    理想を盲信する教育者(大人)と、そこに十把一絡げに押し込まれる子どもの体感が、生々しく描写されている。子どもの頃、自分もそうだったなと共感しつつ、大人であれ我が身を省みる習慣がなければ、弱さ幼さを残したままの未熟な存在でしかない。そう思った。

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    2026年01月04日
  • ツナグ 想い人の心得(新潮文庫)

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    『母の心得』で信じられないくらいグッときた。
    続編なだけあって繋がるところがあった。
    歩夢の人間性が読んでいくにつれて感じれて大人になってるのを客観的に見れて、自分もこんな感じになれてるのかなと感じる部分もあった。
    とりあえず人間の心忘れてる人には読んでほしい作品。

    ⭐️4.1

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    2026年01月04日
  • ツナグ 想い人の心得(新潮文庫)

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    自分は死者と対話するとしたら、だれと対面したいだろうと考えてみた。そう思うと、まだ身近で亡くなった人がいないことに気づく。両親は健在だし、家族も元気だ。そう思うと幸せに暮らせてるよなとも思うし、実はきわどい所でたまたま運が良いだけで今に至っているだけであって、一寸先は闇だよな、とも思う。
    ツナグ思い人の心得を読んだのだが、実はこれ二作目で、1作目があるという、でも1作目読まなくても十分楽しめた。

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    2026年01月03日
  • 本日は大安なり

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    ネタバレ

    こんな結婚式場は嫌だ!

    いや、嫌な原因の大半は式場のせいじゃないですけどね。同日同会場で開かれる4組の披露宴を巡るあれやこれや。新郎も新婦もよくもここまで、と呆れるばかりの曲者揃いです。確かに結婚式場ってある意味人生の縮図ではありますけど、ちょいとカオスすぎませんか。

    …などと目をつり上げてはいけません。これ純粋にエンタメ作品ですから。破天荒を心ゆくまで楽しむのが正しい読み方です。話がランダムに進むので、最初は「えっと、この人の話どこまで進んだっけ?」といささか混乱しましたが、それぞれの事情が明らかになるにつれのめり込まされました。いや、人間模様って面白い。

    出来れば関わりたくない人たち

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    2026年01月02日
  • ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。

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    直木賞と吉川英治文学新人賞の候補作品。
    素晴らしかった。
    「傲慢と善良」の前身となる作品と言えますね。

    幼なじみが仲の良かった母を刺し殺して逃亡した。神宮寺みずほは地元の友人や関わりのあった人たちに話を聞き、彼女の行方を追う。

    山梨県の田舎社会での、女性たちの価値観の描き方がとてもリアル。
    みずほと政美の会話、すごく好き。ヒリヒリする。
    ありさとの応酬も、映像が目に浮かぶ。

    そんな知人友人との接触を通して、最初は好きでも嫌いでもなかったみずほは「好きかわからないけど理解できる」になった。

    チエミに対しては、かなり嫌悪感を持っていたけど、印象が変わっていったのも、さすが辻村さん。

    謎め

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    2026年01月01日
  • クローバーナイト

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    辻村深月作品を順番に読み始めて、たぶん24作目。
    『朝が来る』に続き、子育て小説。

    『朝が来る』よりはテーマが軽く、その分読後感もふんわり軽い。
    どちらが上というよりは、作品ごとの個性。

    育児のまわりでありそうなモヤモヤを、ミステリー仕立てにしているのが面白い。

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    2026年01月01日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(下)

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    辻村さんの作品は、上下巻に分かれると、どうやら下巻のスピードがものすごいことになるらしい。あまりの展開の恐ろしさにページを繰るのが怖い。しかし、一刻も一秒もはやくページを繰りたい、次の展開が知りたい。
    せっかくのミステリー、じっくり考察しながら読み進めたいのに、ページを繰る指がそれを許さない。どうなるんだ?どうするんだ?はやくはやく次のページへ。
    それで読み終わってしまいました。
    おそらくメインであろうトリックは、なんとなく上巻からこうだろうなあと思いつつ、それは外れてはいなかったけれど、それでも足りなかった。上を行かれました。そう、足りなかったのです。
    そして、本編が終わって、最終のページ。

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    2025年12月31日
  • 本日は大安なり

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    結婚式場を舞台にした一日のドタバタを描くこの作品、結婚式当日朝から大変だった自分の結婚式のことを思い出しながら読んでしまいました。準備期間のエピソードも挟まるので、「ああ、あの時こんなことあったな…」と懐かしさも込み上げてきます。

    途中から「もしかしてこうなる?」と展開が読めてくる部分もあるけれど、エンタメ小説として楽しむなら全然アリ。登場するカップルそれぞれが抱える問題も、多少“都合よく”まとまる感じはあるものの、読後感は軽やかで気持ちよく読み終えられました。

    ただ一人だけ、「いや、それはちょっと許せないでしょ…」という人物がいて、そこだけはツッコミを入れつつ(笑)。結婚式という特別な日

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    2025年12月29日
  • 琥珀の夏

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    ネタバレ

    子どもにかかわる仕事をしている身としては、教育者としての立場からも、なんとなくの保護者からの視点から見ても興味深かった。
    問答について。子どもたちに考えさせてるようで、大人の誘導尋問になってないか。ああ、自分でもやっちゃってるなあ、と思った。問答も、そもそもミライの学校で過ごすこと自体も、大人の自己満なんだろう。本当の意味で子どもに考えさせる、判断させるってどうすればいいんだろう。答えはすぐには出ないけど、子どもが間違えた道を進んだ時には、ちゃんと大人として向かい合わなきゃいけないんだと思った。

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    2025年12月28日
  • V.T.R.

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    ネタバレ

    三年前に別れたアールからの電話は唐突だった。
    「ティー、あなたは今からアタシの話をたくさん聞くことになる。ひどいこともたくさん。だけど覚えておいて。アタシは変わってない。」
    そして俺に届いた「トランス・ハイ」に関する噂。

    辻村深月の長編ミステリー「スロウハイツ」に登場する小説家・チヨダ・コーキのデビュー作。
    作中作に分類される作品だと思ってるけど、チヨダコーキらしさが前面に出てて、辻村深月さんの作品とはまた違った形で楽しめました。
    3年間に別れたマーダー・アールからの不穏な電話から始まる物語。
    トランス・ハイという唯一無二の天才的な殺人鬼に、殺され傷つけられた友達にアールの行方を尋ね真相に近

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    2025年12月27日
  • ふちなしのかがみ

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    辻村深月先生の作品は好きでよく読んでいるが、いつもと違う毛色のホラーに感じた。
    妖怪とか幽霊より、人間的な怖さが一番怖いんだなと、改めて思った。
    短編集だったのでスラスラ読めた。

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    2025年12月25日
  • サクラ咲く

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    辻村深月先生の書く本で、私が好きな短編がどんどん繋がっていく素敵な時系列。
    こんな学生生活を送りたかったと思ったりもするけど、自分には気づかなかったドラマがたくさんあったのかもしれない。

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    2025年12月25日
  • はじめての

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    豪華な4人のアンソロジー
    色んな「はじめて」を詰め合わせた素敵な作品集でした。

    島本理生 私だけの所有者
    はじめて人を好きになった時に読む物語。
    誰かへの初恋のお話かと思いきや、アンドロイドとそれを所有する人間のお話。

    辻村深月 ユーレイ
    はじめて家出した時に読む物語。
    学校でいじめを受けた女の子が死ぬことを意識して家出するお話。

    宮部みゆき 色違いのトランプ
    はじめて容疑者になった時に読む物語。
    鏡のように自分と全く同じ顔の人間がいる世界があり、そのもう一つの世界で自分の娘が捕まってしまったら…?という話。

    森絵都 ヒカリノタネ
    はじめて告白した時に読む物語。
    三度も告白して玉砕して

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    2025年12月21日