辻村深月のレビュー一覧
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ネタバレ後輩に借りた本。短編集で読みやすいし全部優しい感じの話で良かった。YOASOBIの曲は本を読み終わってから聴いたけどMVともマッチしてて面白いし本と曲2つで楽しめて良かった。はじめて家出したときに読む物語のユーレイが一番印象に残った。辻村深月さんは鏡の弧城の時も思ったけど女の子のいざこざとか心情とかの描写が上手いというかリアルだと思う。ちょっと微ホラーな感じだったしなんとなく次の日の朝がどうなってるか、どういう結末かって想像出来てたんだけどまさかの結末で裏切られて少しクスッときた。あと色違いのトランプも自分の名前が出てきたから印象に残った。曲は色違いのトランプが原作になってるセブンティーンが格
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幼い時から本と小説が大好きで、作家になることをどれほど夢見てきたか。大きな賞を取り、小説を書き続けられていることがどんなに幸せか。作家として自分を成長させてくれたたくさんの読者や周りの人たちへの感謝…等々が誠実で謙虚な言葉で綴られている。夢を叶えて作家になれた自分を心から幸せだと言い切れる。その素直さ、潔さに憧れるし、そんな作家を読者は応援せずにいられない。これからもいい作品を書きつづけて、たくさんの人たちに届けるのだという、作家の強い決意表明がソフトな文章の中にも随所に見え隠れする。この本を読む前と後とで、辻村作品の楽しみ方がわたしの中で増幅したような気がする。
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ネタバレ辻村深月さんのデビュー作品、デビューとは思えない。伏線の張り方だけじゃなく一人一人、特に目立たない子のうちに抱えたものの心情があまりにリアル…
雪の日、クラス委員だけ学校に閉じ込められる。学祭の最終日にクラスメイトが飛び降り自殺したのにその人が誰か思い出せない。時刻も自殺のときに止められたが充の消失を機にまた動き始める。
4、5階が増えた
クラス委員
辻村深月 角田春子に嫌われ摂食障害に。
鷹野廣嗣 深月の幼馴染。陸上部 生徒会長 榊の従兄弟 B級特待生
片瀬充 リスカする子に告白される。明るい絶望。最初に消える 梨香が好き。
梨香 元々ヤンキー気味だが榊を好きになり更生。妹二人おり両親の -
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第31回メフィスト賞受賞作品。
雪の降るある日、いつも通りに登校したはずの学校に閉じ込められた8人の高校生。
止まない雪、内側から開かない扉、繋がらない携帯電話、無人の教室、5時53分で止まった時計。
凍りつく校舎の中、2ヶ月前の学園祭の最終日に死んだ同級生のことを思い出す。
しかし、それが、誰だったのか、思い出せない。
どうして、忘れてしまったんだろう。
どうやら、自死した人物の精神世界に閉じ込められたらしい。
この世界から脱出するためには、早く、誰が自死したのか、思い出さなければ・・。
591ページ。ようやく読み終えた先に、
(下巻につづく)の文字。
長い・・。
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Posted by ブクログ
大好きな辻村深月さんの作品!
ライトノベル感が強く、ティーンにオススメされていたので、はるか歳を重ねた私には向いてない、、、と思って避けていました。
読んでびっくり、というか、割と重め。これティーンにオススメなのか⁈なかなか刺激的。
思春期の学校内での揉め事、カースト制、あるいは教師と生徒の関係、、、
はるか昔の事でも私にも思い当たる事がたくさんあった。
ここまで辛い経験は無いが、大なり小なり似たような思いをして学生時代を過ごしてきた人は多いだろう。読んでてヒリヒリ、なんとも言えない感情で胸がいっぱいになった。私が中学生の頃は、こんなに冷静で大人びてなかっただろうな、、
辛さから逃げ出した -
Posted by ブクログ
ネタバレ最初の方はストーカーを探していく話かと思って、最終的にどうなるんだろうって思いながら読んでいたが、架パートの最後にストーカーはそもそもいないことがわかって鳥肌がたった。
この本を読んで重要というかポイントだなって思うことがいくつかあって
•人はみんな誰しも無意識のうちに傲慢であるということ
→あの人はそんなことないと思っていても、自分の知らないところでは人のことを評価している。
こうなることが当たり前という考えがあってそうならないことに疑問を持つ
•自分の世界でしか物事を考えられないことの怖さ
→自分が知らないこと、理解できないことにたいして、向き合うのではなくて、否定しかできない、受け入れ