辻村深月のレビュー一覧

  • 島はぼくらと

    Posted by ブクログ

    元同僚におすすめされて読んだ。
    透明感のある辻村深月も良いものですね…島暮らしに憧れがあった身としては刺さる部分が多かった。
    決して良いところばかりではない離島という環境も人間の二面性も、とても丁寧に描かれていたのが好印象。
    大きな起伏のない、短編エピソードのようなつくりなのに、読み終わった後の満足感は不思議と大きかった。こういう故郷を持っていることってとても素敵な財産だなあ…と思った。

    0
    2026年05月14日
  • ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。

    Posted by ブクログ

    母親殺しのチエミ、母と異常に仲が良かった
    妊娠(約束の伏線)していた、主人公は知ってて赤ちゃんポストを継続させようとしていた。同級生を産もうね
    主人公みずほは流産経験あり、親からコーラ飲むなと言われてほぼ虐待、自覚があったとわかった
    親はずっと親なのだと
    結局妊娠してなかった、殺したのもわざとじゃなかった

    0
    2026年05月15日
  • あなたの言葉を

    Posted by ブクログ

    これは、是非とも娘に読ませたい。
    私自身、もしも小学生のうちに読んでいられたら、どんなに救われたかと…。
    優しくて温かくて、でもよーーーく考えられている辻村さん。優しさと温かさ、私も少しお裾分け頂きました。

    0
    2026年05月14日
  • 本日は大安なり

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    姉に勧められて読んだ、かなり好きな本!最後はみんな幸せで、意外なところで新しい恋があったり、ちょっと泣けたり、本当に面白かった。ただ、どうしても陸雄が好きになれなかった。普通に最低男だろ!!貴和子との出会いは素敵できゅんきゅんしたのに…最後は、やっぱりストッパーになってくれるのは貴和子しかいない!って気付いて、数年後子どもに恵まれながら結婚式を挙げてるから、ハッピーエンドではあるんだけど。

    0
    2026年05月14日
  • 名前探しの放課後(上)

    Posted by ブクログ

    本作は辻村深月作品の初期キャラクターたちが成長した姿で登場し、青春の痛みとミステリーが見事に融合した、ファンにとっての初期「辻村ワールド」の集大成ともいえる作品。
    最初はタイムリープものとして始まるが、そう単純な物語ではない。そもそも肝心の名前だけが思い出せないってどういうこと?と思いまながら読み始め、最後には「やられた!」というどんでん返しが待っている。それにしても相変わらず辻村深月が十代の内面描写が上手い。思春期特有の自意識、嫉妬、憧れ、そして言葉にできない閉塞感を、毒を含みながらも温かく描き出す筆致が存分に発揮されている。とりわけ教室という閉鎖空間で、他者の目を気にしすぎるあまり、本当の自分や苦しみを隠蔽せざるを得ないスクールカーストと集団心理の抑圧は読んでいて心が痛くなる。
    この作品が初期の集大成と言われる所以は他作品の登場人物が何人も関係している点。特に最大のポイントは「ぼくのメジャースプーン」の主人公「ぼく」が本作では重要な人物として出てくること。もちろん最初は分からないが読み進むにつれてヒントが出てきて、最後に「ぼく」の謎解き回想と「ふみ、危ない!」の言葉で全てが明らかになる。その他にも色々な人物が関連しているが、確かに辻村深月ファンにはたまらない傑作だろうと思う。

    0
    2026年05月13日
  • 琥珀の夏

    Posted by ブクログ

    文庫本としてはだいぶ厚みがあったが、はじめから惹き込まれ、一気に読んでしまった。辻村深月さんの長編はどれもおもしろい。

    0
    2026年05月12日
  • レジェンドアニメ!

    Posted by ブクログ

    『ハケンアニメ!』のスピンオフ。
    ハケンアニメを思い出しつつ、読みつつ、登場人物をより深く知れて面白かった。
    特に「ハケンじゃないアニメ」が面白かった。
    2番目が「声と音の冒険」。
    アニメ業界って本当ブラックで、情熱の集まりなんだなと思う。

    0
    2026年05月10日
  • 冷たい校舎の時は止まる(下)

    Posted by ブクログ

    自殺したのは誰なのか、読み進めていくと上巻で感じていた違和感は確信に変わっていきました。
    よくよく読みこんでいると気づけるかなと思います。
    真相が明かされるまで、答え合わせのように気になって読みましたが…
    登場人物が多くて、主要の登場人物が8人、プラス他の人物もたくさんなので惑わされる感じはありますが、大きな驚きはなかったというのが正直な感想です。

    ですが、はたからは見えないそれぞれが抱えている心の闇が丁寧に掘り下げられていて、悩み苦しみいったい自分の気持ちにどうケリをつけるのか見守る形で読み進めていきました。

    ラストの描写は個人的には納得できなかったというか、よく分からなかったです^^;
    そこであの人が出てくる意味あるのかな、多分最後に救いを、ということなんだと思いますが余計に感じてしまいました。

    全体的には楽しく読ませて頂きました〜
    ちょっと長いなという印象は否めませんが…
    ファンタジーであり、ホラー要素もあり、青春群像劇といったところでしょうか。
    また繋がる作品があるようですので、そちらもいつか読みたいと思います!

    0
    2026年05月10日
  • 冷たい校舎の時は止まる(上)

    Posted by ブクログ

    辻村深月さんといえば青春ダークファンタジー。
    特にこの話は辻村さんが高校生の頃に執筆したとのこと。
    かがみの孤城が大好きなので、ああこれが原点か!と納得。
    何の本と混同したのか、戦争の話という漠然としたイメージがあった。まったく違いました。何だったんだろ。
    一番すごいと思うのは、登場人物それぞれの心理描写。何で自分と違う事情の人の心理をこんなにリアルに描けるの?!とびっくりする。それでいて、読者もそれぞれの登場人物に平等に感情移入できる。
    きっと共感トリガーがあちこちに仕掛けられているんだろうな。

    0
    2026年05月08日
  • 冷たい校舎の時は止まる(上)

    Posted by ブクログ

    辻村深月さんデビュー作。
    メフィスト賞受賞。
    上巻591ページとなかなかのボリュームです。
    今のところ、何かが分かったかと思えばまた煙に巻かれるような感じですが、はてさて…
    下巻も同じくらいのページ数ありそうですが、行ってきまーす

    0
    2026年05月07日
  • ツナグ 想い人の心得(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    続編。歩実が本格的にツナグとなってからのお話。
    構成は前回と同じく、章ごとによって語られ人が違う。個人的に前回出てきた登場人物と関わりを持つ人物が出てきて熱かった。特に胸を突いたのは依頼人が母の章である。今まであれば、一つの章に1人の依頼人のストーリーが語られていたが、母の章では2人の依頼人がいた。その2人の母が少しの間出会い、言葉を交わすシーンが主観と客観のギャップを感じさせられた。また、最後の章では人との出会いとその尊さを実感できるような言葉があった。

    0
    2026年05月07日
  • 江戸川乱歩傑作選 蟲

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ふん♪♪- ̗̀ ( ˶'ᵕ'˶) ̖́-
    (私はね、狂った人間を見るのが好きなんですよ。木下芙蓉という名前がとても素敵で、芙蓉ちゃん可愛いね♪と思いながら読んでいた。これは木下芙蓉を可愛がる話。)

    0
    2026年05月05日
  • ツナグ 想い人の心得(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    「ツナグ」を読んでしばらくしてから読書。じわーっと泣ける場面がいくつかあり、鼻がつーんとなった。辻村先生、読者をこういう気持ちにさせるって、どんな風に想いを馳せながら、文字を綴っていくのだろうか。
    自分の死後、会いたいと思ってくれる人はいるのな。もしそんな機会があるとすれば、自分の人生の答え合わせみたいなものなのだろうか。歩美くんのその後が気になるので、続編が出たらいいのになあ、と期待してます。

    0
    2026年05月03日
  • 闇祓

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    まさに辻村さんの真骨頂って感じで面白かった。
    この本に限らず、人の闇をこれだけ表現できる辻村さんの素晴らしさ。しかもすごい変わった人とかじゃなくて、どこにでもすぐ側にあって、でも意外とそこまで目を向けていないような心の少しだけ奥の所。
    ホラーだけど、人のサイコパス的な部分じゃなくて、だれでも何かのきっかけで生まれる黒い部分。
    読むたび実感する、辻村さんの作品大好きです。

    0
    2026年05月01日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(上)

    Posted by ブクログ

    辻村深月月間。
    とりあえずむなくそ悪い...
    今のところイヤミス。そもそも分厚い本を読む根性があまりないので、下巻もこの分厚さというのがきつい。
    この感想を書いている今は下巻もほぼ読み終わっている状態だけど、上巻を読み終わった段階ではそう思っていた。
    何がネタバレになるのかわからない。

    美しい顔、目を引く、優しく穏やか。人々の特徴を言っているだけなんだけど、個性的で魅力を感じる。マイナスな面をあまり言わない、あまり見ない人たちばかり。自己評価は低かったりするけど、他人にたいしてのそれがほぼない。

    太陽と月、藍色と浅黄色、蝶と蝿。

    0
    2026年05月01日
  • 闇祓

    Posted by ブクログ

    チャッピーのおすすめするちょっと怖い小説2冊目。
    ホラーっぽい怖さは薄めだけど、人の悪意の怖さ、日常と地続きで誰でもこうなるかも知れない怖さで十分背筋がひんやりする。
    辻村深月さんはハートウォーム系よりこういう人間のちょっと嫌な面を題材にした作品の方が私好みだ。イヤミスっぽくもあるんだけど、後味悪くなり過ぎなくてちょうどよく読める。

    0
    2026年04月30日
  • ツナグ 想い人の心得(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    前作から続けて読み終える。やはり前作を読み終えていたほうが良い。前作同様、死んだ者と今を生きる者とを引き合わせる使者の連作短編集ではあるが、それぞれのエピソードが前作と被らないようにいろいろ工夫があり、飽きずに読み進められた。また使者を引き継いだ歩美の成長の物語でもあり、奈緒との物語や朱音のことなど次回作も期待してしまいます。

    0
    2026年04月30日
  • 闇祓

    Posted by ブクログ

    面白かった〜ーーー!!!
    怖かった!
    湊かなえの怖さと小野不由美の怖さの間の方向の怖さ。
    とてもいい!続きを書いてシリーズものにしてほしい。映像化もいい。

    0
    2026年04月28日
  • 島はぼくらと

    Posted by ブクログ

    伊豆大島に行ったことが思い返された。
    自分は東京育ちだけど、小さい頃は、確かに地元コミュニティはあった。大人になり、行動範囲が広くなると、だんだん薄れてきたけど、家庭を持ったらまたコミュニティに属したい。人間1人で生きるには、世界は、単純すぎる。

    0
    2026年04月27日
  • スロウハイツの神様(上)

    Posted by ブクログ

    上下巻、読み切れるかなと思ったけどキャラ達が生き生きしてて、小区切りもあったので読みやすかった。若手クリエーターの集合住宅って舞台もワクワクさせられる。
    主人公含め尖ってるキャラとは思いましたが、クリエーターは、良し悪しは別として個性は強くあってほしい人間なのでどの子も不快感なく読めました。

    0
    2026年04月26日