辻村深月のレビュー一覧

  • 子どもたちは夜と遊ぶ(下)

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    ネタバレ

    夢中になりました。まとまった時間があまりとれなくて、少しずつしか読めなかったことが残念。一気に読んで話に浸りたかった。月子と狐塚の関係、月子が秘めてた浅葱への想いと、浅葱とその浅葱自身が作り出したもう1人の人格。月子と浅葱の対話では切なくて悲しくて、外出先にも関わらず涙腺が緩んで困った。最初から最後まで楽しく読めました。大好きです。

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    2026年03月24日
  • あなたの言葉を

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    子供向けに書かれた新聞の記事をまとめたもの。
    大人が読んでもおもしろい。
    むしろ今だからこそ共感したり、尚学びになるメッセージがたくさん込められている。
    なぜ本を読むのか、言葉とは何か、友達とは、、
    生きる上で様々な悩みを抱えるみんなに沁みると思う。

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    2026年03月23日
  • 青空と逃げる

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    ロードムービーみたいな雰囲気に、ミステリーっぽさがあって、ほのぼのとざわざわのコントラストでワクワクしました。
    事件?の真相は何も分からないし、想像もできない様子だけど、親子の成長物語として良かったです。親が子供が、外の世界だと別人に見えて、頼もしくもこちょばゆい感じ、感情移入しちゃいますね。

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    2026年03月22日
  • ハケンアニメ!

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    面白かった!
    第三章を読み終えるまでは、第一章の王子と有科さんの続きをもっと読みたかったと思ったけれど、やっぱり第二章、第三章と中心人物が変わることで、それぞれの登場人物をよく知れ、チームで作品を作るアニメという世界の、想い入れの厚さが伝わってくる物語になっていた。
    真剣に仕事をする、自分のやっていることに誇りを持ち、これが好きだと断言できる、愛の人達の現場。
    実際は辛くて、地味で、どちらかというと精神的にも肉体的にも死に近い仕事なのかもしれないけど(笑)、それでもその想いが、愛が、眩しいから、人の心を動かせるのだろうと思う。

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    2026年03月21日
  • 図書室で暮らしたい

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    よかったです。
    作家辻村深月が、とても身近に感じられました。

    そして、やはり辻村さんの文章が好きだなぁと思いました。
    着眼点、感性、表現力がわたしに刺さる。

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    2026年03月20日
  • 冷たい校舎の時は止まる(下)

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    読み終わった後、達成感がありました。
    長かったので…笑

    いろんな伏線が最後の方で繋がったとき、なるほど!とすっきりしました。
    菅原の掘り下げだけやたら長いなと思ったけど、そう言うことだったのか…

    こんな壮大な物語を描けるなんて、体力気力がいっただろうな…
    読む方にも体力気力がいりました…笑

    とにかく、わたしは結構メンタルをやられた感じだったのでちょっと疲弊しました…笑

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    2026年03月19日
  • 冷たい校舎の時は止まる(上)

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    一体誰が自殺したのか、気になって気になってどんどん読み進めてしまいました。

    登場人物一人一人の掘り下げが深く、そのため全員に愛着が湧いてしまい、この中の誰が自殺しててもショックだな…と思いながら読み進めました。

    強いて言うなら長すぎる。

    あとは人によって違うと思いますが、設定がかなりメンタルを削ってくる感じで、わたしは少し病んでしまいました…笑

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    2026年03月19日
  • この夏の星を見る 上

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    物語にどんどん引き込まれていく。
    かがみの孤城の時も思ったけど、辻村さんは子どもたちの心情とかを書くのうますぎる。
    やり直しのできない貴重な学生時代がコロナのせいで悲しい思い出になってしまった子どもたちのこと、知れてよかった。
    制限のある中で、なにかをやり遂げたいと奮闘する子たちに勇気づけられた。
    下巻もこのまま読むぞ!

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    2026年03月19日
  • 鍵のない夢を見る

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    収録された5つの短編は、どれも主人公の女性たちが抱える「危うさ」や「心の歪み」がリアルに描かれ、終始不穏な空気が漂う。予感通りのバッドエンドもあれば、辛うじて踏みとどまる結末もあり、その匙加減に引き込まれた。

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    2026年07月25日
  • 青空と逃げる

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    ネタバレ

    よかった〜
    読み終えてすぐの感想。
    ほぼ一気読み。
    多分、文章力なんだと思うけど、すっと話に入っていけた。
    タイトルが、「青空から」とか「青空に」とかじゃなく「青空と」が1番納得できる。
    親子3人、幸せに暮らして欲しいな〜

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    2026年03月17日
  • はじめての

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    読書が初めて、久しぶりの人でも、YOASOBIさんの素晴らしい楽曲と共に気軽に読める、素晴らしいコンセプトの作品です。読書体験というより、エンタメ体験です。

    読書慣れしてる人でも短い文字数の中での各作家さんの表現力や個性を味わいながら、音楽とのコラボという新鮮さは他にないので、お勧めしたい。

    この本をプレゼントしてくれる人がいたら、死ぬほどセンスが良いと思います。

    Ayaseさんが凄すぎることを認識できるのでYOASOBIファンは絶対読むべきです(私はファンクラブ入ってないですが、入りたくなりました)

    私だけの所有者は、
    島本理生さんが普段重ための恋愛小説で書くような、所有されることを求める女性の気持ちをアンドロイドに置き換えている、面白い構成だと思いました。
    手紙の主がどこかで繋がっていたり、必ずしもハッピーエンドにならないことも、島本さんらしさを感じました。最近の島本さんよりも、駆け出しの頃の重さを感じで、女性が好きな感じかもしれません。

    ユーレイは、
    辻村深月さんらしい少年少女の心理をたった30-40ページで丁寧に描写して、かつ、プチオカルト、プチミステリーの要素や、明日への活力にもつながる前向きさもある、子供達にオススメの作品でした。この作品を読んだら、ちょっと小説を好きになってくれるんじゃないかなと。教科書に載せて欲しい作品です。

    色違いのトランプは、
    異世界系は最近漫画でもめちゃくちゃ多いジャンルになりましたが個人的には正直うまく頭でイメージを作れず避けていました。でも作品を読んだ後にYOASOBIさんの「セブンティーン」のMVを見てからもう一度読み返してそのイメージを元に読んでみたらめちゃくちゃ面白かった。こうやって、頭のなかだけで考えずに音楽を先に聴くスタイルがあるんだと思わせてくれたのはこの作品でした。

    ヒカリノタネは、
    タイムスリップ恋愛という王道を扱いながらも、登場人物がみんな知的で行動も言葉も面白くて、ロマンチックだけじゃないのがよかったです。
    今自分自身も、恋の告白ではないけど大事な人に大事であることを伝えるシーンを控えていたので勇気をもらいました。
    YOASOBIさんの「好きだ」が好きな人は、絶対に読むべきです。

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    2026年03月15日
  • 冷たい校舎の時は止まる(上)

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    辻村深月さんの作品、7作品ぐらいに読んでますが、登場人物に「辻村深月」が出てきた!って驚きました(笑)
    辻村深月って本名じゃなかったのかー。

    この物語の辻村深月が、辻村深月作品を作っていると考えればよいのでしょうか。そういう世界観なのかなー?

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    2026年03月15日
  • 家族シアター

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    ネタバレ

    色んな家族の形のあり方の中で、どう向き合っていくのか、向き合わないのか、色んなことを考えさせられる作品。必ずしもきれいごとで終わらせるわけではないけど、温かい気持ちにはなるという、辻村深月らしい話が多かった。
    この夏の星を見るに出てきた二人の裏話も入っていて良かった。

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    2026年03月13日
  • 冷たい校舎の時は止まる(上)

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    一度読みたかった辻村深月デビュー作やっと読みましたが、とにかく、ぶ厚いですねー
    まずは上巻完読しました、まだ自殺した人の特定には至りませんがワクワクしながら下巻に突入。
    ぶ厚さは上巻と同じ、その分描写が繊細ですが、あまり細かい描写が苦手な方はキツいかも。
    満を持してのデビュー作って感じが伝わります。

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    2026年03月10日
  • 光待つ場所へ

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    色々な作品のスピンオフです。
    「冷たい校舎の時は止まる」を読んだばかりだったので、登場人物のその後が読めて嬉しかった(*´꒳`*)

    短編集の中で特に 「しあわせのこみち」は、人と距離をとってしまう清水あやめの内面の成長をみた気がしてとても良かったです。

    作者のそれぞれの登場人物への愛情や愛着を感じられた一冊でした。

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    2026年03月09日
  • 図書室で暮らしたい

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    作家として経験を重ねてきたからこそ生まれる成長や、そのたびに揺れる気持ち。
    辻村深月さんは、その細かな心の動きをひとつずつ丁寧に拾い上げていて、読んでいるこちらまで息づかいが伝わってくる。作家・辻村深月という存在が、少し近くに感じられるようなエッセイだったなぁ。

    仕事と育児のあいだにある境界線について書かれた章も印象的で、迷いや葛藤がそのままの言葉で綴られているのも共感できた。
    それでも、育児を通して仕事の成長を実感できるようになったこと。
    仕事と育児がゆっくり溶け合って、自分の中で無理なく共存できるようになったこと。
    その変化を受け入れていく過程に、1人の人間としての強さを感じられて良かった。

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    2026年03月08日
  • 青空と逃げる

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    『傲慢と善良』のあとがきで関連作品として挙げられていたので読んだ。おそらく順序はどちらから読んでも問題無い設計のようだけど、『傲慢と善良』→『青空と逃げる』の順がおすすめ。

    ボリュームがあるのにスラスラと読めるのが不思議。どんな結末を迎えるのか全く予想がつかないから気になってついページをめくる手が止まらない。辻村深月氏は物語を読ませるのが上手いな〜と改めて思った。

    母子の逃避行劇。母・早苗の葛藤よりも息子・力の人との接し方や成長ぶりが伺えるところに心が動かされた。子供は日々親の目の届かぬところでも気持ちに折り合いをつけて判断力を身につけている。
    案外、親が子を見て育つように描かれている。
    早苗自身も力の存在が原動力となって行動に移せるようになったんだと気付いている様子。

    『傲慢と善良』とクロスオーバーする場面でありクライマックスを迎えるのが仙台なのが何だか嬉しかった。地元の訛りを上手く文字で再現してくれていると思った現地住民でした。

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    2026年03月07日
  • あなたの言葉を

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    お守りみたいな本だなと思いました。小学校高学年向けの本でしたが、大人になった自分が読んでも心に響くフレーズがあったり、小学生頃に感じたモヤモヤを噛み砕いてくれて、心が軽くなったような気がしました。読み進めながら何度もこの本を私が小学生の頃に読んでいたらどんな気持ちだったかなと思いました。
     『自分の本当の気持ちはどうか、他の人からの言葉に引きずられることなく、「自分の言葉で」考えてみてください。』という言葉に、SNS等情報や誰かの言葉や思いが常に溢れ出ている現代にとって大切な事だなと感じました。

    小学校高学年以上のお子さんにはもちろんですが、大人にもおすすめです。

    転職活動を終え、5月から新しい職場になりますが、
    本の中にあった、『新しい春。「正解」なんてないみんなのスタートを、これからも応援しています。』の言葉を胸に頑張っていこうと思います。

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    2026年03月06日
  • ツナグ 想い人の心得(新潮文庫)

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    久々に心動かされたいと思い、手に取った。涙活は残念ながらできなかったが、感動のシーンがいくつもあり、とても心温まる作品であった。
    使者や依頼人のエピソードから、人生は刹那であると強く感じた。人生には後悔がつきものであることは私も短い人生の中で実感してきた。だが、『ツナグ』を通して、そんな後悔の積み重ねが、これからの人生を、そして自身をより深く強くしていくのかもしれないと気づいた。私は今人生の中で1つ目の節目に立っている。そんなときに、この作品に出会えた'ご縁'に感謝する。

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    2026年03月03日
  • はじめての

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    「はじめて」をテーマにしたYOASOBIさんとの短編&楽曲プロジェクト。島本さんのSFから始まり、辻村さんは初読みでしたが感動。脱帽です。ホームページから曲やビデオ、インタビューも楽しめます。

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    2026年03月03日