辻村深月のレビュー一覧

  • 小説集 筋肉少女帯小説化計画

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    筋肉少女帯は前に聞いていた時期があるし、辻村深月が読みたかったので手に取った。

    辻村深月が別格。
    それは仕方ない。
    同じような仕掛けをストーリーに仕込んでも、感じ方がまるで違う。
    他の人のがカクカクのポリゴンだとしたら、辻村深月は実写みたいななめらか3D。

    意外と、和嶋慎治の文体が好きだった。
    もしかしたら人間椅子が好きだから、フィルターかかってるのかもしれない。

    オーケンの作品も好き。
    東京の街は知らないけど、不思議と懐かしい。

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    2025年09月29日
  • 名前探しの放課後(下)

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    怖い。最後で一気に話の全体像が変わって混乱した。ちょこちょこ違和感あるなーという部分はあったけど、普通に話が進んでいくもんだからスルーしていた。騙された。
    それに、ある作品を事前に読んでいたら、前提から覆される事になる…怖い。
    他作品と登場人物や世界観が繋がっている作品は大好きなんだけども、ここまでやるのか…。
    話の内容ももちろんおもしろかったけど、この作品は技術の高さ深さに大変驚かされた。

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    2025年09月24日
  • ハケンアニメ!

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    ネタバレ

    アニメ作品に関わるアニメ監督とプロデューサーの関係を2つの異なるアニメ作品の作成を通して描かれた物語。

    題名を見て、派遣社員がいろいろとドジを踏みながらアニメ作成に関わっていく物語と思っていた。アニメの覇権を争う物語とは思わなかった。

    アニメ作品はあまり見ないけれども、この本を読んでアニメ作品を作る大変さがよく分かった。確かに普通のドラマだとそれぞれの役者が自ら動いてくれるけれども、アニメは全て作り上げなければならないから。

    2つのアニメ作品、それぞれアニメ監督とプロデューサーに個性があり、楽しく読むことが出来た。

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    2025年09月23日
  • はじめての

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    思春期の学生に向けた小説というのがテーマかとは思いますが、短編の中に見事に作者の色が見えて面白かったです。

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    2025年09月22日
  • あなたの言葉を

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    辻村さんの考え方と言葉の伝え方が思いやりに溢れていて、感受性の高さがひしひしと感じられた。
    本の中に出てくるエンパシーを体現している人だなぁと感じた。子どもの頃に感じていた疑問を言語化してくれてすっきりした気持ちになった。
    小学生の時にこの本に出会っていたかった、と思ったし、
    将来自分も辻村さんのように、子どものなぜ?に答えを示すんではなくて同じ目線で考えてあげられる人になりたいと思った。

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    2025年09月21日
  • 家族シアター

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    ネタバレ

     個人的に、いい話だったと声を上げたくなる話と、始終胸糞悪い話の両極端だった。
     どの話の主人公も特定の誰かにモヤモヤを抱いていたり、価値観が噛み合わなかったりする(7話目の「タマシイム・マシンの永遠」以外)のだが、最終的には分かり合い、暖かな日常に戻るというのが大体の流れだ。

     だがこのモヤモヤが、話によっては理不尽だったりする。「お前その性格どうにかならないの?」と、主人公に対して憤ることもあった。具体的には1話目と3話目。
     特に3話目は、主人公である母親が娘の進路等にモヤる話なのだが、そもそも母親が無自覚な毒親である。オマケに、今まで培ってきた価値観も、歩んできた人生も、常人では理解

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    2025年09月21日
  • ハケンアニメ!

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    アニメ業界を舞台にしたお仕事物語
    人物評価の裏切りの連続とサイドAとサイドBのバランスの良さ、そことそこが繋がる?!っていう終盤のジェットコースター展開
    良かったです。

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    2025年09月19日
  • 「いじめ」をめぐる物語

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    ネタバレ

    5人の作家さんによる、いじめをテーマにしたアンソロジー。
    どのお話もいじめの描写が出てくるため何度も胸がぎゅっとなる。
    いじめた側はいじめていたことをすぐに忘れるが、いじめられた側は一生忘れない。
    大人になってからもずっと。
    どんな言葉を吐かれたか、その時どんな感情が湧いたか、当時のことを鮮明に思い出せるのはいつもいじめられていた側。
    それだけ、いじめる側は軽い気持ちであり、いじめられる側はその何倍もの深い傷を負っているのだろう。
    いじめる側の無自覚さが恐ろしい。
    自分も気をつけなければと思った。

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    2025年09月18日
  • はじめての

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    ネタバレ

    後輩に借りた本。短編集で読みやすいし全部優しい感じの話で良かった。YOASOBIの曲は本を読み終わってから聴いたけどMVともマッチしてて面白いし本と曲2つで楽しめて良かった。はじめて家出したときに読む物語のユーレイが一番印象に残った。辻村深月さんは鏡の弧城の時も思ったけど女の子のいざこざとか心情とかの描写が上手いというかリアルだと思う。ちょっと微ホラーな感じだったしなんとなく次の日の朝がどうなってるか、どういう結末かって想像出来てたんだけどまさかの結末で裏切られて少しクスッときた。あと色違いのトランプも自分の名前が出てきたから印象に残った。曲は色違いのトランプが原作になってるセブンティーンが格

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    2025年09月15日
  • 図書室で暮らしたい

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    幼い時から本と小説が大好きで、作家になることをどれほど夢見てきたか。大きな賞を取り、小説を書き続けられていることがどんなに幸せか。作家として自分を成長させてくれたたくさんの読者や周りの人たちへの感謝…等々が誠実で謙虚な言葉で綴られている。夢を叶えて作家になれた自分を心から幸せだと言い切れる。その素直さ、潔さに憧れるし、そんな作家を読者は応援せずにいられない。これからもいい作品を書きつづけて、たくさんの人たちに届けるのだという、作家の強い決意表明がソフトな文章の中にも随所に見え隠れする。この本を読む前と後とで、辻村作品の楽しみ方がわたしの中で増幅したような気がする。

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    2025年09月09日
  • はじめての

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    直木賞受賞作家による競演。YOASOBIの曲を聞き直さなければ。宮部みゆきさん、森絵都さんの作品は特に楽しく読みました。同じお題でこんなに違うアイデアで読ませるとはお見事

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    2025年09月07日
  • 東京會舘とわたし 下 新館

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    ネタバレ

    東京會舘、この本を読むまで存在すら知らなかった。
    読んでみて思う。行ってみたい。
    きっと高級でうんと背伸びして行くんだろうけど、その緊張を解きほぐしてくれるような人たちと素敵な時間を過ごせるのではないだろうか。小説に出てきたモチーフもあわせて体感してみたい。

    上巻のはじめこそ眠くなりながら読んだが、歴史が紡がれ人の繋がりを感じ始めてからはじっくり味わいながら読むことができた。
    金婚式。
    東日本大震災と料理教室とカレー。
    直木賞と親子。
    どれも、「くるぞくるぞ」とわかっていても泣いてしまった。

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    2025年09月07日
  • 光待つ場所へ

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    ネタバレ

    辻村深月先生の初期作サブキャラクターたちの織りなすスピンオフ集。本編でも煌めきを放った彼らの魅力をもう一度。
    個人的には、青春を絵画に捧げる少女、清水あやめの長い長い失恋と大恋愛を描いた「しあわせのこみち」がとてもとても良かった。孤高の天才であり、故にどうしようもなく不器用な若者たちの言葉には、一つ一つ鮮烈な光が宿る。これが若さか。

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    2025年09月06日
  • ふちなしのかがみ

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    ホラー、ミステリー、そして少し切ない感じが混ざっていて、どれも続きが気になる短編集!
    数話、「つまりどういうことだ…」となる話もあったけど、謎が解けていく空気感がよい!

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    2025年08月30日
  • オーダーメイド殺人クラブ

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    大好きな辻村深月さんの作品!
    ライトノベル感が強く、ティーンにオススメされていたので、はるか歳を重ねた私には向いてない、、、と思って避けていました。
    読んでびっくり、というか、割と重め。これティーンにオススメなのか⁈なかなか刺激的。

    思春期の学校内での揉め事、カースト制、あるいは教師と生徒の関係、、、
    はるか昔の事でも私にも思い当たる事がたくさんあった。
    ここまで辛い経験は無いが、大なり小なり似たような思いをして学生時代を過ごしてきた人は多いだろう。読んでてヒリヒリ、なんとも言えない感情で胸がいっぱいになった。私が中学生の頃は、こんなに冷静で大人びてなかっただろうな、、

    辛さから逃げ出した

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    2025年08月29日
  • かがみの孤城 上

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    ネタバレ

    主人公は不登校になってしまってて。
    中学生なら、そりゃそう考えてしまって悩んで苦しんでしまうよなーって、
    今なら、そんな奴ら、ギャフンと言わせてしまえばいいのに、それでほっときゃいいのに、と、変に度胸のついた中年になった私は思ってしまいます(笑)
    (でも、後編読んでくと成長するこころちゃんたちがみられて、私なんかより強くなってる!と思うのだった。)

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    2025年08月26日
  • 名前探しの放課後(上)

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    『誰か』を探すために、少しずつ仲間が増えていき、仲間同士の関わりも深くなっていく様子が印象的でした。
    これからどんな結末になるのか今から楽しみです。

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    2025年08月24日
  • オーダーメイド殺人クラブ

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    徳川勝利の好きな子が小林アンって最後に分かって良かった。
    ゲシュタルト崩壊:文字や図形などをちらっと見たとき、それが何の文字であるか、何の図形であるかを一瞬で判断できるのに、これを持続的に注視し続けることで、全体的な形態の印象、認知が低下してしまう知覚現象のこと。

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    2025年08月21日
  • サクラ咲く

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    辻村作品を順番に読むチャレンジ実施中。

    今までで最も黒さ控えめ。
    その分、するする読める。

    短編をまたいで登場する人物が、初期作品を思い出す。
    ただ登場するだけではなく、ちゃんと愛おしくなるのは何でだろう。

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    2025年08月18日
  • レジェンドアニメ!

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    やっぱり辻村深月さんの本は好きだなぁ。読み終わった後の幸福感が何とも言えない。
    今度はハケンアニメを読もうと思う。

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    2025年08月17日