辻村深月のレビュー一覧

  • 闇祓

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    ネタバレ

    最初は白石が気持ち悪かったけど徐々にダークヒーロー的な存在だと理解した。最後の方で急にファンタジー要素が現れ始めたけど全体的に不気味さを楽しむことができた。

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    2026年07月26日
  • 家族シアター

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    家族の心と心の繋がりの温かさを実感できた。
    家族だから繋がっている、ではなく、家族だからより深く繋がりやすい、と捉えるのが正しそうだ。
    思っているだけでは伝わらない。
    とはいえ、伝えることの気恥ずかしさゆえの難しさもあるだろう。
    そんなヤキモキとする気持ちの中、実際に伝えること、会って話をすることが大切だと再認識させられた。

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    2026年07月26日
  • レジェンドアニメ!

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    ハケンアニメのスピンオフのような短編。
    面白くてサクッと読めた。
    「音と声の冒険」:若かりし頃の王子を音響監督の五條の目線で描く。無音のシーンに挑んで挫折した王子が、リデルライトでやりたいことができるようになったことがカッコイイ。
    「夜の底の太陽」:ハケンアニメで斎藤監督の話で出てきた太陽君のお話。あのときこんな事があったのねと知れて面白かった。
    「執事とかぐや姫」:ハケンアニメに収録されてたので、読んだことあるな〜と思いながら読んだ。
    「ハケンじゃないアニメ」:30周年を迎える定番アニメ「お江戸のニイ太」のプロデューサー和山さんの話。わずか1分30秒のOPアニメにかける斎藤監督の姿勢が素敵です。
    「次の現場へ」:アニメ業界の結婚式に呼ばれた王子、香屋子、加菜美それぞれの思いを描く。相変わらず香屋子は何を考えているのか分からないが、現場にいて欲しい人ですね。

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    2026年07月26日
  • ツナグ(新潮文庫)

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    短編集かと思ったらそうではない面白さ。
    それぞれの物語でも毎度涙が出てしまう重たさがあった。自分が死んだら誰か会いにきてくれるのだろうか、というのもどうしても考えてしまう。

    「誰かの失われた生は、何のためにあるのか。」
    暖かさに涙が出るのもありつつ、生と死について考えてしまう重たさもあり、小説として面白かった。

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    2026年07月26日
  • ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。

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    ネタバレ

    「家族だからと何かを許し、あきらめ、呑み込み、耐え、結びついた家。形は違っても、どこも皆、共通に抱える病理のような。」
    「すべての娘は、自分の母親に等しく傷つけられている」

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    2026年07月26日
  • ぼくのメジャースプーン

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    主人公の、自分を犠牲にしてまでも、表面上では伝わらない本心や本性を知りたいと思うある意味での無責任さと自分勝手さが人間らしくて良かった。

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    2026年07月26日
  • 噓つきジェンガ

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    なんでそんな事を?と呆れるような話ばかりなのに、そこに至るまでの流れや感情があまりにリアルで、、、。特に中学受験の話は母も子も苦しい。

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    2026年07月26日
  • 鍵のない夢を見る

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    どの作品も、緊張感があって、こんな事あるのか…って 読み進めるのが怖かった、でも次どうなるのか気になって一気に読んでしまった。

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    2026年07月26日
  • 名前探しの放課後(下)

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    辻村ワールドすごろく7マス目の下巻。
    ミステリ、青春、SF要素のバランスがちょうどいい按配で融合していて、あっという間にストーリーに引き込まれていた。特に終盤のスピード感溢れる展開には、息を呑むほど痺れた!
    そして、まさかあんなオチが待っているとは…。
    すっかり騙されていた。なんかちょっと、ん?と思うことあるよな、ぐらいに感じていたことが、一つ一つちゃんと意味があったなんて。

    で、あの人がこの人ってことは…と著者の他作品の登場人物を思い浮かべ……なるほど、つまりそういうことか…と腹落ちする。
    分かった時は、まじかーって思った(汗)

    普通にストーリーだけでも、意外性があり楽しめたけど、著者が放った数々の仕掛けに心地よく翻弄された。そういった意味でも単なる青春小説で終わらせない、辻村先生ならではの深みを感じさせる作品だった。

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    2026年07月25日
  • サクラ咲く

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    ネタバレ

    短編ですが、どれもさわやかになる青春ドラマでした。
    本に挟んだ手紙でやり取りする話、好きかも。
    あと、100年後からやってきた転校生の話も、ただのSFでなく、人間味あふれる美しい作品だった。
    辻村さんといえば、どろどろとした女子の複雑な人間模様を描くイメージ(偏見)があったので、こんなキラキラしたものも描いていたのかと驚いた
    中高生にもおすすめ

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    2026年07月25日
  • 鍵のない夢を見る

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    ズレてるひとばっか出てきて痛かった。けどいるんよなあていう。君本家の誘拐はともだちとのやりとりとか赤ちゃんいる人特有のノンデリ感に友達ひいてるのとかめっちゃリアルだった。
    あとがきの林先生との対談で辻村さんが地方の閉塞感を感じるタイプだったて言ってて今まで読んできた作品の答え合わせされた感じだった。

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    2026年07月25日
  • ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。

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    30歳って女にとって、なんかターニングポイントみたいになってて、そこまでに結婚したいとか子どもを産んでおきたいとか、いろいろ悩んだり、他人と比べたりする。
    だからこそ自分にとっての幸せは何かって考えさせられるし、母親はいつまでも母親なんだとも、感じる。

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    2026年07月24日
  • 冷たい校舎の時は止まる(下)

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    ネタバレ

    面白かった!けど、これだけ長い物語で、散々引っ張って、辻村さんだし、すごいどんでん返しがあるんだろうなと勝手に期待し過ぎてしまっていたので、少し残念に感じた。

    ホストの正体にそこまで驚きがなかったので。

    でも菅原のパートの部分は想定外で裏切りがあったのでそこはさすが!と思ったし、1番個々人のエピソードの中で印象的だった。

    主人公の名前を著者の名前にしたのは何か意図があるのかな?
    そして、私は他の作品とのつながりを見つけることができず。
    それをこの後ネットで調べようと思います。

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    2026年07月23日
  • 本日は大安なり

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    ネタバレ

    最初すごく不穏な感じで始まったストーリー。
    不穏な結末を期待して読んでいて、
    最後の方で、
    あぁーそっちかーってなった。
    結末としては好みではないけど、話自体は好きな話でした!
    狐塚と恭司が出てきたのは熱かった!!

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    2026年07月23日
  • ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。

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    女の悩み、葛藤がリアルだった
    この年頃の結婚、出産にたいしての執着は凄まじい。ゆえに醜く、意地悪になってしまう。自分もそうだったな。
    また、母娘間も執着しやすい。愛情と紙一重。
    自分もそうだったな。

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    2026年07月23日
  • はじめての

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    220ページ
    1600円
    2026年7月14日〜7月22日

    4人の作家さんの4つのストーリーが1冊で読めるのは贅沢な感じがした。

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    2026年07月22日
  • 本日は大安なり

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    ネタバレ

    4組のカップルとウェディングプランナーの物語
    パール・ロイヤル・エメラルド・ゴールドのルームで式をするカップルにはそれぞれの事情があった(双子、プランナーの彼氏を取る、叔母の口利き、嘘等)
    途中にアクシデントもあるが、無事に式は終了し周りの人は納得していく

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    2026年07月22日
  • ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。

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    あの子は私で、私はあの子。

    女同士って鏡のようなもので、
    自分の嫌いなところを相手の中に見つけてくる。


    本当は
    好きなものを好きだと、
    あなたのようになりたかったと、
    いつも味方よと抱きしめてほしかったと、
    素直にそう言えたなら。

    まったく、女という生き物は。

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    2026年07月21日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(下)

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    ネタバレ

    切ない終わりかただった。
    胸がいっぱいになった。

    悲しくもあり、希望のようでもあり、表現するのが難しい終わりかただった。

    いつか月子は全てを思い出すんだろうか…

    もう少し早く、浅葱が人に執着していたら、こんなことにはならなかったのかな…

    いや、全ては、親が悪かった。



    エピローグ最後の

    藍『        』

    これを見た瞬間、ものすごく切なさでいっぱいになった。

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    2026年07月21日
  • 名前探しの放課後(上)

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    辻村ワールドすごろく7マス目の上巻。
    著者の最新作『ファイア・ドーム』の評判がすごくて、めっちゃ気になるところだけど、我が道を行きます!

    本作は、いわゆるタイムリープもの。
    主人公の依田いつかは、ある日突然3ヶ月前の過去に戻っていることに気がつく。その3ヶ月の間に同級生の誰かが自殺してしまうが、誰かが分からない。友人たちと協力して、その真相と誰かを探し始める物語。

    相変わらず、辻村先生の描く中高生たちの日常がどこまでも瑞々しい。読んでいて思わず、自分まで学生時代にタイムリープしてしまった感覚に陥る。作中の3ヶ月どころか、遡行幅を大幅に上回っちゃうけどw
    引きの強い展開にグイグイ引き込まれ一気に読み込んだ。

    上巻では、下巻に向けて伏線を仕込んでいる感じかな。嵐の前の静けさか。下巻から始まるであろう怒涛の展開にワクワクが止まらない!前回の『ぼくのメジャースプーン』とのリンクも気になるところ。
    さぁ、どんな結末が待っているのやら。楽しみ。

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    2026年07月21日