辻村深月のレビュー一覧

  • サクラ咲く

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    ネタバレ

    短編ですが、どれもさわやかになる青春ドラマでした。
    本に挟んだ手紙でやり取りする話、好きかも。
    あと、100年後からやってきた転校生の話も、ただのSFでなく、人間味あふれる美しい作品だった。
    辻村さんといえば、どろどろとした女子の複雑な人間模様を描くイメージ(偏見)があったので、こんなキラキラしたものも描いていたのかと驚いた
    中高生にもおすすめ

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    2026年07月25日
  • 鍵のない夢を見る

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    ズレてるひとばっか出てきて痛かった。けどいるんよなあていう。君本家の誘拐はともだちとのやりとりとか赤ちゃんいる人特有のノンデリ感に友達ひいてるのとかめっちゃリアルだった。
    あとがきの林先生との対談で辻村さんが地方の閉塞感を感じるタイプだったて言ってて今まで読んできた作品の答え合わせされた感じだった。

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    2026年07月25日
  • 盲目的な恋と友情(新潮文庫)

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    序盤から良い。
    劣等感を感じる側の人間の心理描写がリアルだと思った。
    ラストで少し驚く事実はあるけれど概ね読みながら膨らませた予想と変わらなかった。けれど良い。

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    2026年07月25日
  • ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。

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    30歳って女にとって、なんかターニングポイントみたいになってて、そこまでに結婚したいとか子どもを産んでおきたいとか、いろいろ悩んだり、他人と比べたりする。
    だからこそ自分にとっての幸せは何かって考えさせられるし、母親はいつまでも母親なんだとも、感じる。

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    2026年07月24日
  • 盲目的な恋と友情(新潮文庫)

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    初めて読むタイプの本だった。

    人が恋に溺れるのと同じように、友情に溺れるのをリアルに描いていて、ドロドロした欲を重く深く感じられた。

    ハッピーエンド好きだから読み終えた時の感動はあまり感じられなかったが、稀に見る人間関係を正確に書いていて、新鮮だけど親近感もあった。

    先が気になって一気に読み進めたが、読んでよかったとちゃんと思えている。

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    2026年07月24日
  • 盲目的な恋と友情(新潮文庫)

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    4.0 ルックスがイケてる女子とイけてない女子の恋と友情の話。男性異性愛者の自分的には宇宙人の話。もはやSFと言っても良いくらいの内容。ルッキズムに振り回されてはイけないと言う警鐘の物語。

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    2026年07月24日
  • 冷たい校舎の時は止まる(下)

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    ネタバレ

    面白かった!けど、これだけ長い物語で、散々引っ張って、辻村さんだし、すごいどんでん返しがあるんだろうなと勝手に期待し過ぎてしまっていたので、少し残念に感じた。

    ホストの正体にそこまで驚きがなかったので。

    でも菅原のパートの部分は想定外で裏切りがあったのでそこはさすが!と思ったし、1番個々人のエピソードの中で印象的だった。

    主人公の名前を著者の名前にしたのは何か意図があるのかな?
    そして、私は他の作品とのつながりを見つけることができず。
    それをこの後ネットで調べようと思います。

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    2026年07月23日
  • 本日は大安なり

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    ネタバレ

    最初すごく不穏な感じで始まったストーリー。
    不穏な結末を期待して読んでいて、
    最後の方で、
    あぁーそっちかーってなった。
    結末としては好みではないけど、話自体は好きな話でした!
    狐塚と恭司が出てきたのは熱かった!!

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    2026年07月23日
  • ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。

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    女の悩み、葛藤がリアルだった
    この年頃の結婚、出産にたいしての執着は凄まじい。ゆえに醜く、意地悪になってしまう。自分もそうだったな。
    また、母娘間も執着しやすい。愛情と紙一重。
    自分もそうだったな。

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    2026年07月23日
  • 朝が来る

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    不妊治療と特別養子縁組。そして中学生出産。
    前半はタワマンに住む40代の佐都子。後半は中学生のひかりの視点から描かれる。

    細部が見事。入念な取材や情報収集が感じられ、それが登場人物たちの思考や行動に溶け込んでいる。
    例えばハイスペ夫婦の両親との関係や不妊治療、特別養子縁組の後のタワマン暮らしや保育園。
    例えば特別養子縁組の支援団体の寮や入居者、学校に戻ってからの周囲への感じ方。

    個人的には学生の妊娠出産とか人生転落とかはあまり好きじゃないテーマなので、前半の佐都子の章に感情移入した。不妊治療って本当に大変なんだなぁ。飛行機で病院行くとか。ダメだった時の絶望とか。

    ラストはそこまで惹かれな

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    2026年07月23日
  • はじめての

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    220ページ
    1600円
    2026年7月14日〜7月22日

    4人の作家さんの4つのストーリーが1冊で読めるのは贅沢な感じがした。

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    2026年07月22日
  • 本日は大安なり

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    ネタバレ

    4組のカップルとウェディングプランナーの物語
    パール・ロイヤル・エメラルド・ゴールドのルームで式をするカップルにはそれぞれの事情があった(双子、プランナーの彼氏を取る、叔母の口利き、嘘等)
    途中にアクシデントもあるが、無事に式は終了し周りの人は納得していく

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    2026年07月22日
  • ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。

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    あの子は私で、私はあの子。

    女同士って鏡のようなもので、
    自分の嫌いなところを相手の中に見つけてくる。


    本当は
    好きなものを好きだと、
    あなたのようになりたかったと、
    いつも味方よと抱きしめてほしかったと、
    素直にそう言えたなら。

    まったく、女という生き物は。

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    2026年07月21日
  • かがみの孤城

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    ネタバレ

    7人の不登校の中学生とおおかみさまのファンタジー物語。

    主人公であるこころちゃんの不登校になってしまった理由に非常に共感できる。自分も中学生くらいの頃、世界はこの学校しかないと思っていたし、誰か1人に嫌われることを過剰に恐れていたなあと。。
    どうかそういうふうに感じている子たちは不登校でも良いから大人になって、「あんな世界でなんで悩んでいたんだろう」と思えるように成長してほしいと思う。

    7人の誰でも感情移入できるし、この後どうなるのか、という展開にもワクワクしながら読むことができた。映画を観たので最後はなんとなく把握できていたけれど。
    強いていうなら、1人1人の背景がより詳細に描かれていれ

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    2026年07月21日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(下)

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    ネタバレ

    切ない終わりかただった。
    胸がいっぱいになった。

    悲しくもあり、希望のようでもあり、表現するのが難しい終わりかただった。

    いつか月子は全てを思い出すんだろうか…

    もう少し早く、浅葱が人に執着していたら、こんなことにはならなかったのかな…

    いや、全ては、親が悪かった。



    エピローグ最後の

    藍『        』

    これを見た瞬間、ものすごく切なさでいっぱいになった。

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    2026年07月21日
  • 名前探しの放課後(上)

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    辻村ワールドすごろく7マス目の上巻。
    著者の最新作『ファイア・ドーム』の評判がすごくて、めっちゃ気になるところだけど、我が道を行きます!

    本作は、いわゆるタイムリープもの。
    主人公の依田いつかは、ある日突然3ヶ月前の過去に戻っていることに気がつく。その3ヶ月の間に同級生の誰かが自殺してしまうが、誰かが分からない。友人たちと協力して、その真相と誰かを探し始める物語。

    相変わらず、辻村先生の描く中高生たちの日常がどこまでも瑞々しい。読んでいて思わず、自分まで学生時代にタイムリープしてしまった感覚に陥る。作中の3ヶ月どころか、遡行幅を大幅に上回っちゃうけどw
    引きの強い展開にグイグイ引き込まれ一

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    2026年07月21日
  • 盲目的な恋と友情(新潮文庫)

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    本の作品名だけ見たら買わなかったけど、大好きなヒグチユウコさんの装丁だったので購入。
    私は恋愛中心とか官能的な内容を読むのが不得意なので年頃男女の生々しい恋愛ストーリーがどこまで繰り広げられるんだろう…と読み進めてたところ、途中から驚きの展開になったあたりから面白くなってあっという間にイッキ読みでした。
    自分も大昔恋愛依存した経験があったので、蘭花の恋は第三者目線から見ると痛いなぁ…とズキズキするところがありました。

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    2026年07月21日
  • 家族シアター

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    さくっと読めるのに起伏が大きい、読後感も大きい辻村さん大好きです。
    文体も心地よくて、読みはじめの数行であーこれこれこれ辻村さん、てなる。
    こういう人いるいるこういうことあるあるがいっぱい詰まって見事に組み合わさった色々な温度感の短編集。短い話なのに揺さぶってくるよなあ。全部面白かった。

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    2026年07月21日
  • 凍りのくじら

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    登場人物や設定の解像度を上げるために前半を使い、後半で一気にストーリーを進めている印象だったので、前半は少し読みづらかったが、後半は一気に読めた。
    悲しく、重い話ではあるが、心温まるストーリーだった。

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    2026年07月20日
  • 凍りのくじら

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    ネタバレ

    ドラえもんのの道具の名前の各章のタイトルが
    最後に回収された?って解釈をした。
    最初から、主人公に感情移入しにくく
    読みにくさを感じたけど、後半からページが止まらない、止まらない。
    若尾のクズっぷりは圧巻。
    別所の正体が!!!
    と分かった時とドラえもんの引用が繋がった時は圧巻。元々はぼくのメジャースプーンを綺麗に回収したくて、順番はチグハグで読んでしまったのて、
    スロウハイツの神様を読んだら、改めて名前探しの放課後を読むと決めました!

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    2026年07月20日