辻村深月のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
わたしは基本あらすじを理解してないと本が読めません笑
今回みたいに話があっちこっちとなるタイプはますます登場人物や流れを理解していないとまた戻って読み返したりしちゃうので
まあそれもまた読書な感じではあるけど時間におわれてるので出来れば1度で理解したいのです
さてこちらも大安の結婚式場の4組の結婚式のアレコレが時系列で書かれていて
この章はどの人目線なのかも書いてあってわたしにはありがたかった笑
ウェディングプランナー実は憧れた職業
色んな計画を立てたり最善を尽くす的なのって好き
でもかなり感情を抑えたりとにかく相手の立場に立ったりでかーなりしんどいよね
しかも!相手が自分の結婚を破談にした女だったら?
いやー無理かもしれん…
わたしなら何とかして仕返し出来ないか
そればかり考えちゃうかも…
双子の入れ替わり結婚式はなんか分かるなー
わたしは年子で妹がいて
やっぱりお互いなんかライバルというか
でもあまりにも好みが違いすぎて
こんな感じにはならなかったけど笑
何があってもわたしを選んで欲しい!
双子じゃなくてもそんな気持ちはみんな持っているのでは?
陸雄は最悪過ぎて殴られて終わりか思ったら
貴和子が神過ぎてまさかのハッピーエンド!!
いやマジで貴和子すごい…あの懐の広さ…見習いたい
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Posted by ブクログ
ネタバレかなりの文量が主人公の心情描写に割かれているため、序盤は展開が遅いように感じた。しかし、中盤で主人公のつらい過去が明らかになり、感情移入できるようになってからは、スラスラ読めた。自分も中学生の頃、学校に行きたくないと何度も思っていた。もしあのとき、いじめまで受けていたら、まさにこんな気持ちになっていたのだろうと想像できた。
こういう話では、親が頼りにならないのが王道の展開だと思っていたが、本書の母親は、娘にきちんと向き合い、一緒に闘ってくれる、まさに親の鑑だった。先生との話し合いを終えた後、二人でフードコートに行くシーンでは泣いた。どんな恋愛小説にも勝る、これが本当の愛だよ。
出身中学校が明かされる場面にも驚いた。「お前、どこ中?」という話題から生まれる展開としては最高な「え、お前も同じ中学校なん?」という赤文字の激アツ演出を何度も繰り返されたら、そりゃ脳汁が止まらない。リオンがハワイから来たこともあって、ほかの登場人物も日本各地から集まっているのだろうと、たかをくくっていた。完全にやられた。
いよいよ物語は3学期へ。下巻を読むのが非常に楽しみです! -
Posted by ブクログ
ネタバレ「少し不思議」なお話だった。
ドラえもんと家族愛の物語。
主人公芦沢理帆子の人格設定は、辻村深月さんにしかできない天才的設定だと思う。
優等生のませた高校生に危うさが併存する。お母さんとの関係には高校生らしさがあり、絶妙な感情の描き方だった。
私は完全にお母さんに感情移入して、理帆子のことを考えるだけで心が苦しくなった。写真集に込められた愛情に涙が出る。
でも、写真集なんかよりも、娘と平凡な毎日を送りたかったはずで、本当に無念だ。
「別所あきら」は急に現れたり消えたり。
最後は一瞬ファンタジーかと思ったけれど、現実でも起こる現象だと気がつく。辛い現実から自分を守るために作り出した「もう一人の自分」?(『VIVANT』的な...?)
あきらさん、理帆子が再び過酷な状況に追い込まれた時には、また助けてあげて。ドラえもんのように。 -
Posted by ブクログ
辻村深月さんの本を読むたび、自分が過去に経験した小さな苦い思い出と紐づくような気がする。
今回、蘭花、留利絵、美波、性格の全く違う3人の女性が登場する。
誰に同情するか、誰と自分を重ねるか、読む人によって全く違う感情を抱くような気がした。
私は、留利絵だった。
人から愛されていると心から実感できないからこそ、親友の蘭花にとって「一番」であることに執着してしまう。でも蘭花にとって留利絵は、あくまで友人のひとりでしかない。
それがとてつもなく切ない。留利絵は蘭花の一挙手一投足が気になってしまう。
美和のように快活に生きられたらどれだけ楽だろう。
一方の蘭花は恋に盲目で、友人がどれだけ言葉を重ねても届かない。
相手の一番になりたい留利絵と、恋人しか見えなくなっている蘭花。そのどうしようもないすれ違いが、読んでいて苦しかった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ盲目的とは、周りを見れているような大人びた子でも、自分と相手との1体1であると構わず自分と相手の世界中心になってしまう様子が狂気であり、面白かった。
ダメな男にのめり込んでしまう、純粋で可憐な女の子が、少しずつ彼に熱中していく様子がとても生々しい。幸せな時間は束の間で、そこから綻びが生まれ、一気に転落していくスピード感も印象的だった。
だからこそ、周囲から何を言われても「女々しくてもいいから、まだ続いていたい」と嘆く蘭花を見ていると、「もうやめたらいいのに」と、少し据えたような気持ちになってしまう。
客観的が良い点で上げられていた蘭花が相手へ熱中していく様子をリアルに描けているのがすごいなと感じた。
そして友情の留利絵パートへバトンが繋がれるとまた視点と印象が変わるのもすごい。
蘭花のことをずっと傍で見ていた留利絵には、逆に私も少し共感できる部分があった。
私にも「親友」とはまた少し違う、特別視している存在がいたなあ、と思い出していた。別に付き合わなくてもいい。ただ、できるならずっと傍にいて、一緒にいられたらいいのにな、と思うような特別な存在で、
だから、留利絵の気持ちは少し分かる。
ただ、留利絵の「じゃあ、私に感謝してもいいんじゃない?」という傲慢さは、どうしても好きになれなかった。
私なら、「私と一緒に幸せになろう」よりも、「相手が幸せなら、それが私にとっても嬉しい」と思える関係でありたい。相手の幸せの隣に、必ずしも自分がいる必要はないと思うから。
そう考えると、私自身も過去の経験を通して、少しずつ「盲目的ではない」人との付き合い方ができるようになったのかな、と思った。
相手のために、相手を「好き」と思う気持ちが一方的に注がれていく苦しさと危うさをすごく感じられて、どの人間関係にも当てはまるんじゃないかなと感じました。 -
Posted by ブクログ
外見や性格によって自分やまわりの子の立ち位置、一緒にいる人を決める感じが、学生ならではの
もので、あの頃の気持ちを思い出した。
私はそんなにかわいいわけじゃないし、目立つタイプじゃない。誰かを好きになる権利なんてないと
本気で思ってた。
直接的にいじめられたりしていなくても、自分自身で勝手に自分のカテゴリーをくくって一人で苦しくなることってあったなと。
私はそちら側だったけど、あの頃、【かわいくてかっこよくて目立っている人たち】と思っていた人たちはどんなことを考えていたんだろう?
自分だけじゃなくて、まわりの人に対しても、見た目で勝手にカテゴリーくくってたのもしれない。
現実では知ることができない一人ひとりの本音と建前、そして変化していく気持ち を知って想像できるのは本の素晴らしいところだなと感じた。