辻村深月のレビュー一覧

  • ツナグ 想い人の心得(新潮文庫)

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    序盤は慣れない設定に戸惑いもあったが、
    途中から引き込まれるように読めた。

    読みながら自分が会うなら誰だろう、
    また死後は誰か会いに来てくれるような
    生き方をしてるかな、が頭の片隅に
    浮かんだまま読み進めた。

    死は身近なものなのに、
    自分には関係ない様な遠い存在だと
    思ってしまう。
    そうで無いと人間は生きられないのかもしれない。

    でもいつか必ず自分にもやってくるその日を
    良い形で迎えられる人生にしたい。
    良い読書体験だった。


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    2025年12月19日
  • 本日は大安なり

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    やはり文章が上手く、読みやすい。それぞれの人間の微妙な関係やあまり人が表立って言わないけど考えていることを巧妙にまとめるから、面白い。

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    2025年12月17日
  • 太陽の坐る場所

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    ネタバレ


    伏線やミスリードが含まれていて最後まで読んだ後すぐに最初から読み返した
    響子と今日子がいるとは、、予想もしなかった
    途中で1人1人集まりから離れていくのをマイナスに捉えていたけれど
    島津や聡美は過去の居場所より今の自分を受け入れて一歩踏み出したのかな、と感じた

    ミステリーとしても面白かったが
    紗江子の男と縁がなさそうなのにイケメンでクラスの一軍に相手にされている、だけど本当は小物の男だとわかっていて離れられない描写がリアルだった

    どんな環境でも自分という芯があり誰にでも同じような態度で接するキョウコは太陽のような存在だな、と思った

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    2025年12月17日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(上)

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    下巻はどうなるんだろう。
    登場人物の少し不自然な感じがする人柄や性格や特徴などの描き方、登場人物同士の複雑な関係性、いかにも伏線になりそうな表現の数々、具体的には描かれていない浅葱の兄、やっぱり気になるi、分かりやすく提示してくれているiとθが出すメッセージ。
    ワクワクとも、面白そうとも違う不思議な感覚ですが、下巻が気になります。

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    2025年12月17日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(下)

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    ネタバレ

    大学生である浅葱は、論文コンテストをきっかけにネット上で兄である藍と再会を果たす。生き別れた兄と再会することを希望に生きてきた浅葱は、すぐにでも会いたいと伝える。しかし兄の藍からは、まだ会うことはできない、会うためには人を殺す必要があると殺人ゲームを持ちかけられ…といったストーリー。

    辻村美月さんでこうも殺人が起こる作品は初めてで、新鮮だった。浅葱が兄に会いたいと気持ちとこれ以上人を殺したくない気持ちの間で揺れ動いているのは、読んでて心が痛かった。そんな中救いの手を差し伸べようとしてくれた月子に、月子に対する誤解から浅葱は手をかけてしまうが、それでも月子が命懸けで浅葱を庇おうとするシーンには

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    2025年12月16日
  • 鍵のない夢を見る

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    直木賞を受賞した小説。五つの短編オムニバスで構成される。いずれも物語の中で犯罪を取り扱うもののミステリーやサスペンス要素は少ない。ただ主人公達のモノローグが、緊迫感と緊張を高めていく。
    なんて嫌味なダメな主人公達、と割り切れない。誰もが何かの拍子にその穴に落ちる可能性がある。そういう怖さがこの小説にあり、それだけ辻村さんの書く描写が真に迫ってくる。

    タイトルの「鍵のない夢を見る」、五つの短編に共通するタイトル。辻村さんの小説のタイトルは読み終わった後になるほどこのタイトルはこういう意味だったのか、といつも感心するのだが、ただこの短編の中には鍵に関するものは出てこない。読んだ後もタイトルの意味

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    2025年12月16日
  • レジェンドアニメ!

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    ハケンアニメを読んだのがもうかなり昔なので、話もキャラクターも忘れていて、今ひとつのれなかった。
    でも物語は面白かった。

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    2025年12月16日
  • 青空と逃げる

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    ネタバレ

    久しぶりの辻村深月作品。
    夫のとあるトラブルにより、母早苗と息子の力は追い詰められ、様々な場所へ逃げることになる。

    やっぱり辻村深月さんの作品は良い。
    人の心の機微を敏感に読み取り、描くことが本当に丁寧且つ上手い。

    自分は何故か力くんに感情移入した。
    同じ年の息子と重ねていたのかもしれない。
    何かことが起こるたびに、力くんのことが心配で痛ましくて、でも微笑ましくて可愛らしくて…。
    成長を何度も感じた力くん、お父さんお母さんと幸せになってほしいな。

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    2025年12月14日
  • スロウハイツの神様(上)

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    スロウハイツという名前のアパートで共に生活するクリエイターもしくはクリエイターの卵のお話。
    普通に楽しく読めましたが、じわりじわりと不穏な描写が少しずつ潜ませてある感じです。
    下巻で伏線回収もあるのでしょう、楽しみです。

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    2025年12月14日
  • スロウハイツの神様(上)

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    人気作家のチヨダコーキと現在売り出し中の脚本家の環
    そして漫画家や画家のタマゴたちが、アパートのスロウハウスで共同生活することに。
    人気作家なのに、どまでも謙虚なコーキ。アパートのオーナーで負けず嫌いな環など。個性豊かなメンバーが楽しいです。

    悪人もいないけど、善人もいない。
    お互いを支えたり、ライバル視したり、されたりと、若いって素敵だなと思える一冊、、下巻に続く。

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    2025年12月12日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(上)

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    猟奇的連続殺人。
    読むのが辛くなる。何が辛いと言って、被害者に明確かつ豊かな人間性、性格が与えられ、それをきちんと描写されたのちに災禍に遭わせているのが辛い。ああ、きっとこの先悲劇が待っている、フラグ立ちまくりだと思いながら読んでも、読者としての視点は被害者に寄り添っていく。そして、災禍は避けられない。残酷な描写がこれでもかと待っている。
    心が寄り添わなかったのは、一人……
    終わりの数ページも辛かったなあ。
    だから、下巻を読まないといけないという気持ちで、今、いっぱいです。この作者なら、今の気持ちを明かしてくれる。これまでも黒い作品を読んだけど、真っ黒で終わりはしなかった。下巻で光が差すに違い

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    2025年12月12日
  • スロウハイツの神様(上)

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    現代版「トキワ荘」のような、ひとつのアパートに集まって暮らすクリエイターとその卵たちのお話。

    やはり辻村深月さん、どんどん読みやすくなってきてる。キャラの書き分けもさすが。世界の作り込みも、良い。
    ちょっと気になるのは三人称多視点の書き方。神の視点的に書いてないか?と思ってしまう箇所が散見。

    環の思考が理解できなくて好きになれない。でもこういう人いるだろうと思う。そういうキャラを一貫して書けるのはすごいこと。

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    2025年12月11日
  • この夏の星を見る 上

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    ネタバレ

    辻村深月さんの作品にハマってこれで、3冊目になります。バラバラの登場人物や出来事が「グワァー」っと集まる瞬間がたまりません。また、辻村さんは人間関係や人とのやり取りを文字にするのにすごく長けてらっしゃる方なんだなと思いました。ベタでは無いけど、とてもありそうな会話で登場人物に共感できます。下巻も楽しみです。

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    2025年12月10日
  • スロウハイツの神様(下)

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    最後まで読んでよかった、、

    約半年前に上を読み終わり、正直下をなかなか読む気にならなかったけど、下の最終章が特に。全部結びつく感じがスッキリ、分かりやすくて好きだった。
    やっぱり辻村さんの作品読みやすいなあと思う。

    駅で姉妹を見守るシーンがじんわり、良かった

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    2025年12月07日
  • この夏の星を見る 下

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    ネタバレ

    コロナ禍で不自由を強いられながらも、スターキャッチコンテストをきっかけに地方の壁を超えて人と人がつながっていく話。
    コロナ禍当時、私自身はもう学生ではなかったし、この作品はフィクションではあるけれど、この作品に登場する中高生のように、学校に行くことはもちろん、友達とすら会えないことに泣いてしまうほどの不安を抱えた子、居づらさにが原因で学校に行きたくなかったのに登校日を迎えて、でもサボることもできない子、両親の職業柄 県外の人を迎えることによって周りからこそこそと陰口のようなことを言われてしまう子etc…は実際にいたんだろうなと、ある程度うまくコロナと付き合うことができるようになった今改めて思い

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    2025年12月07日
  • 傲慢と善良(2)

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    人を愛する難しさと本物の愛とはどういうことか難しいなと思った
    お互い過去がある中でする恋愛はいろんな複雑な感情が生まれる
    それを超えても愛したいと思える人ができたらいいなと思う

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    2025年12月06日
  • V.T.R.

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    チヨダコーキを読めたのでプラス1して星4としました。話の内容は星3かなー。あんまり響かなかった。(赤羽環に怒られそう。)

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    2025年12月06日
  • 鍵のない夢を見る

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    嘘つきジェンガを読んだ後に、読みましたので、そのルーツを垣間見た思いでした。特に、4つ目5つ目の芹葉大と君本家の話は誰にも身近に起こりそうなテーマを、女性の視点から透明感と深い表現力で書かれており、その後の作品に繋がっていくご本人にとっても大切な作品なのだろうなと感じました。

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    2025年12月04日
  • ツナグ 想い人の心得(新潮文庫)

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    奇しくもお盆のこのタイミングで読み終えました。
    人が人を想う気持ちって、こんなにも心震わせるのだな、と。
    同じ時間を過ごせているこの瞬間を大切に。

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    2025年12月03日
  • 青空と逃げる

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    深夜、夫が交通事故に遭った。病院に駆けつけた早苗と息子の力は、そこで彼が誰の運転する車に乗っていたかを知らされる……。夫は何も語らぬまま、知らぬ間に退院し失踪。残された早苗と力に悪意と追及が押し寄せ、追い詰められた二人は東京を飛び出した。

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    2025年12月03日