辻村深月のレビュー一覧
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いつも辻村深月さんの本は 胸がキュッと締め付けられる。嬉しいような悲しいような切なくて懐かしい 色んな感情が出てくる。
コロナが猛威を振るってた頃、大人だけじゃない子供達もこんなに苦しんでたんだ。と。
それなのに自分は想像することも
まわりを見渡すことも出来てなかったんだ。
あの頃 仕事してる人だけじゃない、主婦だって、老人だって赤ちゃん、子供だって みんなみんな何かを諦めたり、辛い思いをして過ごしてたんだ。
けれど嘆くだけじゃない苦しむだけじゃない、
人間は考えることが出来る。チャレンジすることが大事であって、きっと いい経験になった!といえる未来を信じよう
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Posted by ブクログ
瀬戸内の島での物語。
本土の高校に通う高3の仲良し4人組。
幻の脚本を探しに来た胡散臭い青年から
物語が更に広がっていく。
島は、
はつらつとしていて誰からも好かれているヨシノの奮闘のお陰で、
移住する人も沢山いる。
とある日、
取材させてほしいとの話が本土から。
思いがけないテレビの密着取材の打診で、
喜ぶ人もあれば、
島の成功体験を自分1人のお陰だという風に
取材してもらおうと目論む人、
大事な友達を守ろうとする人などで
島はゆれる。
中学までしかない島で避けられない
出会いと別れ。
結末まで爽やかに読みきれる小説だった。
辻村深月さんの小説は
色々リンクしているらしく、本作でも、
赤羽環という人物が他小説とリンクしているらしい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ仁志野町の泥棒
…今でもぼうっとあのお母さんが瞼の裏に浮かぶ。安っぽい言い方だけど、因習村ものと言えるのかも。
芹葉大学の夢と殺人
…1番の衝撃。ここまで若さ故に起きる過ちもそうそう無いのでは。最近読んだおいしいごはんが食べられますようにでもそうだったが、人は自分より夢だけ追いかけた貧乏人が許せない。ヒロインの最期にはこんなに呪われた祈りがあっていいものかと。
君本家の誘拐
…わかっちゃいけないけれど、わかる。他人からしたら滑稽な事でも今すぐ辻褄を合わなきゃ安心して眠れないから人は嘘のために嘘をついてしっちゃかめっちゃかになる事あるよねぇ。
途中の不服そうな友人のシーンは、何一つ正解が書いてないのに手に取るように何を言いたいのかがわかってしまうものなんだと。 -
Posted by ブクログ
家族は一番近いようで距離がある。距離が生じやすい。私も一人暮らしをしているから物理的な距離はある。些細なことで距離ができたとしてもクラスのようにはリセットできない。
今実家は帰る場所ではなくてもう訪れる場所になっていて、身近に感じられる小さないざこざもなく、お客さんになっていることに少し寂しいな〜と思った。
家族は毎日の積み重ねで大きな喜びじゃなくて小さな喜びがたくさんあってそれを共有することで成り立ってるんだなって7つのエピソードを通して思えました。
これから結婚して新しい家族ができる可能性もあるし、一人暮らしをしてなかなか家族に会えてないから小さな喜びだったり、実家を帰る場所としてたくさん会いに行きたいなと思いました。 -
Posted by ブクログ
ほのぼのした大学キャンパスの空気から一転、物語が急に深い闇へ落ちていく。その落差に息をのんだ一冊でした。
辻村深月さんが連続殺人事件を描くと、ここまで恐ろしくなるのかと途中で本気で震えました。最初はどこか遠くの出来事のように感じていた事件が、読み進めるほど主人公のすぐそばに迫ってくるようで、ページをめくる手が止まりません。
舞台となる国立大学の描写は懐かしさがあって、学生時代の空気を思い出させてくれました。その穏やかさがあるからこそ、後半の展開がより刺さります。
とある事件では「助かってほしい…」と心の中で何度も願ってしまうほど感情を揺さぶられました。
下巻ではどこへ向かうのか、そしてこの物語は“現実”なのか、それともどこかに辻村作品らしいちょっとファンタジーなのか?怖いけれど、続きが気になって仕方ありません。