【感想・ネタバレ】ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。のレビュー

あらすじ

地元を飛び出した娘と、残った娘。幼馴染みの二人の人生はもう交わることなどないと思っていた。あの事件が起こるまでは。チエミが母親を殺し、失踪してから半年。みずほの脳裏に浮かんだのはチエミと交わした幼い約束。彼女が逃げ続ける理由が明らかになるとき、全ての娘は救われる。著者の新たな代表作。(講談社文庫)

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ミステリー、リアルな人間模様、いいオチが詰まってて満足感高い
チエみたいな子ムカつくけど、確かにチエ自身に自分を重ねて自分への不満からむかついてる説ある

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2026年05月24日

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オトナ女子の人間関係について読みたくて選んだ本。
辻村深月さんの女性の内面についての描写では、
わかる!そういう人いる!言語化が上手い!と唸る表現が多く、今回もそうだった。

疎遠になってしまった友達とまた会いたくなったし、やっぱりお母さんっていいよな、大好きだなと思い返せた。

情報の多い物語なので、少しずつ読むと内容忘れちゃって前のページに戻るっていう繰り返しだったから時間ある日々が続く中で一気に読むともっと楽しめそう。

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2026年05月15日

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大好きな辻村深月さんの「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」
母との確執って、あまり人に話すことでもないからか、話題にはしないものだから…
人のおうちが良く見えますよね?
私も母親との関係性に悩んでいる方なので、
共感がもてるところがたくさんありました。
「全ての娘は、自分の母親に等しく傷つけられている」
母になった今、違う立場で考えさせられる一冊でした。


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2026年02月21日

Posted by ブクログ

この先の希望をわずかに残して終結した物語だが、読み終えた感想は、絶望、絶句──。

表出の仕方は違えど、間違いなくそこに愛はあって、だけど当事者には伝わらなくて。
誰しもが持つ劣等感や嫌悪感、コンプレックス、ついつい他人と比較してしまう卑屈な自分と、相手を卑下して自分を守ろうとする自分…といった、女性の心理的描写がすべてリアルに包み隠さず描かれている。
人間不信になりそうだけれど、みんなこんな気持ちと折り合いをつけながらうまくやって、一部では自分を正当化しながら、立って前を向いて歩いているんだと人間関係の真理を見せつけられたように思った。

物語が進むにつれ判明していく新たな事実に驚かされる楽しみだけでなく、全てを知った上で再度読み返し、各登場人物の気持ちを改めて深掘りしてみたくなる、一線を超えているように思えて実はどれも共感できる感情が描かれたとても深い作品だった。

欲を言えば、このあともう少し先のストーリーを読んでみたかった。

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2026年08月08日

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リアルだけどイヤな友情
綺麗事じゃない

距離が近すぎる親子

自己肯定感の低い友達

友達が母親を殺して失踪している
今友達はどこに?

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2026年08月06日

Posted by ブクログ

20〜30代女性の友情、恋愛あるあるが詰め込まれた一冊。といっても全然ポップな感じじゃなく終始不穏な雰囲気。(そこが好き)

さまざまな立場から女性ならではの友達、恋愛、人生の価値観が発せられてて
あーーわかる。こういう子いた、自分はこんな立ち位置だったかな、とか若い頃を思い返したりした。

ストーリーの後半で一気に、殺人を犯したチエの印象が変わる。
ただ、だからって母を殺して逃げるのは違うくないか?と少し腑に落ちなかった。

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2026年07月27日

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ネタバレ

「家族だからと何かを許し、あきらめ、呑み込み、耐え、結びついた家。形は違っても、どこも皆、共通に抱える病理のような。」
「すべての娘は、自分の母親に等しく傷つけられている」

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2026年07月26日

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30歳って女にとって、なんかターニングポイントみたいになってて、そこまでに結婚したいとか子どもを産んでおきたいとか、いろいろ悩んだり、他人と比べたりする。
だからこそ自分にとっての幸せは何かって考えさせられるし、母親はいつまでも母親なんだとも、感じる。

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2026年07月24日

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女の悩み、葛藤がリアルだった
この年頃の結婚、出産にたいしての執着は凄まじい。ゆえに醜く、意地悪になってしまう。自分もそうだったな。
また、母娘間も執着しやすい。愛情と紙一重。
自分もそうだったな。

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2026年07月23日

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あの子は私で、私はあの子。

女同士って鏡のようなもので、
自分の嫌いなところを相手の中に見つけてくる。


本当は
好きなものを好きだと、
あなたのようになりたかったと、
いつも味方よと抱きしめてほしかったと、
素直にそう言えたなら。

まったく、女という生き物は。

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2026年07月21日

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知りたくないもの、触れられたくないもの、気付かされたくはなかったもの、そういうあれこれを一つ一つあらためて認識させられて嫌な気持ちになった。
醜くて意地悪で認めたくはないけど、これは私も同じだと思うことがあった。
一筋縄ではいかない。良いか悪いかそんな簡単なことでもない。どうしようもない。
でも、希望はあるし、優しさもあると思える。

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2026年07月14日

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母親殺しのチエミ、母と異常に仲が良かった
妊娠(約束の伏線)していた、主人公は知ってて赤ちゃんポストを継続させようとしていた。同級生を産もうね
主人公みずほは流産経験あり、親からコーラ飲むなと言われてほぼ虐待、自覚があったとわかった
親はずっと親なのだと
結局妊娠してなかった、殺したのもわざとじゃなかった

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2026年05月15日

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経済的格差、社会的格差の本音と建前、その悲しさや切なさを感じて、途中読み進めるのが辛くなったが、最後は希望を感じさせてくれる。

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2026年04月18日

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ネタバレ

 エンタメのジャンルにしましたが、ミステリーの要素を十分に含んでいました。
 学生時代からの幼馴染の友達から成るストーリーで、これぞ「辻村小説」っていう感じでした。青春時代の難しい年頃の時代を経て社会人になり、一人が失踪し親友といわれた女性が探すというあらすじでした。
 短大・四年制大学、未婚・結婚、契約社員・正社員の中での無意識の差別意識の中で女性たちが団結して強く生きていくことの素晴らしさを感じました。「すべての娘は、自分の母親に等しく傷つけられている」っていう言葉が印象に残っています。確かに事件も母親の言葉がきっかけで起こってしまったのですから。
 「チエミ」という女性が母を刺殺してしまってその後失踪してしまった理由もこの本を読んでだんだんわかってきました。チエミとみずほが交わした約束「自分が生んだ子供と同じ歳の子供のお母さんになろうよ」の本当の意味が分かりました。自分も「あ~あ~なるほど」と理解できて読書のレベルが少し上がったのかなと思います。
 面白かった小説でした。

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2026年04月08日

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自分にとっては些細な言葉や何も考えずに言った言葉でも、相手の受け取り次第で、嫉妬、妬み、目的になってしまうことがある。発言する時にどう捉えられるかを考えないとと感じた

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2026年03月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

徐々に明かされていく、みずほの言動の真意に、何度もはっと驚かされ、納得して、どんどん読み進められた。
共依存、虐待、、、さまざまな機能不全家族があるけど、子どもは自分の親しか知らないでアダルトチルドレンとして育つ。その過程で、うちがおかしいと気づいてしまったとき、何かがバランスを崩して破綻するんだなと思った。

チエミは妊娠していなかったのによく確認しないまま、母に妊娠したと伝えて、死なせてしまったのか?そういうことであってます?
だとしたらチエミはやっぱりバカだし、みずほを愛する気持ちが異常で、怖い。
刺さった包丁は抜かずに救急車を呼んでから逃げろ!と、現実的なことをちょっと思ってしまった

あそこで話が終わってほしくなかった。
もう少し、前半で出てきた人たちの反応が知りたかった。

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2026年03月13日

Posted by ブクログ

直木賞と吉川英治文学新人賞の候補作品。
素晴らしかった。
「傲慢と善良」の前身となる作品と言えますね。

幼なじみが仲の良かった母を刺し殺して逃亡した。神宮寺みずほは地元の友人や関わりのあった人たちに話を聞き、彼女の行方を追う。

山梨県の田舎社会での、女性たちの価値観の描き方がとてもリアル。
みずほと政美の会話、すごく好き。ヒリヒリする。
ありさとの応酬も、映像が目に浮かぶ。

そんな知人友人との接触を通して、最初は好きでも嫌いでもなかったみずほは「好きかわからないけど理解できる」になった。

チエミに対しては、かなり嫌悪感を持っていたけど、印象が変わっていったのも、さすが辻村さん。

謎めいたタイトルにも、納得。

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2026年01月01日

Posted by ブクログ

「いつも一緒」で「いつも笑っていた」親子。その美しすぎる関係性が、時間の経過とともに静かに、けれど決定的に崩壊していく過程に圧倒されました。周囲の目、そして当事者たちの内面から炙り出されるのは、絆という名の依存と、愛という名の支配。刻一刻と見えてくる「本当の姿」に、驚きと戦慄が止まりませんでした。これこそが辻村深月さんの真骨頂。素晴らしいの一言です。

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2025年10月30日

匿名

購入済み

女の友情、恋愛、みんな口と腹の中は違うよなって思う。本音だけでは人と上手く付き合っていけない。
ほんとは正直に真っ直ぐに生きていきたいのに。
チエは絶望的だけど最後にみずほちゃんがいてくれてよかった。

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2023年08月24日

購入済み

家族とは

家族の繋がり方に正解はないけど、それを考えさせられる作品でした。

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2022年01月19日

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恐らく前に読んだことがある?とわからなかったので読みました!たぶん読んだような気もしつつ、30代目前に読んでまた違った感情があったと思います。
まず出てきた感情は苦しいでした。主人公がチエミの行方を追っている中で、同僚の話を聞く場面が特に印象に残りました。チエミのことを自分の人生に対してモチベーションが低いという視点にハッとさせられました。大人になってからでは遅いかもですが、自分の人生には自分で選択をしようと思います。
個人的には終わりまで苦しかったです。

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2026年08月08日

Posted by ブクログ

母親を殺して逃走した幼馴染を探していく物語で、事件の真相だけでなく、田舎特有の人間関係や世間体、生きづらさ、周りの目を気にして本音を言えないことや、「幸せとは何か」を他人の価値観で決められてしまう空気は、ホント田舎あるある

母親に妊娠を相談して、反対され、揉み合いの末に殺してしまい、そのまま逃亡するという展開には少し無理がある

その後、目的地へ逃げに逃げ、幼馴染に見つかる
警察は何してたんでしょ?富山へ向かっているひとりの女性をそんな半年も見つけれない?

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2026年07月19日

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母親を殺して失踪したチエミ
幼馴染のみずほはチエミを探し始める
学生時代の友人や恩師に会いに行き、チエミが失踪した理由、逃走先を探っていく



しばらく読書から遠ざかっていたけど再開!
まずは辻村深月さんから
やっぱり辻村さんは女同士の確執や微妙な心情を描かせたら天下一品だなと思う
母娘の確執、友人との確執…
何だか身に覚えのある感情もあったり…
胸がちくちくする
ラストで分かるタイトルの意味…
そういうことか
泣ける

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2026年07月14日

Posted by ブクログ

絶望感であったり、突き刺さるような言葉だったり、心を深くえぐられるような描写や表現が随所に見られて、「巧さ」が楽しめる本。そして、最後には「救い」や「希望」が見えるところもさすが辻村さんという内容でした。いつも感情移入してしまいます。

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2026年07月12日

Posted by ブクログ

辻村深月さんの作品はいつもどんどん読んでしまう

女子同士のドロドロが描かれていて面白いけど、あまり自分は感じたことがない感情だったから共感はできず、、、

この物語に出てくる登場人物たちは、皆、自己と他者の境界線が曖昧なんだなぁと感じた
1章のベースになっているみずほと女子たちの会話がまさにそうで、良くも悪くも他者に興味がありすぎる感じ

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2026年05月16日

Posted by ブクログ

母親とは、親友とは、女とは、結婚とは、を考えさせらる20代後半に刺さる本だと思いました。

田舎の閉鎖的な人間関係や考え方の傾向を複数の登場人物の視点から表現されていて、高校とか大学とかでて数年経つだけであーこうなっちゃうよなあと思った。

人は人を相手がどのレベルの人間か、どのカーストか、ラベル付けして見ているんだというのを思い知らされる。

第一章を読んでいて、チエミの印象から自分の友人を思い浮かべた。いつまでも母親から世話を焼かれてご飯も作れない、流行りに敏感ででも無駄遣いはしない、保守的で人と違うことを恐れる、必要以上に人を誉めて自虐が常、心配性で視野が狭い、どうしようどうしようという癖にただ共感して欲しいだけで頑固で人の意見を吸収できない。目標とかそんなの人生で1度もないんじゃないかと思うくらい自立心がない、気概がない私の友人。チエミと似ていると思った。

でも私はそんなところと含めて友人だと思うしみずほもそうなんじゃないかなと第二章を読んで理解した。幼い頃からの付き合いというのもあるが、チエミの幼さや純粋さは何よりの魅力でもあるのだと思う。律儀でマメ、真面目で従順、人と違わないようにという面では根性があり、頑固さを発揮できる。平和主義だし、基本的に人を陥れるようなことはしないしできない。意志を持って突き進むみずほような人にもできないことを持っている側面に惹かれる部分があるんだろうな。

適齢期に結婚して出産したいという社会一般的な幸せを目指すチエミが、はじめて普通から逸脱してしまったところでのあんな出会いは物語だからだけど、相手の弱さと人間性、お互いの事情や問題を共有しない関係の不安定な安心感、感謝、罪悪感は、ほとんどが希薄な関係にしかならなかったチエミにとって新しい価値観になるはず。

なんだかんだチエミみたいな人は強いと思う、なんか根性ある感じする。

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2026年05月02日

Posted by ブクログ

ちえみの生き方マジで怖い、それはそれとして10年後自分が結婚していなかったら、結婚していない自分を自分はどう咀嚼して飲み込むんだろうと思った。
常に他責思考母親頼みのちえみが周りにイライラされるのは本当に当然だと思ったし、私もイライラするなあなんでみずほは肩持てるんだと思ってたけどきっと私も大地や政美側なんだろうと思った。しれっと大地とかみずほとか学生時代に勝ち組認定されてた人達は全員結婚しててちょっと遅れてるって言われてたちえみとかかほとかが誰も結婚できてないの、かなり現実的すぎて怖かったな

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2026年04月25日

Posted by ブクログ

辻村深月ワールドすごろく、最後の作品。

幼なじみが殺人事件の容疑者となり、主人公が過去をたどりながら彼女の本当の姿と事件の背景に迫る物語。

まず初めに読んでみて、女性の打算的な思考に痺れました。
女性からすると、女性同士のリアルなやりとりがわかると共感するようですね。
自分は男であり、友人のほとんどが男という環境にいるので、こういったやりとりが日常で交わされていることに、少し驚きました。

地方の地元から出ることがなければ、閉鎖的空間の中で、外の世界を知らずに、自分の目の届くところだけで完結している物語(人生)は良くも悪くも盲目だと思いました。
自分は、それが幸せであるのなら別にいいじゃんと考えるタイプの人間ではありますが、自分自身は視野を広く持って、アンテナ張って生きていきたいと思っています。

チエミを見て、幸せそうだからいいじゃん放っておこうと言葉では簡単に言えるものの、イライラするのはすごく分かる。

味方(親友)は、よく、少なくても深い関係があればいいと言われますが、少なすぎるのは良くないのだと感じました。

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2026年04月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

辻村氏の作品は久しぶりです(高くて…)。

本作、女友達グループのじとじと・ジメジメした人間関係、そして母子のどうしようもなく歪んでしまった関係、そういう所が一冊通して通底するテーマだったと思います。

そして、あれほど仲が良かったと思えた母を殺し逃亡したチエミ。彼女の失踪先とその理由を追うサスペンス要素。そこもまた読み応えに重厚感を加えたと思います。

チエミを助けた大学生の翠ちゃんが少しずつ心を開く様子も良かったですね。あと大地のゲスさも悪い意味で絶品でしたねー。

ただ、全体的にはイヤミスっぽい感じでしたかね。母子関係・女子グループのドロドロというと、湊かなえ氏のテイストとも似ていたと思います。

・・・
ということで久方ぶりの辻村作品でした。

今後も少しずつ渉猟してゆきたいと思います。

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2026年04月22日

Posted by ブクログ

前に読んで、記録してなかった。
女性らしい関係性や田舎独特の空気感がすごくリアル。ミステリー要素もありつつ面白かった。

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2026年04月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

好きです。ただ、講談社の帯に書いてあった順番のラストを飾る作品なので期待して読み始めたのですが、この作品自体には特にリンクはないよう。そこはちょっと肩すかし。30歳前後の微妙な時期、レベルの高い人と結婚したみずほと、レベルの高い人に遊ばれたチエミ。とても虚しいのに、二人の絆がまぶしくてあたたかさを感じました。チエミはみずほが思っている以上にみずほのことを理解していて、それがなんとなく嬉しかったです。不思議な響きのタイトルの理由も良い。苦しいけれどじんわりと心に残る、良い作品でした。

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2026年03月23日

Posted by ブクログ

女同士って難しいね。
めんどくさいね。
怖いね。
これに尽きた。

第2章から一気に引き込まれたが第1章が長いんだな。これまた

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2026年03月11日

匿名

購入済み

なんとも言えない

登場人物たちの気もちがどれもわかる感じがしました。特にタイトルの意味がわかった時、チエママが最期に思ったであろう気もちを想像すると、自分の母親も同じなのかなぁと思い、なんだか胸がしめつけられました。

#共感する

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2024年07月15日

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