辻村深月のレビュー一覧

  • 水底フェスタ

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    辻村作品をデビュー作から順番に読むチャレンジ実施中。

    今までのより、大人の雰囲気。

    父親の笑顔の裏に、底しれない怖さを感じる。

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    2025年08月09日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(上)

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    ネタバレ

    寄生蜂や、殺人の描写、浅葱の過去等、色々と読みにくい部分も有るけれど、途中からはそれを凌駕する程の、興味深い展開で引き込まれた

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    2025年08月08日
  • ふちなしのかがみ

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    「おとうさん、したいがあるよ」
    ただ、不気味な物語かと思って読み進めていると違った種類の不気味さがあることに気づく。
    文章自体の理解は難しくないのだが、それが連なり1つの物語となると訳が分からない。
    この訳の分からなさ、ミステリアスな感じがなんとも癖になり、不気味さを引き立てる。

    「ふちなしのかがみ」
    叙述トリックが見事な作品。
    ラスト1ページで全ての伏線が回収される。
    全てが繋がった感じが爽快で、再度読み返したくなる。

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    2025年08月01日
  • 名前探しの放課後(上)

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    何度目かの再読です。
    辻村深月さんの作品のなかでも一位二位を争うくらいリアルにはありそうにないSF(スコシ・フシギ)な世界観(もうひとつの候補はかがみの孤城かな)

    自殺してしまう同級生を救うため、3カ月前の世界からタイムスリップしてきた主人公。その自殺してしまう同級生とは一体誰なのかを探すお話
    設定としてはあり得ないと思ってしまったので、特にこの上巻は最初に読んだときは正直そこまでハマらなかった。だけどすでに下巻読んでいて事の顛末を知っているとやっぱり面白さが違う。何度も読み返したくなるのはさすがのひとこと。

    まだ未読の人に言えることは、まずは「僕のメジャースプーン」を読んでみてそれを面白

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    2025年07月31日
  • レジェンドアニメ!

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    高校生の時に前作のハケンアニメ!を読んだ。その時は、働く人たちってなんでこんなに生き生きと輝いて見えるんだろうと思った。社会人になってこの作品を読んで、私は果たして未来の自分や過去に一緒に働いていた人たちに誇れる働き方ができているだろうかと考えた。
    「好き」を仕事にすることはできなかったけれど、それでもいつかどこかで仕事の中に好きを見つけて育てていきたい。

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    2025年07月23日
  • きのうの影踏み

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    久しぶりにゾクッとした。個人的に1番面白かったのは、「手紙の主」。読み終わった後の後味の悪さがえげつなくて、私が想像していたホラーよりもはるかにホラーだった。(というか、チェーンレターめっちゃ懐かしくないですか?笑そういえばそんなのもあったなぁ~とかも思いながら。)解説も読んだ上で、またもう一度読んでみたいと思いました。

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    2025年07月22日
  • 小説集 筋肉少女帯小説化計画

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    いわゆるジャケ買いでした「筋肉少女帯小説家計画」。
    表紙は漫画家の藤田和日郎さん。彼をはじめとして、多くの創作に関わる人々にファンが多いのは知っていたけど、本家である筋肉少女帯の歌を聞いたことはあんまりないです。アニメ「うしおととら」のOPぐらいか。

    興味はあれど、聞く機会を求めてこなかったので、聞くきっかけになるかな、と思って購入しました。

    10代というか思春期が感じる違和感、疎外感、万能感、危機感、無敵感、嫌悪や潔癖、夢想に妄想、強圧や抑制、純真に偽悪、憧憬に共感、拒絶と承認。そういったもののごった煮の中から、その時の、初めて聞いた時の自分が一番欲しがっていたもの、共感できるものを見出

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    2025年07月20日
  • きのうの影踏み

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    辻村深月さんのホラー短編集。
    楽しかった、怖かった。
    辻村深月さん、ホラーてイメージがなかっただけに意外でもある!
    あぁ〜もっと読みたい!

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    2025年07月13日
  • 光待つ場所へ

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    ネタバレ

    何作目かわからなくなったけど、わかる範囲で出版順に辻村深月作品を読んでいる。

    講談社の作品で楽しみなのは、他の作品で登場したキャラクターの時系列を追えること。

    特に気に入っているのはふみちゃん。
    『名前探しの放課後』で登場したときはテンション上がった。
    こんなに元気になって、と。フィクションなのに。

    今回は中学生だったから、名前探しよりも前。
    秀人との関係性や性格はすでに高校生と変わらない。
    どのように頑張って回復したのか、他の作品で読めると良いな。

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    2025年07月12日
  • 東京會舘とわたし 上 旧館

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    東京會舘に携わってきた人の歴史を読むと、激動の時代を乗り越えてきたんだなぁと、覚悟を感じられた。今この瞬間をもっと楽しく情熱的に生きられるようになりたいと思わされた。

    会館のバーについての話が、特に惹かれて、一気読みしてしまった。モーニング・フィズとマティーニを飲んでみたくなった。

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    2025年07月09日
  • 光待つ場所へ

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    久しぶりに辻村さんの作品を読んでみました。やっぱり私が読書にハマったきっかけの小説家の1人でもある辻村さんの物語はいつも私にマッチしてくれます。
    特に面白かったのはチハラトーコの物語です。主人公は題名にもなっている千原冬子。冬子は世間で言ういわゆる「嘘つき」でした。実は私にもそういうことを言う人がいるのですがその人はなんで嘘をつくのかという気持ちがわかったような気がしました。

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    2025年07月06日
  • クローバーナイト

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    ネタバレ

    私に全然関係ない子育ての話じゃんとは思ったものの面白かった。お受験とか保活とか縁がないけど、そのしんどさは他の物事にも共通していて、自分にも近いものなんだなぁと思った。また、こんなパートナーに出会えたら幸せだろうなとも思った。

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    2025年07月04日
  • レジェンドアニメ!

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    「ハケンアニメ!」のスピンオフ短編集。
    本編に登場したキャラクターたちのプロローグ的な話もあります。

    音響監督五條さんのストーリーには胸が熱くなり、有科香也子と王子千晴のその後を描いたストーリーには胸キュン(死語?)しました。

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    2025年07月01日
  • 小説集 筋肉少女帯小説化計画

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    筋肉少女帯のコンサートに行ったっけ…懐かしいです。一緒に行った人たちにこの本の存在を教えたい!知らない曲もあったけど、世界観は筋少。選ぶならやはり福耳の子供かなー。大槻ケンヂさんのは筋少の演奏まで頭の中で蘇りましたよ。そうそう、オーケンって呼んでたわ。藤田和日郎さんの装画も効いてる。

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    2025年06月30日
  • 名前探しの放課後(上)

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    久しぶりの辻村深月さん、過去に時間が移ってしまう物語。上巻なのでまだ話は穏やかに進みます。
    いつか、あすな、秀人、椿、天木、河野、あすなのおじいちゃん、この先どうなるのかな。どんな伏線が散りばめられているのか。下巻が楽しみです。

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    2025年06月28日
  • かがみの孤城 上

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    不登校になった中学1年生の女の子の話。ところが鏡の中の世界で7人に増えた。
    それぞれの心に不登校になった理由がある。
    子供の世界の話だけど、この物語を読みながら、あれっ!辻村深月の小説ってこんな感じだったっけ?と以前読んだ2冊の内容を思い起こしながら、だんだんと下巻を読むのが楽しみに。

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    2025年06月27日
  • レジェンドアニメ!

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    アニメ業界の裏側お仕事小説、前作から大分時間が空いてしまってたので人物を思い出しながら読む。
    作者さんの取材が深いのか、アイデアがすごいのかそのまま演出で使えそうなのばかりに驚かされる。普段からちょくちょくアニメは観るので、文面からすぐに変換できたけどホント面白そうに思えてくる。

    ハケンじゃないアニメ
    教育番組でやるアニメ、まず見ないジャンルだけどその奥深さに感心させられた。長くやることに変化はないわけがないけど30年継続できるって素晴らしい。
    また七神さんから和山への引き継ぎ、左近寺先生の7年待ったという心持ちにカッコ良さが響いた。こういうベテランに憧れる。
    前作でも多分思ってたけど劇中作

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    2025年06月27日
  • 光待つ場所へ

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    ネタバレ

    樹氷の街が1番好きだった。名前探しの放課後が好きだからってのもあるかもだけど、やっぱこの学生の感じが好き。合唱コンクール懐かしい。樹氷の街、動画で観てみたけどこりゃ難しい!さらっと弾ける松永くんはさすがやし、梢ちゃんには荷が重いなと思った。
    ついにすごろく終わりましたー!!(VTR飛ばしたけど)全部読むつもりなかったけど、途中からは完全にハマって読んでた。辻村さん最高すぎる!ほかの作品も読みたいけど、読み終えちゃうのもさみしいから一旦他の人も読もうかな。

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    2025年06月19日
  • 傲慢と善良(2)

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    色々な方に勧められて読んだ作品。年齢が近くなるにつれて、理解できる部分もあるし、とても現実的だと感じた。

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    2025年06月16日
  • 神様の罠

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    6人の作家の短編アンソロジー。
    巻頭作品、乾くるみさんの「夫の余命」にはやられました。騙されたと言っても良いかな。
    「イニシエイション・ラブ」、「セカンド・ラブ」と騙され続けたのにまたまた。
    本作を読みながら乾さんの作品って時系列を追いながらってパターンが多いなあとそちらに気が入っていたのもあって罠にはまった。
    「イニシエイション・ラブ」の時、「必ずもう一度読み返したくなる」というコピーが貼られてあったが今回の作品も読み返してしまった。

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    2025年06月15日