辻村深月のレビュー一覧

  • ふちなしのかがみ

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    ホラー、ミステリー、そして少し切ない感じが混ざっていて、どれも続きが気になる短編集!
    数話、「つまりどういうことだ…」となる話もあったけど、謎が解けていく空気感がよい!

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    2025年08月30日
  • かがみの孤城 上

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    ネタバレ

    主人公は不登校になってしまってて。
    中学生なら、そりゃそう考えてしまって悩んで苦しんでしまうよなーって、
    今なら、そんな奴ら、ギャフンと言わせてしまえばいいのに、それでほっときゃいいのに、と、変に度胸のついた中年になった私は思ってしまいます(笑)
    (でも、後編読んでくと成長するこころちゃんたちがみられて、私なんかより強くなってる!と思うのだった。)

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    2025年08月26日
  • 名前探しの放課後(上)

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    『誰か』を探すために、少しずつ仲間が増えていき、仲間同士の関わりも深くなっていく様子が印象的でした。
    これからどんな結末になるのか今から楽しみです。

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    2025年08月24日
  • レジェンドアニメ!

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    やっぱり辻村深月さんの本は好きだなぁ。読み終わった後の幸福感が何とも言えない。
    今度はハケンアニメを読もうと思う。

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    2025年08月17日
  • 水底フェスタ

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    ネタバレ

    「空の青さと、家ん中の暗さの差がすげえ」
    達哉の睦ッ代村イメージは的確でした。

    閉鎖的だけれど、開かれたイベント・音楽フェスもある村。
    何も知らされてない有力者の息子に、芸能界から離れて村へ戻った元女優が接触してきたことから始まる、2人の世界の崩壊のお話でした。

    辻村深月さんの怖いところがきちんと上の方にあってよかった。
    もうちょっと巧妙に沈めてあるお作品が多かったイメージでしたが、ここまで浮かび上げられてる作品、面白かったです。
    人間関係のドロドロ、善人と怪物がパタパタとひっくり返っていく人物像…楽しみました。
    「理解のある大人」と「怪物だと思っていた人」の理解が入れ替わるシーンが、哀しくもありゾッとするのもありました。
    広海の罪と罰、一生背負っていくんだろう…


    ラストも、手放しでスッキリはしない。
    けれども、これはこれで好きです。
    何世代にもわたる村の選挙システム、ダム建設の際の無理な移転とピンハネ、2つの殺人事件(2つ以上かも…)が明るみに出たら、睦ッ代村も住民も無事じゃ済まない。
    しかし、待ち合わせてる英恵さんから、手を下した由貴美の代わりに広海の命が奪われるという可能性も捨てられない…。そしたら睦ッ代村は今までのまま。
    う~ん。。。


    閉鎖的で旧い体質が残ってて、「どこから回ってきたんだその情報…速い」なムラ社会の設定と描写がほんとリアル。こういう地域出身の人は痛いほどわかるんじゃないでしょうか。
    もれなくわたしがそうなので「うわぁ」と思いながら読みました。
    相変わらず、生徒さんたちの過剰気味な自意識描写上手いなぁ。

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    2025年08月13日
  • Another side of 辻村深月

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    書き下ろし短編とか対談とか盛りだくさん!
    知ってる人との対談はすごく面白かった。作家って個人プレイなイメージだったから、作家さん同士の繋がりって結構あるんだなと思った。いっぱいいろんな作品読んでるだろうけど、誰々のこのお話とか覚えてるのかな?すごいなーと記憶力のないわたしは尊敬。

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    2025年08月12日
  • ふちなしのかがみ

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    ミステリーとホラーの中間のような。

    どの話しもなかなか鋭いキレがあって、読むのを飽きさせない。

    「おとうさん、したいがあるよ」は、ん?ん?という感じでハラハラドキドキ。


    「八月の天変地異」は、小さい子供の残酷さをひしひしと感じながらも、最後の何とも言えない清涼感がとてもよかった。

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    2025年08月11日
  • 図書室で暮らしたい

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    作家として、母として、小説好きだった学生として、果樹農家のの孫として、様々な視点での話がありおもしろい。作品についての話、昔好きだった小説の話だったりは特によかった。
    未読の東京會舘は読まないといけない。

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    2025年08月10日
  • 水底フェスタ

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    辻村作品をデビュー作から順番に読むチャレンジ実施中。

    今までのより、大人の雰囲気。

    父親の笑顔の裏に、底しれない怖さを感じる。

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    2025年08月09日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(上)

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    ネタバレ

    寄生蜂や、殺人の描写、浅葱の過去等、色々と読みにくい部分も有るけれど、途中からはそれを凌駕する程の、興味深い展開で引き込まれた

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    2025年08月08日
  • ふちなしのかがみ

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    「おとうさん、したいがあるよ」
    ただ、不気味な物語かと思って読み進めていると違った種類の不気味さがあることに気づく。
    文章自体の理解は難しくないのだが、それが連なり1つの物語となると訳が分からない。
    この訳の分からなさ、ミステリアスな感じがなんとも癖になり、不気味さを引き立てる。

    「ふちなしのかがみ」
    叙述トリックが見事な作品。
    ラスト1ページで全ての伏線が回収される。
    全てが繋がった感じが爽快で、再度読み返したくなる。

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    2025年08月01日
  • 名前探しの放課後(上)

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    何度目かの再読です。
    辻村深月さんの作品のなかでも一位二位を争うくらいリアルにはありそうにないSF(スコシ・フシギ)な世界観(もうひとつの候補はかがみの孤城かな)

    自殺してしまう同級生を救うため、3カ月前の世界からタイムスリップしてきた主人公。その自殺してしまう同級生とは一体誰なのかを探すお話
    設定としてはあり得ないと思ってしまったので、特にこの上巻は最初に読んだときは正直そこまでハマらなかった。だけどすでに下巻読んでいて事の顛末を知っているとやっぱり面白さが違う。何度も読み返したくなるのはさすがのひとこと。

    まだ未読の人に言えることは、まずは「僕のメジャースプーン」を読んでみてそれを面白いと思えてから読んでほしい。

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    2025年07月31日
  • レジェンドアニメ!

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    高校生の時に前作のハケンアニメ!を読んだ。その時は、働く人たちってなんでこんなに生き生きと輝いて見えるんだろうと思った。社会人になってこの作品を読んで、私は果たして未来の自分や過去に一緒に働いていた人たちに誇れる働き方ができているだろうかと考えた。
    「好き」を仕事にすることはできなかったけれど、それでもいつかどこかで仕事の中に好きを見つけて育てていきたい。

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    2025年07月23日
  • きのうの影踏み

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    久しぶりにゾクッとした。個人的に1番面白かったのは、「手紙の主」。読み終わった後の後味の悪さがえげつなくて、私が想像していたホラーよりもはるかにホラーだった。(というか、チェーンレターめっちゃ懐かしくないですか?笑そういえばそんなのもあったなぁ~とかも思いながら。)解説も読んだ上で、またもう一度読んでみたいと思いました。

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    2025年07月22日
  • 小説集 筋肉少女帯小説化計画

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    いわゆるジャケ買いでした「筋肉少女帯小説家計画」。
    表紙は漫画家の藤田和日郎さん。彼をはじめとして、多くの創作に関わる人々にファンが多いのは知っていたけど、本家である筋肉少女帯の歌を聞いたことはあんまりないです。アニメ「うしおととら」のOPぐらいか。

    興味はあれど、聞く機会を求めてこなかったので、聞くきっかけになるかな、と思って購入しました。

    10代というか思春期が感じる違和感、疎外感、万能感、危機感、無敵感、嫌悪や潔癖、夢想に妄想、強圧や抑制、純真に偽悪、憧憬に共感、拒絶と承認。そういったもののごった煮の中から、その時の、初めて聞いた時の自分が一番欲しがっていたもの、共感できるものを見出すことができる素材だったのだろうな、と思います。

    青春の一時期、何者でもないけど何者にもなれる。そういう文言だけを頼りに、うまくいかない日常をやり過ごすだけの日々を送り、文言を知ることで望んでいた何かになることができた、と勘違いをしていた自分には、現実を突きつけてくるなかなか厳しめの小説集。
    踏み出す勇気を持ち得なかった自分には、サブカルクソヤロウの若かりしオーケンの独白が、羨望から生まれた尊敬と憧憬と嫉妬と冷笑となります。
    自分の弱さをさらけ出し、恥をかきながら、正道や王道でなくても自分の選んだ道を歩むことをやめない強さを与えてくれたかもしれない。
    その人が持っている、決意と覚悟の発露の煌めきがたまらなく好きで尊敬するのだけども、その行為の結果が好きなだけで、そこに至るまでの葛藤や逡巡には目を逸らしてきた傾向が自分にはあります。
    泥の中からこそ綺麗な花は咲く、というのに。

    自伝の趣がある大槻ケンヂの「香奈、頭を良くしてあげよう」で、19歳も59歳もオーケンはオーケンであるように、人間は幾つになってもその本質というものは変わらないのだとは思う。だからこそ、その本質に何らかの変化を与えるような存在と出会った喜びが、とてつもない成功体験となって肉体や精神、魂の記憶に刻まれるのだと思う。
    収録されている6作品全てにおいて、それぞれの登場人物、いや作者の体験を描いたのだと思います。羨ましい。
    「香奈、頭を良くしてあげよう」中の言葉を借りれば、『自分も金星人には遭っていない』年齢なので、まだ何かのきっかけがあるかもしれないなぁ。
    この言葉が、ダイエット用品になりませんように。

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    2025年07月20日
  • きのうの影踏み

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    辻村深月さんのホラー短編集。
    楽しかった、怖かった。
    辻村深月さん、ホラーてイメージがなかっただけに意外でもある!
    あぁ〜もっと読みたい!

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    2025年07月13日
  • 光待つ場所へ

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    ネタバレ

    何作目かわからなくなったけど、わかる範囲で出版順に辻村深月作品を読んでいる。

    講談社の作品で楽しみなのは、他の作品で登場したキャラクターの時系列を追えること。

    特に気に入っているのはふみちゃん。
    『名前探しの放課後』で登場したときはテンション上がった。
    こんなに元気になって、と。フィクションなのに。

    今回は中学生だったから、名前探しよりも前。
    秀人との関係性や性格はすでに高校生と変わらない。
    どのように頑張って回復したのか、他の作品で読めると良いな。

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    2025年07月12日
  • 東京會舘とわたし 上 旧館

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    東京會舘に携わってきた人の歴史を読むと、激動の時代を乗り越えてきたんだなぁと、覚悟を感じられた。今この瞬間をもっと楽しく情熱的に生きられるようになりたいと思わされた。

    会館のバーについての話が、特に惹かれて、一気読みしてしまった。モーニング・フィズとマティーニを飲んでみたくなった。

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    2025年07月09日
  • 光待つ場所へ

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    久しぶりに辻村さんの作品を読んでみました。やっぱり私が読書にハマったきっかけの小説家の1人でもある辻村さんの物語はいつも私にマッチしてくれます。
    特に面白かったのはチハラトーコの物語です。主人公は題名にもなっている千原冬子。冬子は世間で言ういわゆる「嘘つき」でした。実は私にもそういうことを言う人がいるのですがその人はなんで嘘をつくのかという気持ちがわかったような気がしました。

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    2025年07月06日
  • クローバーナイト

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    ネタバレ

    私に全然関係ない子育ての話じゃんとは思ったものの面白かった。お受験とか保活とか縁がないけど、そのしんどさは他の物事にも共通していて、自分にも近いものなんだなぁと思った。また、こんなパートナーに出会えたら幸せだろうなとも思った。

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    2025年07月04日