辻村深月のレビュー一覧

  • サクラ咲く

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    学生時代に読んでいた時の方が好きだった気がしますが
    大人になってから読むのもすごく良かったです。

    とくに3つ目の世界で一番美しい宝石が好きでした。

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    2025年11月27日
  • 朝が来る

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    ネタバレ

    養子縁組の話で最初はその家庭のありがちな話から実母の話へ。後半は救われない内容が続いて気分が落ちてしまう感じで最後は結局、実母ひかるは救われたのか救われなかったのかモヤモヤが残った

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    2025年11月26日
  • 鍵のない夢を見る

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    第147回直木三十五賞

    どれもイラっとする女性が主人公の短編集。
    モヤっとした気持ちで終わるので、最後繋がるのかなと思ったけど5編とも独立した話。
    全体的に不穏な感じで気になりスラスラ読める。

    「仁志野町の泥棒」
    自分が体験したら衝撃的だろうなと思った点で一番印象的だった。
    「石蕗南地区の放火」
    相手の男性が痛くて不憫。主人公のような顔から火が出るような勘違いはリアル。
    「美弥谷団地の逃亡者」
    現実的じゃなくて理解できず。
    「芹葉大学の夢と殺人」
    このタイプのダメ男は実際いると思う(笑)
    「君本家の誘拐」
    新米ママの育児奮闘記がくどくど長すぎて話が進まずつまらない。男性が読めば意味があるの

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    2025年11月26日
  • 鍵のない夢を見る

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    身近でありそうな物語。
    なんて言うんだろうか、、気負わず読める??
    うーーん??わかんないけど、、一気読みでした。

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    2025年11月23日
  • かがみの孤城

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    ラストは良かったが、そのための設定に無理がある気がしたのと、ラストまでのあまり面白くない時間が長かった。ここまで読書が進まなかったのは久しぶりかも。

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    2025年11月23日
  • ふちなしのかがみ

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    世にも奇妙な物語のような雰囲気。はっきりしない、もやもやした終わり方が多いので、自分で独自の解釈を作って読むのがたのしい。読みやすく結構どの話も面白かった。『おとうさん、したいがあるよ』がおきにいり。認知症ってこんな感じなのかなと思ったり思わなかったり。

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    2025年11月22日
  • ツナグ(新潮文庫)

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    使者と書いてツナグと呼ばれる窓口に依頼すれば、生きている間に1度だけ、もう死んでしまった1人の人間に会うことが出来るという話。1人しか選べない中で誰を選ぶのか、会って何を話し何を得るのか。設定は面白く、どんな心の動きが描かれているのか期待して読み進めた。色んなパターンの依頼者が登場するが、依頼者たちの気持ちにあまり共感ができず、個人的には物足りなさを感じた。
    自分なら誰を選ぶだろうと考えながら読んでしまう。

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    2025年11月21日
  • 太陽の坐る場所

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    ✩3.6
    クラスメートの一人の視点で話が進んだあとに、また別の人の視点、また別の、また別の…
    話が進んでいくと、1人目の話で思ってたこと、考えてたこととあれ?なんか違うな?と思い、そのまた次で違うな?と思いの繰り返し

    それぞれの視点でそれぞれの人生
    実際に私も学生時代に勘違いしていてあとから言われて気づいたことだってある。
    些細なことやけど、喧嘩してちょっとの間口聞かない時期だってあった。もったいない…

    逆にみんな自分に本気で向き合ってるからこそ、相手との関係に差がうまれてしまうんやろか…

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    2025年11月20日
  • 凍りのくじら

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    ドラえもんと辻村さんなんて最高じゃん!!と思い読んでみました。
    ひみつ道具のチョイスが良い上に、本編とドラえもんの話との混ぜ合いが個人的にすごく好きでした。
    後半の伏線回収も良かったですが、少し物足りなさを感じたので星3つです。
    しかし500ページ超で読むのに気が進まないという方がいたら迷わず背中を押せるような素敵な作品です。

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    2025年11月18日
  • スロウハイツの神様(上)

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    下巻があるから覚悟していたけど推進力は弱め前振り。
    青春群像劇は流石にキツいお年頃、こやつらの成長し損ねた先に自分が居るなと謎の俯瞰視点で見ちゃったよ。

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    2025年11月17日
  • 凍りのくじら

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    愛ですね。
    ま、みんなそれぞれ身勝手なんですが。
    人間そんなもんですかね。

    もう少し、どろっと。生身な人間関係も感じたかった。

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    2025年11月16日
  • この夏の星を見る 下

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    物語としての完成度はもちろん高いんだけれど、やっぱりこれは若い青さをまだ色濃く持っていた頃に読みたかったかなあ。

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    2025年11月16日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(上)

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    辻村ワールドすごろく5マス目の上巻。
    4マス目までの作品を読んだから手にとってみたって感じで、あらすじや前情報など大して把握しないまま読み始める。
    ん?これはどうやら先生の黒寄りの作品だぞって、そこで初めて気がついた(汗)

    序盤はなぜだか波に乗れずに苦労した。登場人物の関係性や立ち位置を整理しながら、ようやく主要なキャラを把握する。その後は、この作品の世界観が見えてきて、没頭することができた。

    カバーイラストから受ける印象とは違い、少しエグい殺人の描写が含まれている。大学生たちが織りなす青春モノって感じだけではない、ダークな雰囲気にザワザワさせられる。過去の虐待経験から復讐心を抱いた人物が

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    2025年11月15日
  • 家族シアター

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    ネタバレ

    家族に焦点を当てた短編集。
    「家族」という枠組みの中にいるだけで、縁を簡単には切れないし離れたくても離れられない。家に帰れば同じ空間で過ごさなければならない。
    そんな呪縛に苦しむ不穏な流れがありつつも、最後は心温まるオチでほっこり。
    もっとも印象的だったのは『「妹」という祝福』。
    学生時代によくある、周りからの視線を過剰に気にするくせに客観性がない、そんな主人公の内面に共感した。

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    2025年11月15日
  • きのうの影踏み

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    ホラー短編小説大好き、面白かったー!
    なんか、オチとかなくて曖昧に濁される感じがリアルな終わり方というか本当に誰かの実体験を聞くとしたらこういう感じなんだろうなと思った。ありきたりじゃなくて面白かった

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    2025年11月12日
  • 神様の罠

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    出張の時は短編集を持って出掛けるのが最近のパターンです。本作は平均的な内容でした。中でも“2020年のロマンス詐欺”は面白かった!コロナの頃は沢山の人々がいろいろな感情の中で生活していたのを、今なら冷静に振り返れます

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    2025年11月12日
  • 島はぼくらと

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    島で起きる主人公たちの家族と地域と、社会の関わりの物語
    小さい島のはずなのに、登場人物がたくさんで一人ひとりのキャラクターが印象に残る

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    2025年11月11日
  • 凍りのくじら

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    理帆子の周りを見下して冷めている感じは共感できたけど、馬鹿な男と付き合ってるところで冷めた。顔で付き合って、顔がいいから関係を切れないでストーカーされてる中身のない女だった。

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    2025年11月11日
  • この夏の星を見る 下

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    やっぱり学園モノは素晴らしく
    皆それぞれキャラが立っていてコレまたアニメになる予感。
    コロナ禍のあの閉塞感の中で学生達は何を感じてたのだろう。
    夜空に輝く星々は未来の希望に見えたかもしれない。

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    2025年11月11日
  • 噛みあわない会話と、ある過去について

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    表紙が美しいですよね。内容はちょっとしたホラーな短編集だった。自分に思い当たることがないかと頭を巡らせたり、自分も同じ目に遭ったことがあるような、と思いに耽ったり、不思議な読後感の残る作品でした。

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    2025年11月10日