辻村深月のレビュー一覧

  • かがみの孤城 上

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    ファンタジー×ミステリーの設定で好き
    テーマは不登校系で結構重め

    デスゲームが始まりそうな舞台だけど、当事者達が中学生なのもあってか会話をしてるだけなのがリアリティある
    一緒過ごすうちに仲良くなって情報が開示されてくけれど、劇的に場面が変わるわけでなく、ミステリー的に驚愕な展開がある訳ではなかった

    謎や伏線をしっかり回収してくれるであろう下巻に期待!

    ページ数に対して文字数が少なく読みやすかった

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    2026年03月21日
  • かがみの孤城

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    ネタバレ

    間違いなくおもしろい。傑作だと思います。捨てキャラがおらず、一人一人血が通っているよう。特にウレシノのウザキャラからの昇華はすっごいなぁと思いましたし、大人びたスバルの実はな薄っぺらさは逆に魅力的でひっじょうにかわいい。ただ、孤城の謎はさ、みんな途中できづくよね?物語に合わせてキャラがピエロになっているようで、例の演説はいたたまれなかったです。アキも、そうなんだろうなと思いながら読んでいて案の定。少女マンガのようなラストは辻村さんらしいのだけど、私は求めてないぞ。良い作品ですが。純粋な心で読めず、残念。

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    2026年03月18日
  • ふちなしのかがみ

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    短編5編
    初っ端の話しからゾクっとした。
    その他の物語もどこかゾワゾワするないようで
    タイトルにもなっている
    ふちなしのかがみでゾワってなりました。

    鏡に縁がない
    現実と虚構の区別がつかなく混じり合う

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    2026年03月18日
  • 鍵のない夢を見る

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    収録された5つの短編は、どれも主人公の女性たちが抱える「危うさ」や「心の歪み」がリアルに描かれ、終始不穏な空気が漂う。予感通りのバッドエンドもあれば、辛うじて踏みとどまる結末もあり、その匙加減に引き込まれた。

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    2026年03月17日
  • 噓つきジェンガ

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    旅行のお供に文庫で。

    嘘(詐欺)をベースに 騙し、騙される方
    両者の事情や心の揺れが切実で 謎解き含め 心をつかまれる事件簿的な短編集

    ・コロナ禍に起こった大学生の暴行事件
    ・中高一貫校のお受験詐欺
    ・覆面漫画家の私的なサロン

    面白いのは巻末の作家 一穂ミチのことば
    「ものの一行で今まで存在すら知らなかった急所を刺される この感覚を 私は勝手に『深月の一刺し』と呼んでいる。まじで急に刺してくるから気をつけて。」

    そう この感覚なんです
    さすが一穂ミチ
    短編なので旅のお供には持って来いでした。

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    2026年03月17日
  • かがみの孤城

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    ストーリーの設定は良かった。でもやっぱり文体が軽いな。このストーリーで文体の重厚感があったら、もっともっと深くて面白かっただろう。

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    2026年03月17日
  • 冷たい校舎の時は止まる(上)

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    登場人物を細かく描写することで「いじめ」をはじめとした人間関係の問題が読み取れます。
    思春期のいやーな感じ。
    大人になった今ではそれはほんとにどうでもいいことなのだと思うのに、当時はそうではなかった…。
    上巻では謎が多く、下巻で回収するのか楽しみです。

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    2026年03月17日
  • 家族シアター

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    うーむ…
    家族として以前にいち人と人とのコミュニケーションとしてそれはなくないか?っていう兄弟関係や親子関係が描かれていて、そこからなにか大きな出来事が起きて一件落着、やっぱ家族の絆✨みたいな持っていき方には少々疑問を覚えるところ。家族でもあまりの理不尽は許せなくないか?

    元々私は映画版でやたら良い奴になるジャイアンや、今まで散々出久をいじめてきたのに謝ればチャラになる、感動みたいな流れのヒロアカの勝っちゃん、勝手にグレて頑張ってた子達をリンチするスラダンの三井寿などなど、、反省して更生したよみたいなキャラを許せず、元々頑張ってる子が1番えらいという考え方だから、このような感想を持ったのでは

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    2026年03月18日
  • かがみの孤城

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    ネタバレ

    思っていたのと全く違う奇想天外な展開だったが、丁寧な情景描写と心理描写によるものか、意外とすんなり受け入れて読むことができた。
    語りの技術が巧みだなと思った。中学生の主人公の見ている世界が手に取るように伝わってきた。
    喜多嶋先生かっこ良すぎ。

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    2026年03月16日
  • 冷たい校舎の時は止まる(下)

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    長い物語でしたー描写が細かい細かい…しかしまさかの自殺者ではありましたが動機が今ひとつアタシには理解不能でした『なんで?』って感じですかね!
    しかし長過ぎて細か過ぎて集中力不足になる作品という印象で、同著者の『かがみの孤城』は一気読み出来たのですが、そこはデビュー作の違いでしょうかね。

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    2026年03月16日
  • 噓つきジェンガ

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    ネタバレ

    タイトルの通り、3つの嘘つきなお話。
    『嘘』はそもそもいけないことだと、大抵の人は幼少期に何かしらで教わるだろう。
    それでも人は時に嘘をつく。
    それは、生きるため、大切なものを守るため、憧れを本物にするため。
    様々な理由や原因があるが、共通して、バレた時は覚悟をしなければならないこと。
    そして、その嘘のせいで他人を傷つけることは良くないと私は思う。
    だが、バレた時、人生が終わるかもしれないと思った時に、予期せぬ今まで自分が見てこなかった、あるいは考えていなかった角度から救われることもある。
    3つとも『嘘がバレました。はい、おしまい』というエンディングではなかったことが、何だか読んでいてホッとし

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    2026年03月15日
  • 噓つきジェンガ

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    最初に嘘を始めたのはなんでなのか。「お金か名誉か幸せか」っていう帯もそうだなぁと思いつつ…
    嘘がジェンガのようにどんどん積み重なって身を滅ぼすと思いつつ、やっぱり辻村さんの本は救いがあるのが不思議と心地よい。

    でもやっぱり私は嘘はつきたくないなぁ。それぞれの短編の主人公に感情移入しすぎて嘘がバレた時の想像をして胃が痛くなりました。笑

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    2026年03月15日
  • 琥珀の夏

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    あらすじに惹かれて読んだ本。

    このカルト団体、以前読んだ高田かやさんのコミックエッセイにあったカルト村を彷彿とさせられる。
    ・親と子は離ればなれで生活
    ・毎日問答(という名で、実質は大人が望む答えを導き出す)
    ・一般の学校に通えるのは中学生まで
    ・時々一般の子が合宿に来る
    ・自習室
    などの共通点があるので、エッセイに綴られたかやさんの気持ちとリンクしてのめり込んで読んだ。

    本文内で、
    ミライの学校の子は親と離れて暮らすのが普通になってるから自分の価値観で可哀想と思わない方が良い。
    という言葉があり、その時確かにそうかもなと思った。
    でもカルト村で産まれた高田かやさんは19歳の時に自分の一番

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    2026年03月15日
  • 冷たい校舎の時は止まる(下)

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    ネタバレ

    長い、長すぎる…!!
    本当に勝手な印象ですが、もし今の辻村深月さんが同じ題材で書かれるなら、もっと要素を絞って書かれたんじゃないかなと思います。
    SF・友情・恋愛・ホラー・家庭/社会問題などなど、てんこ盛り過ぎませんか?

    それぞれのバックボーンを描いているので『え?何の話?ストーリーに関係なくない?』みたいな感覚があって、特に感情移入できるわけでもなく、終盤までずっと冗長に感じてしまいました。

    菅原=榊であることはピアスやタバコの件でほぼ明示されていると言えると思うのですが、顔も見ているはずの他の7人が菅原≠榊として扱っていた・そう認識して(させられて?)いた理由がよく分からないまま終わっ

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    2026年03月15日
  • 青空と逃げる

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    ネタバレ

    「傲慢と善良」のあとがきで気になって。
    Googleマップを見ながら読むのが楽しかった〜!

    私が学生の頃に両親が離婚して、両親が自由になれないのは自分がまだ子供だからだって悩んでいたときがあったから、力の親に対する気持ちが痛いほど分かった。

    ハッピーエンドで良かったけど、淡々としていて感情が大きく揺さぶられることもなく(ラストもこんなに逃げ回っていよいよ再会なのにあっさりすぎた!)、長編なのもあってちょっと読むの疲れちゃったな。

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    2026年03月14日
  • かがみの孤城 上

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     舞台が中学で呼んでいて懐かしさを覚えた。大人になると世界は広がるんだよと読みながら思ったが、当時はそんなこと分からなかったし、些細な言動で一喜一憂していたことを思い出した。
     話がだいぶ動いてきたので下が楽しみ。

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    2026年03月14日
  • 凍りのくじら

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    なんとなくあれ?と思う箇所はあったけれど、最後まで読み切って、そういうことか!と不思議の答えを発見した気持ちでした。
    最近子どもたちと、ドラえもん海底鬼岩城を観に行ったばかりだったので作中に出てきてとても嬉しかったです。

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    2026年03月14日
  • ぼくのメジャースプーン

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    主人公が小学生だから薄いのかと思ってたけど全然そんなことなく。「罰」について秋山先生と禅問答みたいに7日間話し続けるところで考えさせられた。
    人は誰かのためには泣けない、って絶句だなー

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    2026年03月14日
  • 凍りのくじら

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    かがみの孤城、スロウハイツの神様に感動してこの本に辿り着いた。辻村深月さんの本を三作品読んで、この人はミステリー作家なのでは?と感じた。どの作品も前半は登場人物の描写が中心で物語はあまり動かない印象。それが後半からは一転して怒涛の展開が待っている。この作品についても同じような展開で、正直前半は読むのに時間がかかった。なかなか動かない物語に少し物足りなさを感じたものの、最後まで読むとやっぱり素晴らしい本だったと思う。スロウハイツの時も思ったが、映像では表現が難しい、本ならではの感動をくれる作品だと感じた。

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    2026年03月13日
  • かがみの孤城

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    第三部の閉城は面白かったし、物語として綺麗な結末だったけど、逃げる場所はこんなに都合よく現れないし、今の場所に戻ってもそこの現状は変わらないんだよなー、ってつい現実的になってしまった。

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    2026年03月12日