辻村深月のレビュー一覧
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ネタバレ
内容は素晴らしい作品
内容は素晴らしいと思う。
悩みを抱えている人や苦しんでいる人はもちろん特にその家族に読んでみて欲しいです。
ただ伏線回収のところなどは個人的にイマイチだなと思った。
ここからネタバレ含む
鏡の先の孤城で出会うアキや主人公こころが学校に行けなくなった原因に関わる真田美織の言動は人を傷つけるものであるが、一人の人間であり、それぞれが感じ、考え行動しているのだとこの物語を読んで改めて思った。
まとめ
この物語で伝えたいことは、人はそれぞれ感じることは違うし環境も違う。辛い時は無理に闘わなくていいということ。
最後に個人的なことを
物語は推理小説でもない限り予測してではなく体験して読んでほしい! -
Posted by ブクログ
人生の背景によって、一人ひとりの行為に理由が生まれ、意味づけがされていく。本作を読んでいると、その過程をまざまざと見せつけられるような心地になった。登場人物たちが抱える過去の傷や、目を背けたくなるような残酷な部分。それらすべてを否定せず、自らの中に取り込んで生きていく彼らの姿には、痛々しさと同時に奇妙な切実さがある。
「夜」という暗闇の中でしか息ができない子どもたちが、生きるために選択した歪なつながり。まだ散らばったピースが不穏な音を立てている段階だけど、彼らの「行為」の裏にある本当の背景が明かされるとき、どんな真実が見えてくるのか。
残酷で、けれどどうしても惹きつけられてしまう、辻村深月さんならではの濃密な心理描写に一気に引き込まれた。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「時」をテーマに捻ったアンソロジー4編。
・面白かった編
「タイムカプセルの八年」
何だこの屁理屈親父は?という導入から始まって、こんなのあるあるだなぁな脇キャラに流されながら意外と矜持を見せ、”黄金期”だった小学生時代の父親たちで優しい嘘を守り、綺麗にオチをつける。流れるように起承転結のレベルが高くて「いいもん見せてもらったぜ」って気分になる。ハズレなし作家だなぁハッピーエンドっていいよなあと素直に思える良作。
・微妙だった編
「トシ&シュン」
「パーマネント神喜劇」やん!よね??と思いながら読む。再掲かいと思いきや、こちらの発表が先で後でもう1章足して「パーマネント」完成だったみたい。これだけぶつ切りでもまぁ面白いけど、前後があった方が(っていうかパーマネント先に読んじゃってるから!)絶対うさん臭さと面白さが倍増するから惜しいなぁむず痒いなぁもったいないなぁともぞもぞしながら読む。そういう意味で微妙だったけど、夢の入れ子とか使いまわしとか(作者は嫌がるかもしれないけど)森見登美彦みたいで面白いよなあと改めて思った。パーマネントまた読も! -
Posted by ブクログ
ネタバレ素敵なSF物語。相手が子どもであっても、この世にはいろんな選択肢があって、それを自分で選択することができると伝えてあげられる人になりたい。
本屋大賞納得の素晴らしく素敵なお話。
いじめ、不登校などのリアルな問題を扱っていながら、SF(というかファンタジー)部分が大きく、ちょっと現実逃避しながら読み進められるから、「うっ……」と辛くなることはあまり無い。辛い思い出だ……と思ったら、すぐ鏡の城に場面が変わるので、読み進めるのが苦じゃない!
学校なんて「ただの学校」なのに、なんで当時は学校が世界の全てだと思っていたんだろう……
それほどに小中高の12年間は、大人になってからの12年間とは比べ物にならないほどに濃かったんだよな。
クラスに嫌な人がいても、1年我慢すればいいことじゃん!って、いまの私ならそう考えてしまうけど、当時の1年は本当に長いし、耐えられないと思う。
相手が子どもであっても、いろんな選択肢があって、それを自分の意思で選択することが出来ると伝えてあげられる人になりたいな。 -
ネタバレ 購入済み
辻村深月のデビュー作のコミカライズ版。大雪の日に学校に8人しか投稿しなくて、しかもその8人が学校から出られなくなり、それが自殺した人と関係があるらしいホラーが入ったミステリー。
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4人の人気作家による『時』をテーマとしたアンソロジー。
女性作家2人の作品は、どちらも学校の卒業記念で埋めたタイムカプセルがコア。しかし、辻村深月はハートフル。湊かなえはちょっとウエット気味と、それぞれの持ち味が存分に出ていて興深い。
対して男性作家2人の作品は、どちらかと言うとSF的作品。万城目学は、神様モノ。米澤穂信は過去から未来にかけての壮大な時間モノ。
売れっ子作家さんだけにハズレなし。
装丁の猫は何故?と思うが、読み終えるとおそらくシュレーディンガーの猫なのだろうと気付かせてくれる。
何れも初出は別冊文藝春秋らしいが、このアンソロジーは、企画が先にあって雑誌に掲載されたのか、掲載後に似たテーマを纏めてアンソロジー化したのか、どっちだったんだろう。
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購入済み
作者のファンです
『ぼくのメジャースプーン』読んでないと、結末の意味がわからないので注意です。
反則ミステリーではありますが、辻村さんならアリだと思います。
メジャースプーンの主人公二人が大好きなので楽しめました。
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Posted by ブクログ
建て替えられた建物でのお茶の会。亡き夫との金婚式。お祝いの食事と懐かしい装飾品と親切。思い出の余韻。◆岩谷時子さんを探して越路吹雪さんのところへ連れて行くという仕事。緊張するボーイと緊張する大スター。真剣勝負。慣れることをやめる虎。◆クッキングスクール。フランス料理のメニューが読める誇らしさ。大震災が起こるまで変わらずに続くはずだった日常。◆直木賞受賞者の記者会見が行われる煉瓦の壁のある部屋。親との縁を切ってまで進んだ作家への道。帰ってきました。◆會舘2度目の建て替え最後の結婚式。親子四代。忘れない美容室。◆おかえりなさい。東京會舘。直木賞作家、小椋は作者本人。行ってみたくなりました。