辻村深月のレビュー一覧

  • 時の罠

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    短編集だけどそれぞれ読み応えがある。
    湊かなえの長井優介へが1番好き。
    イヤミスイメージが強いけど
    こんな暖かいストーリーもあるんだと思った。

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    2021年06月24日
  • 江戸川乱歩傑作選 蟲

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    非モテ小説の系譜というものがあるとすれば、本書はその猟奇系の一端を占めるものと言えそうだ。非モテの心理描写が素晴らしい。

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    2021年05月28日
  • オーダーメイド殺人クラブ

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    ネタバレ

    最近は大人の世界でもいじめは問題になっているが、中高生の狭い世界においてはすべてを支配する重大な問題。しかも「何故?」と首を傾げるようなたわいの無いことが原因ということがよくある。大人になった今の自分からみたらくだらないですませられるが、それができないのが学校だけにしか存在意義を見いだせない感受性豊かなティーンエイジャーだ。
    この小説でもそんな姿が如実に表現されていて、委託殺人という極端な方法へと突き進む。さらに大学進学で東京へ行く、大人に片足を突っ込み始めた主人公達は新たな生き方に気づき始める。
    大変面白い小説でした。

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    2025年12月11日
  • 時の罠

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    ネタバレ

    「時」をテーマに捻ったアンソロジー4編。

    ・面白かった編
    「タイムカプセルの八年」
    何だこの屁理屈親父は?という導入から始まって、こんなのあるあるだなぁな脇キャラに流されながら意外と矜持を見せ、”黄金期”だった小学生時代の父親たちで優しい嘘を守り、綺麗にオチをつける。流れるように起承転結のレベルが高くて「いいもん見せてもらったぜ」って気分になる。ハズレなし作家だなぁハッピーエンドっていいよなあと素直に思える良作。

    ・微妙だった編
    「トシ&シュン」
    「パーマネント神喜劇」やん!よね??と思いながら読む。再掲かいと思いきや、こちらの発表が先で後でもう1章足して「パーマネント」完成だった

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    2021年04月29日
  • かがみの孤城 1

    無料版購入済み

    ゆるい宝探し

    不登校の描写がリアルで胸が苦しくなります。他の子達もどんな事情があるのか、気になります。宝探しをあまり真面目にやらないのも面白い。

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    2021年03月04日
  • 冷たい校舎の時は止まる(1)

    ネタバレ 購入済み

    辻村深月のデビュー作のコミカライズ版。大雪の日に学校に8人しか投稿しなくて、しかもその8人が学校から出られなくなり、それが自殺した人と関係があるらしいホラーが入ったミステリー。

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    2021年01月31日
  • シークレット~綾辻行人ミステリ対談集in京都~

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    ホスト役・綾辻行人さんの人望の厚さが窺い知れる、まさに十人十色の対談集。過去の雑誌連載をまとめたものだが、最後のボーナストラックは最新の“語り下ろし”。その相手、熱烈綾辻ファンを公言する辻村深月さんとのやり取りがとても和んだ。

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    2021年01月16日
  • 時の罠

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    面白かった。続きが読みたくてあっという間に読んだ。
    4人の作家さんの短編集。
    題名の時の罠はなぜそのタイトルにしたのかやや不明。
    私の好きな作家の辻村深月さん、湊かなえさんの短編は本当にワクワクした。さすがのお2人。
    ただあとの2人の作家さんの話は面白くなかった。星4つは辻村さんと湊かなえさんの面白さだけでつけた。あとの2人は興味のあった作家さんだったのでとっても残念。

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    2021年01月09日
  • 時の罠

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    4人の人気作家による『時』をテーマとしたアンソロジー。
    女性作家2人の作品は、どちらも学校の卒業記念で埋めたタイムカプセルがコア。しかし、辻村深月はハートフル。湊かなえはちょっとウエット気味と、それぞれの持ち味が存分に出ていて興深い。
    対して男性作家2人の作品は、どちらかと言うとSF的作品。万城目学は、神様モノ。米澤穂信は過去から未来にかけての壮大な時間モノ。
    売れっ子作家さんだけにハズレなし。
    装丁の猫は何故?と思うが、読み終えるとおそらくシュレーディンガーの猫なのだろうと気付かせてくれる。
    何れも初出は別冊文藝春秋らしいが、このアンソロジーは、企画が先にあって雑誌に掲載されたのか、掲載後に

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    2020年11月22日
  • 名前探しの放課後(上)

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    作者のファンです

    『ぼくのメジャースプーン』読んでないと、結末の意味がわからないので注意です。
    反則ミステリーではありますが、辻村さんならアリだと思います。
    メジャースプーンの主人公二人が大好きなので楽しめました。

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    2020年09月16日
  • 東京會舘とわたし 下 新館

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    建て替えられた建物でのお茶の会。亡き夫との金婚式。お祝いの食事と懐かしい装飾品と親切。思い出の余韻。◆岩谷時子さんを探して越路吹雪さんのところへ連れて行くという仕事。緊張するボーイと緊張する大スター。真剣勝負。慣れることをやめる虎。◆クッキングスクール。フランス料理のメニューが読める誇らしさ。大震災が起こるまで変わらずに続くはずだった日常。◆直木賞受賞者の記者会見が行われる煉瓦の壁のある部屋。親との縁を切ってまで進んだ作家への道。帰ってきました。◆會舘2度目の建て替え最後の結婚式。親子四代。忘れない美容室。◆おかえりなさい。東京會舘。直木賞作家、小椋は作者本人。行ってみたくなりました。

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    2026年01月12日
  • 宮辻薬東宮

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    人気のある作家ばかり集めたゾクっとくるホラーミステリーアンソロジー。ホラー苦手な私でも楽しめる内容で良かった。特に好きなのは「ママ・はは」と「わたし・わたし」。

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    2020年08月08日
  • 凍りのくじら

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    泣けます。

    ちょっと引っかかってた描写も、後に伏線として綺麗に回収された。クズ男の現実に対する価値観が私と似ていて途中読むのが辛かった。

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    2020年06月24日
  • 時の罠

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    限りなく☆5つに近いが、米澤穂信さんの作品がネックになった。好きな作家さんばかりで胸が踊るお宝作品集。短編なのに読み応えもあり読後感もここまで素晴らしいとは。同じタイムカプセルものでも作家さんの味がそれぞれにあって甲乙つけがたい。人気作家さんだけにうならせるところが
    全ての作品にあって最高。

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    2020年06月13日
  • 光待つ場所へ

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    学生の時にこの本に出会い、働くようになってから久しぶりに読んだ。
    子どもだった頃の微妙な感情の動きを思い出した。
    大学や高校ではなく、もっと昔のものも含めて。
    携帯も持っていなかった時代は、もっと自分の声や人との会話を大切にしていた気がする。
    そんなことを思い出させてくれた。

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    2026年02月04日
  • 東京會舘とわたし 上 旧館

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    偉大なバイオリニストに会えた青年、軍に引き渡される最後の日に立ち会う支配人、マリッジブルーな花嫁の結婚式、酒とともに歩んだバーテンダー、土産用のパイを作った頑固な菓子職人。最後は大阪から来た夫婦がパイを買って帰る。淡々と続く時代の中の仕事人の話。あちこちでそれぞれの短編の主人公が交差する。しあわせな物語でした。旧館終わり。新館も読もうと思う。

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    2026年01月12日
  • 江戸川乱歩傑作選 蟲

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    「蟲」は今回初めて読んだ。狂人といえばそれまでだが、なんとリアルなんだろうと感心してしまう。グロテスクな内容のものも多かったが、これこそ乱歩の世界観なのだろう。
    怖い物見たさもあってついついやめられないとまらない。

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    2020年04月23日
  • 宮辻薬東宮

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    「みやつじやくとうぐう」と読むんだそうです。
    好みの作家さんが名を連ねていて、その豪華な面々に、思わず即買い。
    ミステリーというよりはホラー寄り。勝手にリレー形式のミステリーだと思っていたので、連作短編集のようなものをイメージしていましたが、それぞれが独立したアンソロジーですね。
    リレーだと思うと、前の作品を強引に入れ込んだでしょ感が出ちゃってる。でも、宮内さんの作品のラストは秀逸でした。リレー形式ならではの〆だと思います。

    アンソロジーって、好きな作家さんの作品を、濃密に、いいとこどりしたような感覚で楽しめるのはもちろん、知らなかった作家さんや、興味はあったけれどまだ読めていなかった作家さ

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    2020年03月07日
  • 朝が来る

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    不妊治療の末、養子縁組した子を返してほしいって言われた衝撃な物語のスタート。
    とても興味深く、さくさくと読めた。

    子供を育てられない親となってしまったひかりも、理由があるにせよ、いまこういう子って多いのだろうと。

    現実問題として、こういうことに直面している社会問題も、考えさせられる。

    ひかりも全く憎めないやつってわけではなく、ただ単純に人を好きになって、子供を授かって、それを気に、同僚に騙されて、一歩間違ったら誰でもが陥るかもしれないって思った。

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    2026年02月12日
  • 宮辻薬東宮

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    宮部みゆきの書き下ろし短編を読んだ上で、辻村深月が短編を書き下ろし、以後、薬丸岳、東山彰良、宮内悠介と計5人の人気作家がバトンを繋いて仕上げた豪華なリレーミステリーアンソロジー。
    前の作品から何が繋がってるのかは読んでのお楽しみだが、テーマはちょっと恐いホラーかな。
    しかし何れも短編の名手。思わず唸る作品。楽しめました。

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    2020年03月01日