辻村深月のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「人・で・なし」
宮部みゆき上手いよねえ。
極めて普通の(もしかしたら宮部自身が遭遇したかもしれない)居酒屋の、よくある話から、「人でなし」のワードを引き出して、ひとつの現代の「怪談噺」が始まる。まあ、やり過ぎ(ありきたり)のオチだったけど。リレー・アンソロジーどうなるんだろ?
「ママ・はは」
宮部からバトンを受け取ったのは、辻村深月。話の導入方法と「表題」「写真」というキーワードを引き継いだようです。果たして何処を引き継いで何処を引き継がないのか。ちょっと推理したくなりました。
「わたし・わたし」
辻村からバトンを受け取ったのは、薬丸岳。初めて読む作家。確か実際にあった犯罪に取材した小説が多かったかな。今回も見たような犯罪。ショートなんで捻りが足りない。コレ、結局写真繋がりのホラーということなの?
「スマホが・ほ・し・い」
薬丸からバトンを受け取ったのは、ホラーなんて書いたことがないという東山彰良。しかも写真が出てこない!なんなんだ?でも、東山さんらしく、なんかの冒険小説の序章に思える。現代台北の話というのも大変魅力的。
「夢・を・殺す」
東山からバトンを受け取ったのは宮内悠介さん。AI繋がり?初めての作家さん。本来SF作家で、ホラーを書くような人でない。だけど、PCに取り憑いたバグが機械の幽霊なんではないか、という展開から、まさかの宮部みゆきさんにバトンを渡したのでした。
因みに、宮部みゆき文庫本は一部例外(絵本とアンソロジー、ボツコニアンシリーズ)を除いて、コンプリートするというマイルールを設定している。だから本書は除外してもいいんだけど、彼女はどうも本作品を自分の短編集に組み込む意思は無さそうだ。よって、いつかは読まなくてはいけないとは思っていた。
果たして、記念写真は撮れたのでしょうか?
無理だろうな。みんな忙しいから。 -
Posted by ブクログ
アンソロジーは
手にした事のない
作家さんを
開拓できるから
嬉しい
実際
湊かなえ先生以外は
お初でした
''時''をテーマにした
コチラ
どのストーリーも
短編なのに
読み応えのある
ものばかりでした
「タイムカプセルの八年」
とっても共感が出来る
ストーリーと
ニヤッとしてしまうラスト
心が温まる時のお話しでした
「トシ&シュン」
これまた
全く違うテイスト
鴨川ホルモーや
偉大なるしゅららぼんが
元は小説だとは!
小説であの世界観を
どう表現してるのか?
出来るのか?
この短編読んで
なるほど・・
と納得しましたね
出来るんだと笑
「下津山縁起」
とっても読みづらい笑
な、何だこれは?
と半分混乱しながら
読み進めますが
どんどんのめり込み
ラストなるほど〜と
唸ってしまいました
「長井優介へ」
湊先生ってだけで
身構えちゃダメよね
最後のストーリーが
いじめかぁ
しかも湊先生の…
って
どんな結末こようが
落ちないぞ!
って
思ってたけど
穏やかな気持ちのまま
本を閉じる事が
出来ました
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購入済み
ほっこりする島の話
島で生きる少年少女の物語
『冒険』というほどの事件も、謎も、ないけれど
少女と少年たちは一緒に日常を過ごして、
色々なことを感じながら成長していくんだなと思いました。
もはや紛れもなく『冒険』がそこにある。
んじゃないかな。
閉鎖的な島だから苦労することもあるし、
そんな島だからこそ得られる絆もある。
とても良い話です。