【感想・ネタバレ】朝が来るのレビュー

あらすじ

第147回直木賞、第15回本屋大賞の受賞作家が到達した新境地!

長く辛い不妊治療の末、栗原清和・佐都子夫婦は、民間団体の仲介で男の子を授かる。朝斗と名づけた我が子はやがて幼稚園に通うまでに成長し、家族は平穏な日々を過ごしていた。そんなある日、夫妻のもとに電話が。それは、息子となった朝斗を「返してほしい」というものだった――。

自分たちの子供を産めずに、特別養子縁組という手段を選んだ夫婦。
中学生で妊娠し、断腸の思いで子供を手放すことになった幼い母。
それぞれの葛藤、人生を丹念に描いた、胸に迫る長編。

河瀬直美監督も推薦!
「このラストシーンはとてつもなく強いリアリティがある。」(解説より)

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ネタバレ

特別養子縁組によって母親となった女性と、その子の実の母親。それぞれの人生が交錯しながら描かれていく。二人とも、それぞれに不安や悩み、満たされない思いを抱えながら生きてきた。その姿がリアルに描かれていることに加え、予想外の展開が次々と訪れ、ぐいぐいと物語の世界に引き込まれ、一気に読み終えた。
ひかりには、どうか幸せになってほしいと、祈らずにはいられない。

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2026年10月24日

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つらかった。自分の人生がなんて平和で幸せなんだって思った。ひかりのように娘たちがなったらどうしよう身が引き締まる想い。自分の親もひかりのような親に似たところがあるな

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2026年10月22日

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ネタバレ

長い不妊治療を経ても子供を授かれなかったふたりと、幼くして望まない妊娠をしてしまったふたりの対比、こんなに心を揺さぶられる話だと思わなかった、出会えてよかった本、、

不妊治癒をやめようとふたりで抱き合いながら泣く空港の場面、映画でも観たかと思うくらい情景が浮かんで号泣

途中でミステリーに方向転換したかと思った
ひかりに救いがあって良かった、いい終わり方
そして本当に素晴らしいタイトル、この表題の意味を思い返すだけで泣けてくる

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2026年10月20日

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ネタバレ

ママ友同士のいざこざを通し、「息子はなんていい子なんだろう」と読者に愛着を持たせた上で「返してほしい」という事件を持ってくるあたり、一枚上手だ。ついつい、感情移入してしまう。

特別養子縁組の説明会での団体代表・浅見さんの言葉には、一つ一つ心がこもっていた。ただの物々交換のように捉えさせず、勧めるわけでもなく、「よく考えてほしい」というニュアンスを丁寧に伝え、その熱意がしっかりと伝わってきた。「皆さん普通の子が欲しいと言いますが、普通の子は普通の家庭に行くんです」という言葉も強く心に刺さった。

脅迫してきた相手に対し「朝斗のお母さんではないですよね?」とはっきりと伝えた場面では、本当にその通りなのだろうと思った。根拠に信憑性があり、まだ何も知らない段階でも「産みの母親はきっと素敵な人なのだろう」と感じさせた。

ところが、これが本当に片倉ひかり本人だったのだから驚いた。

しかし、その後語られる産みの親・片倉ひかり視点での物語は残酷で衝撃的なものだった。大好きな彼氏との間に子どもができ、親同士に引き離され、出産後に久しぶりに会った彼は今までの優しさが嘘のように冷たい態度をとってくる。

ただでさえ苦しい状況の中、本当の地獄はここからだった。珍しく心を開けた同僚に借金の保証人にされ、借金取りから逃げ回る日々。助けを求めようにも頼れる人はおらず、実家にも居場所はない。そうして「赤ちゃんを返せ」と脅迫するに至る。彼女はただただ、お金が必要だったのだ。

ところが、「あなたはこの子のお母さんとは別人だ」と言われ、信じてもらえない。なんて苦しいのだろう。最後の最後、報われたと言っていいのかは分からないけれど、少し救われる終わり方で良かった。

苦しい展開も多かったけれど、それが私にとっては引き込まれる面白さがあり、読んでいて楽しかった。やっぱり辻村さんはいい本を書くなあ〜

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2026年10月06日

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ネタバレ

2015年既読。初潮を迎える前に妊娠し出産した中学生と子どものいない夫婦。ひかりは周りの大人にうまく頼れずどんどん悪い方へ進んでしまう。知らない事を教えてもらえない、娘にこういう感情で接する親もいるのか。ひかりは養子縁組をする浅見に出会えて、まだマシだった。佐都子は不妊原因が夫側にあった事で悩む。不妊治療に理解がなかった夫も検査結果を知り、その後妻に寄り添う、デリケートな心の動きが目に見えるように伝わる。別れず共にいる事を選ぶ二人の姿、羨ましい。自分だったらできない。ひかりを『広島のお母ちゃん』と呼ぶ朝斗、夫婦で朝斗のおかあさんと境界線を引きつつも大切に思う気持ちも素敵だった。佐都子夫婦のもとにひかりが産まれていたら、どんな人生だっただろう…親も子も選べない。

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2026年09月11日

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めーーーっちゃよかった
今妊娠中だからなんか余計色々考えちゃった
子供育てるの佐都子さんくらいうまくできたらいいな
もう直ぐ終わっちゃうけどどうやっておちるの????って最後のギリギリまでわかんなかったのが良かった
珍しく解説まで読んじゃった
この方の解説の書き方もすごくわかりやすくて良かった
浅はかな私のよかったって感想だけじゃなくて、構成まで触れてあったのが興味深くて面白かった
よかった

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2026年09月08日

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軽い気持ちで妊娠して出産した母(中学生)の悲劇を描きつつも、不妊治療に励む夫婦の話。
物語の構成やバランスは読んでいて感情移入しやすかった。
ヒカリの悲劇はフィクションだけれども、誤った行為で人生を破壊する情景を思い浮かべると人ごとではないなと思った。
ヒカリのご両親のようなプライドが高い家庭の情景もリアルだなと。
思春期のすれ違いが絶妙に表現されているなと感じた。
ただ子供を渡したとしても母であることは変わらないんだよね。
最後の物語の締め方はよかったな。
このご両親が包み隠さず、子供に真実を伝えている部分もいいなと感じた。
親とは愛とは…。
考えちゃうよね。

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2026年09月07日

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ネタバレ

不妊治療の末、特別養子縁組で子どもを授かった女性と、若くして望まない妊娠をしてしまった少女。立場が全く違えど分かり合えると思える瞬間を共にした2人の絆が、最後感動を生んだ。
それぞれの心情の描かれ方がとてもリアルで、同じ立場になった経験がなくとも、辛い気持ちがとても理解できた。
最初から最後まで続きが気になり、あっという間に読めた。辻村深月さんの作品は初めて読んだので、他の作品も読みたくなった。

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2026年09月01日

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後半、光の部分を読み進める間、ずっと胸が締め付けられるように痛かった。最初は親心のようなもどかしさを持って読んでいたが、いつの間にか彼女に深く共感し、すべてがつらくてたまらなくなった。最後のシーンでは胸が激しく打たれ、涙があふれて、長い間呆然としていた。今もそのシーンを思い出すだけで、目が潤んでしまう。

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2026年08月28日

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学生時代など思春期に焦点を当てたシリーズとはまた違った角度の作品。なんとも言葉に形容し難い作品だった。描かれている世界はとてもリアルでセンシティブだからこそ、人の心に迫るものがあるのだなと思う作品だった。1人の子供を通して、さまざまな人の人生が目まぐるしく動いており、たった1人の存在がこれだけの影響を持つことに驚く。とともに、タイトルはなんて素敵なんだと感動。両者の人生一筋縄ではいかないことばかり、辛いことばかりだったと思うが、どうか幸せになってほしい。

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2026年08月27日

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ネタバレ

引き込まれて一気に読みました。

3組に1組は不妊と言われる時代、子どもによって幸せがもたらされた夫婦と、堕ちるところまで堕ちていく生みの親。
その対比が見事で、ただ最後に佐都子がひかりの手を取った場面は数ページの描写でしたがはっとしました。
子どもがいた方が幸せ、子どもありきの結婚、そんなことはないはずなのに、そういった固定概念が根底にある人は多いはず。私もこうして客観的に考えていると思いながら、結婚相手との子どものことを考えてしまいます。そんな当たり前に来ると思っていた未来が来なかった時、夫婦の葛藤、苦しみ、もがき、全てが前半に詰まっていました。そしてそれを乗り越える夫婦の強さもよく描かれています。

一方のひかりは、人気者の巧と出会うことから転落が始まります。どこかで道を歩み直すことができなかったのか、読みながら何度も考えてしまいました。でも親への反骨心を根底に抱えて"普通"とは逆の道を自ら選んで進んだひかりには、最初からこうなることは決まっていたのではないかという未来ばかりです。誰しも幸せのレールを引かれるとそこから外れたくなってしまう、その気持ちはわかります。どこかで他人に甘えることを学んで欲しかったと願わずにはいられませんでした。

そんな夫婦とひかりの間を繋ぐ朝斗の存在。
今後どうなったのか。きっと佐都子はひかりに金銭的な援助の手を差し伸べたでしょうが、朝斗のためにもひかりのもとには返さなかったことでしょう。どうにかひかりには今後もう一度恋愛をして、愛する人との子どもを今度こそ育ててほしい。それでいながら朝斗とも向き合い続けて欲しいです。

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2026年08月21日

ネタバレ 購入済み

瞳

どちらかというと,「ひかり」の方に感情移入してしまった。
無知と不運と浅はかさ。

最後の最後に救ってくれたのは,目の前の澄んだ瞳。

この人の小説は,いつも最後で鳥肌が立つ。

#泣ける

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2021年06月23日

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■サマリー
・夫婦が迎え入れたのは血の繋がりのない息子
・子を授かることは奇跡である
・家族や育児を見つめ直すきっかけになる

■所感
時々、テレビなどで不妊治療に悩む夫婦のドキュメンタリーを放送していることがある。自分と血の繋がりのある子を授かるということは、当たり前のことではないのだと痛感する。
本書に登場する栗原夫妻も、辛い不妊治療を経験し、諦めかけたところに特別養子縁組という制度を使って、子どもを迎え入れた。
こういったことは、現実にもあり得る話であるから、本書の内容がよりリアリティに感じてしまう。
自分が栗原清和の立場であったらどうだろうと思い、読み進めた。私たち夫婦は幸いにも、不妊治療という経験をせずに、子どもを授かることができた。自分とは血の繋がりのない子を育てるような、大それたことが自分にできるのか甚だ疑問である。そのような経験をしたことが無い者が、偉そうなことを言う資格はないが、世の中に実在する多くの清原栗和に敬意を感じる。なんと器の大きなことなのかと、感嘆する。一方で、自分の器の小ささに恥じ入るばかりである。
また、本書は「ひかり」という一人の女性も、主人公の一人である。この女性の暗澹たる描きようは、読者に強い共感を植え付ける。どこまで落ちるのか、と思わせる描きよう。どうしようもない人間なのに、どこか憎めない。ただ、本書の最後の描き方がしっくりこない。
キレイに終わらせようとしすぎた嫌いがある。
どこまでも落とすことで、より現実感があったのではと思う。

■つぶやき
私のような人間が子どもを授かったことは、人生におけるご褒美である。
そして、子どもを産んでくれた妻には感謝しかない。
子育ては大変ではあるが、子どもによって自分が人間として育てられているのだと思う。

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2026年10月24日

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事件性の強い推理小説かと思ったら、そうではなく、女性の人生を描いたお話しだった。

養子縁組で子どもを迎え入れた女性と、中学生で母親になった女性

それぞれの心の描写がよく描かれていて、どんどん引き込まれ、あっという間に読み終わってしまった

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2026年10月24日

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ネタバレ

辻村深月作品
不妊治療をするも授かれなかった夫婦が養子をもらい日々色々苦労しながら子育てしているなか、子供の母親と名乗る人物から電話が
育ての母パート、産みの母パート、現在のパートの三構成
産みの母に関して言えば無知は怖いってつくづく感じた

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2026年10月24日

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ネタバレ

こっちがメインか!と読み始めて思いました。
最後の場面では思わずよかった〜と声が出るほど、中盤は苦しい描写が続きます。
これからはどうか幸せに過ごしていけるといいなと思いましたが、果たして彼女の心は救われるのでしょうか。
せめてその後の描写が一つでもあればこの苦しさも少しは軽くなった気もしてしまいます。

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2026年10月22日

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 特別養子縁組で子どもを引き取った栗原清和、佐都子夫婦と、中学生で出産をした産みの親片倉ひかりのそれぞれの視点で物語が展開していく。
 ひかりの激動の人生には胸が締め付けられたが、やっぱりひかり自身の偏った自意識が、いつの間にか自分自身を見失う原因になってしまったのではないかと感じた。
 「ベビーバトン」の浅見さんの温かさに素直に受け止めていれば・・・という場面が何度もあり心苦しかった。
 ラストの佐都子さんの優しさに真摯に向き合い、これから本当の幸せを掴んで欲しい。

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2026年10月11日

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血のつながりだけではない、家族の形や親になることの意味を深く考えさせられる一冊。命の尊さと、誰かを思う気持ちの重さが心に残った。

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2026年10月10日

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昔独身で映画で見て、今母親になって読むと少し違う感情になった。ひかりの人生が辛かった。
好きか嫌いかで言うたらなんかわからん、

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2026年10月09日

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ネタバレ

ひかりの背景には驚いた。

養子縁組については知っていたし、育てたくても育てられない事情がある、というのは知っていた。

愛されたい、大人になりたい、女性として認められたい…そんな少女の心情と、セックスをして優越感にひたる、その心理が痛いほどわかると同時に、幼いな、と感じた。

浅見を、姉を、浜野を、裏切ることになり、合わせる顔がなくなり、どんどん孤立していくその描写は、自分にも当てはまるところがあり、怖くなった。

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2026年10月04日

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いやはや、なんてこった、のひと言に尽きる。そもそも論、子供が帰りたい家にすることが親の使命だと思った。

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2026年10月01日

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中盤ひかりさんの人生描写がかなりキツく、しんどく、、、
読んでいて苦しく、気持ち悪くなってしまうような感覚になった。

どちらも「子供」で人生の転換期を迎え、幸せと不幸の対比、
人生の困難や下げ目に対しての向き合い方などの対比や、
登場人物全員が繋がる最後
全体的にかなり映画的な構成で面白かった

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2026年09月30日

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想像つきすぎる場面に関しては涙が止まらず……いろんなやるせなさがある話だった。
でも、手繰り寄せてくれるものがあれば、繋がっている糸が一本でもあれば、また会えるのかもしれない。
そしてその糸は、人生で逃げずに向き合ったことのなかにしか無いのだ。

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2026年09月26日

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89/100

中高生の時に読んでめちゃくちゃ印象に残った作品を、社会人になった今改めて読み直した。辻村深月さんは「かがみの孤城」や「傲慢と善良」で話題作をたくさん書いてるが、それらよりも圧倒的にいい小説だと思う。

前半後半で、朝斗くんの育ての母、産みの母で話が構成されている。育ての母である栗原佐都子は不妊治療という苦しさを超えて特別養子縁組の子供を迎え、子どもを信じる愛情、その中で血以上の繋がりを子どもと育んでいく。苦しさの中から見出した光が描かれている。その一方で、産みの母であるひかりは、子どもができたことへの葛藤と戦い手放す辛さ苦しみを味わう。そして、14歳で子どもを作ってしまった時の様々は感情がピークだったかのように、母親や彼氏、仕事の仲間に絶望を感じ、生活からの彩りが奪われていくのが分かる。

2人の女性の人生の明暗がはっきりしていて、読んでいる読者もどんどん悲しい気持ちになっていく。た

まだ若くて何も知らないひかりの人生が最後まで書かれていないところに読者が気持ちを馳せることが出来る。

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2026年09月20日

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ネタバレ

過干渉な親と反抗期の娘。娘はあげた拳の下ろし方分からずになるべくしてなってしまった感じがある
何でこの年頃の子の行動の解像度こんなに高いんだって笑いそうになった
物を知らないから結局悪い人間に騙されて相談の仕方も分からないから孤立無援になって、自業自得と言うには酷だけど

発生工学をやってたので不妊治療についてもすごく丁寧に書かれてて良かった
特別養子縁組の話の出方も突拍子ないわけじゃなくて自然に繋がってて本当に丁寧に取材されたんだろうなと思った

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2026年09月18日

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最初すごく惹き込まれて、しかも養子縁組といった興味深いテーマを絡めていて、読み進める手が中々止まらなかった
そして残り半分は中学生で妊娠し朝斗を産んだひかりの半生を克明すぎるほど描いていった
目を背けたくなるくらい理不尽な現実が襲ってきて、最後ら辺はとても感情移入してしまって胸が苦しくなった
けど最後の最後でさとこさんに見つけてもらい絆を繋げることができた 読み始めた当初はこんな展開になるとは思わず驚愕したと共に読後感は良かった、そんな不思議というかなんとも形容し難い作品でした

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2026年09月16日

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オーディブル
不妊治療経験の私だが、さいごまでいっておらず、本当のつらさに気づかされた。
産んだばかりの子どもを渡す母の気持ちも、それぞれだときづかされた。
ひかりの生き様は読んでいて苦しくて仕方なかった。でも、最後は、ひかりがよみがえった。
読んでよかった

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2026年09月12日

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ネタバレ

終わった後にこの小説の書きたいことは何だったのか、考え込んだ。
さらっと読むうえではもう少し説明というか、伝わるように書いて欲しいという思いは、私に読解力がないからなんだろう。
感想を書くのが難しいけど、【みんな救われた】ということ

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2026年09月18日

Posted by ブクログ

ストレートに良い話。
一人の普通の女の子の人生が破綻していく様が丁寧に書かれてる。
静かで少し暗めだけど、でもシンプルに胸にすとんって入ってくるお話だった。

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2026年09月12日

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中学生で妊娠
さやの知らない世の中では恐ろしいことが起きているのね
アダプトはホストがやってたから賛成派
どんなことがあっても生みの親とは出会わない方がいいのかな

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2026年09月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

養子縁組の話。しっかりと段落わけで意味が分かれている。①今のあさとの家族の近況(幼稚園) ②子供をかえしてほしいと人が来た ③子供を産んだ人の今にい当たるまでの経緯 養子のことも具体的に理解できた。そしてしっかりと背景事情を知ることができいい勉強になった。

様々な事情で親を育てられない。中学生でこどもを産み学歴も中卒なので仕事もなく家も借りれない。また相談できる人もいない。また知識もないため詐欺も引っ掛かり借金とりに追われる。そのような人が日本にはいるかもしれない。それをどのようにして解決できるか。最後なぜ子供を産んだとその人が分かったのか、また彼氏の目線からのも欲しかったので最終的には物足りない形になった。

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2026年09月09日

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