辻村深月のレビュー一覧

  • 冷たい校舎の時は止まる(上)

    購入済み

    続きが気になる

    一言で言えば、誰かの精神世界に閉じ込められた8人の高校生のお話で、ミステリーとホラーの要素が混じってます。
    そしてよくある、この中の誰か1人が実は。。。といった展開なのでしょうか、下巻を読まないと分かりませんけど。

    なにより引き込まれるのが、この辻村深月という作家のストーリー作りの巧みさです。無関係に思える各登場人物の細かなサイドストーリーが、複雑に絡み合い1つの大きなストーリーの全体像を徐々に浮かび上がらせていく。それでいて一人一人のキャラクターがしっかりと描かれている。その構成のストーリー作りの巧みさは女性作家の中ではNO.1なのではないかと思ってます。

    上巻を読み終えた時点ではまだス

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    2015年04月08日
  • 怪談実話系/愛 書き下ろし怪談文芸競作集

    Posted by ブクログ

    今回のテーマは「愛」。
    うすぐら~い印象になりますね、怪談のテーマが愛だと。そういう印象持つのは、愛っていうハッピーなイメージと同じぐらいに、どろどろした憎しみのイメージがあるからでしょうね。

    そんな恋愛したことないですが。

    全話通じて、過ぎたるは及ばざるが如し、っていうのが思い浮かびます。なんかもう、気持ち悪いさが酷い。
    怪談って、怖さなんだけども、今回は気持ち悪さです。
    そういうお話になるきっかけの心の動き自体は、理解できないものではなかったりするので、余計に。
    行き過ぎた愛欲の気持ち悪さ。異性・同性・家族・他人問わず。

    「犬小屋のこと」が一番怖く。
    「ある姉妹」「隣のベッド」で人の

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    2014年04月10日
  • 冷たい校舎の時は止まる(4)

    Posted by ブクログ

    未レビュー消化。買ったきっかけはオススメされてたからだとおもう。少年少女たちの思春期ならでは苦悩を顕現させながらも程よいサスペンス要素を描いて面白かった。特に景子のエピソードでは自分の醜くさを受け入れ、自分の真実を素直に吐露しているシーンがとてもキレイに見えました。
     辻村深月作品も余裕ができたら買わなければ

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    2013年01月22日
  • 冷たい校舎の時は止まる(上)

    Posted by 読むコレ

    人間ドックの待ち時間をつぶすために急遽購入(他書店にてゴメン)

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    2012年09月06日
  • 太陽の坐る場所

    Posted by 読むコレ

    名前のトリックが明かされた後も、心理描写で引っ張るあたりは、流石だなぁと・・・

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    2012年09月06日
  • 冷たい校舎の時は止まる(下)

    Posted by 読むコレ

    初辻村作品、大ボリュームにビビリつつも一挙読了しました。はまる予感

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    2012年08月30日
  • 冷たい校舎の時は止まる(4)

    Posted by ブクログ

    雪の降りしきる、閉鎖された学校。止まったままの時計。突如と響くチャイム。思い出せない、自殺したクラスメート。
    閉じ込められた8人の仲間達。
    冷たい校舎にチャイムが響くとき、誰かがひとり、消える。

    原作同様ぼろぼろと泣く羽目になった。
    細かい部分が元と違う設定になっていたけど、登場人物がフルネームで表記されない分ミスリードが生きている気がします。
    (とかいいつつ、原作時も殆ど騙されていたわけですが)

    繊細で強い硝子のように。

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    2010年10月24日
  • 噓つきジェンガ

    Posted by ブクログ

    「嘘」というテーマを積み上げていった結果、崩れていく様を「ジェンガ」に見立てた「嘘つきジェンガ」というタイトルはすごく美しいと思いました。

    自分が当たり前に享受している環境がある中、あるきっかけによりじわじわと、あるいは一気に瓦解していく表現に、ページを捲る手が止まりませんでした。

    でも個人的には「鍵のない夢を見る」の方が好きでした。

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    2026年04月19日
  • スロウハイツの神様(下)

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    ネタバレ

    退屈な上巻がすべて伏線だったなんて。やられたなぁ

    コウちゃんのストーキングも、環が傷つかないようにダークウェルの作者として名乗り出るところも正義の言う愛だった。すべては愛の物語。
    辻村美月の本たちを読まざるを得なくなった。

    悔しい!最高!

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    2026年04月19日
  • 傲慢と善良

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    結局主人公が結婚から逃げているように感じた。
    ハッピーエンドが好きな私にとってはすっきりしない終わり方だった。

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    2026年04月19日
  • スロウハイツの神様(上)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    3.1

    まだ下は読んでいないので上まで

    ストーリーが文学系の人間たちのストーリーで自分に響かない。でも流石辻村深月。読みやすい。
    ただ、今まで読んだ数冊の辻村深月作品と比べるとやや読みにくい。語り手が変わるからか?最初は時系列もやや分かりにくかった。

    トキワ荘みたいな、駆け出しの文学系の人間たちのアパートでの生活ストーリー。それぞれの登場人物にそこまで感情移入ができる訳でもなく、特に主人公の性格に関しては癖が強く共感は全くない。

    面白くない訳では無いが、まだ自分に響いていない。下巻を読んで感想を考えたい。

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    2026年04月19日
  • 時の罠

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    『まあ、いい先生だったんだろうけど。』比留間先生の真実。親父会のその後。
    タイムカプセルの八年 辻村深月

    『縁結び一本、ざっと千年のお勤めを果たしてきたところであります』
    トシ&シュン 万城目学

    『意識らしきものはあった。だがそれは知性ではなかった』
    下津山縁起  米澤穂信

    『研究室からパクってきた』『優介の好きなように使えばいい。』
    長井優介へ  湊かなえ

    最初の比留間先生の衝撃が凄くて(親父会にすくわれましたが、さすが辻村深月さん)、その後の万城目学さんの語り口の神様にほっとしました。
    山との通信の不思議(米澤穂信さんの)におっと思い、最後もタイムカプセルで、湊かなえさん独

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    2026年04月19日
  • 傲慢と善良

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    「責任」の重要性について書かれた作品だと感じた。

    良い人でありたいと思いながら生きるも良し。周囲の人間を偽って生きるも良し。何も言わずに、淡々と周りの人の言うことに従って生きるも良し。
    上記以外も含め、どの生き方にも必ず恩恵はある。(「良い人であること」で手に入れられる恩恵等々。)

    自分本位で考えると、自身にとって欲しい物が手に入るならば、その生き方がきっと正解なのだろう。
    しかし、選んだ自身の生き方で失うものもあるわけで、それに対して不平不満を垂らすようではただの欲張り。即ち、幼稚。

    その点で真実さんが作中、幼い子供に見えた。

    大人になる為には、失うものについての責任を負う「覚悟」が

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    2026年04月19日
  • 傲慢と善良

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    いい意味で、自分自身や周囲の人たちの生き方・考え方を風刺されてるような作品。
    登場人物の様々な価値観に対してなかなか共感できず、むしろ嫌悪感が芽生えてしまう瞬間もあったけど笑、他者から見た自分はきっとあの中の誰かのように思われていたのかもしれないな〜と感じた。特に真実の姉とか自分に近い気がするし、架の女友達みたいに見られてたことだってあったかもしれない。

    ただ、物語を読み終える頃には、それぞれの行動や価値観に対して単なる批判をする気にはならなかったかも。
    きっとみんな傲慢で善良なんだろうね、素晴らしいタイトル回収ですっ
    さすがに人を傷つけるような言動とか嘘はダメだけど!

    あと、解説が自分の

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    2026年04月18日
  • 盲目的な恋と友情(新潮文庫)

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    盲目的と作品名にもある通り、感情的な恋愛、友情が描かれた一冊。ラストはまさかの展開で衝撃だったが、少しメンヘラチックな内容だった気がする。

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    2026年04月18日
  • 青空と逃げる

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    小さな町ではよそ者は目立ち訝しまれるが、小さな町だからこそおせっかいが届く距離感。人の温かさに助けられながら今を必死に生きる親子の絆と逞しさを感じられた。

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    2026年04月17日
  • 盲目的な恋と友情(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    後半どんどんえげつない展開になっていくのにページをめくる手が止まらない、、星近と出会って変わっていってしまう蘭華、その蘭華におぞましいほど執着するるりえ、この2人別々の視点で物語が読めるのが面白かった!ほんと幼い頃とかに経験した出来事ってその後の人生を大きく左右するんだな

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    2026年04月16日
  • ふちなしのかがみ

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    ネタバレ

    ホラー短編集
    ○踊り場の花子★★★
    面白かった。さゆりが可哀想でならない。
    相川の良い人の皮がじわじわと剥がされていくのが怖くて心地良い。

    ○ブランコをこぐ足★★
    わかるようなわからないような。
    インタビュアーは茜?
    みりちゃんは茜のシミュレーションのようにふと「ここから飛んだらどうなるのかな」って魔が刺したのだろうと思った。
    坂田さんはちゃんとみりちゃんを大事な友達と思っていそうで良い子だと思った。

    ○おとうさん、したいがあるよ★
    全然わからない。
    ネズミの死体ってことでいいのかな?
    でも近所の子供と配達員は現実?わからない。
    死体の表現がグロテスク。
    親の認知症に向き合えるか不安でなら

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    2026年04月15日
  • 傲慢と善良

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    自己評価と自分が他者にする評価のズレや残酷さを考えさせられる。みんな違ってみんないいを本当にできるのはごく一部の人間で、その状況を俯瞰できるかが必要。他者を認めることの重要性や認められないことの罪深さを考えてしまう。自分の子供であっても

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    2026年04月15日
  • 太陽の坐る場所

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    嫌な子達ばかりで読むペースが落ちた。
    それほどリアルな思春期の少年少女達のその後の同窓会のお話


    登場人物は少ないのにこの方の「名前」のナゾ掛けが読み手をややこしくする

    辻村深月をいつ読むか…今じゃなかったかも。

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    2026年04月14日