辻村深月のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ4月に登校したところでキレイに終わるのかのかと思ったら続きがあって、そこは気がついてなかったので「ああ、そうだったのか」と思った。
辛い思いをする話は好きじゃないのだけど、内容を知らなくて読んでしまった。
辛いばかりで終わらなくて良かった。
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小学生の時、友達だもんねと言いながら意地悪してくる子がいて、井出先生のような先生に「あの子は両親が共働きで寂しかったんだよ許してあげてね」と言われた。
「ごめんね」「いいよ」で仲直りさせられたけど、すぐまた繰り返されて意地悪は終わらなかった。
ある時、「家庭の事情は、あなたをいじめて良い理由にはならない。怒っていいんだ。」と言ってくれた先生がいて、何度目かの「ごめんね」の時に「もう許したくない。」と伝えることができた。
友達だと思ってたのも本当だったようで相手はショックを受けて泣き出したけれど、先生は相手にも寄り添って話をしてくれていて、それからは意地悪されなくなったし、時間が経つとお互い普通に話せるようにもなった。
「みんなと仲良くする必要はない。他に気の合う子が絶対いる、そういう子たちと仲間になれ。意地悪な子と一人で戦うな、仲間が味方になってくれる。」と言ってくれた先生もいた。
仲良しの友達ができたら、意地悪されると一緒に怒ってくれた。
友達との時間が楽しくて意地悪な子は気にならなくなった。
先生の言った通りだった。
「みんな仲良く」と言わなかった二人の先生にとても感謝している。 -
Posted by ブクログ
辻村深月さんのすべてがまるわかり!っと言ったらいいのか、とにかく知らなかった一面も覗ける本。
宮部みゆきさんとの対談から始まり、伊坂幸太郎さんと凄い作家が続くわけで…。
その合間に新作『この夏の星を見る』のスピンオフ書下ろし短編の薄明の流れ星があって…
これがとてもよくて、絶対に新作読むわ!となる。
交流のある作家さんから見た辻村深月ってこんな人っていうのも面白い。
100問100答もポンポンと答えているなかに本音が見えて楽しめた。
西加奈子さんからの夢は何ですか?に死ぬまで小説家でい続けること。
カッコいい。
終わりに全作品リストが載っている。
記憶をたどってみたらツナグ以降しか詳細に覚えていないことに気づく。
初期の作品をまた再読しよう。
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Posted by ブクログ
ネタバレ鏡の中の世界、願いが叶う城に集められた不登校の中学生たちの絆の物語でした。特に最後の結末は一気読みしてしまいました。
こころは真田たちにいじめられているも、教師や親からそのつらさを理解してもらえずにいました。しかし鏡の中の友人たちや喜多嶋先生に恵まれて少しずつ心を開いていく姿が印象的でした。
特に同じ中学なことがわかって助け合えるとなったのに実際は会えなかったシーンは落差が大きくてつらいものがありました。
また最後の年のずれやこやぎの隠れ場所を解き鍵を探し当てて救うシーンは7人の絆を感じました。
こころたちが普通になれなくて悩む似た境遇の友人たちと日々を過ごすことで、自信や心強さを育んでいく姿を見て、一人で生きていくのは難しくて信頼できる他者との関わりはやはり重要だと思いました。
つらい状況にひたすら耐えるのではなく、自分にとって居心地の良くて安心できる、信頼できる友人や環境を上手く見つけて助け合って大丈夫、と思えることが大事だと思いました。