辻村深月のレビュー一覧

  • 冷たい校舎の時は止まる(下)

    Posted by 読むコレ

    初辻村作品、大ボリュームにビビリつつも一挙読了しました。はまる予感

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    2012年08月30日
  • 冷たい校舎の時は止まる(4)

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    雪の降りしきる、閉鎖された学校。止まったままの時計。突如と響くチャイム。思い出せない、自殺したクラスメート。
    閉じ込められた8人の仲間達。
    冷たい校舎にチャイムが響くとき、誰かがひとり、消える。

    原作同様ぼろぼろと泣く羽目になった。
    細かい部分が元と違う設定になっていたけど、登場人物がフルネームで表記されない分ミスリードが生きている気がします。
    (とかいいつつ、原作時も殆ど騙されていたわけですが)

    繊細で強い硝子のように。

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    2010年10月24日
  • ぼくのメジャースプーン

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    26.03.29
    3.6

    言葉が持つ強み・重みがあった。
    犯罪・イタズラ・いじめ、悪が出てくる。
    1人女の子をショックから立ち直らせるために
    少年が奮闘する。

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    2026年03月29日
  • 傲慢と善良

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    婚約者・真実が失踪し、彼女の過去を追いながら行方を探す架。
    婚活を軸に、人の傲慢さと善良さが解像度の高い心理描写で書かれていて、言葉にするのが難しい感情や状況が見事に言語化されて共感するところはあった。
    特に、恋愛において「ピンとこない」の理由については納得。
    けど私にはあまり刺さらなかったな。

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    2026年03月29日
  • 傲慢と善良

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    最初(第一章)は正直星1。長い間何を見せられてるのだろうかと何度も挫折しそうになり読むのに時間がかかった。第二章に入る前くらいに風向きが変わり共感ポイントが増えた。視野の狭い親からの意見に左右されたり、この人を好きになれたらどんなに幸せかと嘆いたりする場面は思い当たる節があり、なんだか複雑な気持ち。。震災を絡ませたわりにグッと引き込まず終わった感は否めない。

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    2026年03月28日
  • 朝が来る

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    視点が変わって行く書かれ方だったけれど
    違和感なくスムーズに読み進めることができた

    それぞれの人生
    それが交わる瞬間
    養子縁組についても考えさせれた

    佐都子の不妊治療の苦しさは
    現代の社会に通じるものがあると思うし
    保育園での出来事はよくある話だと思って
    怖くなった

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    2026年03月28日
  • 水底フェスタ

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    ネタバレ

    父親さあ……。。。自由にと見せかけ全ての責任を負わせるの最悪だ。村の前に家族という最小単位が機能してなくそれを村のせいにしてるようにも感じられて後味悪…でした。明かされていないことが多いのは闇に葬られるモヤモヤをこちらにも体験させてくれてるのかな。にしてもモヤモヤするとこ多いー!辻村美月さんの痛い、そして痛々しい描写が好きです。

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    2026年03月28日
  • 噓つきジェンガ

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    ネタバレ

    嘘をつくひと、嘘に騙されるひとの話。短編集

    受験の詐欺の話は、私はお金は払わないだろうけど、こういうことありそうだなあって思った。周りとの次男が良い子に育っててよかった。

    最後の話は、レオが紡を救うメッセージを残して死のうとしたのは展開がよくわからなかったけど、熱狂的なファンって怖い

    人気の作品って考察が多岐にわたるけど、創作の時点でそこまで考えているのかなぁ

    それぞれがそれぞれの形で想像力を働かせて膨らませられるところが小説の良いところだと思うのに

    こうあって欲しいって思ったり、議論したりするのは良くても、本人に言うのは違うよな、辻村さんもそう言う経験あったのかななんて思った

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    2026年03月28日
  • 傲慢と善良

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    く、、暗ぁ、、、そして恋人がいない自分にかなりの刺傷を与えてくるという感じ、ダメージ、、。

    話の流れは、
    漠然と付き合っている男女
    男性「今の彼女と結婚でいいのかなぁ…
       過去の彼女は本当に大好きだった(回想)」
    女性 失踪
    男性 「そういえば俺…あいつのこと何も知らない」
    女性 遠いところでボランティア活動
    男性 必死に探す、彼女のことを知っていく
    女性 見つかるor男性の元へ帰る
    男性 「お互いのことを知っていこう、結婚しよう」
    ~結婚エンド〜

    なんか見たことあるな…
    結構こういう小説最近多いな…
    4月になれば彼女はもこんな感じじゃなかったか…と残念ながら感じてしまった。いず

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    2026年03月29日
  • ぼくのメジャースプーン

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    人間って、絶対に他人のために泣いたりできないんだって、という言葉が何度も出てきて印象的だった。ふみちゃんやぼくに何度か共感しながら読んだ。自分の顔は嫌いなところがいっぱいあるけど、可愛い子と顔を交換してもいいと言われても嫌なこととか。
    秋山先生に、“ぼく”の立場だったらどうするかと聞かれたとき、小細工はせず真正面から立ち向かうと答えた学生の男の子に好感を持った。秋山先生の大学の中のレストランでの喫煙者と非喫煙者の話など、被害者と加害者のことについて改めて考え直せた。
    全く本筋とは関係ないけど、動物だって人間と同じ生き物なのに見世物のように動物園というものが存在して、それっておかしいよなと思う。

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    2026年03月28日
  • かがみの孤城 上

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    ネタバレ

    映画化もした本屋大賞受賞作ということで読んでみました。

    上巻の時点では登場人物の説明含めた風呂敷を広げている段階なのであまり深い感想はなかったです。
    中学生の不登校の悩み、人間関係がテーマになっていますが、子ども視点の語りが中心になるので、そういう意味ではあまり感情移入しきれませんでした。

    終盤でみんなと会おうってなってるけど、たぶん時間軸がズレてるとかで会えないんだろうなという予感がします。これまでも微妙なすれ違いとかあったし。

    それとこのかがみの孤城はいったい何のために作られた空間なんでしょうか。
    そのあたりの話が下巻で明らかになると嬉しいですね。

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    2026年03月26日
  • 凍りのくじら

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    面白かった。
    主人公・理帆子は現代で言うと冷笑系だ。進学校に通っており頭がよく、関わる人全員を下に見て馬鹿にしている。

    最初の感想は朝井リョウさんの「何者」に似ていると思った。でも何者の主人公は人を観察するのを日常として無意識に人を馬鹿にしていたのに対して、理帆子はあからさまに人を馬鹿にしている。
    誰かは考えが浅い、何も考えていないなど。はっきり言って性格が悪い。正直読むのを止めようかと思ったほどだ。

    そして元彼関係の話もなんだか気持ち悪い。こんな男が本当に存在するのか疑うレベルの酷さ。それを冷笑しながら受け入れる理帆子にも苛々する。

    しかし物語は1人の青年、1人の少年と出会う

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    2026年03月25日
  • 盲目的な恋と友情(新潮文庫)

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    執着まではいかないけどついつい盲目になって周りが見られてないときあったなあと今までのことを思い返して反省したりした

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    2026年03月24日
  • 冷たい校舎の時は止まる(下)

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    ネタバレ

    一気に読みたくなるぐらいに、おもしろかった。だけど、なんか物足りない。自殺者の正体に意外性がないというか、その答えはずるいなあと。菅原の正体も確信はないものの、なんとなく思っていた通りだったし。辻村さんの作品について、wikiで「不幸はあるけど基本的にはハッピーエンド」のようなことが書かれていて、ぬるい感じなのかと心配してたのが当たったかな。ずいぶんのめり込んで読んだ分、残念に思ってしまいました。オチはともかく好みの作風なので、他の辻村さんの作品も読んでいきたいです。

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    2026年03月24日
  • 冷たい校舎の時は止まる(上)

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    ネタバレ

    おもしろい!デビュー作でここまでの長編を書き上げた辻村さんには頭が下がります。最初はあんまりの厚さと上下巻構成に読み始める気が起きなかったのですが、読みやすい文体で物語に没頭。楽しめました。作者名とヒロインの名前が一緒ということにも痛さを感じてたんですが、まあ慣れたかな。ホストと自殺者は誰なのか?この2人は同一人物なのか?謎が多い。下巻も気合いいれて読みます!

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    2026年03月24日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(上)

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    ネタバレ

    「i」は誰なのか?連続殺人は約束された人数が殺されるまで続くのか?デビュー作の青春+ミステリーのイメージで読み始めたので、生々しく人が次々と殺されていく描写に驚きました。虐待の様子も痛々しい。浅葱が下巻でどのような行動をとるのかとても気になります。犯人が双子というのも好みで、おもしろい。ただ、ヒロインの月子がデビュー作の深月と同じようなメンタル弱めの愛されキャラでそこはどうにも受け入れがたいというか。辻村さんはこういうヒロインに憧れているのだろうなと、ふと現実に帰ってしまう。そこはちょっと残念です。

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    2026年03月24日
  • スロウハイツの神様(上)

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    ネタバレ

    人気作家のチヨダ・コーキ、脚本家の環、そして、スロウハイツに集うもの作りの卵たち。一気に読みました。辻村さんの作品はただの日常を描いている比率が多いのに、こんなにも惹き込まれる。その上、地に足がついていないというか、ファンタジーではないのにファンタジーのような不安定さ。なんか心地よいです。狩野の仕事とは何なのか、本当に「コーキの天使ちゃん」は莉々亜なのか、環の過去とは。個人的には環こそ「コーキの天使ちゃん」ではないかと疑っているのですが、違うのでしょうか。下巻の展開が楽しみです。

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    2026年03月24日
  • 凍りのくじら

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    ネタバレ

    少し・不在な理帆子は、常に傍観者として周りの人間を少しナントカで個性付ける。少し・不幸な母親や少し・腐敗の元カレに振り回される中、少し・フラットな謎の先輩の別所に出会いー。おもしろかった。SFにちなんだ少しナントカな個性付けと、懐かしい「ドラえもん」の道具たち。辻村さんの藤子先生への想いをこれでもかというほどに感じました。理帆子は他者を勝手に個性付けすることで、自分と他者を同列に扱わない。理帆子は別所によって救われたものの、一抹のもの悲しさが残る。郁也のあり方が印象的でした。とても良かったです。

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    2026年03月24日
  • オーダーメイド殺人クラブ

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    厨二病とはこういうことを言うのかな。。?死んでやるってムキになるとこもまた若さなのか。。?あんまり好きじゃないな〜と読んでたけど。。アンちゃんと徳川の関係は好きだった。周りの目なんて気にせずクラスでも仲良く話せたらよかったのに。。繊細な思春期の中学生って感じか。

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    2026年03月24日
  • 凍りのくじら

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    3.8

    自分と同じ側面をもつ理帆子が腹立たしくて仕方なかった。他人と正面から逃げている弱い人間で本当は周りが羨ましいのに自信がないから壁を作って傷つかないようにする。
    そんな理帆子の成長には心揺さぶられる。
    少しファンタジーの素敵な作品。

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    2026年03月23日