辻村深月のレビュー一覧

  • 七つのカップ 現代ホラー小説傑作集

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    この中では澤村先生流石です。と言うべきか。ユウマと都市伝説と妖怪が不気味に混ざっていく。ホラーと好奇心はやっぱりセットなんだなと確認する。これ以上は、、、まずい、、これ以上は、、でも見てみたいと思う。後一歩でやめようと思った時にはモウオソイ。

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    2026年04月26日
  • ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。

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    ちえみの生き方マジで怖い、それはそれとして10年後自分が結婚していなかったら、結婚していない自分を自分はどう咀嚼して飲み込むんだろうと思った。
    常に他責思考母親頼みのちえみが周りにイライラされるのは本当に当然だと思ったし、私もイライラするなあなんでみずほは肩持てるんだと思ってたけどきっと私も大地や政美側なんだろうと思った。しれっと大地とかみずほとか学生時代に勝ち組認定されてた人達は全員結婚しててちょっと遅れてるって言われてたちえみとかかほとかが誰も結婚できてないの、かなり現実的すぎて怖かったな

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    2026年04月25日
  • サクラ咲く

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    短編3作品。

    「約束の場所、約束の時間」を読み始めて、展開があまりに稚拙で設定にも無理がある、子ども向けだろうか、と思ったら。進研ゼミ中学講座の掲載作品でした。
    学校の裏山。タイムスリップ。ドラえもんをモデルにしたかのよう。

    これは外したかな、と思ったら。
    「サクラ咲く」と「世界で一番美しい宝石」は良かった。
    あえて平易で使いまわされた表現を選んでいるように思える箇所が見られたけど、心地よい辻村ユニバースで連作短編のようにまとめあげるのはさすが。

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    2026年04月25日
  • ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。

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    辻村深月ワールドすごろく、最後の作品。

    幼なじみが殺人事件の容疑者となり、主人公が過去をたどりながら彼女の本当の姿と事件の背景に迫る物語。

    まず初めに読んでみて、女性の打算的な思考に痺れました。
    女性からすると、女性同士のリアルなやりとりがわかると共感するようですね。
    自分は男であり、友人のほとんどが男という環境にいるので、こういったやりとりが日常で交わされていることに、少し驚きました。

    地方の地元から出ることがなければ、閉鎖的空間の中で、外の世界を知らずに、自分の目の届くところだけで完結している物語(人生)は良くも悪くも盲目だと思いました。
    自分は、それが幸せであるのなら別にいいじゃん

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    2026年04月24日
  • 冷たい校舎の時は止まる(上)

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    三宅夏帆がオススメしてたので購入。文体に拙さを感じたけどよく帯を見たら高校生のときに書いたってあってそれなら納得。上下巻ものを高校生で書いたのはすごい。

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    2026年04月26日
  • 名前探しの放課後(下)

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    自殺を止める話
    最初河野基かとおもってたらあすなだった
    チヨダコーキもうさぎのふみちゃんも出てきてめちゃ伏線回収
    未来をみたのは声で命令できる前の主人公のせい
    くじらの理帆子とドラえもん好きの松永くんもでてくる
    松永くんはふみちゃんの前に演奏した人

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    2026年04月23日
  • 島はぼくらと

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    辻村さんらしさ溢れる内容。
    これって実話?と思い込んでしまうほどのリアリティ溢れる描写や人間関係、高校生のある意味繊細な心理表現の言語化の上手さはさすが辻村さんという感じ。
    多分、この本を執筆するにあたり相当な取材を重ねたんだろうなと思う。

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    2026年04月22日
  • ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。

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    ネタバレ

    辻村氏の作品は久しぶりです(高くて…)。

    本作、女友達グループのじとじと・ジメジメした人間関係、そして母子のどうしようもなく歪んでしまった関係、そういう所が一冊通して通底するテーマだったと思います。

    そして、あれほど仲が良かったと思えた母を殺し逃亡したチエミ。彼女の失踪先とその理由を追うサスペンス要素。そこもまた読み応えに重厚感を加えたと思います。

    チエミを助けた大学生の翠ちゃんが少しずつ心を開く様子も良かったですね。あと大地のゲスさも悪い意味で絶品でしたねー。

    ただ、全体的にはイヤミスっぽい感じでしたかね。母子関係・女子グループのドロドロというと、湊かなえ氏のテイストとも似ていたと思

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    2026年04月22日
  • ぼくのメジャースプーン

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    ネタバレ

    中盤からは先生とぼくの会話が中心で、哲学的な要素が多かったからか、読むのに時間がかかった❕

    ある事件をきっかけに、ぼくの目線を通して読者も考えさせられるという話の展開は「僕たちはどう生きるか?」に似ているなと思った
    途中から秋山先生は杉下右京で脳内実写化してました(笑)

    私はどちらかというと秋山先生寄りで、加害者には全く寄り添えないし正直相手が死んだっていいし、目には目を歯には歯をという感じだから、さすがは小学生。考えが甘いな〜と思ってたが結構裏切りもあっておもしろかった❕
    大小の程度の差はあれど、悪意や加害性は誰にでもあるし、誰かに壊された人生もまた誰かの助けがあれば再生できるてことなの

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    2026年04月21日
  • ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。

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    前に読んで、記録してなかった。
    女性らしい関係性や田舎独特の空気感がすごくリアル。ミステリー要素もありつつ面白かった。

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    2026年04月20日
  • スロウハイツの神様(下)

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    ネタバレ

    退屈な上巻がすべて伏線だったなんて。やられたなぁ

    コウちゃんのストーキングも、環が傷つかないようにダークウェルの作者として名乗り出るところも正義の言う愛だった。すべては愛の物語。
    辻村美月の本たちを読まざるを得なくなった。

    悔しい!最高!

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    2026年04月19日
  • スロウハイツの神様(上)

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    ネタバレ

    3.1

    まだ下は読んでいないので上まで

    ストーリーが文学系の人間たちのストーリーで自分に響かない。でも流石辻村深月。読みやすい。
    ただ、今まで読んだ数冊の辻村深月作品と比べるとやや読みにくい。語り手が変わるからか?最初は時系列もやや分かりにくかった。

    トキワ荘みたいな、駆け出しの文学系の人間たちのアパートでの生活ストーリー。それぞれの登場人物にそこまで感情移入ができる訳でもなく、特に主人公の性格に関しては癖が強く共感は全くない。

    面白くない訳では無いが、まだ自分に響いていない。下巻を読んで感想を考えたい。

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    2026年04月19日
  • 時の罠

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    『まあ、いい先生だったんだろうけど。』比留間先生の真実。親父会のその後。
    タイムカプセルの八年 辻村深月

    『縁結び一本、ざっと千年のお勤めを果たしてきたところであります』
    トシ&シュン 万城目学

    『意識らしきものはあった。だがそれは知性ではなかった』
    下津山縁起  米澤穂信

    『研究室からパクってきた』『優介の好きなように使えばいい。』
    長井優介へ  湊かなえ

    最初の比留間先生の衝撃が凄くて(親父会にすくわれましたが、さすが辻村深月さん)、その後の万城目学さんの語り口の神様にほっとしました。
    山との通信の不思議(米澤穂信さんの)におっと思い、最後もタイムカプセルで、湊かなえさん独

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    2026年04月19日
  • 青空と逃げる

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    小さな町ではよそ者は目立ち訝しまれるが、小さな町だからこそおせっかいが届く距離感。人の温かさに助けられながら今を必死に生きる親子の絆と逞しさを感じられた。

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    2026年04月17日
  • 島はぼくらと

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    『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』というフレーズがチラつく新年度。まとまった読書時間を作り出せていなくて、細切れの時間では読書にのめり込むことができないなぁ、と残念に思っている。だから、この本の感想は、気になったフレーズを引くだけに留める。

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     人の中に入り込むことと、自分の庭に人を入れること。人に、自分の中に入ってきてもらうこと。
     それはたぶん、どちらも等しく時間が必要で、そしてまた時間だけではどうにもならないものでもある。

    人が乗っかるのは、栄誉だけではない。人間は、自分の物語を作るためなら、なんにでも意味を見る。

    精一杯軽い声で、冗談めかして言わないととても口にできな

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    2026年04月16日
  • ふちなしのかがみ

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    ネタバレ

    ホラー短編集
    ○踊り場の花子★★★
    面白かった。さゆりが可哀想でならない。
    相川の良い人の皮がじわじわと剥がされていくのが怖くて心地良い。

    ○ブランコをこぐ足★★
    わかるようなわからないような。
    インタビュアーは茜?
    みりちゃんは茜のシミュレーションのようにふと「ここから飛んだらどうなるのかな」って魔が刺したのだろうと思った。
    坂田さんはちゃんとみりちゃんを大事な友達と思っていそうで良い子だと思った。

    ○おとうさん、したいがあるよ★
    全然わからない。
    ネズミの死体ってことでいいのかな?
    でも近所の子供と配達員は現実?わからない。
    死体の表現がグロテスク。
    親の認知症に向き合えるか不安でなら

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    2026年04月15日
  • 太陽の坐る場所

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    嫌な子達ばかりで読むペースが落ちた。
    それほどリアルな思春期の少年少女達のその後の同窓会のお話


    登場人物は少ないのにこの方の「名前」のナゾ掛けが読み手をややこしくする

    辻村深月をいつ読むか…今じゃなかったかも。

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    2026年04月14日
  • 琥珀の夏

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    前振りが長い。130ページがなかなか退屈であった。それでもギリ読めた。情景表現が小学生の視点だった。だからなかなかしんどく感じた。ただ前振りを終えて始まると気付いた。いつもの辻村構文に戻っていることに、やっぱりすごい。
    読み終えて思ったのは、話が長い。ページを費やしすぎてる。面白いけど、面白くもないパートも長いためかなり退屈。最終的に性的な、子育てにおいて触れにくい部分をブラックボックスとしてしまうことの愚かさを描いていたが、、うーんイマイチ。良い話として終わった?のか??ぐらい。
    もっと良い作品を描ける著者だと思うので物足り無さを覚えた。

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    2026年04月12日
  • ぼくのメジャースプーン

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     この作家の噂はかねがね聞いていて興味はあったけれど、読むのは初めて。率直に面白かった。

     読み進むたびにイメージがくるくると変わった。オーソドックスな児童文学として始まるのだけれど、途中から雰囲気が少しずつ変わり、さまざまな顔を見せてくれる。サイキックをテーマにした物語の印象もあり、途中からはちょっとサイコかかったネット社会批判的なサスペンス小説のようであり、ある部分ではロジカルな知恵比べをテーマにした硬派の物語のようでもある。いろんな楽しみ方ができるし、その変化の中に一貫した芯があり、それにぐいぐいと惹かれて読んでいった気がする。つまりこれは、プリンセスを守る騎士の物語なのである。

     

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    2026年04月11日
  • サクラ咲く

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    文体が読みやすく1日足らずで読み終わってしまった。さすが辻村作品。

    3つの話はどれも思春期の学生を描いた物語だ。
    思春期特有のわだかまりや葛藤を描きつつもどの話もサクラが咲くようにパッと笑顔になるようなラストでほっこりとした。

    話中での伏線回収は少ないが流石は辻村深月。
    話を超えて「あれこの人ってもしかして?」と思えるような伏線回収が気持ちよかった。
    特に「世界で一番美しい宝石」の海野先生や一平の父としてマチや朋彦が登場したときは嬉しかった。

    数いる登場人物の中でも自分は「サクラ咲く」のみなみが好きだった。リーダーシップがあり何でもそつなくこなすがどこか無理してしまっているようなところも

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    2026年04月09日