辻村深月のレビュー一覧

  • 家族シアター

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    ネタバレ

    家族に焦点を当てた短編集。
    「家族」という枠組みの中にいるだけで、縁を簡単には切れないし離れたくても離れられない。家に帰れば同じ空間で過ごさなければならない。
    そんな呪縛に苦しむ不穏な流れがありつつも、最後は心温まるオチでほっこり。
    もっとも印象的だったのは『「妹」という祝福』。
    学生時代によくある、周りからの視線を過剰に気にするくせに客観性がない、そんな主人公の内面に共感した。

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    2025年11月15日
  • きのうの影踏み

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    ホラー短編小説大好き、面白かったー!
    なんか、オチとかなくて曖昧に濁される感じがリアルな終わり方というか本当に誰かの実体験を聞くとしたらこういう感じなんだろうなと思った。ありきたりじゃなくて面白かった

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    2025年11月12日
  • 神様の罠

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    出張の時は短編集を持って出掛けるのが最近のパターンです。本作は平均的な内容でした。中でも“2020年のロマンス詐欺”は面白かった!コロナの頃は沢山の人々がいろいろな感情の中で生活していたのを、今なら冷静に振り返れます

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    2025年11月12日
  • 島はぼくらと

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    島で起きる主人公たちの家族と地域と、社会の関わりの物語
    小さい島のはずなのに、登場人物がたくさんで一人ひとりのキャラクターが印象に残る

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    2025年11月11日
  • ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。

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    久しぶりの辻村さんの作品
    なんというか、
    女性ならではのややこしさや
    どろどろした感じに
    なんというかめんどくささを感じながら読んでいました。
    同級生という立場 母という立場
    先生という立場
    いろいろな女性のいろいろな
    しがらみやひずみ、ゆがみが
    複雑にからまってからまって
    いろいろな人をどんどん巻き込んでいきます。
    最後には、いろいろなものが削げ落ち究極なところまで追い詰められ、親友 ちえみとみずほの友情だけが残り
    温かく二人を包むように終わった感じが良かった。

    私には理解が難しいところもありましたが、
    誰しもが、いろいろ複雑な一面を持っていて一つ間違えたら
    同じようにからまっていく気がし

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    2025年11月09日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(下)

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    ネタバレ

    孝太と月子はずっとカップルだと思って読んでたから、孝太が月子にサーカス断られたあと、真紀ちゃん誘ってて、えー(T_T)となったけど兄妹だったとは!!名前が太陽と月で繋がってるの全然気付かなくて感動⭐︎
    登場人物多くて、誰かが藍のフリをして裏で浅葱を陥れようとしてるんじゃないの?(秋山先生のことちょっと疑ってた。笑)と最後まで期待したけど、多重人格オチでした。。
    オチはあまり好みではなかったけど、面白くて、インフルで発熱中でも先が読みたい!と思える作品でした♡

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    2025年11月07日
  • この夏の星を見る 上

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    夏の物語を夏に読めた。夏だけでは無いけど。
    五島列島、渋谷、茨城が舞台。コンテストがキーワードだから、どこで繋がるのだろう…と思っていたけどコロナ禍で普及したリモートコミュニケーションが遠い場所を結ぶ
    コロナ禍のあの不安感、閉塞感が土台にある。私は人と話をしなくて良くて、人と会わなくて良くて心の平安が守れたのだけど、学生や観光業の人はさぞ辛かったろうな。また10年くらいして、コロナ禍を知らない子供がこの本を読んだら、歴史の教科書で読んだことあるって感覚になるのだろう
    辻村深月さんの本の読み易さはありつつ、舞台があちこち&色んな人が出てくるためにちょっと混乱…没入感は欠けるかも。

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    2025年11月06日
  • ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。

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    どれだけ近しい間柄で、何もかもを共有してて、常に一緒に居たとしても。
    人は、同じには、なれないということ。

    最後にタイトルの意味がわかった時、ぞわっと身震いした。

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    2025年11月03日
  • 太陽の坐る場所

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    青春の歴史を追いながら、ミスリードにかかってしまいました。
    辻村深月さんは、どうしてこんなにも心理描写を描くことができるのか不思議でならない。
    とても楽しめました。


    高校卒業から10年。クラス会で再会した仲間たちの話題は、人気女優となったクラスメートの「キョウコ」のこと。彼女を次のクラス会に呼び出そうと目論む常連メンバーだが、彼女に近づこうと画策することで思春期の幼く残酷だった“教室の悪意”が、まるでかさぶたを剥がすようにじわじわと甦り、次第に一人また一人と計画の舞台を降りてゆく……。28歳、大人になった男女5人の切迫した心情をそれぞれの視点から描き、深い共感を呼び起こす。圧巻の長篇心理サ

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    2025年11月03日
  • 闇祓

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    ネタバレ

    ◾️record memo

    私たちの間で、「先輩」と言ったら、神原先輩一人のことを指すようになるまで、澪は神原に憧れたし、夢中になった。
    けれど、その神原一太とはどんな人だったのだろう。憧れていたけれど、澪も神原のことを------この人のことを、何も知らない。こんなふうに澪を「わかってる」「知っている」と断言してしまうような人だなんて、思わなかった。

    こんなふうに、友達のために真っ当にやるせなさから涙を流せる、そういう世界に、わたしは帰ってこられたんだから。沙穂のこの正しさを、優しさを、誰にも否定させたくなかった。
    けれど、花果は行ってしまったのだ。
    澪が気弱さを繰り返し、神原に責められ

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    2025年11月02日
  • 水底フェスタ

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    村の閉ざされた社会についてのリアルを知らないのでなんとも言えませんが、『本当にありそうだな』と感じました。
    ただ、由貴美の復讐の動機や復讐のための手段が私の中でしっくりこず、読み終わりもスッキリとした感じにはならなかったです。
    辻村深月作品の黒バージョンと私あるあるで、読んでいる時はなんとなく楽しいけれど、『え?で?』となってしまうことが多く今回も漏れなく…という感じでした。

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    2025年11月01日
  • あなたの言葉を

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    最初の方は「なるほどー!いいこと言う」と思いながら読んでいたのですが、後半だれてしまいました。ずっとフワフワ優しい感じでした。
    子供向け新聞の連載だったようなので、毎週一つ読むならいいかもしれません。

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    2025年11月01日
  • 家族シアター

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    7つの家族の日常の一場面が描かれる短編集。
    家族という関係だからこそ、いざこざが起きて衝突して。
    面倒で一度拗れると複雑かつ厄介で、それでも関係性が切れずにいつか修復できる。
    それが家族というものなのだなぁと感じた。

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    2025年10月29日
  • 琥珀の夏

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    カルト団体「ミライの学校」敷地内から、白骨遺体が見つかった…という話し。
    事件性に焦点を当てているのではなく、その当時と今の人間の心理描写メインに進む。誰が!何を!したのか。というより、どうしてそんな風に行動したのか、そう思ったのか、を深く掘り下げるストーリー。
    カルトや白骨遺体、というワードのせいでダークなミステリーなのか、と思いがちだが。どちらかというと、ヒューマンドラマ?みたいなイメージだと思う。

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    2025年10月29日
  • 名前探しの放課後(下)

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    途中までめっちゃ良かったけど、最後のどんでん返しでガッカリしてしまった。でもこの方が書くあっさりだけどまっすぐな感情の文章も、キャラも好きだからほかの作品もまた読むと思う。本作に関してはもやもやして終わった。

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    2025年10月27日
  • この夏の星を見る 上

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    最後のは無い方が良い コロナだから感が強すぎる気もするが総じて良かった。ただ、文庫本化で追加された最後の(薄明の流れ星)は無い方が良い。いきなりコロナ前に戻され特に何もない。

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    2026年01月03日
  • 冷たい校舎の時は止まる(下)

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    飛び降りた人物、あと、菅原の正体が明かされて、エピローグへ。時空のゆがみ、感じました。ファンタジー&ミステリー。上巻と同じく、ストーリー全体よりも個々の内面ストーリーの方に魅力を感じた。景子さんと家庭教師の牧村さんの関係性とか。
    榊さんが飄々と秘密主義だし、上からな感じでどうも好きになれなかった。深月ちゃんの揺れ動く弱さに、回りの強力なサポート体制があることはとても恵まれていると思った。春子さんにも誰か手を差しのべてあげて欲しかった。

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    2025年10月25日
  • はじめての

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    全員好きな作家さんでYOASOBIもよく聴かせて頂いております。

    島本理生と宮部みゆきは世界観の設定が短編としては複雑過ぎて置いてけぼり感が強かった。
    辻村深月はまぁ少しの驚きはあるものも普通かな、と。
    この中では森絵都が一番キャラ造形と笑いと青春が混ざりあっていて面白かったです。

    YOASOBIの歌詞と併せて読んで聴くととまた違う感動がありました。

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    2025年10月25日
  • 冷たい校舎の時は止まる(上)

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    前半、閉じ込められる状況設定完了までが長いと感じ、綾辻さんの「Another 」に似たイメージで、なかなか話が進まず少し退屈してしまった。
    後半は充くんの自殺してしまう心情の描写が印象に残っている。清水さんは外から見たら悩みなんてなさそうな人に見えるけど、かなり孤独で。
    誰にもどこかにある気持ち。
    一人一人の話だけで短編として、出版できそう。

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    2025年10月24日
  • V.T.R.

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    「スロウハイツの神様」のスピンオフ作品。

    まず、「スロウハイツの神様」のあの本を現実で手に取れるというのが嬉しい♡
    それだけでも十分テンションが上がるのですが、本の作りにさらにテンションが上がった♪‹‹‪⸜(*ˊᵕˋ* )⸝‬›‹‪⸜( *)⸝‬›‹‪⸜( *ˊᵕˋ*)⸝‬››♪
    細かいところまで、「スロウハイツの神様」の世界観で、本当に感激した…!
    しかも、解説が環だなんて、最高すぎません???

    これが、チヨダ・コーキの世界観なのね…!
    「電撃文庫」などのラノベが大好きだった10代の頃の私だったら好みだったかも…( 'ᵕ' ; )

    世界観にはイマイチ入り込みに

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    2025年10月24日