辻村深月のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ子供がいる身からすると前半パートは泣きそうになる。うちの場合は幸い不妊治療はしなかったけど一歩違っていればそっちの道を選んでいたかもしれない。もしそうなっていたらと思うと本当に闇だったと思う。子育ては大変な部分がフューチャーされがちだけど本当に子供は太陽だと思う。
逆に後半パートは別物語、どこかに光があってほしいと思いながらどんどん闇にはまっていってしまう。辻村深月だなあと思うのが、ひかりが完全な被害者ではないところ。ある種の傲慢さや不器用さがあるから共感もしきれない(褒め言葉です)
最後は救いのような形で終わってるけど救いなのかなと思って少しモヤモヤはしている。 -
Posted by ブクログ
著者が母になった後に書かれたこともあり、子どもや家族、大人になってから振り返る記憶などが怪異と結び付いた短編集という印象だった。
ホラー短編らしく、明確な答えを示さず読者の想像に委ねる終わり方が多い。
正直、不完全燃焼に感じる話もあったが、それも含めて怪談らしさなのかもしれない。
特に『ナマハゲと私』や『噂地図』は分かりやすい怖さがあり好みだった。昔からの風習や身近な噂話といった、現実の延長線上にある怪異がよく効いている。
一方でショートショートのように短い作品もあり、物足りなさを感じることもあったが、その短さゆえに怪異だけが印象として残る話もあった。
全体としては星3。ただし3と4で