辻村深月のレビュー一覧

  • 青空と逃げる

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    傲慢と善良から辿り着いた本。行き着く土地での優しさや温かさに、自分もいつどこに行っても意外と生きていけるのでは、と思わされた。力、小5なのに頑張った!立派!別府の砂湯に入りたくなった!

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    2025年09月21日
  • 盲目的な恋と友情(新潮文庫)

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    やっぱり、辻村さん女性の心情を表現するのが、とても上手だと思いました。
    依存すると自分が壊れていく様をありありに描写されている恐ろしい作品。

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    2025年10月29日
  • 太陽の坐る場所

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    登場人物が多く、特に前半は難しかった。
    再読必須。
    登場人物をすべて理解してからの再読により一回目と全く違う見え方となる。辻村深月得意の名前を使ったミスリードがかなり綿密に組み込まれている。上手い。

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    2025年09月19日
  • ツナグ 想い人の心得(新潮文庫)

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    「ツナグ」がよかったので続いてこちらも読んでみた。人を想う純粋な気持ちを思い出させてくれるいい物語だったな。

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    2025年09月19日
  • サクラ咲く

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    ネタバレ

    サービスアパートの図書室で借りた。
    中学1年生の塚原マチが図書室で本をめくっていると、一枚の紙が滑り落ちた。そこには丁寧な文字で「サクラチル」と書かれていて…。中高生が抱える胸の痛みや素直な想いを、みずみずしく描く。表題作ほか全3編。

    めちゃくちゃYA向けだな~と思ってたら、三編中二編は進研ゼミで連載されていたものでした!

    「約束の場所、約束の時間」
    未来からのタイムスリップ。
    裏山とか、なんかドラえもんぽくて良かった。

    「サクラ咲く」
    貸出カードっていいよね。
    いや~甘酸っぱい!

    「世界で一番美しい宝石」
    司書の海野先生は、「サクラ咲く」の海野奏人と結婚したマチだよね?
    一平の父は「

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    2025年09月18日
  • 太陽の坐る場所

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    まんまとやられました。

    解説に、思春期の姿に覚えがありすぎて、でも実体験としての覚えはなく…という所に共感。
    はて、どうだったかな?

    狭い世界から、外に出て、大人になって、何者にもなれなかったり、極一部の人がなったりする。
    あの子もその子も、もしかしたらクラスにいたかもしれない。

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    2025年09月17日
  • ぼくのメジャースプーン

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    子供たちは夜と遊ぶの登場人物がでてきて嬉しくなる。秋先生も月子も好き。少しずつ違う本の登場人物が出てきてて辻村深月さんの作品面白いなと思う。

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    2025年09月17日
  • ぼくのメジャースプーン

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    苦しい、生々しい。辛い。
    でも読んで良かった。
    この作品の登場人物が出てくるという他の作品も読んでみたい。

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    2025年09月15日
  • 島はぼくらと

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    友人の大切さを再確認する。人を思いやる心の大切さを知る。
    そんな当たり前だけど普段意識できていないことを、島に住んでいる気分になりながら感じることができた。

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    2025年09月15日
  • 太陽の坐る場所

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    相変わらず登場人物の心理描写がリアルで怖い。
    空気を読み合い、その場での自分の立ち位置を客観的に捉えて適切な言動をしようとする学生ならではの空気感が痛いほど伝わってきた。
    楽しかった学生生活を振り返ってみても、純粋に楽しめていたときも、必死に周りに合わせようとしていたときもあり、自分に重なる部分もあった。

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    2025年09月14日
  • 青空と逃げる

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    入院中の病室で読んだせいか、四万十の夏空、家島から見える海と空、別府温泉の砂浜と空、仙台の写真館から見る空、どれも羨ましく感じる。
    早苗と力は、失踪した父に対して抱く悪意から逃げて日本中を転々とする。
    そんな中で母と息子の間の緊張感、本音を話す部分、見せたくない部分、親子らしいやりとり。
    子ども側しか経験したことがないけど、なんとなく共感できる部分もあってじーんとする。
    判然としないものから逃げて、この親子はどこへ向かうんだろう、父と会ってからどうなって行くんだろうと色んな想像が頭を巡る。

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    2025年09月11日
  • 本日は大安なり

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    ちょっとご都合主義的すぎるような気もしたけれど、結婚式をテーマにした小説はたぶん初めてで新鮮だった。終わり方もとても満足!

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    2025年09月11日
  • 青空と逃げる

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    ネタバレ

    あーーーーーホッとした!

    子どもが辛い思いをする話が本当にダメなので、日中しか読めなかったけれど、ラスト畳み掛けるように夜読み切りました。

    誰の視点で読むかって、母の視点になりますね。もし、わが子が犯罪者になったら、夫が犯罪者になったら、私はどうするのか。
    「隠す」という選択肢に驚きつつ、いざそうなったら、私はどうするのか。

    子どもが学校に通えない、生活が落ち着かない状況になったら、私はどうするだろう。

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    2025年09月10日
  • 噛みあわない会話と、ある過去について

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    ネタバレ

    無意識に人を傷つける言動をしておいて、のちのちしっぺ返しにあうと怒る人、そんなつもりじゃなかったという人、被害者ヅラして落ち込む人……
    まわりにいるなぁと思いながら読みました。

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    2025年09月09日
  • スロウハイツの神様(上)

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    スロウハイツの住人の人物像やお互いの関係性の説明にややページ数を割いた感があるが、だんだんと面白くなってきた。

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    2025年09月09日
  • 噛みあわない会話と、ある過去について

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    きっと知らず知らずのうちに自分も誰かにそうしてきたし、誰かに自分もそうされたことがあるんだろうなと。
    良かれと思って、あなたのためを思って、となんの気なしに発した言葉が誰かを深く傷付けていたと。
    その言葉の深層の悪意に本当は自分でも気付いているのに。

    きっと自分も同じ立場に立たされたとき、都合の悪い過去は都合よく忘れて、そんなに悪いことだった?と言う自信があります。
    噛み合わない会話とは言い得て妙でした。

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    2025年09月09日
  • 島はぼくらと

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    爽やか!青春!
    だけれど、それだけじゃない。

    沢山の矢印を見ながらも、私の視点は母だと感じる。
    フキちゃん!

    リンクする他の作品も読みたい。

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    2025年09月08日
  • 本日は大安なり

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    とても読みやすい作品でした。
    どの人物も、爆弾を抱えながら人生の幸せの有頂天とも言える結婚式に臨んでいるヒリヒリさが面白い!

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    2025年09月08日
  • 冷たい校舎の時は止まる(下)

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    ネタバレ

    久しぶりにデスゲーム(?)推理(?)ものを読んだ。いつも通り犯人を予想しながら読んだ。自●したのが春子なのは当てれたけど深月が閉じ込めていたのまでは当てれなかった。分裂も考えてはいたけど可能性広げすぎると根拠のある考察難しくなるから早い段階で選択肢から外していた。それと菅原=榊なのは全く予想できなかった。1番好きなのは彼で、意外と大人なところが好きだったんだけどネタバラシされてなるほどな〜といった感じ。挑戦状を突きつける系の小説だと思うけど突然出てきた設定もあるしフェアじゃないとは思った。清水と景子以外の女性陣は感情的すぎて生理的にキツイ。男連中はよく受け入れてると思う。この作品は作者の辻村深

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    2025年09月07日
  • 名前探しの放課後(上)

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    みんな真面目で一生懸命だなと思った。
    リアリティーとファンタジーを混ぜるのが上手い。
    まだ下巻はこれから読むから、これからどうなるか分からないけど結構楽しみです。

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    2025年09月07日