辻村深月のレビュー一覧

  • ハケンアニメ!

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    アニメ業界を舞台にしたお仕事小説。

    登場人物達の思いが強く、それぞれに意識しあってより良いものを作ろうとする姿に熱くなりました。

    膨大な手間暇かけて、評価は一瞬。それをずっと続けていく怖さは凄く感じるところ。それでも評価に挑んでいくのは想像以上にハードなことでしょうね。そんな王子さんのパートをもっと見たかったのが正直なところではあります。もっと制作過程の苦しみや熱量を感じたかった。

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    2025年11月28日
  • サクラ咲く

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    学生時代に読んでいた時の方が好きだった気がしますが
    大人になってから読むのもすごく良かったです。

    とくに3つ目の世界で一番美しい宝石が好きでした。

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    2025年11月27日
  • 鍵のない夢を見る

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    第147回直木三十五賞

    どれもイラっとする女性が主人公の短編集。
    モヤっとした気持ちで終わるので、最後繋がるのかなと思ったけど5編とも独立した話。
    全体的に不穏な感じで気になりスラスラ読める。

    「仁志野町の泥棒」
    自分が体験したら衝撃的だろうなと思った点で一番印象的だった。
    「石蕗南地区の放火」
    相手の男性が痛くて不憫。主人公のような顔から火が出るような勘違いはリアル。
    「美弥谷団地の逃亡者」
    現実的じゃなくて理解できず。
    「芹葉大学の夢と殺人」
    このタイプのダメ男は実際いると思う(笑)
    「君本家の誘拐」
    新米ママの育児奮闘記がくどくど長すぎて話が進まずつまらない。男性が読めば意味があるの

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    2025年11月26日
  • ふちなしのかがみ

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    世にも奇妙な物語のような雰囲気。はっきりしない、もやもやした終わり方が多いので、自分で独自の解釈を作って読むのがたのしい。読みやすく結構どの話も面白かった。『おとうさん、したいがあるよ』がおきにいり。認知症ってこんな感じなのかなと思ったり思わなかったり。

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    2025年11月22日
  • 太陽の坐る場所

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    ✩3.6
    クラスメートの一人の視点で話が進んだあとに、また別の人の視点、また別の、また別の…
    話が進んでいくと、1人目の話で思ってたこと、考えてたこととあれ?なんか違うな?と思い、そのまた次で違うな?と思いの繰り返し

    それぞれの視点でそれぞれの人生
    実際に私も学生時代に勘違いしていてあとから言われて気づいたことだってある。
    些細なことやけど、喧嘩してちょっとの間口聞かない時期だってあった。もったいない…

    逆にみんな自分に本気で向き合ってるからこそ、相手との関係に差がうまれてしまうんやろか…

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    2025年11月20日
  • スロウハイツの神様(上)

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    下巻があるから覚悟していたけど推進力は弱め前振り。
    青春群像劇は流石にキツいお年頃、こやつらの成長し損ねた先に自分が居るなと謎の俯瞰視点で見ちゃったよ。

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    2025年11月17日
  • この夏の星を見る 下

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    物語としての完成度はもちろん高いんだけれど、やっぱりこれは若い青さをまだ色濃く持っていた頃に読みたかったかなあ。

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    2025年11月16日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(上)

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    辻村ワールドすごろく5マス目の上巻。
    4マス目までの作品を読んだから手にとってみたって感じで、あらすじや前情報など大して把握しないまま読み始める。
    ん?これはどうやら先生の黒寄りの作品だぞって、そこで初めて気がついた(汗)

    序盤はなぜだか波に乗れずに苦労した。登場人物の関係性や立ち位置を整理しながら、ようやく主要なキャラを把握する。その後は、この作品の世界観が見えてきて、没頭することができた。

    カバーイラストから受ける印象とは違い、少しエグい殺人の描写が含まれている。大学生たちが織りなす青春モノって感じだけではない、ダークな雰囲気にザワザワさせられる。過去の虐待経験から復讐心を抱いた人物が

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    2025年11月15日
  • 家族シアター

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    ネタバレ

    家族に焦点を当てた短編集。
    「家族」という枠組みの中にいるだけで、縁を簡単には切れないし離れたくても離れられない。家に帰れば同じ空間で過ごさなければならない。
    そんな呪縛に苦しむ不穏な流れがありつつも、最後は心温まるオチでほっこり。
    もっとも印象的だったのは『「妹」という祝福』。
    学生時代によくある、周りからの視線を過剰に気にするくせに客観性がない、そんな主人公の内面に共感した。

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    2025年11月15日
  • きのうの影踏み

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    ホラー短編小説大好き、面白かったー!
    なんか、オチとかなくて曖昧に濁される感じがリアルな終わり方というか本当に誰かの実体験を聞くとしたらこういう感じなんだろうなと思った。ありきたりじゃなくて面白かった

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    2025年11月12日
  • 神様の罠

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    出張の時は短編集を持って出掛けるのが最近のパターンです。本作は平均的な内容でした。中でも“2020年のロマンス詐欺”は面白かった!コロナの頃は沢山の人々がいろいろな感情の中で生活していたのを、今なら冷静に振り返れます

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    2025年11月12日
  • 島はぼくらと

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    島で起きる主人公たちの家族と地域と、社会の関わりの物語
    小さい島のはずなのに、登場人物がたくさんで一人ひとりのキャラクターが印象に残る

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    2025年11月11日
  • この夏の星を見る 下

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    やっぱり学園モノは素晴らしく
    皆それぞれキャラが立っていてコレまたアニメになる予感。
    コロナ禍のあの閉塞感の中で学生達は何を感じてたのだろう。
    夜空に輝く星々は未来の希望に見えたかもしれない。

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    2025年11月11日
  • 噛みあわない会話と、ある過去について

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    表紙が美しいですよね。内容はちょっとしたホラーな短編集だった。自分に思い当たることがないかと頭を巡らせたり、自分も同じ目に遭ったことがあるような、と思いに耽ったり、不思議な読後感の残る作品でした。

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    2025年11月10日
  • ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。

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    久しぶりの辻村さんの作品
    なんというか、
    女性ならではのややこしさや
    どろどろした感じに
    なんというかめんどくささを感じながら読んでいました。
    同級生という立場 母という立場
    先生という立場
    いろいろな女性のいろいろな
    しがらみやひずみ、ゆがみが
    複雑にからまってからまって
    いろいろな人をどんどん巻き込んでいきます。
    最後には、いろいろなものが削げ落ち究極なところまで追い詰められ、親友 ちえみとみずほの友情だけが残り
    温かく二人を包むように終わった感じが良かった。

    私には理解が難しいところもありましたが、
    誰しもが、いろいろ複雑な一面を持っていて一つ間違えたら
    同じようにからまっていく気がし

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    2025年11月09日
  • かがみの孤城 上

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    R7.11.9

    400ページあったけど一瞬で読み終わるくらい読みやすかった。

    学校に通えない子たちが少しずつ心を開いて、自分たちの居場所を見つけていく過程が描かれていた。がんばれと応援したくなる。はやく下巻も読みたい

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    2025年11月09日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(下)

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    ネタバレ

    孝太と月子はずっとカップルだと思って読んでたから、孝太が月子にサーカス断られたあと、真紀ちゃん誘ってて、えー(T_T)となったけど兄妹だったとは!!名前が太陽と月で繋がってるの全然気付かなくて感動⭐︎
    登場人物多くて、誰かが藍のフリをして裏で浅葱を陥れようとしてるんじゃないの?(秋山先生のことちょっと疑ってた。笑)と最後まで期待したけど、多重人格オチでした。。
    オチはあまり好みではなかったけど、面白くて、インフルで発熱中でも先が読みたい!と思える作品でした♡

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    2025年11月07日
  • この夏の星を見る 上

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    夏の物語を夏に読めた。夏だけでは無いけど。
    五島列島、渋谷、茨城が舞台。コンテストがキーワードだから、どこで繋がるのだろう…と思っていたけどコロナ禍で普及したリモートコミュニケーションが遠い場所を結ぶ
    コロナ禍のあの不安感、閉塞感が土台にある。私は人と話をしなくて良くて、人と会わなくて良くて心の平安が守れたのだけど、学生や観光業の人はさぞ辛かったろうな。また10年くらいして、コロナ禍を知らない子供がこの本を読んだら、歴史の教科書で読んだことあるって感覚になるのだろう
    辻村深月さんの本の読み易さはありつつ、舞台があちこち&色んな人が出てくるためにちょっと混乱…没入感は欠けるかも。

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    2025年11月06日
  • ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。

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    どれだけ近しい間柄で、何もかもを共有してて、常に一緒に居たとしても。
    人は、同じには、なれないということ。

    最後にタイトルの意味がわかった時、ぞわっと身震いした。

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    2025年11月03日
  • 太陽の坐る場所

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    青春の歴史を追いながら、ミスリードにかかってしまいました。
    辻村深月さんは、どうしてこんなにも心理描写を描くことができるのか不思議でならない。
    とても楽しめました。


    高校卒業から10年。クラス会で再会した仲間たちの話題は、人気女優となったクラスメートの「キョウコ」のこと。彼女を次のクラス会に呼び出そうと目論む常連メンバーだが、彼女に近づこうと画策することで思春期の幼く残酷だった“教室の悪意”が、まるでかさぶたを剥がすようにじわじわと甦り、次第に一人また一人と計画の舞台を降りてゆく……。28歳、大人になった男女5人の切迫した心情をそれぞれの視点から描き、深い共感を呼び起こす。圧巻の長篇心理サ

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    2025年11月03日