辻村深月のレビュー一覧

  • 太陽の坐る場所

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    5章に分かれた文藝春秋別冊の連載をまとめた本。
    こんなストーリーを毎月連載で書けるのか、すごい。
    高校3年のクラスメイトで毎年開かれるクラス会。ずっと欠席を続けている、今や人気女優になったキョウコをなんとかクラス会に呼ぼうと、元同級生たちで画策する。それぞれが高校時代のカーストや今の立場に葛藤を抱え、見栄を張り、互いに意識し合っている。
    自分の高校時代とは全く違うけれど、それでも女子同士のヒリヒリする雰囲気などは容易に想像できる。あぁ私もこうだった、と思うと息苦しくなるほど。
    事件も殺人もないけど、ミステリーのような謎解きの衝撃は心地よかった。ただそこに至るまでの謎の提示や人物像が曖昧で、謎解

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    2026年01月28日
  • 島はぼくらと

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    冴島で暮らす4人の登場人物を中心とした青春小説。島での様座な出来事が飛び交い、特に蕗子さんのエピソードがとても印象に残りました。幼いことから水泳が早く銀メダルまで辿り着いたために周囲から変な注目も浴びるようなり、苦しかったことなど、心動かされました。最後には島から出る選択を取ったり、残るという選択を取ったりと別れや再会の感動がこの作品の醍醐味だと思います。

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    2026年01月28日
  • 噛みあわない会話と、ある過去について

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    今になって過去の自分の言動を振り返ると、良くなかったなと落ち込むことがある。もう取り返せないこと。何年も経って再会して、非を責められる...怖い。その時の記憶だったり、本当にあったかどうかもお互いの主観が混ざって歪んでる可能性がある。無意識に人を傷つけたり、自分が勝手に傷ついてたり。誰にでもあることだと思う。
    どうしたらいいかなんて答えがでない。

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    2026年01月28日
  • 噛みあわない会話と、ある過去について

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    短編4話
    立場が変われば見る角度を変えれば感じ方が変わる
    怖い短編だった
    自分はどちらの立場に近いのか
    自分の何気なく言ったりした言葉が根に持たれるほど傷つけてしまうのか
    人それぞれ感じ方が違うから仕方ないと思うけど
    許し合える良好な人間関係を作っていければとしみじみ思う

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    2026年01月25日
  • スロウハイツの神様(下)

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    今月のオーディオブル5冊目。

    登場人物1人1人の掘り下げが大変丁寧。
    ハチクロみたいだな〜と思いながら聞いてた。
    辻村美月なのでミステリーやファンタジーを内心求めてたので若干眠くなってしまったけど、きっとドラマにしたらすごい映えるだろうなと思った。

    コーキの天使ちゃんとタイトルの神様は双になってたのね〜
    住人たちの生活を描いたほのぼの小説かと思いきや壮大なビッグラブストーリーだった。

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    2026年01月24日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(下)

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    辻村深月好きだけど、この話はあまり共感できないなぁー。
    みんなの評価高いけど俺には合わない。
    多重人格っていうのがあまり共感できないのと、
    辻村深月は高校生とかもう少し年齢低めの子の内面の描写書くのがうまくて好きだからなぁ。
    殺人シーンもあまり辻村深月のイメージと合わないからなんか夢中になれなかった。うまく言えないけど。
    かがみの孤城は一気読みできたのに、これは上下巻で一ヶ月近くかかった。
    読書にとって合う合わないは大事と感じた。

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    2026年01月22日
  • 太陽の坐る場所

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    性格悪いやつ多いなぁ…と思いながら辻村深月の表現に感銘する。自分も同級生の誰かが有名になったら家族や会社の人に無駄に自慢しそう。

    語り手が変わる毎に、ちょっとずつ伏線を回収していくんだけど、その印象が薄くて不完全燃焼。
    更に最終章にかけて「名前」のヒミツが分かった時も、驚愕よりも困惑が強くて、誰かどうで誰が何したか分かんなくなって、なんか最後の方は置いてけぼりでした。

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    2026年01月22日
  • ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。

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    こんなにも、女同士の友情の中に溢れる嫉妬や関係性、うちに秘める思いを鮮明に書くことができる辻村さんってすごい…私がかすかに思ってたであろう気持ちを言葉にしていて、本当に見透かされたような気持ちになった。「傲慢と善良」を読んだ時にも思ったけど、地元に残る女と都会で生きていく女の違いというか、細かな描写を描いているところが本当にすごい。
    私もどちらかといえば親子関係はみずほ寄りで、仲良くすることが恥ずかしい!と思ったりする年頃もあったからこそ、仲のいい友だち親子をみて羨ましく思うこともあった。ただ、仲がいいからといって全てがうまくわけでもなく、近すぎるからこそ見えない部分もあるし、それはひとから見

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    2026年01月19日
  • スロウハイツの神様(上)

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    凍りのくじらが凄く良かったので順番的に次がこの本ということでオーディオブルしてみた。

    クリエイター仲間のシェアハウス的な設定。
    漫画だったらアフタヌーンで連載してそうな雰囲気。本の裏表紙で「ある一通の手紙が届いてー」の下りがまさか最後の2ページでそこからの展開は下巻に続く。とは思わなんだ。上巻ではそんなに大きな事件もなく…ということで、若干冗長な印象ではある。下巻の目次だけみたらなんか物騒なタイトルが並んでたので下巻では大きく動きそう。期待!

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    2026年01月19日
  • 青空と逃げる

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    傲慢と善良に登場した親子が気になったので読んでみました。
    親子の逃避行を通して描かれる主人公の成長、そこで過ごす街並みが良かった。
    お父さんもっと早く連絡して話し合ってよと現実的に考えてしまいました。

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    2026年01月19日
  • 本日は大安なり

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    ネタバレ

    元婚約者の浮気相手かつクレーマー気質な玲奈に対しても一生に一度の晴れの日を作り上げる山井さんのプロ意識は見習いたいと感じた

    山井さんの
    【お金は自分の満足度や、これからへの誓いを含めた、目に見えない『縁起』にこそ払われる】
    というセリフが結婚式への価値を感じる

    最後は山井さんが幸せになる終わりでよかった

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    2026年01月19日
  • 闇祓

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    ホラーよりもバトル描写というか敵との戦闘が面白かった。
    人間の気持ち悪さみたいなものをホラー化した時の描写がすごくリアルで一番恐怖感を感じることができた。ホラー苦手だけど面白かったです!

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    2026年01月18日
  • はじめての

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    YOASOBIのセブンティーンのMVを観て、読みたくなった色違いのトランプを読み終わりました。
    これは物語の導入で、ここからストーリーが展開されていくと思ってしまう不思議な読後感。
    先に知ったのがMVだからかな?私は曲の表現のほうが世界に引き込まれました。

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    2026年01月18日
  • 噓つきジェンガ

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    騙す側に巻き込まれるのはこんなにもすんなりといってしまう感じなのかと、騙されるのと同じくらい怖く感じた。
    詐欺のニュースを報道で見るのとはまた違う、ストーリーがあるが故のリアルを感じた。

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    2026年02月23日
  • かがみの孤城

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    初の辻村先生の作品!!
    大人向けの絵本を読んでいるような気分になり懐かしさを感じた1冊
    伏線回収の連続で読んでいて爽快感アリ!!

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    2026年03月15日
  • 青空と逃げる

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    旅番組のような設定は良かったと思う
    あと子供と大人の二人称というのか
    視点の異なる物語も
    ただ、なぜ逃げていたのかが
    とんでもなく驚くような理由なら感動したかも

    スロウハイツやメジャースプーンは大好きだった
    筆者も読者も歳をとって変わってゆくのは仕方のないことだ。

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    2026年01月16日
  • 太陽の坐る場所

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    ネタバレ

    学生時代のヒリヒリした感じがとてもリアル。こういう事あったな、こういう人いたなと自分の昔を振り返りながら読んだ。
    腑に落ちない所もあったけど、立場が違うと見え方も違うんだなと思えた。

    登場人物が分かりにくいなと思いながら読んでいたら、そういう事だったのかと途中で納得した。

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    2026年01月15日
  • 光待つ場所へ

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    過去作品のスピンオフ。そう明記はされてないけど、同じ人たちが出てくる。
    ロードムービーのレビューにも書いたけど、明記してファン向けにするか、読んでなくても誰でも差異なく楽しめる作品にした方がいいと思う。


    ・しあわせのこみち ◯
    「冷たい校舎の時は止まる」より。
    清水あやめがT大に進学したストーリー。鷹野も登場。
    清水と田辺の、絵と映像に関する会話はハッとさせられた。生活感。
    一見すると傲慢な田辺の発言や思考、よくわかる。でも共感されづらいんじゃないかな。攻めましたね辻村さん。
    冷たい校舎を読んでなくても特に影響ない作品でした。一点、鷹野のレコーダーを除けば。

    ・アスファルト ◼️
    「冷た

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    2026年01月13日
  • あなたの言葉を

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    辻村深月さんのエッセイ集。本作は小学生を対象に書かれたこともあり言葉がとても優しく読みやすいです。もちろん、大人になった自分にも刺さりました。辻村深月さんの言葉の数々に自分が子どものときに出逢っていれば、好きなものを好きと信じられる、そんな人間になれてたのかなと思えました。

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    2026年01月12日
  • 神様の罠

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    改めて1冊の本の中でいろんな作家さんの文章を楽しめるのは面白い。それぞれの作家さんの特徴が出ていた。辻村深月さん、芦沢央さんのが個人的には好み。

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    2026年01月11日