辻村深月のレビュー一覧

  • 光待つ場所へ

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    再会のときめき、少し記憶にあるシーンのリプレイ、成長、記憶を辿るような改行の演出。この人どんな感じの人だったっけと多々…
    まさかの人物、その驚きに負けないくらい展開が進む。ん??ああ赤羽氏の前の映画で落とされたから嫌ってるのか……からなぜもっと早く気づかないとなるまで鈍感だった。びっくりして笑いながら泣いてた
    まさか凍りのくじらからもか…フルコースに感無量

    フレーズ
    好かれるっていうのはハイリスクだ
    彼の遠慮は 美徳ではなく歯が良さの対象でしかないのに 他人の自分がかける言葉が届かないことが悔しかった。自分たちが友達と呼べるほど親しいかどうかわからない

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    2026年08月14日
  • 噛みあわない会話と、ある過去について

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    大学の時代の友人とその婚約者について

    なんとなく自分の友人と重なってしまって途中から難しく考えすぎた
    そういう人いるよねっていうのと、私はこうなりたくないなと思った

    第3章?の
    母親の話が怖くてぞわっとした
    物語なのは理解できるが、考察が難しい
    人の意見を知りたい


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    2026年08月13日
  • 朝が来る

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    ネタバレ

    里親制度の子供についてなんとなーく思いを馳せたりメディアで見たりしたことはあっても産みの親については考えたことがなかった

    確かに人生の一大イベントとも言われる出産を経て、それまでと同じ環境に戻れはしないだろうなと納得した

    母親にもなれず、子供にも戻れない
    宙に浮いた状態で過ごすのはきっと心許ないと思う

    最後希望が見えてよかった
    これから地に足をつけて歩んでいけるといいな

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    2026年08月13日
  • 朝が来る

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    二人の朝斗の母親を描いた物語。
    最後は情景描写と重なり、雨雲から光が差し込み二人の母親を見る朝斗がいてハッピーエンドに近いかたちではあるが、それぞれのバックヤードに胸が痛む。

    このタイトルの意味の深さは読んでみないと分からない。

    環境因子って大切なんだな…。
    今後の片倉ひかりに朝が来ることを願うばかり。

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    2026年08月13日
  • 冷たい校舎の時は止まる(下)

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    あらすじに非常に惹かれたが、自分の好みもあって、人と人の関係性とか対応が少し多く、その辺がちょっと苦手だったことと、忙しくて一気に読めなかったためになんだっけと思ってしまうことが多かったので、少し残念だった。

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    2026年08月13日
  • 傲慢と善良

    購入済み

    ミステリーじゃなかった

    婚約者の失踪、、となるとミステリーかと思うじゃないですか?
    でも結局はただの婚活小説でした、って言ったら信じますか?笑

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    2026年08月12日
  • 朝が来る

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    途中のひかりちゃんのところ、読んでて苦しかったー。
    親にもっと頼れたら違ったのに。
    最後はハッピーエンドだったのかな?
    朝斗ママしっかりした大人だから、きっとひかりちゃん救われたはず

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    2026年08月11日
  • 鍵のない夢を見る

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    最近、直木賞受賞作を選んで読んでいる。
    辻村深月さんはこの作品で受賞したのね。

    登場するのは盗癖のある女、婚期に焦る女、DVや育児に追い詰められる女など、どこにでもいそうな普通の人々ばかりだ。

    作中で描かれる彼女たちの行動は、一見すると「なぜそこで踏みとどまれないのか」と思える愚行に見えるかもしれない。
    しかし、その根底にあるプライドや葛藤は、決して他人事として切り捨てられない生々しさを持っている。
    育児の息苦しさや日常の違和感など、胸に迫る細部の描写力も実に巧みだ。

    「イヤミス」という一言では片付けられない、心に消えないシミを残すような物語を作る辻村さんの手腕には脱帽するしかない。

    人は目先の状況だけで安易に妥協することができず、自分の意地にしがみついてしまう。
    「自分はこんな風にはならない」と一線を引いて静観しているつもりが、気づけばその境界線がじわじわと滲んでいくような、静かな恐怖が後を引く。

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    2026年08月11日
  • 噛みあわない会話と、ある過去について

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    短編集で共感したりするものと、心情があまりピンとこなかったものといろいろ。

    学校で生徒に人気な先生が帝国を築いている状態ってあったなあ…いわゆる目立つ生徒と先生で仲良しこよしで窓際族が脇に追いやられている感じとか、気持ち悪かったなあ…という記憶が蘇った。

    クラスメイトにされて嫌だったことは自分は被害者としていつまでも記憶されているのに、自分が加害者になっていた記憶は都合よく忘れている。

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    2026年08月11日
  • 七つのカップ 現代ホラー小説傑作集

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    ネタバレ

    ホラー短編集ということで手に取ったけど、前半のお話は思っていたようなホラーではなかった。

    シュマシラはしっかり怖くて面白かった。
    タイトルになっている、7つのカップは、ちょっとうるっとくるお話でこういう話も好きだった。

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    2026年08月09日
  • 光待つ場所へ

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    色んな作品とリンクしている、短編集。
    読んでいて、必読性はなかったかなーという感は
    否めない。
    どの短編も結構重たい話だったなーと。

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    2026年08月09日
  • 噓つきジェンガ

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    やっぱり辻村さんは上手いなぁ。
    3編収録された短編集です。どの話も「嘘」がキーワードになっています。

    『2020年のロマンス詐欺』
    コロナ禍、進学した大学の授業が始まらず親からの仕送りも減額されてしまう中、バイトを始めた大学生のお話。リストの中の人物にメールを送るだけ、という簡単なバイトのはずが──

    『五年目の受験詐欺』
    息子の中学受験で、親の情報共有のためにとある紹介制の塾に入った主婦。その塾の経営者から、裏口入学を紹介されお金を払ってしまうが、実はそれが詐欺だったのだと知らされる──

    『あの人のサロン詐欺』
    人気マンガ原作者のふりをしてオンラインサロンを運営する主人公。オフ会では、会員からの質問に答えたり会員のマンガの添削などもやっている。SNSで情報を常に把握し、完璧にマンガ原作者になるきる主人公だが───

    どの話も面白かったけど、1番好きなのは『あの人のサロン詐欺』です。
    何者にもなれなかった人間の悲しみや悔しさは自分も身に覚えのある感情です。なりすましなんてどうせいつかバレるよな…という崩壊の予感にドキドキしながら読みましたが、読者の期待を良い方に裏切る意外な終わり方でした。ミステリ的な仕掛けもあって、満足度が高かったです。

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    2026年08月09日
  • 名前探しの放課後(下)

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    ネタバレ

    叙述系は苦手だ〜
    河野のいじめにあんなに感情移入して読んだのに種明かし後は呆気にとられて悔しかった。
    とんだ茶番ですよ…。
    ただ、僕メジャを読んでいたからエピローグで登場人物について気づいた時はとても面白かった。
    ふみちゃん、元気になってよかった。ぼく君もふみちゃんと一緒にいられてよかった…。
    条件ゲーム提示がされていたのはそうなんだろうけど、そうするとタイムスリップはいつかの妄想となるが…しっくり来ない。看板の件といい、おじいちゃんが本当に倒れたり、さすがに出来すぎでは?

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    2026年08月08日
  • ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。

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    恐らく前に読んだことがある?とわからなかったので読みました!たぶん読んだような気もしつつ、30代目前に読んでまた違った感情があったと思います。
    まず出てきた感情は苦しいでした。主人公がチエミの行方を追っている中で、同僚の話を聞く場面が特に印象に残りました。チエミのことを自分の人生に対してモチベーションが低いという視点にハッとさせられました。大人になってからでは遅いかもですが、自分の人生には自分で選択をしようと思います。
    個人的には終わりまで苦しかったです。

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    2026年08月08日
  • スロウハイツの神様(上)

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    ファイアドーム、善良と傲慢、朝が来る、ゼロハチゼロナナ、を読み終えてから手に取った作品。こんな感じの作風もあるの!?と驚きました!

    ゾワゾワ不穏な雰囲気漂う、読むページが止まらない!といった上記作品とは違い、過去と今を行ったりきたり、ゆるやかに進む青春ストーリーなので少し退屈してしまいました。笑
    ただ、少しずつ明かされていくそれぞれの過去や、この先に何かありそう、、、というワクワク感に期待して(下)も読み進めてみようと思います!

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    2026年08月07日
  • ツナグ(新潮文庫)

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    亡くなった人と再会できるという設定に惹かれて読み始めた作品。感動だけを描く物語ではなく、再会を望む人、それをためらう人、それぞれの立場や後悔、伝えられなかった思いが丁寧に描かれていて、短編集でありながら一つ一つの話に引き込まれた。

    もし自分なら誰に会いたいだろうか、そして本当に会うことがその人のためにも自分のためにもなるのだろうかと考えさせられる場面が多かった。大切なのは亡くなってから思いを伝えることではなく、生きている今のうちに伝えられることは伝えておくことなのだと感じた。人との別れは突然訪れるかもしれないからこそ、日々の時間やつながりを大切にしたいと思える一冊だった。

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    2026年08月07日
  • 冷たい校舎の時は止まる(上)

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    全然先が見えない
    死んだのは誰か?
    以外と菅原とかだったりして
    急にホラーっぽいとこがあるのでちょっとドキっとする

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    2026年08月03日
  • ぼくのメジャースプーン

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    子どもがひどい目にあう話はつらいね。大好きなふみちゃんの心を壊された復讐のために、僕が取った手段は…
    周りの大人たち、秋先生、秋先生の家にいたお姉さん先生、動物園にきたお兄さん、お母さんの何気ない受けこたえが心地よい。

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    2026年08月03日
  • ツナグ(新潮文庫)

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    死んでしまったあの人に会いたいと願う生者のために、死者を一晩だけ呼び出す使者(ツナグ)のお話。

    章ごとに視点人物が異なり、最後の章だけはツナグ視点。

    映画とかドラマにしやすそうな設定だなー、と感じました。
    読みやすいし、堅苦しくないし、映像が浮かびやすいから中高生にはおすすめしやすい小説かな。

    ただ個人的にはうーん、、
    やっぱり死を描くって難しいなと。
    死者と、それに関わる生者の関係って、こんなにキレイではないよねと思ってしまう。

    割り切れない何かがあるからこそ死は文学のテーマとして最重要だと思う。
    その割り切れない何かを、この物語の死者や生者たちからは感じられなかった。

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    2026年08月03日
  • はじめての

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    「私だけの所有者」:自我を持つロボットが語る物語としてはこれで3作目になるが、ストーリーが最もシンプルだったため、肩の力を抜いて最後まで楽しむことができた。Lee Baconの『Interview with the Robot』では、主人公のロボットがほぼ最後まで自分を人間だと思い込んでいたため、終盤に差し掛かると胸が締め付けられるような思いをした記憶がある。また、石黒カズオの『Klara and the Sun』では、伴侶ロボットが最後まで誰にも選ばれず、販売所から廃棄場に至る過程が彼女の視点から語られており、衝撃的なほど斬新で、かつ重い読後感があった。これら二作と比べると、本作は機械知能の存在意義を深掘りするのではなく、むしろロボットという存在を介して「人間の意識」について思索しようとしているのではないかと感じた。

    「ユーレイ」:このアンソロジーに参画した4人の作家のうち、これはおそらく辻村深月さんの作品だろうと、読んでいるうちに直感的に分かった。以前読んで心を揺さぶられた『傲慢と善良』を強く匂わせる雰囲気があったからだ。人の心を捉えて離さない筆力は、相変わらず圧巻だった。

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    2026年08月03日