辻村深月のレビュー一覧
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新型コロナウイルスが流行した2020年。
さまざまな活動が自粛される中、住む場所も学年も異なる亜紗、真宙、円華たちは、宇宙を通してつながる。
手作りの望遠鏡で星を捕えるコンテストに向けて、試行錯誤が始まった。
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コロナ禍の、どこにも逃げ場がない苦しさを思い出して、息苦しくなった。
だけど爽やか。
辻村深月さんの作品だったので、もう少し痛みを伴うのかなと思ったが、終始爽やかだったのは、そもそもコロナ禍が舞台だからか。
理不尽な環境の中、状況を受け入れて、その上で自分たちのできることを探していく子どもたちが愛おしい。
若いからだろうか。
コロナ禍、活動域が狭くなる中、もともと痛めていた足が一層悪 -
Posted by ブクログ
下巻は東京會舘が新館になってからの短編集。「金環のお祝い」と「あの日の一夜に寄せて」が好き。金婚式の老婦人が長く連れ添った夫を思い出しながらロッシニを食べる話と、東日本大震災の時に東京會舘に一時避難した老婦人の話。どちらも夫婦愛を感じられる話でよかった。「あの日の一夜に寄せて」では東京會舘のクッキングスクールの話もメインになっていて、その内容も面白かった。最後に夫がカレーを作っていてくれたのもとても好き。
どの話も東京會舘のスタッフが気配りに溢れているところが好きだ。東京會舘のような高級感あふれる施設のスタッフの、ホスピタリティに溢れている描写がとても好き。 -
Posted by ブクログ
2025年15冊目『ふちなしのかがみ』
ホラーはあまり得意ではないのですが、芦田愛菜ちゃんが「夏休みにおすすめの本」として紹介されていたのをきっかけに手に取りました。
短編集なので、ホラー初心者でも読みやすく、ドキドキしながらページをめくる手が止まりませんでした。
印象に残ったのは《踊り場の花子》。学校で働いている身としては、リアルに想像できて、じわじわと背筋が冷たくなる感覚がありました。《ふちなしのかがみ》も不気味で引き込まれました。お気に入りの話です。《おとうさん、したいがあるよ》は少し難しく、ふわっとしたまま終わってしまった印象です。
どの作品も、「日常にひそむ怖さ」をじんわりと