辻村深月のレビュー一覧

  • 神様の罠

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    サクッと読める短編ミステリー。著者は皆さん、人気作家さんなので全編良く出来ていて楽しめました。乾くるみ著「夫の余命」、芦沢央著「投了図」が個人的に好みです。

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    2023年07月23日
  • こどものころにみた夢

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    【収録作品】「男」 角田光代 絵/網中いづる/「ガラスの便器」 石田衣良 絵/松尾たいこ/「さよなら、猫」 島本理生 絵/鯰江光二/「水の恵み」 阿川弘之 絵/木内達朗/「タイムリミット」 辻村深月 絵/吉田尚令/「ヘビ」 西加奈子 絵/西加奈子/「ふたり流れる」 市川拓司 絵/いとう瞳/「ハントヘン」 堀江敏幸 絵/中村純司/「雲の下の街」 柴崎友香 絵/田雜芳一/「衣がえ」 長野まゆみ 絵/望月道陽/「おしっこを夢から出すな」 穂村弘 絵/ささめやゆき/「さらば、ゴヂラ」 高橋源一郎 絵/しりあがり寿

    夢だけにシュールな感じを引きずる。続き…はないのかな。

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    2023年07月20日
  • 水底フェスタ

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    小さな村に住む少年と、一度都会に出て復讐のために帰ってきた少女との恋愛サスペンス物語。

    途中話が話が入り組んだり、衝撃の展開があったりと先が気になりつつ、やっぱり話が重く少し疲労感を感じてしまう作品。
    辻村さんの作品は「善良」「盲目的」に続いて3作目で、それらとは違った構成でしかもさらにどっしりした内容でおもしろかった。

    結末後の展開が気になる。

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    2023年07月10日
  • Another side of 辻村深月

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    豪華すぎる対談、全作品解説にスピンオフ短編。
    さらっと読めて、とても楽しめる一冊。

    筆者の作品は、読めば読む程その多面性に驚くばかりだけど、全作解説や他の作家との対談から浮かび上がる作品の魅力も知ることができて、益々他の作品も読みたくなった。

    私はいわゆる「白辻村」から入ったけれど、もっと別の面白い作品に出会えることが楽しみ。

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    2023年07月09日
  • クローバーナイト

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    VERYに掲載されている作品とは知らなかったので読み進めていくうちに なるほどVERYの読者層に向けての内容だと合点がいく。

    5つの短編どれにも、東京に住む20代後半から30代で、結婚して子育てしている女性が描かれ、そういった方々なら必ず一度は悩むであろう厳しい保活事情、幼稚園選び、お受験、お誕生会、母親や姑から受ける子育てアドバイスの傷つき‥などが、まさにリアルな「あるある」となって共感を呼ぶ。

    東京での保育事情 、子育て情報に実に詳しい 。実際に著者が経験していたからこそ書けた内容だと思う。私は保育士であるが 保育士の立場からしても保育園での描写に不自然さはない。

    物語の進行役を母親

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    2023年07月03日
  • 水底フェスタ

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    正確に書くと星3.9。
    怖い要素はありつつも辻村さんらしい登場人物の描写でワクワクするような面白さがあった。
    母親は、こういうタイプいるわ、と思わせられる人物。

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    2023年06月19日
  • クローバーナイト

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    VERYで連載されているだけあって
    子育て中のママとしてはとても興味深く読めた
    ママ友、お受験、核家族の育児
    いろいろと考えされされる

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    2023年06月16日
  • こどものころにみた夢

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    「こどものころにみた夢」をテーマにしたショートショート・アンソロジー。色々な作家さんの作品を楽しめます。夢の不思議さや、ならではの不条理を受け入れてる感じが好き。現実なのか、まだ夢の中なのか、分からないような書き味のものも。
    個人的には西加奈子さん、長野まゆみさんの作品が好きでした。

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    2023年05月31日
  • 水底フェスタ

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    初めて辻村深月先生の作品を読みました。
    インスタで紹介されていたのが気になって読んでみましたが初辻村作品にするにはキツかった…

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    2023年05月27日
  • サクラ咲く

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    中1の塚原マチは図書室の本から滑りおちた『サクラチル』と書かれた紙を見つける。貸出票にはマチと同じ1年5組と書いて消された跡があった。クラスメイトが書いたのか?その後もメッセージを見つけたマチは・・・?  

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    2024年12月16日
  • かがみの孤城 1

    ネタバレ 無料版購入済み

    映画化と聞いて、ちょうどこの試し読みがあったから読んでみようと。原作が小説だがマンガとアニメで難なく表現できるよう。ひきこもりの話、でも今回はその集まりみたいな?時間の流れの割りにテンポがあっさり。まだはじまりなのかな。巻末でこころがトラウマを女子に話す。ほんとう酷。

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    2023年05月01日
  • Another side of 辻村深月

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    「この夏の星をみる」スピンオフあります  「この夏の星を見る」スピンオフがあるので、同作を読み終わるまで積読してました。スピンオフも良かった 
     あと、辻村深月全作品の紹介やインタビュー、対談などもあり、辻村深月ファンには永久保存版ガイドブック。

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    2025年12月07日
  • 水底フェスタ

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    ネタバレ

    小説の裏面の説明文、フェス×恋愛小説に勝手に想像膨らませて読んだら(自分が悪いです)かなり昼ドラでした。

    設定自体は悪くないと思いますし、この作品の言いたいことは何となく理解出来たつもりなのですが登場人物が皆揃いも揃って幼稚でろくな人が居ません。…それでも機能して回ってしまうことこそが「ムラ」の閉塞感なのでしょうか。

    広海も由貴美も間違いの連続。
    広海は湖に落ちるシーンで、「次があるなら、広海は絶対に由貴美を守る。滑稽であっても、二度と間違えない。」と祈っているが、ひとまず広海は由貴美どうこうではなく、1人で立派な大人になることを目指して欲しいです。

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    2023年02月28日
  • 水底フェスタ

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    ネタバレ

    隠すことは怖くて苦しいことだ。それが村単位で行われてるならなおさらだ。息が詰まるような共犯関係の果てに何が残ったんだろう。

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    2023年02月25日
  • シークレット~綾辻行人ミステリ対談集in京都~

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    綾辻行人と10人の後輩作家との対談集。

    対談相手は、詠坂雄二、宮内悠介、初野晴、一肇、葉真中顕、前川裕、白井智之、織守きょうや、道尾秀介、辻村深月。

    ほぼ全員が綾辻さんを前にして揃いも揃って緊張している様子が微笑ましい。

    フレンドリーで気さくな空気を醸し出している綾辻さんだけど大御所感が凄い。

    「こんな年寄で、申し訳ありません」と挨拶される前川さんに笑ったり、綾辻さんに「文章にうるさい」と言われる道尾さんの拘りに感心したり、高校生の頃から綾辻ファンだった辻村さんの熱い想いに驚いたり、様々なシークレットを楽しめた。

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    2023年02月16日
  • 時の罠

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    辻村深月さん、万城目学さん、米澤穂信さん、湊かなえさんの〈時〉をテーマにしたアンソロジー。辻村さんのタイムカプセルを題材に書かれたもの。私も小6の時、タイムカプセル埋めたけど、あの後どうなったんだろ。何を入れたかも全く覚えてないし、大した物入れてないんだろな。米澤さんのはよくわからなかった。湊さんのは、短編だけどよくできていて、面白かった。

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    2023年02月04日
  • こどものころにみた夢

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    作品紹介・あらすじ

    【誰かの夢はときに美しく、ときに恐ろしく、どこか優しさに満ちている――】
    5分で読めて心が癒やされる!
    文:角田光代、石田衣良、島本理生、阿川弘之、辻村深月、西 加奈子、市川拓司、堀江敏幸、柴崎友香、長野まゆみ、穂村弘、高橋源一郎
    絵:網中いづる、松尾たいこ、鯰江光二、木内達朗、吉田尚令、いとう 瞳、中村純司、田雜芳一、望月通陽、ささめやゆき、しりあがり寿
    豪華作家陣が文章と絵で綴るショート・ショートアンソロジー!

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    本の帯には「5分で読めて、暖かな気持ちに」とあるように、1作品は5分前後で読めてしまう。また「寝る前のひと時にぴったりなショートショートアンソ

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    2023年01月13日
  • こどものころにみた夢

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    豪華作家陣による夢にまつわる短篇集。
    石田さん目当てで購入。
    夢がテーマだけにどの作家さんも空想の世界全開の物語ばかりで現実逃避できた。

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    2023年01月11日
  • 水底フェスタ

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    ネタバレ

    辻村作品の中ではあまり好きじゃないかな。女は復讐するために村に戻り、少年は女に惹かれ、何かが崩れていく。って感じで、ドロドロしてるというかなんというか。広海と由貴美に対する大人たちの雰囲気が恐いというか。なんだろう。言葉が見つからない。広海も由貴美もなんか可哀想だし。第七章ではなんか光がさして道が開けた感じがしたけど、第八章で「村」に引き摺り戻された。そして不穏な雰囲気で幕を閉じて、これはもはやイヤミス。広海は何を考えているのか。それは復讐なのか

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    2023年01月10日
  • スロウハイツの神様(下)

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    ネタバレ

    上巻よりあっという間に読めた。でもやはり上巻の印象と同様、動機や設定がなかなか違和感がある。とくにコーキが環と桃香姉妹をストーキング?してるところ。ケーキも。ちょっと作り込み過ぎと思う。他の作品を読むかどうか悩み中。

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    2025年10月05日