辻村深月のレビュー一覧

  • きのうの影踏み

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    様々なホラー作品が詰め込まれた小説で、中には驚くような短さの作品も多く、ちょっと消化不良に感じるものもあったが、どれも静かにうっすらとした怖さを感じる作品ばかりであった。ただ1つ、本当に心を温かくする優しい作品があり、親子の哀しい話がベースにはあるのだが、人の持つ思い遣る気持ちの連鎖が、こんなにも哀しい話を、いつしか感動的な話に昇華させてしまうあたり、さすが辻村作品であると感じました。

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    2025年06月14日
  • 小説集 筋肉少女帯小説化計画

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    2025年。
    筋少の歌詞からの小説家。それぞれ、言葉のはしばしに筋少の歌詞が入っていて、筋少好きなんだなぁと思ったり。
    辻村深月しか知らんけど。
    最後にオーケンが書いているのが締め。そうそう、オーケンのまわりには楽器上手な人が集まるんだよね。

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    2025年06月18日
  • ロードムービー

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    一人ひとりの心理描写、心境の変化、などを描くのが本当にうまい。やられたー!と叫んでしまう筆力もものすごいものがある。
    辻村深月すごろくを読んできて、あまり今まで感じたことが無かったが、辻村深月はミステリー作家なんだな。しみじみ思う。

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    2025年06月10日
  • ふちなしのかがみ

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    2025年15冊目『ふちなしのかがみ』

    ホラーはあまり得意ではないのですが、芦田愛菜ちゃんが「夏休みにおすすめの本」として紹介されていたのをきっかけに手に取りました。

    短編集なので、ホラー初心者でも読みやすく、ドキドキしながらページをめくる手が止まりませんでした。

    印象に残ったのは《踊り場の花子》。学校で働いている身としては、リアルに想像できて、じわじわと背筋が冷たくなる感覚がありました。《ふちなしのかがみ》も不気味で引き込まれました。お気に入りの話です。《おとうさん、したいがあるよ》は少し難しく、ふわっとしたまま終わってしまった印象です。

    どの作品も、「日常にひそむ怖さ」をじんわりと

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    2025年06月07日
  • ハケンアニメ!

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    ネタバレ

    著者の婚活小説『傲慢と善良』に嵌まった直後、テーマが見事に異なるこのお仕事小説を読んだ。アニメ業界で主人公3人の女性が心血を注ぐ姿を描くオムニバス形式の小説。

    アニメを愛する登場人物たちを通して、アニメ制作の裏側を知ることができる。効率を優先する金融でスピード感を満喫した私からするとアウェイな内容だった。伏線回収やクライマックスが訪れるまでは苦手かも…と感じた。

    とは言え、感情が爆発するシーンは引き込まれ頁をめくる手が止まらなかった。アニメ監督の王子千晴がアナウンサーとやり合うシーンは、王子がきっぱりと言い切る度に気持ちが良くすっきりして胸が熱くなった。

    印象的な台詞
    ・ いじめなんてと

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    2025年05月28日
  • ふちなしのかがみ

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    この本はオーディブルで読みました。耳から響いてくるので、本当に怖かった、途中でやめてしまった。面白かったんだけどね、怖くて、眠れなくなると困るから。

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    2025年05月31日
  • ロードムービー

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    たまたま友人の本棚から一冊だけ飛び出てて気になって借りた。辻村さんの本をほとんどよんだこともなく、これがなんの話かもわからないままよみはじめたがとても面白かった。
    時々泣きそうになることもあった。
    じんわりとあったかいはなしだった。
    一つ一つは独立した話なのだが過去作を読んでいるとわかる登場人物などがいるらしく、途中で誰だ??となり友人に聞いてはじめてスピンオフなのだと知った。特になにも知らなくてもたのしめます。

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    2025年05月25日
  • V.T.R.

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    ネタバレ

    政府から公式に殺人を許可された『マーダー』の1人でありながら引きこもり同然の生活を送る青年が、元カノからの意味深な電話をきっかけに彼女を探す決意をする。殺伐とした都市に生きるアウトローたちの西部劇風恋愛ライトノベル。「今を切り取る偉大なライトノベル作家」の鮮烈なデビュー作! …という体裁で、辻村先生の『スロウハイツの神様』で準主役を務めるチヨダ先生の小説を作中作的に描いたもの。
    一つの作品として完結していて、意図的に崩された文体、突き抜けた世界観、過度に粗削りな展開でチヨダ・コーキの作家性を醸し出しつつ、終盤の展開は辻村作品の期待を裏切らない。煽られているほど「鮮烈」という印象はあまりしなかっ

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    2025年05月15日
  • きのうの影踏み

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    日常の中に紛れ込んだ怪異や異変の断片を切り取ったホラー短編集。辻村先生のホラー前作『ふちなしのかがみ』に比べると、良くも悪くも起承転結があいまいで結末もよくわからないものが多い。結末が明示されないことで「薄気味悪い」と感じられ、不安がかき立てられる。
    個人的にはもう少し筋が通った作品の方が好きだが、本来は構成と伏線の緻密さで勝負する辻村ブランドの作品なので、本作は狙ってそういう作りになっているのだと思う。

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    2025年05月11日
  • ふちなしのかがみ

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    ホラーも書くんだなーと、意外な気持ちで読み始めた。

    スタンダードなホラーと言うよりは、心の闇を具現化したようなもの。
    ホラーと判断しにくい作品もある。

    よく分からないものを、よく分からないまま終わらせている印象を受けた。
    そう言った気味の悪さ。
    そこに浸れたら、楽しいんだろうな。

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    2025年05月09日
  • 七つのカップ 現代ホラー小説傑作集

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    ホラー。短編集。
    SFっぽさもある、恒川光太郎「死神と旅する女」と、著者らしいグロさが窺える、小林泰三「お祖父ちゃんの絵」が好み。
    近年、角川ホラー文庫のアンソロジーが何冊も出ているようなので、異形コレクションと合わせて、こちらの読破も目指したい。

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    2025年05月03日
  • きのうの影踏み

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    怪異など不思議な話の短編集。
    エッセイかな?と思うような作品もありゾクゾクして楽しめました。
    個人的にもう少しパンチが効いててもよかった。
    でも辻村深月さんは面白いです。

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    2025年05月03日
  • ふちなしのかがみ

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    ネタバレ

    踊り場の花子
    The学校の階段(現代版)って感じで分かりやすかった。花子さんにしちゃいけないことを自分はしてないか!?!?って焦って冷や汗ダラダラな描写が上手すぎてこちらもヒヤヒヤした。

    ブランコをこぐ足
    何回か読んでなんとなく理解した
    小学生でもヒエラルキーとかあるんだね(遠い目)

    おとうさん、したいがあるよ
    これ何回読んでも分からない全部夢みたい

    ふちなしのかがみ
    わたし的にはまさかのオチだったから面白かった!オチ分かってからもう一回読むと主人公の友達の言葉も意味が違く聞こえる

    八月の天変地異
    少年漫画のようですごく面白かった!でまかせに自分大きく見せるために嘘つくことあるよね。友

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    2025年05月02日
  • 神様の罠

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    ネタバレ


    ①乾くるみはイニシエーショラブの印象が強すぎて(小説は読んでないけど映画は観た)、
    絶対なにも無いまま終わるはずない。所々セリフの違和感あるし、と思ってたら案の定。
    どっちとも読める文章書けるのさすが。
    読み返したら男がクズすぎた。元120キロというのにも笑った。痩せたらちょっとモテ出して調子乗っちゃった?

    ②崖の下、の凶器は氷柱だと思ってました!
    溶けたら証拠なくなるし
    そしたら骨てwwリアリティなさすぎて
    骨、ねえ、、(╹◡╹)くらいでした

    ③コロナ禍でのお話は割と好きだけど、全体的にぼんやり地味な感じ
    張り紙しちゃうのはちょっとお子ちゃまかなあ

    ④ストーカー気質がキモくて好き。

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    2025年04月28日
  • ロードムービー

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    青春時代は人それぞれなので、この本のようなことはあってもなくても、やはりそんなもの、と思わせてくれる。
    ただ、解説読んで、過去作の登場人物の過去未来、と知ってしまうと過去作を読んでからの再読しなくては、と思う。

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    2025年04月23日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(上)

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    人の殺傷描写がかなりグロテスク!
    その耐性があれば、面白いと思う!
    下巻は今からだけど、iの存在が気になる!
    まだ、下巻を読んでないけど、月子のキャラに救われる感じ!

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    2025年04月19日
  • V.T.R.

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    「スローハイツの神様」のチヨダ・コーキのデビュー作という設定。さらに巻末の解説が赤羽環という手の込みよう。でも、マーダーが主役のストーリーには入り込めなかった。

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    2025年04月15日
  • 東京會舘とわたし 上 旧館

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    東京會舘の近くに勤めており、ケーキや鉄板焼を食べた事あったけど、こういう歴史があったのかーと興味深い。
    戦時中の厳しい情勢が入ってるけど、誰も死んだりせず平和に進むから安心する。
    御伽噺のように良い人しか出てこないのには少し物足りなさを感じるけど、ハラハラせずに読めて良かった。

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    2025年04月15日
  • ロードムービー

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    ネタバレ

    冷たい校舎の〜ちゃんと読んでからでよかった。記録見てたら再読だったらしいけど全く覚えてなかった。他作品読んでないと誰のこと?てなりそうやったけど当時はどう思ってたんでしょう(笑)
    トシちゃんがあの2人のこどもって全然気づかず他の人の感想読んで気づいた。女の子ってわかると改めてイジメの陰険さが一気にリアルになる。
    みーちゃん、小学2年生でこんなに人のこと思いやれるの優しすぎる。スガ兄視点だった話がヒロ視点になって、でもやっぱ辛いなあ。

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    2025年04月13日
  • ロードムービー

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    「冷たい校舎の時は止まる」のスピンオフ 、らしい。

    「冷たい校舎の時は止まる」は読んだが、特に面白かった印象もなく、当然思い入れもない。

    しかし、何の思い入れがなくとも一冊の短編集として普通に読める。

    本編が好きな人にはたまらないだろう。多分。

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    2025年04月07日