辻村深月のレビュー一覧

  • サクラ咲く

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    中学校、高校ってこんなこと考えてたのかなあと思わされました。もう戻ることはないけど、懐かしさを感じました。短編ごとの繋がりが文庫化したことでもう少しあると良かったなと思いました。

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    2026年06月09日
  • はじめての

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    著者のラインナップに惹かれて手に取った。本作は「はじめて」小説に触れる人を想定したアンソロジーのようだ。各編読みやすいながらも、それぞれの作家さんのカラーがしっかり出ていて、元々抱いていたイメージとすんなり繋がる。あまり小説を読んでいない人が、このうちのどれか一編が気に入って、同じ作家さんの本を読んだら、きっとその本にも満足できるはず。それぞれの作家さんの入り口になれる本だ。
    森絵都さんの描く中学生はやはり生き生きとしていて良いなと思った。私はこの話が好きかな。島本理生さんの作品は儚くて切ない。はじめて人を好きになったときか‥

    YOASOBIとのコラボとのことで、読後にYouTubeで全曲を視聴した。歌詞の中にほぼ物語が入っていてびっくりした(YOASOBIさんはいつもそうなのかもしれないが)先に曲を聴くと物語の内容がわかってしまうので、聴くのは読み終えてからの方がいいかもしれない。

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    2026年06月08日
  • 名前探しの放課後(上)

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    ネタバレ

    メジャースプーンでのキャラ達がいくつか出てきて良かった。また出会えたっていうのが嬉しい。

    自殺者を探しながら、いつかとあすなが少しずつ成長していく。
    水泳で事故があり、夢を諦めることになったけど改めてコーチとして関わっていっている。あすなも、水泳に苦手意識があるようだけど取り組もうってところで終わり。希望を感じた最後だった。
    続きが早く読みたい。

    自殺の代償行為が遺書を書く。死にたい、自分を傷つけたい、自殺したい、、、そういう思いがあっても死なないために代償行為を行う。それを頼りに死なずにすんでいる人間のことを馬鹿にせず、理解する雰囲気が良かった。代わりに友達を作る、軽いことをやって積み重ねていく。希死念慮のある人間に対しとても良い提案だと感じた。

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    2026年06月07日
  • この夏の星を見る 下

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    時はコロナ禍、東京、茨城、五島と離れた場所に住む中高生が天体観測を通じてオンラインで繋がり心を通わせて行く、青春小説。 登場人物は多めなのだけれど、さすが辻村深月さん、それぞれの生徒が持つ悩みや事情もしっかりと描いているので、これ誰だっけ?と混乱することもなく、楽しく読めました。コロナ禍の学生の戸惑いも、高校生の甘酸っぱい恋愛も、教育者としての先生方の姿もとても素敵に描かれていました。 小学校高学年から読めそうなので、ぜひ若い子たちにも読んで欲しい。

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    2026年06月05日
  • ハケンアニメ!

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    第一章が、序盤がなかなか読むスピードが上がらず、第二章よ斎藤監督ターンになってやっと話に入り込みやすくなった。
    辻村深月作品、スロウハイツの神様が大好きなので、「お、少し大人のお仕事系の話!」と期待して読んだものの、スロウハイツほど心に刺さらず…
    斎藤監督については、少し生い立ちも描かれていたものの、登場人物の人となりがスロウハイツほどには描かれてなかったからかなぁ…並澤さんはこじらせすぎてるし。有科さんは良い人すぎる。

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    2026年06月03日
  • 青空と逃げる

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    著者を共にする"傲慢と善良"に登場する親子、早苗と力つながりで手に取った著作。早苗の夫であり力の父である舞台俳優の拳と大物女優との間に突如としてスキャンダル疑惑が沸き起こり、その父が忽然と姿を消してしまう。世間が騒ぎ立てる中で大物女優が所属するプロダクション、エルシープロに追われる身となった二人は、地方を転々としながら様々な人からの手助けによって逞しくなっていく――

    今作もハートフルで泣ける場面もあるのだけど、小学5年設定の力が有能すぎてとても小5とは思えず、それで感情移入がし難かったように思う。展開もちょっと無理くり感あったかなと。読み手の能力の問題かな...?

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    2026年06月02日
  • 闇祓

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    面白かった。でもホラーと思って読み始めたら思ってた方向性と違う怖さで、途中読むのがしんどくなるほどでした。

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    2026年06月01日
  • スロウハイツの神様(上)

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    ネタバレ

    ほとんどが設定の説明。
    物語にあまり進展が無かったため、下巻を読まずに他の作品を読もうかと思っていたが、最後でやっと、物語が動きはじめたので、下巻が楽しみになった。

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    2026年06月01日
  • 青空と逃げる

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    夫が女優と不倫疑惑が報道され、逃げる妻と息子の話。すごく複雑な事情で日本中を転々としていく。その逃げる度の中で妻と息子の成長も見られた。
    もし自分に男の子の子供ができたらどう育てるか接するか難しいと読んで思った。

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    2026年05月31日
  • レジェンドアニメ!

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    本家ハケンアニメ!のスピンオフです。
    短編集ですが、それぞれの人生を深掘りしていってるので、読んでて楽しかったです。
    個人的には「ハケンじゃないアニメ」が一番好きでした。
    ただ、他の作品も面白いです。

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    2026年05月30日
  • ハケンアニメ!

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    アニメをあまり見ないせいか、あまりイメージが湧かず、世界観を掴むのに少し時間がかかりました。
    しかしストーリーは面白かったですし、ハッピーエンドが全てではなく、その先にあるハッピーエンドというところも共感できました。

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    2026年05月30日
  • 本日は大安なり

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    本作きってのクズ男主人公への共感が止まらなくて、、、ここまでやばいことはないけれど、気持ちが理解できてしまう自分が怖かった。

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    2026年05月29日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(下)

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    ネタバレ

    アイは誰なのーー、なかなか明らかにならないその正体。
    目まぐるしく変わる展開!つきこ!おまえ、、しぬんか??
    月子は俺の中で、パーティーちゃんの信子。
    まーさーかーの二重人格おちかい!!!!笑笑笑
    そこはガックリ
    でも最後きょーじのふりをして浅葱が月子の面会に来る展開は良い。

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    2026年05月28日
  • スロウハイツの神様(上)

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    割と話題になってたから楽しみにしてた!
    上巻は人物紹介ばっかり
    途中までだるいなぁって思いながら読んでたけどラストでんん!?
    下巻読むの楽しみ
    ここからどうやっておもろくなるんだろう

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    2026年05月28日
  • 琥珀の夏

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    ネタバレ

    信じ切っていたものを土足で踏みにじられ、必死で無意識な防衛反応により起きてしまった事件。何が正しいのか、どうするべきだったのかは本人の中にすら答えはなく、介入の余地がないように思えた。

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    2026年05月21日
  • 傲慢と善良(1)

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    ストーリーは興味をそそられるが、ミステリーなのに画が温かみがあるところが少々ミスマッチな気がする。

    【主人公】結婚願望のある会社社長の男性
    【概 容】マッチングアプリで知り合った女性と結婚寸前で女性が消息不明となり、彼女を探していく物語

    【文字の量】少なめ 〇〇●〇〇 多め
    【コマ割り】少なめ 〇〇●〇〇 多め
    【非日常性】薄め  〇●〇〇〇 濃いめ
    【目の描写】薄め  〇●〇〇〇 濃いめ

    【このマンガ好きな人にオススメのマンガ】
     ・走馬灯株式会社    菅原敬太先生
     ・すばらしきかな人生   北原雅紀先生
     ・スカイハイ      高橋ツトム先生
     ・僕だけがいない街    三部けい先生
     ・テセウスの船      東元俊哉先生

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    2026年05月20日
  • 琥珀の夏

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    終始、ミステリー特有の不穏な空気の中、話が進んでいく展開で、暗い気分のまま読み進めたが、中盤で、お腹を空かせた2歳児の前で炊飯器のスイッチを入れ忘れた法子が、「ハンバーグとメロンパン半分を皿に乗せて夕食にする母親はどうなのだろう」と自分ツッコミをした場面では、あまりにも絶望的でカオスな状況が目に浮かび、クスッと笑ってしまった。

    法子とその夫の瑛士の関係がとてもよかった。ミカの弁護を引き受けるか迷っている法子に対して、信じて、選ぶ自由を託す瑛士がかっこよく、二人の関係性がとても素敵だった。

    それと、ミカ、シゲルの関係についても、純愛で素敵だった。
    法子が、ミカに、「ミライの学校を訴えることもできる」と提案しようとしたが、提案しなかった判断は賢明だったと思う。ミカにとって、ミライの学校は、悪いことばかりではなく、この場所で、シゲルと出会い、子供に恵まれ、家族になれた場所でもあり、ミライの学校を訴えるなどして、全否定する必要はない。
    ただただ、ミカ、シゲル、そして子供たちの未来が明るいことを願う。

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    2026年05月19日
  • 光待つ場所へ

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    短編集なので読みやすかった。共感できる部分もあったり、なかったり。でも若い人たちのこの年代の心理描写はやっぱりうまいですよね。

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    2026年05月17日
  • 噓つきジェンガ

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    ドッキリや人狼ゲームレベルの嘘ですら苦手なタイプなので、見たくなさというか、不快感というか、そんなものがじわじわ…(褒め言葉です。)

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    2026年10月03日
  • ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。

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    辻村深月さんの作品はいつもどんどん読んでしまう

    女子同士のドロドロが描かれていて面白いけど、あまり自分は感じたことがない感情だったから共感はできず、、、

    この物語に出てくる登場人物たちは、皆、自己と他者の境界線が曖昧なんだなぁと感じた
    1章のベースになっているみずほと女子たちの会話がまさにそうで、良くも悪くも他者に興味がありすぎる感じ

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    2026年05月16日