辻村深月のレビュー一覧

  • 冷たい校舎の時は止まる(上)

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    登場人物のキャラクターが立っていて、スラスラと読んでいける。伏線が色々と書かれていてミステリー感もあるが、犯人?の意外性は弱い。読後の爽快感は高い。

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    2025年05月14日
  • きのうの影踏み

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    日常の中に紛れ込んだ怪異や異変の断片を切り取ったホラー短編集。辻村先生のホラー前作『ふちなしのかがみ』に比べると、良くも悪くも起承転結があいまいで結末もよくわからないものが多い。結末が明示されないことで「薄気味悪い」と感じられ、不安がかき立てられる。
    個人的にはもう少し筋が通った作品の方が好きだが、本来は構成と伏線の緻密さで勝負する辻村ブランドの作品なので、本作は狙ってそういう作りになっているのだと思う。

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    2025年05月11日
  • 家族シアター

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    タイトルの通り「家族」をテーマにして、日常に起こる困難や幸せを綴った短編集。自分ははたして作中の家族のように細やかで確かな絆を築けているだろうか、子どもたちに対して絶対に安心を与えられているのだろうか、と自問し続けることになった。

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    2025年05月10日
  • ふちなしのかがみ

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    ホラーも書くんだなーと、意外な気持ちで読み始めた。

    スタンダードなホラーと言うよりは、心の闇を具現化したようなもの。
    ホラーと判断しにくい作品もある。

    よく分からないものを、よく分からないまま終わらせている印象を受けた。
    そう言った気味の悪さ。
    そこに浸れたら、楽しいんだろうな。

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    2025年05月09日
  • 冷たい校舎の時は止まる(上)

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    高校生8人が雪の降る校舎に閉じ込められてしまうストーリー。
    学生特有のいじめや人間関係、登場人物の心理が細かく描かれていたし共感できた。
    中学時代暴いじめ平気でされてたしその期間死にたいなって何度も思ってたしリスカしたことあったし深月たちの心情や行動がすごいわかる。
    ホストが誰なのか、マネキン人形がどう絡んでくるのか下巻が気になるけど長編読むの大変。
    結末がどうなるのか楽しみ

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    2025年05月08日
  • 七つのカップ 現代ホラー小説傑作集

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    ホラー。短編集。
    SFっぽさもある、恒川光太郎「死神と旅する女」と、著者らしいグロさが窺える、小林泰三「お祖父ちゃんの絵」が好み。
    近年、角川ホラー文庫のアンソロジーが何冊も出ているようなので、異形コレクションと合わせて、こちらの読破も目指したい。

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    2025年05月03日
  • オーダーメイド殺人クラブ

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    昨今話題になることが増えている未成年の殺人。それを意図的にやろう、というかなり際どいテーマ。大丈夫なのかこれ?と思いながらの読書。

    さらに中学生女子のスクールカースト描写が結構えげつないのでハラハラしっぱなしでした。怖すぎ。

    ただ上記テーマや描写に比べると、オチは予定調和だったなぁという印象。まあそのまま突き抜けてしまったらそれこそアウトだし‥。寧ろあれだけ爽やかなラストに持って行ったことに驚くべきかもしれません笑

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    2025年05月03日
  • きのうの影踏み

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    怪異など不思議な話の短編集。
    エッセイかな?と思うような作品もありゾクゾクして楽しめました。
    個人的にもう少しパンチが効いててもよかった。
    でも辻村深月さんは面白いです。

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    2025年05月03日
  • ふちなしのかがみ

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    ネタバレ

    踊り場の花子
    The学校の階段(現代版)って感じで分かりやすかった。花子さんにしちゃいけないことを自分はしてないか!?!?って焦って冷や汗ダラダラな描写が上手すぎてこちらもヒヤヒヤした。

    ブランコをこぐ足
    何回か読んでなんとなく理解した
    小学生でもヒエラルキーとかあるんだね(遠い目)

    おとうさん、したいがあるよ
    これ何回読んでも分からない全部夢みたい

    ふちなしのかがみ
    わたし的にはまさかのオチだったから面白かった!オチ分かってからもう一回読むと主人公の友達の言葉も意味が違く聞こえる

    八月の天変地異
    少年漫画のようですごく面白かった!でまかせに自分大きく見せるために嘘つくことあるよね。友

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    2025年05月02日
  • 太陽の坐る場所

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    辻村作品をデビュー作から読んでいたけど、講談社以外から出版されたのはここからなのか。

    今までと雰囲気が変わった。
    ほのかにあったファンタジー色が無くなったし、過去作とのつながりも無い。
    無理につなげようとすれば、「売れっ子脚本家ってまさか…」とは思うけど。

    陽キャの闇が溢れ出てくる。
    自分とは関わりのない人たち。一見脳天気に見えたけど、みんなそれなりの傷はあるんだろうか。

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    2025年04月30日
  • 神様の罠

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    ネタバレ


    ①乾くるみはイニシエーショラブの印象が強すぎて(小説は読んでないけど映画は観た)、
    絶対なにも無いまま終わるはずない。所々セリフの違和感あるし、と思ってたら案の定。
    どっちとも読める文章書けるのさすが。
    読み返したら男がクズすぎた。元120キロというのにも笑った。痩せたらちょっとモテ出して調子乗っちゃった?

    ②崖の下、の凶器は氷柱だと思ってました!
    溶けたら証拠なくなるし
    そしたら骨てwwリアリティなさすぎて
    骨、ねえ、、(╹◡╹)くらいでした

    ③コロナ禍でのお話は割と好きだけど、全体的にぼんやり地味な感じ
    張り紙しちゃうのはちょっとお子ちゃまかなあ

    ④ストーカー気質がキモくて好き。

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    2025年04月28日
  • ロードムービー

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    青春時代は人それぞれなので、この本のようなことはあってもなくても、やはりそんなもの、と思わせてくれる。
    ただ、解説読んで、過去作の登場人物の過去未来、と知ってしまうと過去作を読んでからの再読しなくては、と思う。

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    2025年04月23日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(上)

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    人の殺傷描写がかなりグロテスク!
    その耐性があれば、面白いと思う!
    下巻は今からだけど、iの存在が気になる!
    まだ、下巻を読んでないけど、月子のキャラに救われる感じ!

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    2025年04月19日
  • V.T.R.

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    「スローハイツの神様」のチヨダ・コーキのデビュー作という設定。さらに巻末の解説が赤羽環という手の込みよう。でも、マーダーが主役のストーリーには入り込めなかった。

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    2025年04月15日
  • 東京會舘とわたし 上 旧館

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    東京會舘の近くに勤めており、ケーキや鉄板焼を食べた事あったけど、こういう歴史があったのかーと興味深い。
    戦時中の厳しい情勢が入ってるけど、誰も死んだりせず平和に進むから安心する。
    御伽噺のように良い人しか出てこないのには少し物足りなさを感じるけど、ハラハラせずに読めて良かった。

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    2025年04月15日
  • ロードムービー

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    ネタバレ

    冷たい校舎の〜ちゃんと読んでからでよかった。記録見てたら再読だったらしいけど全く覚えてなかった。他作品読んでないと誰のこと?てなりそうやったけど当時はどう思ってたんでしょう(笑)
    トシちゃんがあの2人のこどもって全然気づかず他の人の感想読んで気づいた。女の子ってわかると改めてイジメの陰険さが一気にリアルになる。
    みーちゃん、小学2年生でこんなに人のこと思いやれるの優しすぎる。スガ兄視点だった話がヒロ視点になって、でもやっぱ辛いなあ。

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    2025年04月13日
  • 太陽の坐る場所

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    ネタバレ

    久しぶりに読んだ辻村深月、だまされたーーって感じ

    学生時代、確かにあったカースト、周りからの見え方、一軍、どうでもいいけど、本人たちにはすごく重要な問題、くだらないと一部では思いつつも、今も手放せないまま、計算ばかり

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    2025年04月10日
  • ロードムービー

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    「冷たい校舎の時は止まる」のスピンオフ 、らしい。

    「冷たい校舎の時は止まる」は読んだが、特に面白かった印象もなく、当然思い入れもない。

    しかし、何の思い入れがなくとも一冊の短編集として普通に読める。

    本編が好きな人にはたまらないだろう。多分。

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    2025年04月07日
  • 光待つ場所へ

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    多分登場人物の何人かは読んだことのある本に出てきてたと思うんだけど、もう何年も前なので残念ながらその子たちとの感動の再会とはならなかった。
    もったい読み方しちゃったかなー。
    普通に短編集としては楽しめたんだけどね。
    「しあわせのこみち」が一番好きだな。

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    2025年04月06日
  • 図書室で暮らしたい

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    辻村さん、本の題名、表紙に惹かれて手に取りました。辻村さんの好きが詰まったエッセイ集。
    生い立ちや過去の失敗、好きなものへのこだわり、お子さんのことなど、こんな感じの方なんだーという親近感がわきました。
    『ジョジョ』かー!という驚き、本に対する愛!それでこんな『図書室で暮らしたい』ということになるんだなーと納得しました。

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    2025年04月06日