辻村深月のレビュー一覧

  • 光待つ場所へ

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    多分登場人物の何人かは読んだことのある本に出てきてたと思うんだけど、もう何年も前なので残念ながらその子たちとの感動の再会とはならなかった。
    もったい読み方しちゃったかなー。
    普通に短編集としては楽しめたんだけどね。
    「しあわせのこみち」が一番好きだな。

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    2025年04月06日
  • 冷たい校舎の時は止まる(上)

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    下巻を読み終えないと評価は出来ないが、とりあえずこのままの感じで最後までいったら、星3つということで。

    にしても、長い。上巻591P、下巻576P。

    さて、どうなることやら。

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    2025年04月06日
  • 太陽の坐る場所

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    やられた!
    ってかんじの、辻村さんらしい仕掛けがあるお話。

    ネタバレわかった上で、最初から読み直したくなります。

    「光待つ場所へ」の中の「チハラトーコの物語」に出てくるオーディションのエピソードがこの話に出てきて、世界線が繋がってることがわかる。
    これも辻村ワールドあるある。

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    2025年04月06日
  • 図書室で暮らしたい

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    辻村さん、本の題名、表紙に惹かれて手に取りました。辻村さんの好きが詰まったエッセイ集。
    生い立ちや過去の失敗、好きなものへのこだわり、お子さんのことなど、こんな感じの方なんだーという親近感がわきました。
    『ジョジョ』かー!という驚き、本に対する愛!それでこんな『図書室で暮らしたい』ということになるんだなーと納得しました。

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    2025年04月06日
  • シークレット~綾辻行人ミステリ対談集in京都~

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    2020年。若い作家との対談集in京都。
    「詠坂雄二」未読。メンドくさそうな性格w
    「宮内悠介」未読。
    「初野晴」読んだことある。
    「一肇」未読。
    「葉真中顕」未読。
    「前川裕」未読。
    「白井智之」大好き。
    「織守きょうや」最近名前知った。
    「道尾秀介」もう大御所だったのね。未読。
    「辻村深月」トリはそうだよね。
    後輩を育てたい、という気持ちが伝わってくる。さくっと読めるし、作家の人となりもなんとなく伝わり、対談集よいね。

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    2025年04月05日
  • 冷たい校舎の時は止まる(上)

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    ネタバレ

    暗そうやし読まんとこうと思ってたけど、すごろくここまできてこれ読まんわけにはいかんやろと。 怖い!!めっちゃホラー。でも面白い。辻村さんほんとこの年代の心情書くの上手! わたしも足遅いから清水さんの気持ちよくわかるしあんなんされたらタカノに惚れちゃう。かっこよすぎ。クラス全員参加のリレーとか嫌すぎる(笑)

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    2025年04月02日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(下)

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    ネタバレ

    とにかく重くて辛くてグロめだった…。けど、辻村さんハマり中なので先が気になってどんどん読めた。 月子があんな状態になってても浅葱のこと庇おうとするのすごすぎて。先輩のときもしのちゃんもショック受けてたから思いっきり当事者なのに。 他の作品で出てくるの知っちゃってたから狐塚と恭司は死なないしiじゃないのわかってて勝手にネタバレだったかな。エピローグの恭司かっこよ!

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    2025年04月02日
  • ロードムービー

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    最初、「冷たい校舎の時は止まる」の続編だと知らなかったので、表題作を読んだときも正直あまりピンとこなかったんですが、名前とか設定とかを思い出すと、一気に深みが増しまた。止まった時が動き出したというか、登場人物たちがあの冬の経験をしっかり勇気に変えて成長したことが嬉しくなりますね。特に充のアフターストーリーとなる「道の先」と、その続き「トーキョー語り」は、都会と田舎を舞台にした人間ドラマとしてとても良かった。充が千晶にかける言葉が、前作を踏まえるととても印象的で胸に沁みました。

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    2025年03月31日
  • 闇祓

    匿名

    購入済み

    どの物語にも、自分に当てはまったり。そんな人いたなと。すごく身近にあるゾッとする話しで怖かった。
    闇ハラは日常にある。闇ハラにならないように気をつけたい。

    #怖い

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    2025年03月31日
  • 図書室で暮らしたい

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    辻村深月さんのエッセイ集。
    辻村さんが中学生高校生だったころのエピソードも多く含まれている。中学校の人間関係のめんどくささとか、「辻村さんにもこういうことがあったのか…!」と、驚きと共に親近感を感じた。
    「読書好き=暗い」っていうイメージ、本当に何とかならないのかなと思う。中学生の辻村さんが読書をやめず、作家になってくれて本当に良かった。同級生に見つからないように読書するのは大変だったと思う。
    辻村さんの高校時代に、新刊発売日に本屋に寄ってから遅刻して登校する辻村さんを温かく迎えてくれる同級生がいたという話、とてもよかった。そしてその同級生が書店員になったというのも素敵。

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    2025年03月28日
  • 神様の罠

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    夫の余命と2020年のロマンス詐欺が特におもしろかったです。夫の余命は短編集ならではの特殊な面白さで、さすがと思いました。

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    2025年03月27日
  • ふちなしのかがみ

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    読みやすかった。でも、よく分からないところもあったから、また読み返したい。
    読みながら、自分が小学生の時も、こんな言い伝えあったな〜と懐かしい気持ちになった。
    個人的には、自分と同じ名前の登場人物がいて、嬉しかった。登場人物が自分と同じ名前だと、より物語に没入できる気がする。でも、あんなあだ名は付けられたことないな。
    1番好きなのは「踊り場の花子」。

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    2025年03月27日
  • 神様の罠

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    ネタバレ

    錚々たるメンバーの短編集。

    乾くるみさんの作品はよく使われる書き方で、今までならまた騙されたーと思うところでしたが、今回の話しでは何故か、まぁそうだよな、自分が勝手に決めつけて読んでたし、そうゆう解釈も最初から出来てたよねとすんなり納得してました。
    米澤穂信さんの作品に関しては凶器がそれかー!とゆう驚きと「刺してはいない。刺さったんだ」とゆうセリフがいい感じの余韻を残してくれたので好きでしたね。
    芹沢央さんは、他の作品では結構暗い、嫌な気持ちが残るイメージが強かったのですが、今回の話しでは少しの寂しさと少しの感動が残るまた違った印象を持てたストーリーでした。
    大山誠一郎さんは初めて読ませて頂

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    2025年03月27日
  • あなたの言葉を

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    小説家のエッセイ 傲慢と善良、かがみの孤城、冷たい校舎の時は止まる、いずれも作者の名作ですが、エッセイはどんなものか気になり手に取りました。

    小説家のエッセイを何度か手に取ったことはありますが、あの小説家がこんなエッセイを書くのかと落胆したり、何もやらしてもすごなと思うエッセイもあります。

    辻村深月さんは後者でした。子ども向けに言葉を選んでいるとはいえ、伝えたいことを真摯に伝えていて素敵だなと感じました。

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    2025年12月03日
  • はじめての

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    四人の人気作家が、「はじめての」何かをめぐる物語を書いた短編集。

    どれも独特の世界が展開する。
    中にはSFチックな話もある。
    限られた紙数で、一つの世界として結実している。

    個人的には最後の森絵都さんの話が気に入っている。
    タイムスリップものだ。
    幼馴染の男性に4回告白しては振られてきた女子高生が、タイムトリップサービスと契約して「やり直し」を図る話だ。
    ちょっとご都合主義的じゃない?と思いながら読んできたのが、最後の展開で驚かされた。
    何度でも立ち上がる主人公のパワーに、明るい気持ちにさせられる。

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    2025年03月12日
  • 東京會舘とわたし 下 新館

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    セレブリティを感じ少し白けていたけれど、東京會舘がひとを惹きつける魅力が最後の解説まで読むと言語化されていてストンとおちた。第九章が、突然こみ上げてくるものがあり、よかった。ホスピタリティなのか。ひとにかける言葉って良くも悪くもすごい力になる。

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    2025年03月08日
  • V.T.R.

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    スロウハイツの神様を読んですぐに手に取ったのであちこちで感動
    これが、チヨダコーキのデビュー作

    もうね、解説が赤羽環ってところが最高です
    愛に溢れててうっかり泣くところでした
    そして発行者が黒木ですか!

    世界観が素晴らしい

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    2025年03月08日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(上)

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    どんどん殺されていくのが重くて辛いけど、続きが気になって読んじゃう。僕メジャ、名前探しから読んでたから秋山先生!てなったし、本日は大安なりでも出てきた人もいてまた読みたいなってなった。

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    2025年03月04日
  • オーダーメイド殺人クラブ

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    ネタバレ

    自分の中学時代を目の前に突き付けられているようでした。アンみたいな上位グループにはいなかったけれど、いつ友達から外されるか分からない危うさの中で生きる苦しみは今でも分かります。
    アンと一緒に重苦しい幕をかき分けて進んでいってるみたいな気がして、実行する日が決まった時はちょっと安心しました。
    徳川はどう選択する??と思っていたら、まさかの展開。
    実は最初から死んじゃってた、を期待してましたが本当にそうだったのか。
    最後の明るい兆しが納得いかなかったです。
    徳川がやったことは市川雄太と同じですよね。そこがもう許せない。
    辻村作品の中では『ぼくのメジャースプーン』がベスト3に入るので、この作品は相反

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    2025年03月03日
  • ロードムービー

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    「冷たい校舎の時は止まる」のスピンオフ作品集。
    「冷たい〜」を読んでなくても楽しめるけど、読んでからの方がより感慨深いです。

    みんな元気にやっているんだなぁと嬉しくなる。

    「ロードムービー」と「トーキョー語り」が好きでした。
    「トーキョー語り」の薫子さんと「かがみの孤城」の萌ちゃんが同じセリフ言ってるんだけど(転校先で泣くとみんなが気にかけてくれる的なこと)、この二人も繋がりあるのかな?!

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    2025年02月22日