辻村深月のレビュー一覧

  • 神様の罠

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    2025.08.01

    米澤穂信氏と辻村深月氏の短編目当てで買いました。やっぱりこの2人の短編が面白かった。
    「崖の下」は、あの新しい警察シリーズの新作だ!クールな葛さんをまた読めて嬉しい!と思いましたがすでに「可燃物」で読んだことのある短編でした。すっかり忘れててショック。

    「2020年のロマンス詐欺」はさすが辻村深月。ソツがなくうまくまとまっててキッチリ伏線回収もして読みやすい。上手。青春小説の類はあまり好みではありませんが、やっぱり売れっ子は違うな…と唸らされた短編でした。

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    2025年08月03日
  • きのうの影踏み

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    今まで自分の中にあったホラーや怪異などとはまた一味違う怖さのある一冊でした。先の読めない、結末を読者に委ねるのもまた想像が膨らみじわじわと面白さと怖さを味わえました。

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    2025年07月28日
  • 図書室で暮らしたい

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    バタやんさんのポッドキャストの影響で読んでみた!子育てネタが微笑ましく、とくに保育園の連絡帳の話が好きだった。京極夏彦さんのサイン会に行く日のことが詳細に書かれていて、とても素敵だった。

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    2025年07月23日
  • V.T.R.

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    辻村作品デビュー作から順番に読むチャレンジ実施中。

    作中の架空の作品。
    装丁が凝ってる。

    短い作品ながらも、どんでん返しが用意されている。

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    2025年06月30日
  • V.T.R.

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    (備忘)「スロウハイツの神様」の外伝。スロウハイツに登場する小説家チヨダコーキが書いた小説と、同じく登場人物であるスロウハイツの管理人環がその書評を巻末で書いているいるという異色の作品。スロウハイツを読んだからこそ、2人が自分の書いた文章にどんな想いを馳せているかが分かる、そんな作品でした。しかし、辻村先生は別人格の小説まで書いてしまうなんて本当にすごい、脱帽です。

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    2025年06月25日
  • きのうの影踏み

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    様々なホラー作品が詰め込まれた小説で、中には驚くような短さの作品も多く、ちょっと消化不良に感じるものもあったが、どれも静かにうっすらとした怖さを感じる作品ばかりであった。ただ1つ、本当に心を温かくする優しい作品があり、親子の哀しい話がベースにはあるのだが、人の持つ思い遣る気持ちの連鎖が、こんなにも哀しい話を、いつしか感動的な話に昇華させてしまうあたり、さすが辻村作品であると感じました。

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    2025年06月14日
  • 小説集 筋肉少女帯小説化計画

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    2025年。
    筋少の歌詞からの小説家。それぞれ、言葉のはしばしに筋少の歌詞が入っていて、筋少好きなんだなぁと思ったり。
    辻村深月しか知らんけど。
    最後にオーケンが書いているのが締め。そうそう、オーケンのまわりには楽器上手な人が集まるんだよね。

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    2025年06月18日
  • ロードムービー

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    一人ひとりの心理描写、心境の変化、などを描くのが本当にうまい。やられたー!と叫んでしまう筆力もものすごいものがある。
    辻村深月すごろくを読んできて、あまり今まで感じたことが無かったが、辻村深月はミステリー作家なんだな。しみじみ思う。

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    2025年06月10日
  • ふちなしのかがみ

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    2025年15冊目『ふちなしのかがみ』

    ホラーはあまり得意ではないのですが、芦田愛菜ちゃんが「夏休みにおすすめの本」として紹介されていたのをきっかけに手に取りました。

    短編集なので、ホラー初心者でも読みやすく、ドキドキしながらページをめくる手が止まりませんでした。

    印象に残ったのは《踊り場の花子》。学校で働いている身としては、リアルに想像できて、じわじわと背筋が冷たくなる感覚がありました。《ふちなしのかがみ》も不気味で引き込まれました。お気に入りの話です。《おとうさん、したいがあるよ》は少し難しく、ふわっとしたまま終わってしまった印象です。

    どの作品も、「日常にひそむ怖さ」をじんわりと感じさせてくれました。

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    2025年06月07日
  • ふちなしのかがみ

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    この本はオーディブルで読みました。耳から響いてくるので、本当に怖かった、途中でやめてしまった。面白かったんだけどね、怖くて、眠れなくなると困るから。

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    2025年05月31日
  • ロードムービー

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    たまたま友人の本棚から一冊だけ飛び出てて気になって借りた。辻村さんの本をほとんどよんだこともなく、これがなんの話かもわからないままよみはじめたがとても面白かった。
    時々泣きそうになることもあった。
    じんわりとあったかいはなしだった。
    一つ一つは独立した話なのだが過去作を読んでいるとわかる登場人物などがいるらしく、途中で誰だ??となり友人に聞いてはじめてスピンオフなのだと知った。特になにも知らなくてもたのしめます。

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    2025年05月25日
  • V.T.R.

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    ネタバレ

    政府から公式に殺人を許可された『マーダー』の1人でありながら引きこもり同然の生活を送る青年が、元カノからの意味深な電話をきっかけに彼女を探す決意をする。殺伐とした都市に生きるアウトローたちの西部劇風恋愛ライトノベル。「今を切り取る偉大なライトノベル作家」の鮮烈なデビュー作! …という体裁で、辻村先生の『スロウハイツの神様』で準主役を務めるチヨダ先生の小説を作中作的に描いたもの。
    一つの作品として完結していて、意図的に崩された文体、突き抜けた世界観、過度に粗削りな展開でチヨダ・コーキの作家性を醸し出しつつ、終盤の展開は辻村作品の期待を裏切らない。煽られているほど「鮮烈」という印象はあまりしなかったが、これは荒んだ世界の中で荒んだ救いを届ける人たちの物語。

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    2025年05月15日
  • きのうの影踏み

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    日常の中に紛れ込んだ怪異や異変の断片を切り取ったホラー短編集。辻村先生のホラー前作『ふちなしのかがみ』に比べると、良くも悪くも起承転結があいまいで結末もよくわからないものが多い。結末が明示されないことで「薄気味悪い」と感じられ、不安がかき立てられる。
    個人的にはもう少し筋が通った作品の方が好きだが、本来は構成と伏線の緻密さで勝負する辻村ブランドの作品なので、本作は狙ってそういう作りになっているのだと思う。

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    2025年05月11日
  • ふちなしのかがみ

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    ホラーも書くんだなーと、意外な気持ちで読み始めた。

    スタンダードなホラーと言うよりは、心の闇を具現化したようなもの。
    ホラーと判断しにくい作品もある。

    よく分からないものを、よく分からないまま終わらせている印象を受けた。
    そう言った気味の悪さ。
    そこに浸れたら、楽しいんだろうな。

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    2025年05月09日
  • 七つのカップ 現代ホラー小説傑作集

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    ホラー。短編集。
    SFっぽさもある、恒川光太郎「死神と旅する女」と、著者らしいグロさが窺える、小林泰三「お祖父ちゃんの絵」が好み。
    近年、角川ホラー文庫のアンソロジーが何冊も出ているようなので、異形コレクションと合わせて、こちらの読破も目指したい。

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    2025年05月03日
  • きのうの影踏み

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    怪異など不思議な話の短編集。
    エッセイかな?と思うような作品もありゾクゾクして楽しめました。
    個人的にもう少しパンチが効いててもよかった。
    でも辻村深月さんは面白いです。

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    2025年05月03日
  • ふちなしのかがみ

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    ネタバレ

    踊り場の花子
    The学校の階段(現代版)って感じで分かりやすかった。花子さんにしちゃいけないことを自分はしてないか!?!?って焦って冷や汗ダラダラな描写が上手すぎてこちらもヒヤヒヤした。

    ブランコをこぐ足
    何回か読んでなんとなく理解した
    小学生でもヒエラルキーとかあるんだね(遠い目)

    おとうさん、したいがあるよ
    これ何回読んでも分からない全部夢みたい

    ふちなしのかがみ
    わたし的にはまさかのオチだったから面白かった!オチ分かってからもう一回読むと主人公の友達の言葉も意味が違く聞こえる

    八月の天変地異
    少年漫画のようですごく面白かった!でまかせに自分大きく見せるために嘘つくことあるよね。友情に泣いた

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    2025年05月02日
  • 神様の罠

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    ネタバレ


    ①乾くるみはイニシエーショラブの印象が強すぎて(小説は読んでないけど映画は観た)、
    絶対なにも無いまま終わるはずない。所々セリフの違和感あるし、と思ってたら案の定。
    どっちとも読める文章書けるのさすが。
    読み返したら男がクズすぎた。元120キロというのにも笑った。痩せたらちょっとモテ出して調子乗っちゃった?

    ②崖の下、の凶器は氷柱だと思ってました!
    溶けたら証拠なくなるし
    そしたら骨てwwリアリティなさすぎて
    骨、ねえ、、(╹◡╹)くらいでした

    ③コロナ禍でのお話は割と好きだけど、全体的にぼんやり地味な感じ
    張り紙しちゃうのはちょっとお子ちゃまかなあ

    ④ストーカー気質がキモくて好き。

    ⑤あとで読む

    ⑥辻村深月さん好き、コロナ禍でお話割と好き(2回目)
    いや、ストレス溜まるよ学生なんて特に。
    痛い目見たーーという黒歴史になんとかおさまってよかった。ほっこりラストでよかった。

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    2025年04月28日
  • ロードムービー

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    青春時代は人それぞれなので、この本のようなことはあってもなくても、やはりそんなもの、と思わせてくれる。
    ただ、解説読んで、過去作の登場人物の過去未来、と知ってしまうと過去作を読んでからの再読しなくては、と思う。

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    2025年04月23日
  • かがみの孤城

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    ★3.4
    鏡の中の城で、私たちは何を見つけたのか。
    優しさ? 逃げ場? それとも——。


    とある理由を抱える中学生たちが、鏡の中の“城”に招かれる。閉ざされた日常から、少しだけ遠ざかる場所。
    だけどこれは、現実逃避のファンタジーじゃない。その痛みは、実体のようにじわじわと…

    人は誰しも、何かしらの傷を抱えている。
    本作はその傷に、丁寧に、少しずつ触れていく。作中の誰もが他人に無理に踏み込まず、でも確かに歩み寄る。その距離感が、とてもリアルだった。

    ただ、だからこそ、少し物足りなさも感じた。
    優しすぎるのだ。
    痛みの深度が浅いと思ってしまったのは、"あの頃"の自分ではなくて、今の目で見てしまっているせいだろうか。

    物語を読む中、見え過ぎていた結末をずっと傍らに携えていた。この本はミステリーとして読む本でないのもまた、わかっているのだが。

    彼らの傷には寄り添うだけでいい、そう思っていた一方で、もう少しだけ踏み込めんでもよいのではと思ったのも本音だ。
    でも、それはこの作品の欠点ではない。
    "あの頃"の我々は、きっとこれくらいの傷を伴っていた。

    あなたなら、どうする?
    その問いかけは、悲しい哉、今の私にはあまり響かない。

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    2026年09月26日