辻村深月のレビュー一覧

  • ロードムービー

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    ネタバレ

    登場人物の深月に関しては思うところがあるものの、おもしろかったです。「ロードムービー」もやもやしたものは感じていたものの、トシの性別まで思い至らず。驚きました。結局、この短編には他作品とのリンクはないのでしょうか?他の短編のリンクは気付けたので、気になります。「道の先」たぶん充視点ではないかなと思い、なんとなく嬉しかったです。千晶が先生に救いを求める様子が切ない。「トーキョー語り」一番好き。女子同士の嫌な感じも、仲直りをする流れも良かった。千晶の強いところも弱いところも、一途で、やはりかわいいです。

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    2026年03月23日
  • 名前探しの放課後(下)

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    ネタバレ

    おもしろかったです。終盤の怒涛のネタばらしに熱くなりました。秀人と椿の正体は予想通りだったものの、そもそもの発端が声の力によるものだったとは。師匠の妄想というのもあながち間違いではなかったのですね。その声の力の言い回しで、いつかがタイムトリップしたと思い込むのは若干の無理を感じましたが、楽しかったので良し。河野と友春には最後まで騙されました(というか、河野の演技力の高さはなんなの)。読む順番のおすすめに従って、次は「ロードムービー」にいきます。

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    2026年03月23日
  • 名前探しの放課後(上)

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    ネタバレ

    3か月後、クラスメイトが自殺する。未来の記憶を持ったまま、過去に飛ばされたいつか。名前の知らない自殺者を探し、自殺をとめようとするがー。今まで読んだ辻村さんの作品の中で一番入り込みにくい。主人公のいつかが軽い性格で、考えがいまいちよく分からないことが原因な気がします。自殺が起きた日は12月24日、だけど、タイムトリップが起きた日は1月終わり。いつかが1月のことを語ろうしない上、バイクの免許を急いで取ろうとする理由は何なのか。なんだかんだでとても気になる。さっそく下巻を読みたいと思います。

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    2026年03月23日
  • サクラ咲く

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    ネタバレ

    元々、子ども向けのレーベルから出版されていた気がします。電子書籍のためページ数ははっきりと分からないものの、辻村さんの作品にしてはあっさり目の印象。いつもと比べて内容が軽めで、読みやすい。それぞれの短編がリンクしていることを後から知って、作品に対する見方が変わりました。「約束の場所、約束の時間」「世界で一番美しい宝石」がいいな。おもしろかったです。

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    2026年03月23日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(下)

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    ネタバレ

    人間関係や犯人の状態は割と早めに想像できてしまったものの、狐塚が狙われたところらへんから面白いし、月子が殴られてお互いの好意がすれ違ったところは切なかったし、手術室でただ待つことしかできない無力さは涙でそうになった。
    それくらい登場人物たちに魅力を感じていたのかも。
    メインどころは大学生や院生と、大人になりきれない感じが不安定で良い。

    なだけに思念と事故のまぜ具合に少し違和感を感じたり、その脱走は死ぬやろと思ってからの病室のやり取りが綺麗すぎて、終盤萎えてしまったのが悔しい。これが相性…

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    2026年03月23日
  • 島はぼくらと

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    コミュニティが狭い世界の中で生きていくには、強さと時には素直さが必要なのだと思った

    幼なじみがいる心強さってあるんだな

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    2026年03月22日
  • はじめての

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    こんな著名な作家たちのアンソロジーがあったんだ…!と思わず手に取った。
    SFというか、不思議な世界観の話が多かったけど、それぞれの作家の味があって中々楽しめた。

    みんなの感想を読んで、YOASOBIとのコラボということを知った。調べたら全て聞いたことある曲でびっくり。MVを見て、小説通り…!素敵…!となった。YOASOBIってすごい。

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    2026年03月22日
  • 島はぼくらと

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    島の暮らしってこんな感じなのかなと想像することができた。ただいまいち最終的に何が言いたいのかよくわからなかった…もう一回読みたい。

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    2026年03月21日
  • ふちなしのかがみ

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    短編5編
    初っ端の話しからゾクっとした。
    その他の物語もどこかゾワゾワするないようで
    タイトルにもなっている
    ふちなしのかがみでゾワってなりました。

    鏡に縁がない
    現実と虚構の区別がつかなく混じり合う

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    2026年03月18日
  • 冷たい校舎の時は止まる(上)

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    登場人物を細かく描写することで「いじめ」をはじめとした人間関係の問題が読み取れます。
    思春期のいやーな感じ。
    大人になった今ではそれはほんとにどうでもいいことなのだと思うのに、当時はそうではなかった…。
    上巻では謎が多く、下巻で回収するのか楽しみです。

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    2026年03月17日
  • 家族シアター

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    うーむ…
    家族として以前にいち人と人とのコミュニケーションとしてそれはなくないか?っていう兄弟関係や親子関係が描かれていて、そこからなにか大きな出来事が起きて一件落着、やっぱ家族の絆✨みたいな持っていき方には少々疑問を覚えるところ。家族でもあまりの理不尽は許せなくないか?

    元々私は映画版でやたら良い奴になるジャイアンや、今まで散々出久をいじめてきたのに謝ればチャラになる、感動みたいな流れのヒロアカの勝っちゃん、勝手にグレて頑張ってた子達をリンチするスラダンの三井寿などなど、、反省して更生したよみたいなキャラを許せず、元々頑張ってる子が1番えらいという考え方だから、このような感想を持ったのでは

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    2026年03月18日
  • 冷たい校舎の時は止まる(下)

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    長い物語でしたー描写が細かい細かい…しかしまさかの自殺者ではありましたが動機が今ひとつアタシには理解不能でした『なんで?』って感じですかね!
    しかし長過ぎて細か過ぎて集中力不足になる作品という印象で、同著者の『かがみの孤城』は一気読み出来たのですが、そこはデビュー作の違いでしょうかね。

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    2026年03月16日
  • 琥珀の夏

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    あらすじに惹かれて読んだ本。

    このカルト団体、以前読んだ高田かやさんのコミックエッセイにあったカルト村を彷彿とさせられる。
    ・親と子は離ればなれで生活
    ・毎日問答(という名で、実質は大人が望む答えを導き出す)
    ・一般の学校に通えるのは中学生まで
    ・時々一般の子が合宿に来る
    ・自習室
    などの共通点があるので、エッセイに綴られたかやさんの気持ちとリンクしてのめり込んで読んだ。

    本文内で、
    ミライの学校の子は親と離れて暮らすのが普通になってるから自分の価値観で可哀想と思わない方が良い。
    という言葉があり、その時確かにそうかもなと思った。
    でもカルト村で産まれた高田かやさんは19歳の時に自分の一番

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    2026年03月15日
  • 冷たい校舎の時は止まる(下)

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    ネタバレ

    長い、長すぎる…!!
    本当に勝手な印象ですが、もし今の辻村深月さんが同じ題材で書かれるなら、もっと要素を絞って書かれたんじゃないかなと思います。
    SF・友情・恋愛・ホラー・家庭/社会問題などなど、てんこ盛り過ぎませんか?

    それぞれのバックボーンを描いているので『え?何の話?ストーリーに関係なくない?』みたいな感覚があって、特に感情移入できるわけでもなく、終盤までずっと冗長に感じてしまいました。

    菅原=榊であることはピアスやタバコの件でほぼ明示されていると言えると思うのですが、顔も見ているはずの他の7人が菅原≠榊として扱っていた・そう認識して(させられて?)いた理由がよく分からないまま終わっ

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    2026年03月15日
  • 青空と逃げる

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    ネタバレ

    「傲慢と善良」のあとがきで気になって。
    Googleマップを見ながら読むのが楽しかった〜!

    私が学生の頃に両親が離婚して、両親が自由になれないのは自分がまだ子供だからだって悩んでいたときがあったから、力の親に対する気持ちが痛いほど分かった。

    ハッピーエンドで良かったけど、淡々としていて感情が大きく揺さぶられることもなく(ラストもこんなに逃げ回っていよいよ再会なのにあっさりすぎた!)、長編なのもあってちょっと読むの疲れちゃったな。

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    2026年03月14日
  • 冷たい校舎の時は止まる(下)

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    かがみの孤城のあとがきだったか解説だったかで触れられていて、いつか読んでみたかった本。
    まず戸惑ったのが、メイン枠の女子の名前が辻村深月だということ。“イケメン2人を侍らせ”て甘やかされる可哀想で繊細なヒロインに、自分の、名前を...?
    辻村深月、おもしれー奴すぎる。

    かがみ~のラストがラノベっぽいというか読者サービス感あるなと感じてたんだけど、あれも作者の自分自身へのサービスだったのかな。なんて考えながら読んでて、あんまり謎解きや他の登場人物の掘り下げに集中できなかった。でもページ数のわりにスルスル読めて、伏線回収も綺麗で、やっぱり文章が上手だなと思いました。

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    2026年03月07日
  • 冷たい校舎の時は止まる(上)

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    辻村美月作品の中でも有名だけど読めてなかったところに最近オーディオブルに追加されてたので読んでみた。

    なんというか、綺麗なデスゲーム。
    こういう閉鎖空間に閉じ込められて一人ずつ死んでいく、、みたいなのって大体悪人なので下巻で実はこんな一面が、、ってなるのに若干期待してしまっている。
    面白いんだけど、ここから下巻ということと含め、正直ちょっと長い。
    人物の掘り下げが丁寧なことに意味があるのかもだけど、もうちょっとサクサク読みたいなぁ。

    あと作者と同姓同名の登場人物がいるのが、他人の夢小説読んでるみたいでゾワゾワする…
    か弱くてクラスの人気者男子たちに大切にされる立ち位置だし余計に…
    これ逆に

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    2026年03月06日
  • ふちなしのかがみ

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    辻村さんって、ホラーもかけちゃうんだ!奇妙な世界に入り込んでしまって、読み終えた後は不思議な気持ちになった。子供の頃、ホラーが大好きだった大人たちに向けた、ゾッとしてしまう短編集。説明がつかない部分があることも、恐怖心を掻き立てる。面白かった。

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    2026年03月01日
  • V.T.R.

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    スロウハイツの神様のコウちゃんのデビュー作
    辻村深月色はあんまりなくてスピード感持って読み進められる

    スロウハイツの中で、コウちゃんの作品は青春時代にハマるものでいつかは抜けると書かれてたけど、なんとなくわかる気がする

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    2026年03月01日
  • 冷たい校舎の時は止まる(下)

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    なるほど。

    上巻から菅原の違和感はあったし正体も予想していた。
    この中の誰が死んだのか?と最初からミスリードさせられたわけだけど、真相は別角度。

    もう少しテンポ良く展開していくと良かったなと思う。
    各人を掘り下げ過ぎな感が個人的にはある。それがいいって感想もあったからやはり本のレビューは難しい。


    なんにせよメフィスト賞の苦手意識がまた一歩進んでしまった。

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    2026年02月27日