辻村深月のレビュー一覧

  • 冷たい校舎の時は止まる(上)

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    大学受験を控えた雪の降るある日
    8人の高校生が学校内に閉じ込められた
    はじめは何かの悪戯かと思われたが、事態は次第に息詰まる緊迫した状況に
    そこで次々と起こる不可解な出来事…。

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    2025年12月03日
  • この夏の星を見る 上

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    私も大学生活半分がコロナとかぶってしまったけど、大事な中学・高校生活がコロナのせいで制限された子達はもっと大変だったし悔しかったと思う。
    上巻は今のところ、登場人物たちの人となりや状況説明で終わったけど、2020年ごろの大変だった時代がはっきりと思い出せるくらい丁寧に描かれてた。

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    2025年12月03日
  • ツナグ(新潮文庫)

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    すごく歩美の洞察力には驚かされた。
    何度かウルっとくるシーンがあった。
    自分が死んだ後に自分に会いたがってくれる人は果たしているのか、自分はもし会えるなら誰に会いたいかをすごく考えさせられた。
    いつ誰がどこで亡くなるかわからないから今を大事に生きたいと感じた。

    ⭐️3.4

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    2026年06月03日
  • ハケンアニメ!

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    アニメ業界を舞台にしたお仕事小説。

    登場人物達の思いが強く、それぞれに意識しあってより良いものを作ろうとする姿に熱くなりました。

    膨大な手間暇かけて、評価は一瞬。それをずっと続けていく怖さは凄く感じるところ。それでも評価に挑んでいくのは想像以上にハードなことでしょうね。そんな王子さんのパートをもっと見たかったのが正直なところではあります。もっと制作過程の苦しみや熱量を感じたかった。

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    2025年11月28日
  • サクラ咲く

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    学生時代に読んでいた時の方が好きだった気がしますが
    大人になってから読むのもすごく良かったです。

    とくに3つ目の世界で一番美しい宝石が好きでした。

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    2025年11月27日
  • ふちなしのかがみ

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    世にも奇妙な物語のような雰囲気。はっきりしない、もやもやした終わり方が多いので、自分で独自の解釈を作って読むのがたのしい。読みやすく結構どの話も面白かった。『おとうさん、したいがあるよ』がおきにいり。認知症ってこんな感じなのかなと思ったり思わなかったり。

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    2025年11月22日
  • 太陽の坐る場所

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    ✩3.6
    クラスメートの一人の視点で話が進んだあとに、また別の人の視点、また別の、また別の…
    話が進んでいくと、1人目の話で思ってたこと、考えてたこととあれ?なんか違うな?と思い、そのまた次で違うな?と思いの繰り返し

    それぞれの視点でそれぞれの人生
    実際に私も学生時代に勘違いしていてあとから言われて気づいたことだってある。
    些細なことやけど、喧嘩してちょっとの間口聞かない時期だってあった。もったいない…

    逆にみんな自分に本気で向き合ってるからこそ、相手との関係に差がうまれてしまうんやろか…

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    2025年11月20日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(上)

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    辻村ワールドすごろく5マス目の上巻。
    4マス目までの作品を読んだから手にとってみたって感じで、あらすじや前情報など大して把握しないまま読み始める。
    ん?これはどうやら先生の黒寄りの作品だぞって、そこで初めて気がついた(汗)

    序盤はなぜだか波に乗れずに苦労した。登場人物の関係性や立ち位置を整理しながら、ようやく主要なキャラを把握する。その後は、この作品の世界観が見えてきて、没頭することができた。

    カバーイラストから受ける印象とは違い、少しエグい殺人の描写が含まれている。大学生たちが織りなす青春モノって感じだけではない、ダークな雰囲気にザワザワさせられる。過去の虐待経験から復讐心を抱いた人物が

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    2025年11月15日
  • 家族シアター

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    ネタバレ

    家族に焦点を当てた短編集。
    「家族」という枠組みの中にいるだけで、縁を簡単には切れないし離れたくても離れられない。家に帰れば同じ空間で過ごさなければならない。
    そんな呪縛に苦しむ不穏な流れがありつつも、最後は心温まるオチでほっこり。
    もっとも印象的だったのは『「妹」という祝福』。
    学生時代によくある、周りからの視線を過剰に気にするくせに客観性がない、そんな主人公の内面に共感した。

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    2025年11月15日
  • きのうの影踏み

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    ホラー短編小説大好き、面白かったー!
    なんか、オチとかなくて曖昧に濁される感じがリアルな終わり方というか本当に誰かの実体験を聞くとしたらこういう感じなんだろうなと思った。ありきたりじゃなくて面白かった

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    2025年11月12日
  • 神様の罠

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    出張の時は短編集を持って出掛けるのが最近のパターンです。本作は平均的な内容でした。中でも“2020年のロマンス詐欺”は面白かった!コロナの頃は沢山の人々がいろいろな感情の中で生活していたのを、今なら冷静に振り返れます

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    2025年11月12日
  • この夏の星を見る 上

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    夏の物語を夏に読めた。夏だけでは無いけど。
    五島列島、渋谷、茨城が舞台。コンテストがキーワードだから、どこで繋がるのだろう…と思っていたけどコロナ禍で普及したリモートコミュニケーションが遠い場所を結ぶ
    コロナ禍のあの不安感、閉塞感が土台にある。私は人と話をしなくて良くて、人と会わなくて良くて心の平安が守れたのだけど、学生や観光業の人はさぞ辛かったろうな。また10年くらいして、コロナ禍を知らない子供がこの本を読んだら、歴史の教科書で読んだことあるって感覚になるのだろう
    辻村深月さんの本の読み易さはありつつ、舞台があちこち&色んな人が出てくるためにちょっと混乱…没入感は欠けるかも。

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    2025年11月06日
  • 太陽の坐る場所

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    青春の歴史を追いながら、ミスリードにかかってしまいました。
    辻村深月さんは、どうしてこんなにも心理描写を描くことができるのか不思議でならない。
    とても楽しめました。


    高校卒業から10年。クラス会で再会した仲間たちの話題は、人気女優となったクラスメートの「キョウコ」のこと。彼女を次のクラス会に呼び出そうと目論む常連メンバーだが、彼女に近づこうと画策することで思春期の幼く残酷だった“教室の悪意”が、まるでかさぶたを剥がすようにじわじわと甦り、次第に一人また一人と計画の舞台を降りてゆく……。28歳、大人になった男女5人の切迫した心情をそれぞれの視点から描き、深い共感を呼び起こす。圧巻の長篇心理サ

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    2025年11月03日
  • 水底フェスタ

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    村の閉ざされた社会についてのリアルを知らないのでなんとも言えませんが、『本当にありそうだな』と感じました。
    ただ、由貴美の復讐の動機や復讐のための手段が私の中でしっくりこず、読み終わりもスッキリとした感じにはならなかったです。
    辻村深月作品の黒バージョンと私あるあるで、読んでいる時はなんとなく楽しいけれど、『え?で?』となってしまうことが多く今回も漏れなく…という感じでした。

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    2025年11月01日
  • あなたの言葉を

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    最初の方は「なるほどー!いいこと言う」と思いながら読んでいたのですが、後半だれてしまいました。ずっとフワフワ優しい感じでした。
    子供向け新聞の連載だったようなので、毎週一つ読むならいいかもしれません。

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    2025年11月01日
  • 家族シアター

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    7つの家族の日常の一場面が描かれる短編集。
    家族という関係だからこそ、いざこざが起きて衝突して。
    面倒で一度拗れると複雑かつ厄介で、それでも関係性が切れずにいつか修復できる。
    それが家族というものなのだなぁと感じた。

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    2025年10月29日
  • 名前探しの放課後(下)

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    途中までめっちゃ良かったけど、最後のどんでん返しでガッカリしてしまった。でもこの方が書くあっさりだけどまっすぐな感情の文章も、キャラも好きだからほかの作品もまた読むと思う。本作に関してはもやもやして終わった。

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    2025年10月27日
  • この夏の星を見る 上

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    最後のは無い方が良い コロナだから感が強すぎる気もするが総じて良かった。ただ、文庫本化で追加された最後の(薄明の流れ星)は無い方が良い。いきなりコロナ前に戻され特に何もない。

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    2026年01月03日
  • はじめての

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    全員好きな作家さんでYOASOBIもよく聴かせて頂いております。

    島本理生と宮部みゆきは世界観の設定が短編としては複雑過ぎて置いてけぼり感が強かった。
    辻村深月はまぁ少しの驚きはあるものも普通かな、と。
    この中では森絵都が一番キャラ造形と笑いと青春が混ざりあっていて面白かったです。

    YOASOBIの歌詞と併せて読んで聴くととまた違う感動がありました。

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    2025年10月25日
  • 冷たい校舎の時は止まる(上)

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    前半、閉じ込められる状況設定完了までが長いと感じ、綾辻さんの「Another 」に似たイメージで、なかなか話が進まず少し退屈してしまった。
    後半は充くんの自殺してしまう心情の描写が印象に残っている。清水さんは外から見たら悩みなんてなさそうな人に見えるけど、かなり孤独で。
    誰にもどこかにある気持ち。
    一人一人の話だけで短編として、出版できそう。

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    2025年10月24日