辻村深月のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ錚々たるメンバーの短編集。
乾くるみさんの作品はよく使われる書き方で、今までならまた騙されたーと思うところでしたが、今回の話しでは何故か、まぁそうだよな、自分が勝手に決めつけて読んでたし、そうゆう解釈も最初から出来てたよねとすんなり納得してました。
米澤穂信さんの作品に関しては凶器がそれかー!とゆう驚きと「刺してはいない。刺さったんだ」とゆうセリフがいい感じの余韻を残してくれたので好きでしたね。
芹沢央さんは、他の作品では結構暗い、嫌な気持ちが残るイメージが強かったのですが、今回の話しでは少しの寂しさと少しの感動が残るまた違った印象を持てたストーリーでした。
大山誠一郎さんは初めて読ませて頂 -
Posted by ブクログ
チヨダコーキのデビュー作
というテイの作品
これは少年向け雑誌に連載されていたんだっけ?
中学生がちょっと大人になったつもりで読むくらいにはちょうどいいのかも
偽チヨダコーキは更にドギツい作品だったはず
それは中高生向けとしてよかったのかな…
ある世代に刺さりまくる作風というのは何となく分かる。これ理解する俺かっけーみたいな。
とは言え、更に上の世代が読んでも感じるものがあるのも分かる。
チヨダブランドは抜けた様で、やっぱりいいなぁと再確認するんだろうな。
解説を環が書いていたり、奥付まできっちり作ってあるのもいいね。
チヨダコーキの作風を使いながら辻村作品と成るのはさすがだ。
スロ -
Posted by ブクログ
ネタバレふとした事をきっかけに日常の綻びが生じ、本来視えてはいけないものを覗き見してしまった気分。瞬きした直後に自分も目の当たりにしてしまうのではないかと、王道の心霊や人怖ホラーというわけではないのにずっと薄ら寒かった。ただ短編であるせいか、話によってはこれで終わり?と感じるものもあり。
「十円参り」、「殺したもの」、「噂地図」がよかった。
「十円参り」や「噂地図」は得体の知れないものなのに現実味があるから怖い。相手を消してしまったかも知れないと不安がっているが実は自分が世から消されていると気づいたときの恐怖、事故や事件などもっとわかりやすい不幸が身に迫るかと思いきや「噂」を認知できなくなるという罰。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ辻村双六9/11
短編3章からなります。(後に皆さんのコメント見ていたら文庫本には5話あるということなので、そのうち追記。追記しました。)
冷たい校舎のときは止まるとのリンクが多くて、リアルタイムで読んでると全く気づかず。最後のネタバラシが楽しいです。
基本的に学生時代の話で、まだまだ考えが若く、自身の学生時代を思い出させる内容でした。
無謀なことをやるし、なんでそんなことやったんだろう。とか、喧嘩したと思ったらすぐ仲直りする。
現在の考えでは到底できないような気持ちを思い起こさせられました。
懐かしい時代の空気を味わえる一冊です。
◯ロードムービー
小学5年生のワタルとトシ時に家出をする -
Posted by ブクログ
ネタバレ日常のちょっとしたことに「もしもこうなら怖いな」が詰まってる感じ。
内容はすごい面白いのに本当に個人的に文章が合わない。
下手とかじゃなくて本当に個人的な相性。
自分は「十円参り」「だまだまマーク」「7つのカップ」が好きです。
十円参り
あくまで自分は怪異の外にいるはずだったのに実は当事者だった、という怪異的な怖さと異常なまでに友人に固執するふたりにその二人を消すために十日間おまじないをし続けた子の人間的な狂気が読んでいて薄ら寒い。
だまだまマーク
昔の話ならその子はもう中高生かな、と何事もなく子どもが成長することを前提とした一般的な思考回路からラストの母として悟ってしまった「今、高校生