辻村深月のレビュー一覧

  • 子どもたちは夜と遊ぶ(上)

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    読み始めはなんだか気分が乗らず、読み進めるのに時間がかかった。
    キャラクターが立ちすぎていて、その人たちが繋がっている様子をイメージできないというか、アニメっぽく感じたからかも。
    ただ、中盤くらいからはあっという間に読み終わった。
    下巻をとにかく早く読みたい。

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    2024年10月05日
  • ふちなしのかがみ

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    小学校時代に流行った怪談をはじめ何遍かまとめたホラー
    自分のとこの花子さんは女子トイレの手前から3番目に出るっていう噂話だったな。踊り場の花子さんで怪談から殺人事件になったりしてちょっとぞくっとした
    個人的には8月の天変地異が好きかな。学校でついてしまった嘘から見えない友達が現れたりキョウスケとシンジ、ゆうちゃんの友情物語で好き
    ふちなしのかがみだと一目惚れした男性から恋占いして激しい嫉妬うえのストーリーだったりした

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    2024年09月27日
  • きのうの影踏み

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    ゾワッとするお話が13作品の短編集。
     
    じんわりと怖いものヒイッとする怖いもの
    そして切なくなるもの、そんなお話。
     
    どのお話も良かったんだけど
    「手紙の主」
    の不穏な感じ、終わり方、全てが好みだった。
    “なに”か分からないっていちばん怖い。
     
    「十円参り」
    もめっちゃ好き。
    ありそうでなかった気がするお話。
     
    物事ってやっぱり因果応報だよね。
    どの物語も、無さそうでありそうな話。
     
    ここで終わりなの…?続きを教えてくれ…。ってものも多い。
    けどその読後感を考えてのものだと思うと、また背中がソワッとする。
    結末を託されるのが嫌な人には嫌な作品だと思う。
    けどこういう作品って、そこを含

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    2024年09月26日
  • ロードムービー

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    10年前にスピンオフだと知らずに読んでしまい消化不良だったが、ようやく冷たい校舎〜を読んだのであらためて再読。
    彼らのことを知っているか否かでかなり読み心地が違う気がする。「ロードムービー」はすぐに両親の顔が浮かんでさもありなんとなるし、「雪の降る道」は直前のエピソードとこれから先の彼らを知っていると一層グッとくる。
    でも一番気に入ったのは「トーキョー語り」かもしれない。田舎暮らしの厄介なところを上手く煮出していて、天然コケッコーを思い出した。この話は単行本には入っていなかったらしく、今回は文庫本にしてよかった。
    エピソードによっては丁寧な書き込みを長いなと感じることもあるのだが、(作家)辻村

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    2024年09月25日
  • きのうの影踏み

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    13編の短編集だが、題名が意味を持っている。
    ホラーというか、非科学的な事象を辻村深月さんのエッセイのように記述されている。

    人は誰しもが過去に傷を持っている。その過去の思いが、しっぺ返しのように起こると、ある意味怖いものだ。人の心理に面白い角度で切り込んでいる点は、さすが辻村深月さんだと感じた。

    記憶というのは主観的で曖昧なものだと思う。この世は科学では解明できない事象は存在する。ただ、それが主観的データに基づくものだから、科学的に証明することができないのが現状だろう。

    不思議な出来事は、科学的に証明されないからこそ面白いと思うのである。わかってしまうと興醒めだったりする。私には文学的

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    2024年09月25日
  • クローバーナイト

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    子育て世代に多く共感が得られるようなストーリー。私の場合、保活はたしかに園探しはいろいろと気を揉んだけど、ここまでじゃなかったなぁ。お受験の話も、都会にはこんな人達がいるんだ…いやぁ無理…。子育て中の私でも知らない子育て世代の苦労があるんだなぁとちょっと他人事のように感じたところも。志保と実母の関係性は自分にも少し似たようなところがあり、子育て経験者はみんなどこかしらに共感しながら読める本だと思う。

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    2024年09月23日
  • V.T.R.

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    スピンオフということで、様々なところで本編との繋がりがあって面白い。物語の進み方のテンポが早く、セリフも軽快。

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    2024年09月21日
  • 光待つ場所へ

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    ネタバレ

    ん~…
    過去作品のスピンオフ作品を集めた短篇集だからなのか、
    (そしてその作品たちを未読状態)
    私があと10、15歳若かったら違ったのか、
    あまり刺さらなかった。

    せっかく文庫を新品購入したのにこれは悔しい。

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    2024年09月19日
  • 水底フェスタ

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    んー今まで読んだ辻村美月で一番面白くなかった。 高校生に成人女性が接近するとか現実だと気持ち悪いしありえないから前半引いて読んでたけど後半にまさかそうなの?って仕掛けが出てきたりその高校生でないといけないって理由が語られ出すけども、全体的に醜悪。そのように意図して描かれているのはわかるが、主人公の高校生が生意気で虚勢を張ってる姿が不快で感情移入できなかったな。しかも血液型の話も確実では無いと含みを持たせてるし結局これは、みたいな終わらせ方つまんないし、ラストも死んだか行方不明で終わりって最悪だよ。

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    2024年09月14日
  • V.T.R.

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    『スロウハイツの神様』のスピンオフ作品。本編で登場するチヨダ・コーキのデビュー作で、17歳の時に書かれたという設定だからか、荒削り感をあえて出したような作風に感じた。

    物語は主人公ティーが、元恋人アールの情報を探りながら迫っていくお話で、二人ともマーダーという国から殺人を公認されている闇稼業を生業としている。どこかディストピアな世界観が、コーキのダークな部分を醸し出していて興味深い。ティーのアップテンポな行動や思考のノリで進行し、ラストはしっかりとミステリー感を味わえた。

    作中作ということで、装丁も凝った作りになっているし、解説も赤羽環という演出の効いたこだわりが嬉しい。しかも環の解説のチ

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    2024年08月31日
  • Another side of 辻村深月

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    辻村深月の対談等々をまとめた一冊。伊坂幸太郎、道尾秀介、米澤穂信、あずまきよひこ、羽海野チカとか好きな作家・漫画家がたくさん出てきて嬉しかった。『ハケンアニメ!』のときに取材をしたアニメ監督の松本理恵がBUMPの新世界とアカシアの人だったのもびっくり。

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    2024年08月24日
  • 東京會舘とわたし 上 旧館

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    なんだろう、ストーリーは面白いんだけど、全然前の男性が「…と強く感じた」と書かれてると、だって会ったことないんでしょ⁉︎と違和感を感じた。穿ち過ぎ?
    読み進めて時代が近づくにつれ、かなり違和感は払拭されて面白くなってきた。
    最初は読まないつもりだった下巻も読もう。

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    2024年08月21日
  • 神様の罠

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    6人の作家さんによる短編集。
    特に乾くるみさんの作品が印象に残りました。オチがきれいで、ついすぐに2度目を読んでしまいました。考え抜かれた構成が魅力的な作家さんだと知ることができ、大収穫でした。
    2020年頃の日本を舞台とした作品が多く、当時そうだったなと懐かしさを感じました。

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    2024年08月20日
  • V.T.R.

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    スロウハイツが凄く面白かったので、こちらの作品もずっと気になってました。

    私が鈍感なの?最後まで全く気付かず。
    見事にやられました。

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    2024年09月01日
  • 光待つ場所へ

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    辻村深月さんの短編集。
    『冷たい校舎の時は止まる』の登場人物、『僕のメジャースプーン』『名前探しの放課後』の登場人物の中学校時代のはなし。
    さいしょと最後の『彼女』が誰だかわからなくてモヤモヤ…ま、いいか。笑

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    2024年07月22日
  • レジェンドアニメ!

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    ネタバレ

    「ハケンアニメ!」の人物観が深まって、とてもよかった。

    ハケンはハケンでまとまった話なので、蛇足に感じなくもないですが。
    「九年前のクリスマス」だけ、書店のリーフレットをいただいて読んだことがありました。
    ハケンを3名の女性が主人公の物語だと捉えていたので、このクリスマスは抜けて好きです。

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    2024年07月17日
  • V.T.R.

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    スロウハイツの神様に登場する、チヨダ・コーキのデビュー作。
    ラノベなのでとても読みやすかったです。
    物語の設定や構成も面白かった。ただ、Rの真相はぼんやりとしたまま終わってしまうので、そこがもう少し知りたかったなぁと思いました。
    コウちゃんはこういう物語を描き、環はこれを読んで励まされていたのかと思うと、堪らない気持ちになりました。スロウハイツの神様ファンは必見です。

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    2024年07月17日
  • ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。

    匿名

    購入済み

    なんとも言えない

    登場人物たちの気もちがどれもわかる感じがしました。特にタイトルの意味がわかった時、チエママが最期に思ったであろう気もちを想像すると、自分の母親も同じなのかなぁと思い、なんだか胸がしめつけられました。

    #共感する

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    2024年07月15日
  • 琥珀の夏

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    初めての辻村作品。これだけ売れている作家とあって、文章力や構成力は申し分ありません。心の繊細な機微に感情を揺さぶられたり、大人のずるさに心を痛めたり、没入できる箇所がたくさんありました。

    ただ、一方で、常長に感じられるところもあり、六百頁超えは長かった。百頁くらい削ってほしかったかな。

    ミライの学校の活動にのめり込み、自分の娘をないがしろにするミカの両親。あることが原因で、やっと両親と対面したミカが「何かがあったら、この人たちは、会いに来てくれたのか。いい子にしてたら、会えるんじゃなくて、何か、問題を起こせばよかったのか」と抱いた心情は本当に切なかった。

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    2026年01月01日
  • 東京會舘とわたし 上 旧館

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    東京會舘という場所に誇りと親しみを持って生きてきた人たちの心温まる物語、歴史的背景も加わってとても味わい深い内容に仕上がっている。
    東京會舘の周辺、この本にも出てくる帝国ホテルやパレスホテルの辺りをゆっくり散歩するとこの物語の情景が浮かんできそう。
    近いうちに下巻も読もうと思う。

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    2024年07月12日