辻村深月のレビュー一覧

  • 島はぼくらと

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    辻村さんらしさ溢れる内容。
    これって実話?と思い込んでしまうほどのリアリティ溢れる描写や人間関係、高校生のある意味繊細な心理表現の言語化の上手さはさすが辻村さんという感じ。
    多分、この本を執筆するにあたり相当な取材を重ねたんだろうなと思う。

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    2026年04月22日
  • スロウハイツの神様(上)

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    ネタバレ

    3.1

    まだ下は読んでいないので上まで

    ストーリーが文学系の人間たちのストーリーで自分に響かない。でも流石辻村深月。読みやすい。
    ただ、今まで読んだ数冊の辻村深月作品と比べるとやや読みにくい。語り手が変わるからか?最初は時系列もやや分かりにくかった。

    トキワ荘みたいな、駆け出しの文学系の人間たちのアパートでの生活ストーリー。それぞれの登場人物にそこまで感情移入ができる訳でもなく、特に主人公の性格に関しては癖が強く共感は全くない。

    面白くない訳では無いが、まだ自分に響いていない。下巻を読んで感想を考えたい。

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    2026年04月19日
  • 時の罠

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    『まあ、いい先生だったんだろうけど。』比留間先生の真実。親父会のその後。
    タイムカプセルの八年 辻村深月

    『縁結び一本、ざっと千年のお勤めを果たしてきたところであります』
    トシ&シュン 万城目学

    『意識らしきものはあった。だがそれは知性ではなかった』
    下津山縁起  米澤穂信

    『研究室からパクってきた』『優介の好きなように使えばいい。』
    長井優介へ  湊かなえ

    最初の比留間先生の衝撃が凄くて(親父会にすくわれましたが、さすが辻村深月さん)、その後の万城目学さんの語り口の神様にほっとしました。
    山との通信の不思議(米澤穂信さんの)におっと思い、最後もタイムカプセルで、湊かなえさん独特の途中の不穏な経過にどきどきしましたが結末に安堵しました

    時をテーマに、四つの上質な短編に浸れました

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    2026年04月19日
  • 青空と逃げる

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    小さな町ではよそ者は目立ち訝しまれるが、小さな町だからこそおせっかいが届く距離感。人の温かさに助けられながら今を必死に生きる親子の絆と逞しさを感じられた。

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    2026年04月17日
  • 島はぼくらと

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    『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』というフレーズがチラつく新年度。まとまった読書時間を作り出せていなくて、細切れの時間では読書にのめり込むことができないなぁ、と残念に思っている。だから、この本の感想は、気になったフレーズを引くだけに留める。

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     人の中に入り込むことと、自分の庭に人を入れること。人に、自分の中に入ってきてもらうこと。
     それはたぶん、どちらも等しく時間が必要で、そしてまた時間だけではどうにもならないものでもある。

    人が乗っかるのは、栄誉だけではない。人間は、自分の物語を作るためなら、なんにでも意味を見る。

    精一杯軽い声で、冗談めかして言わないととても口にできない。それくらいの不安は、衣花の胸にも常にある。

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    2026年04月16日
  • ふちなしのかがみ

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    ネタバレ

    ホラー短編集
    ○踊り場の花子★★★
    面白かった。さゆりが可哀想でならない。
    相川の良い人の皮がじわじわと剥がされていくのが怖くて心地良い。

    ○ブランコをこぐ足★★
    わかるようなわからないような。
    インタビュアーは茜?
    みりちゃんは茜のシミュレーションのようにふと「ここから飛んだらどうなるのかな」って魔が刺したのだろうと思った。
    坂田さんはちゃんとみりちゃんを大事な友達と思っていそうで良い子だと思った。

    ○おとうさん、したいがあるよ★
    全然わからない。
    ネズミの死体ってことでいいのかな?
    でも近所の子供と配達員は現実?わからない。
    死体の表現がグロテスク。
    親の認知症に向き合えるか不安でならない。

    ○ふちなしのかがみ★★★
    面白かった。
    叙述トリックだよね?友人は学生じゃなくて教員とかなのかな?香奈子を本当の年相応に見ているから友人も成人なのだと思うけど確信が持てなかった。

    ○八月の天変地異★★★
    面白かった。
    ゆうちゃんは幽霊だったのかな。
    プロローグからは悪い結末しか想像していなかったから、最後は爽やかなハッピーエンドに感じた。
    二人はずっと親友でいてほしい。

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    2026年04月15日
  • 太陽の坐る場所

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    嫌な子達ばかりで読むペースが落ちた。
    それほどリアルな思春期の少年少女達のその後の同窓会のお話


    登場人物は少ないのにこの方の「名前」のナゾ掛けが読み手をややこしくする

    辻村深月をいつ読むか…今じゃなかったかも。

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    2026年04月14日
  • 琥珀の夏

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    前振りが長い。130ページがなかなか退屈であった。それでもギリ読めた。情景表現が小学生の視点だった。だからなかなかしんどく感じた。ただ前振りを終えて始まると気付いた。いつもの辻村構文に戻っていることに、やっぱりすごい。
    読み終えて思ったのは、話が長い。ページを費やしすぎてる。面白いけど、面白くもないパートも長いためかなり退屈。最終的に性的な、子育てにおいて触れにくい部分をブラックボックスとしてしまうことの愚かさを描いていたが、、うーんイマイチ。良い話として終わった?のか??ぐらい。
    もっと良い作品を描ける著者だと思うので物足り無さを覚えた。

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    2026年04月12日
  • サクラ咲く

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    文体が読みやすく1日足らずで読み終わってしまった。さすが辻村作品。

    3つの話はどれも思春期の学生を描いた物語だ。
    思春期特有のわだかまりや葛藤を描きつつもどの話もサクラが咲くようにパッと笑顔になるようなラストでほっこりとした。

    話中での伏線回収は少ないが流石は辻村深月。
    話を超えて「あれこの人ってもしかして?」と思えるような伏線回収が気持ちよかった。
    特に「世界で一番美しい宝石」の海野先生や一平の父としてマチや朋彦が登場したときは嬉しかった。

    数いる登場人物の中でも自分は「サクラ咲く」のみなみが好きだった。リーダーシップがあり何でもそつなくこなすがどこか無理してしまっているようなところもあり、支えたくなってしまう。

    どちらかといえば重めのテーマが多い印象の辻村深月だが本作はスっと心が軽くなるような短編集なので読書初心者にもおすすめしたい。

    窓からサクラが見える新学期の教室の窓際の席で読みたい1冊。

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    2026年04月09日
  • あなたの言葉を

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    辻村さんが毎日小学生新聞に掲載していた記事をまとめた本とのことであるが、自身が小学生であったころの体験を交えながら丁寧な表現にあふれ、内容は大人が読んでも「なるほど、そのような説明の仕方があったか」と思わせる点が多い。

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    2026年04月08日
  • スロウハイツの神様(上)

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    上巻はつらい。淡々としいて、平和で、つらい。でも全ては下巻の疾走感、押し寄せる感情の揺さぶりにつながるから、読んで吉!下巻は⭐︎5!

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    2026年04月08日
  • オーダーメイド殺人クラブ

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    これ、中学生ぶりの再読だから十年ぶりくらいでした。一度手放したんですが、最近辻村深月ブームなので購入して読んでみました。中二病感満載で楽しかった。私も少女論とか臨床少女読んでみたい!笑ただの悲劇でもただの喜劇でもなく終わるところがやっぱり辻村深月ワールド。

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    2026年04月06日
  • 闇祓

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    読んでて不気味だった、話し的には絶叫学級とかにも出てきそうな話しだなと思った、大人版絶叫学級的な印象があった、自分も闇ハラには気をつけようと思った

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    2026年04月02日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(下)

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    これもめちゃくちゃ長い作品で読むのが大変だったけど、ミステリー要素強めで面白かった、今まで読んだ辻村深月さんの作品の中では「冷たい校舎の時は止まる」の次くらいに面白かった

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    2026年04月02日
  • この夏の星を見る 上

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    ネタバレ

     コロナ禍を経験した世代の思いや感情が描かれていて、共感できる部分も多かった。

     辻村深月さんは登場人物が多いにもかかわらず、それぞれの人物やそれぞれの高校での出来事ををしっかり平等に描き分けていて、改めて構成の上手さを感じた。
     自分自身はもともと天文にあまり興味がなかったけど、作品を通して少しずつ関心を持ちながら読んでいる。
     作中では天文に夢中になり、自分の考えをしっかり持っている登場人物が多く、その点も魅力的だった。

     面白かったが、他に読んだ星4評価の作品と比べると、現時点では評価は星3くらいだと感じている。まだ上巻しか読んでいないため、下巻も読み進めていきたい。

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    2026年03月30日
  • 水底フェスタ

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    ネタバレ

    父親さあ……。。。自由にと見せかけ全ての責任を負わせるの最悪だ。村の前に家族という最小単位が機能してなくそれを村のせいにしてるようにも感じられて後味悪…でした。明かされていないことが多いのは闇に葬られるモヤモヤをこちらにも体験させてくれてるのかな。にしてもモヤモヤするとこ多いー!辻村美月さんの痛い、そして痛々しい描写が好きです。

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    2026年03月28日
  • 冷たい校舎の時は止まる(下)

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    ネタバレ

    一気に読みたくなるぐらいに、おもしろかった。だけど、なんか物足りない。自殺者の正体に意外性がないというか、その答えはずるいなあと。菅原の正体も確信はないものの、なんとなく思っていた通りだったし。辻村さんの作品について、wikiで「不幸はあるけど基本的にはハッピーエンド」のようなことが書かれていて、ぬるい感じなのかと心配してたのが当たったかな。ずいぶんのめり込んで読んだ分、残念に思ってしまいました。オチはともかく好みの作風なので、他の辻村さんの作品も読んでいきたいです。

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    2026年03月24日
  • 冷たい校舎の時は止まる(上)

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    ネタバレ

    おもしろい!デビュー作でここまでの長編を書き上げた辻村さんには頭が下がります。最初はあんまりの厚さと上下巻構成に読み始める気が起きなかったのですが、読みやすい文体で物語に没頭。楽しめました。作者名とヒロインの名前が一緒ということにも痛さを感じてたんですが、まあ慣れたかな。ホストと自殺者は誰なのか?この2人は同一人物なのか?謎が多い。下巻も気合いいれて読みます!

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    2026年03月24日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(上)

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    ネタバレ

    「i」は誰なのか?連続殺人は約束された人数が殺されるまで続くのか?デビュー作の青春+ミステリーのイメージで読み始めたので、生々しく人が次々と殺されていく描写に驚きました。虐待の様子も痛々しい。浅葱が下巻でどのような行動をとるのかとても気になります。犯人が双子というのも好みで、おもしろい。ただ、ヒロインの月子がデビュー作の深月と同じようなメンタル弱めの愛されキャラでそこはどうにも受け入れがたいというか。辻村さんはこういうヒロインに憧れているのだろうなと、ふと現実に帰ってしまう。そこはちょっと残念です。

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    2026年03月24日
  • オーダーメイド殺人クラブ

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    厨二病とはこういうことを言うのかな。。?死んでやるってムキになるとこもまた若さなのか。。?あんまり好きじゃないな〜と読んでたけど。。アンちゃんと徳川の関係は好きだった。周りの目なんて気にせずクラスでも仲良く話せたらよかったのに。。繊細な思春期の中学生って感じか。

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    2026年03月24日