辻村深月のレビュー一覧

  • 水底フェスタ

    Posted by ブクログ

    面白かったけど…。これは後味が悪い。そもそもこの作品全体に漂う重苦しい空気はなんだ?まるでホラー映画でも見てるかのように不気味だった。これを文字だけで表現してるのだから、やっぱり凄い。

    0
    2024年01月23日
  • 七つのカップ 現代ホラー小説傑作集

    Posted by ブクログ

    2010年代の発表作を中心に選ばれた現代ホラー短編7選
    小野不由美、山白朝子、恒川光太郎、小林泰三、澤村伊智、岩井志麻子、辻村深月のラインナップに期待して読み進めましたが・・・
    ホラーよりファンタジーな感覚の作品が多かったです。
    ちょっと怖かったのは小野不由美と澤村伊智(さすが!)かな??
    辻村深月は完全に「ツナグ」の世界観でした。悪くはなかったけど・・(^_^;)

    0
    2024年01月18日
  • 七つのカップ 現代ホラー小説傑作集

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「子供を沈める」
    いじめを苦にして自殺した被害者が、4人の加害者の子どもに生まれ変わってくるというお話。

    被害者は、加害者の子どもに生まれ変わって何がしたかったのだろうか。初めは復讐なのかと思っていたが、最後の加害者が、他の3人の(加害者の子達)分まであなたを愛すると伝えると、微笑みを返したという形で終わっている。

    被害者には、前世でいじめられた(というより、怖い事をされたという曖昧な)記憶は残っていても、母親となっている相手が、そのいじめをしていた当人だと分かっている様子はなく、反省を求めるような素振りもない。

    もしかすると、加害者自身が具現化した過去の罪と自ら向き合い、それを乗り越え

    0
    2024年01月15日
  • 水底フェスタ

    Posted by ブクログ

    ロックフェスタで有名な小さい村に住む男子高校生「広海」が、歳上でモデルの女性に恋する恋愛物語!
    …という爽やかさは無く、いっそホラーに近い物語。
    村社会で生きる人間たちは、ドロドロのズブズブな
    沼さながらの伝統や慣習に頭まで浸かっている。
    読みながら沼底に引き摺り込まれるような感覚を
    覚える、重く仄暗い話。広海くん、頑張れ苦笑

    現代社会にも、この村の要素を含むような地方都市又はコミュニティが存在しているんでしょうね…。
    「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」や「太陽の坐る場所」
    に続く、「ザ・閉塞的な地方都市シリーズ」
    (勝手に命名しました)でしたが、今回は男子高校生が主人公だったこともあってか、性描

    0
    2024年01月06日
  • 神様の罠

    Posted by ブクログ

    評判が良かったから若干ハードル上がってたかも。
    この作品の感想ではないけど、作者わかってて読むのとそうでない場合に受け取り方変わる気がする。
    今回初めて読む作者のやつが圧倒的につまらなく感じて、ある程度読んだ作者のものの感想がさすがだね〜って感じだったので

    0
    2023年12月31日
  • 神様の罠

    Posted by ブクログ

    色々な作家さんが読めるのでと購入。

    個人的には『投了図』が良かったかな。
    辻村さんのは以前読んだことがあるのに、途中まで気づかず。
    いかに流し読みしてるかと反省してみたり。

    やはり長編の方が好き。

    0
    2023年12月31日
  • V.T.R.

    匿名

    購入済み

    チヨダコーキの作品を読む事ができて嬉しかったです。

    0
    2023年12月05日
  • Another side of 辻村深月

    Posted by ブクログ

    ついに辻村さん全制覇したので!念願のこちらの本が読める……!辻村さんとの対談、スピンオフ小説、作品解説、何と贅沢な一冊!辻村さん好きの人たちがワイワイ話しているのを盗み聞きしてるみたいで楽しいし色々読み返したくなる。
    とりあえず「この夏の星を見る」でリンクしてるという家族シアター再読せねば。
    あとこれのスピンオフも載っててそりゃまぁいいのなんのって。他にも単行本未収録のホラー短編もあるしほんまに盛り沢山!「あとは野となれ大和撫子」の文庫解説読んでめちゃくちゃ読みたくなる凄い。
    初めて辻村深月さんの人となりを知ることができて、こうして特集が出るくらいたくさんの人に好かれているのが分かり、何故か1

    0
    2023年11月12日
  • Another side of 辻村深月

    Posted by ブクログ

    辻村深月さんのことを好きな人が
    集まっている本。
    ワイワイガヤガヤしてました。
    この本を読む前よりも
    辻村深月先生が好きになった。

    0
    2023年10月28日
  • Another side of 辻村深月

    Posted by ブクログ

    「この夏の星を見る」を読んだ後、表紙にひかれて手に取りました。読む順番が逆でなくて良かったと思いました。沢山の方が賛辞を寄せているのはもちろんのこと、御本人による全作品解説そして担当編集者によるコメントがライナーノーツ的で良かったです。そして、後半のお薦めするホラーミステリー5選を興味深く拝読し、次に読んでみたい本につながりました。

    0
    2023年10月27日
  • クローバーナイト

    Posted by ブクログ

    『読み手の状況により捉え方が異なるよう』

    育児,家族その他取り巻く環境のような題材の為読み手により全く異なる本になりそう。

    自分は該当する状況では無い為
    傍観者のような気持ちで読み進めたが、
    当事者意識が入るとこの本の更に深い部分を
    発見する事ができそう。

    0
    2023年10月24日
  • 神様の罠

    Posted by ブクログ

    6人の作家のミステリー短編集。辻村深月のは「嘘つきジェンガ」で読んだことがある話だった。改めてコロナ禍の話が増えたなぁと感じた一冊。

    0
    2023年10月05日
  • 神様の罠

    Posted by ブクログ

    辻村深月の短編読むために購入。「2020年のロマンス詐欺」は「嘘つきジェンガ」にも収録されている。
    コロナ禍でいわゆる「闇バイト」に手を出してしまった大学生が主人公。この設定がコロナ禍あるあるって感じでいいなと思った。締め方の読後感がいいのは流石辻村深月だな~と思う。

    0
    2023年09月29日
  • 小説 映画ドラえもん のび太の月面探査記

    Posted by ブクログ

    ドラえもんを小説で読むという珍しい体験でしたが、馴染みのあるキャラ達の冒険の様子は脳内でスッと再生されました。
    異種族交流 出会いと別れという好きなテーマ
    映画の方も見たいです。

    0
    2023年09月20日
  • Another side of 辻村深月

    Posted by ブクログ

    大好きな辻村深月さんの解説書みたいな感じ。
    これまでに刊行された本すべてのご本人による解説、色々な作家やクリエイターや俳優との対談、影響を受けた本など、盛りだくさんな内容。
    書き下ろし短編もあるので、ファン必読!

    0
    2023年09月11日
  • 神様の罠

    Posted by ブクログ

    ミステリー界をリードする六人の作家によるアンソロジー。どれも味わいある。ぐっと来たのは芦沢央の『投了図』。ハラハラしたのは辻村深月の『2020年のロマンス詐欺』。

    0
    2023年09月02日
  • 鍵のない夢を見る

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    登場人物それぞれが少しぞっとするような面を持っていながらも、身近にいそうなリアリティもあってぞくっとしました。
    ぞっとするような面が自分自身の奥にある一面とも重なるようで考えさせられます。
    特に「芹葉大学の夢と殺人」が印象的でした。絶対に無理だと分かるはずのことなのに現実を見ようとしない雄大にある種のサイコパスっぷりを感じながらも、この現実が見えていない痛々しさには自分1人では気づくことが出来なかったのかと思うと怖くなりました。

    0
    2025年12月21日
  • 水底フェスタ

    Posted by ブクログ

    少年が、様々な思惑の蠢く大人たちに翻弄され続け、最初から最後まで閉鎖的な田舎の陰鬱さで一杯。本当にどこかの田舎でありそうに思えて、こんなの読んだら、田舎暮らしなどしたくないと思うのが正直や感想。
    星は3.5くらいです。

    0
    2023年08月26日
  • 神様の罠

    Posted by ブクログ

    6人のミステリー作家による短編集。どれも読み応えがあり面白いので、持ち歩いて読むのに最適だと思う。乾くるみの「夫の余命」のどんでん返しは思わず唸る展開で特に印象に残った。

    0
    2023年08月14日
  • こどものころにみた夢

    Posted by ブクログ

    12人の作家による夢や思い出のアンソロジー。
    堀江敏幸氏の「ハントヘン」、長野まゆみの「衣がえ」が良かったです。

    0
    2023年08月02日