辻村深月のレビュー一覧
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ネタバレ久しぶりにデスゲーム(?)推理(?)ものを読んだ。いつも通り犯人を予想しながら読んだ。自●したのが春子なのは当てれたけど深月が閉じ込めていたのまでは当てれなかった。分裂も考えてはいたけど可能性広げすぎると根拠のある考察難しくなるから早い段階で選択肢から外していた。それと菅原=榊なのは全く予想できなかった。1番好きなのは彼で、意外と大人なところが好きだったんだけどネタバラシされてなるほどな〜といった感じ。挑戦状を突きつける系の小説だと思うけど突然出てきた設定もあるしフェアじゃないとは思った。清水と景子以外の女性陣は感情的すぎて生理的にキツイ。男連中はよく受け入れてると思う。この作品は作者の辻村深
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新型コロナウイルスが流行した2020年。
さまざまな活動が自粛される中、住む場所も学年も異なる亜紗、真宙、円華たちは、宇宙を通してつながる。
手作りの望遠鏡で星を捕えるコンテストに向けて、試行錯誤が始まった。
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コロナ禍の、どこにも逃げ場がない苦しさを思い出して、息苦しくなった。
だけど爽やか。
辻村深月さんの作品だったので、もう少し痛みを伴うのかなと思ったが、終始爽やかだったのは、そもそもコロナ禍が舞台だからか。
理不尽な環境の中、状況を受け入れて、その上で自分たちのできることを探していく子どもたちが愛おしい。
若いからだろうか。
コロナ禍、活動域が狭くなる中、もともと痛めていた足が一層悪 -
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闇ハラ…闇ハラスメント。周りの人間に闇を押し付け、死に追いやること。
闇祓…その闇を祓うこと。
同じ読みの対極的な言葉。この対立構図が物語の根幹。ここで言う闇は、フィクションではありながら、現実で起こりうる人間が生み出す闇、それらを多少過激にした程度でリアリティのあるもの。敢えて言えば人怖系のホラーに分類されるのであろうが、この作品の怖さは、人間関係、人間社会というものに根差しており、人単体というより、概念的なものに根源がある。つまり、根絶は不可能で、誰にでも巻き込まれる可能性を孕んだもの。何のせいとか何が悪いとかではない、そんな理不尽に見えて実は自然の摂理のような、新感覚のホラージャンル。 -
Posted by ブクログ
辻村先生はどうしてこんなに自分たちが体験したことがある感情を上手になぞることができるんだろうか。子供時代であろうと確かに感じる相手に対する嫌悪感や疎外感、劣等感。子供のうちはまだその感情を持つことに慣れていないからなのか、そのうち慣れてしまって一つ一つの感情に向き合わなくなるからなのか、あの頃のように敏感ではなくなる。でもあの頃感じたあの瞬間の感情の気持ち悪さは何故だか物凄く覚えている。同じ感情を今抱いても、1年も経てば薄れるはずの感情をなぜだか鮮明に覚えている。
大人になっても無垢であれたらと思う。でも自分だけが綺麗でいようとする時、誰かが何かに耐えている。その連鎖が描かれているようで心苦し