辻村深月のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレも含むと思いますので、読む際はご注意を。
死者に会えるという設定自体は非常に面白く、現実世界であったらどうだろうと考えるとまあ楽しい作品であるなぁと思います。様々な依頼者がいて、それぞれ何かしら重い過去や問題を抱えていて、そのために使者に連絡を取り利用をしている。最初の2人目くらいまではどことなく平和な感じが続いているが、友人のところになると急にシリアスな話になり面食らった。 暖かい作品とばかり思い込んでいたのでやられましたね。そりゃ死者にあって平和に終わりなんて都合のいい展開ありませんよね。会った時に喧嘩するかもしれないし、仲良くエンドなんてそれこそほぼないのでは?と思えてしまう。また、高校の友人との死後の再開なんて余程では?普通親御さんに会いたいだろうし。あとは最後の使者のところで、歩美に御園が服のことについて言及して、嵐にも言われたと言ったところはなんというかあぁ完全に縁の切れた形だなと実感した。ここまで不幸エンドにする必要ありますか!辻村先生!って感じましたね。辻村先生の作品は他にも読んだことはありますが、まあ妙に生々しい描写が上手いですよね。上から目線で申し訳ないですけど。人のある側面を切り抜けるのが上手い作家さんほど評価されるし、有名なんだなぁと実感した本でした。 -
Posted by ブクログ
Audibleで。いや、多分部屋に本は積ん読であるはずだが(笑)
いろんな家族のお話。姉妹が多め。
ちょっと笑ってしまったのは『タイムカプセルの八年』お父さん目線のお話は、無駄なことはせずに本読んで暮らしたいお父さんと、教師を目指す息子。お父さんのところどころに共感してしまう私(笑)見てないようでちゃんと見合っている家族。
で、激しくよかったのは、辻村さんの真骨頂。
『タマシイムマシンの永遠』きゃここででたドラえもん(笑)
多分そうかもと思えるお話は凄く優しくて。タマシイムマシンは絶対ある。
未来のこの子に試されている
う~ん愛。いい!
最後。。
俺は大事にされ愛され、いろんな人に成長が見たいと、それが叶わないなら覚えて欲しいと、祈られ祝福されこの家の中心にいた。
もう、幸せ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ初めての辻村さん作品。
辻村さんの巧みな文章力もあり、犯人視点で人が死んでいく描写が生々しく描かれていて、辛い。萩野先輩の章の描写は、察してからは読みたくなかった。。それくらいリアルに情景が感じられました。
最初は兄に会いたくてワクワクしていた浅葱が、
殺人の恐怖に段々変化していく様が圧巻だった。
伏線回収も綺麗で、
上巻後半からはすごくハラハラして
ハイスピードで読めました。
ただ、個人的に結末はどうしても
あんだけ人を殺しといてこんな展開?!と感じてしまった。。
あまりにも人を殺すから、
エピローグも浅葱が月子に会いたい一心で
恭司を殺したのかと思ってしまった。
孤塚もー恭司。って言ってたし。
考察記事を読むに、
面会権を譲っただけだったんですね。安心。
余談ですがわたしも田舎者なので水に金を出す感覚について、孤塚と同じ考えなところがある。
自販機で水買うの、なんか勿体無いと思ってジュースとか選んでしまう人間だ。
繋がりがあるらしい『ぼくのメジャースプーン』『名前探しの放課後』も今後読んでいけたら、よいな。