辻村深月のレビュー一覧

  • ハケンアニメ!

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    アニメ好きとして、素直にとても楽しめた。
    アニメ制作の裏側新鮮で非常に興味深かった!
    1つのアニメに想像以上にたくさんの人が関わっていて、それぞれに思いが込められているとしみじみ感じた。

    ただ一つの作品ではなく、リデルとサバクという2作品の制作視点で話が進むので、どちらが覇権を取るのだろう?と展開を読めないまま読み進められるのが楽しかった。
    みんな愛すべきキャラクター!とても良かったです。

    アニメ描写が凄く細やかで映像がありありと思い浮かんできた。
    アニメ制作の話なんて、本より映像の方が伝わるだろうと思ったけれど、本でここまでアニメの様子を伝えられるものなのかと感銘。
    さすがは辻村深月とし

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    2025年06月22日
  • あなたの言葉を

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    辻村さんが小学生新聞に載せたエッセイを本にした一冊。子どもだったころに抱いていた思いや大人の目線で子どもたちにエールを送っていたりもして最後まで優しさに触れられた。

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    2025年06月19日
  • 太陽の坐る場所

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    ネタバレ

    読み進めていくうちに、あ!!となる箇所がある。
    ミスリードにすっかり騙された。
    人の怖い部分がじとっと書かれていて、うまいなーと感心しながら読んだ。

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    2025年06月18日
  • はじめての

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    本自体がYOASOBIとのコラボとは知らず、辻村深月さんのユーレイが読みたくて本を手に取りました。読んでみて、あれ他の話も曲になってるなと気づき、あとからYOASOBIのMV見てみたらちゃんと物語に沿ったアニメーションも作られてて感動しました!短編集なので読みやすくて、どの話も良かった!

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    2025年06月16日
  • 冷たい校舎の時は止まる(下)

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    菅原と2人のヒロの話が1番好きだった。
    今回のドンデン返しは比較的予想しやすかった。
    ホラー的展開に初めはついていけなかったものの、途中から読み進める手が止まらず上下巻一気に読みました。
    過ぎた過去や失った人は戻らない…どうしようもない切なさも残りつつ、残された人が悩み、支え合い、前に進んでいく姿に心を打たれました。

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    2025年06月15日
  • きのうの影踏み

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    様々なホラー作品が詰め込まれた小説で、中には驚くような短さの作品も多く、ちょっと消化不良に感じるものもあったが、どれも静かにうっすらとした怖さを感じる作品ばかりであった。ただ1つ、本当に心を温かくする優しい作品があり、親子の哀しい話がベースにはあるのだが、人の持つ思い遣る気持ちの連鎖が、こんなにも哀しい話を、いつしか感動的な話に昇華させてしまうあたり、さすが辻村作品であると感じました。

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    2025年06月14日
  • 冷たい校舎の時は止まる(上)

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    ネタバレ

    学園祭の最中に亡くなった同級生の事を思い出そうとしてもなぜか誰も思い出せない。学園祭の関係者以外誰もいなくて、入る事はできるけど一度入ると出ることができなくなる校舎。物語が進むにつれて1人ずつ姿を消していく。まったく結末が想像できないまま下巻に入ります。

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    2025年06月12日
  • 小説集 筋肉少女帯小説化計画

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    2025年。
    筋少の歌詞からの小説家。それぞれ、言葉のはしばしに筋少の歌詞が入っていて、筋少好きなんだなぁと思ったり。
    辻村深月しか知らんけど。
    最後にオーケンが書いているのが締め。そうそう、オーケンのまわりには楽器上手な人が集まるんだよね。

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    2025年06月18日
  • ロードムービー

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    一人ひとりの心理描写、心境の変化、などを描くのが本当にうまい。やられたー!と叫んでしまう筆力もものすごいものがある。
    辻村深月すごろくを読んできて、あまり今まで感じたことが無かったが、辻村深月はミステリー作家なんだな。しみじみ思う。

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    2025年06月10日
  • 名前探しの放課後(下)

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    ネタバレ

    読む順番が大事。
    ぼくのメジャースプーンを先に読めと言われていた理由が解った。
    でもね、まさかここまで密接に関わっているとは思わなかった。。。
    そのまんま主要人物(笑)

    確かにこれは、ぼくのメジャースプーンを先に読んでいないと面白さが半減する。
    読んでない人は肝心なところで、「?」にしかならない。ある意味ちょっと酷いと思う・・・・


    力は関係無く、最初から想いがあったからこその行動だったと考えて良いよね…?

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    2025年06月08日
  • ふちなしのかがみ

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    2025年15冊目『ふちなしのかがみ』

    ホラーはあまり得意ではないのですが、芦田愛菜ちゃんが「夏休みにおすすめの本」として紹介されていたのをきっかけに手に取りました。

    短編集なので、ホラー初心者でも読みやすく、ドキドキしながらページをめくる手が止まりませんでした。

    印象に残ったのは《踊り場の花子》。学校で働いている身としては、リアルに想像できて、じわじわと背筋が冷たくなる感覚がありました。《ふちなしのかがみ》も不気味で引き込まれました。お気に入りの話です。《おとうさん、したいがあるよ》は少し難しく、ふわっとしたまま終わってしまった印象です。

    どの作品も、「日常にひそむ怖さ」をじんわりと

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    2025年06月07日
  • 家族シアター

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    『家族に支えられました』喜びの折に口にする常套句
    本当に家族はいいものですか
    時として重くなかったことにしたいと思う人はいるはず
    そして静かに存在を感謝することもある
    ひとつにくくられない様々を描いていて
    救われます

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    2025年05月29日
  • ハケンアニメ!

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    ネタバレ

    著者の婚活小説『傲慢と善良』に嵌まった直後、テーマが見事に異なるこのお仕事小説を読んだ。アニメ業界で主人公3人の女性が心血を注ぐ姿を描くオムニバス形式の小説。

    アニメを愛する登場人物たちを通して、アニメ制作の裏側を知ることができる。効率を優先する金融でスピード感を満喫した私からするとアウェイな内容だった。伏線回収やクライマックスが訪れるまでは苦手かも…と感じた。

    とは言え、感情が爆発するシーンは引き込まれ頁をめくる手が止まらなかった。アニメ監督の王子千晴がアナウンサーとやり合うシーンは、王子がきっぱりと言い切る度に気持ちが良くすっきりして胸が熱くなった。

    印象的な台詞
    ・ いじめなんてと

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    2025年05月28日
  • オーダーメイド殺人クラブ

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    少し歪な青春劇
    強豪の部活が全国を狙うように、片思いに対角線を引くように何かしらに真っ直ぐに向かう中学生の1年間を爽やかに描き切ってた
    ただ僕はどうだろう、あそこまで綿密に仕立てたのにその終わり方か〜って思っちゃう
    辻村深月のダークサイド、僕まだまだ中二病

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    2025年05月26日
  • ふちなしのかがみ

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    この本はオーディブルで読みました。耳から響いてくるので、本当に怖かった、途中でやめてしまった。面白かったんだけどね、怖くて、眠れなくなると困るから。

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    2025年05月31日
  • ロードムービー

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    たまたま友人の本棚から一冊だけ飛び出てて気になって借りた。辻村さんの本をほとんどよんだこともなく、これがなんの話かもわからないままよみはじめたがとても面白かった。
    時々泣きそうになることもあった。
    じんわりとあったかいはなしだった。
    一つ一つは独立した話なのだが過去作を読んでいるとわかる登場人物などがいるらしく、途中で誰だ??となり友人に聞いてはじめてスピンオフなのだと知った。特になにも知らなくてもたのしめます。

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    2025年05月25日
  • 家族シアター

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    ネタバレ

    4作目は、前半の子育てに興味なさげな父親が急にタイムカプセルだけ立ち上がるのに少し違和感。

    ・「妹」という祝福
    三軍姉を馬鹿にしていたが、姉が実はヤンキーから守ってた。好きな男子に馬鹿にされ離れる。
    ・サイリウム
    いつも喧嘩のバンギャの姉が、弟の推しアイドルライブの有志の活動が載った新聞をそっと渡す。
    ・私のディアマンテ
    母に反抗する娘が高校教師の子を妊娠。
    ・タイムカプセルの八年
    憧れの小学校教師がタイムカプセルを埋めていなかった。息子の夢を守る為親父達が捜索。
    ・1992年の秋空
    宇宙に行きたい妹。逆上がりで骨折
    ・孫と誕生会
    竹とんぼを教える祖父のおかげで友達の誕生会へ
    ・タマシイム・

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    2025年05月31日
  • 太陽の坐る場所

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    卒業して10年、毎年恒例になった同窓会で、一見和やかな空気の中に渦巻くどろどろした思い。女優になったかつてのクラスメイトを何とか担ぎ出そうとする幹事たちや、それぞれの思惑を秘めて過ごす社会人たちの今と昔を綴った連作短編集。
    辻村先生の初期作、『冷たい校舎の時は止まる』『凍りのくじら』『スロウハイツの神様』といった日常爽やかミステリ路線から趣を変えて、大人の腹黒さやしたたかさを前面に出し、決して綺麗ではない人物の内面描写を重視した、いわゆる「黒辻村」といわれる作風の一作。結末も必ずしもハッピーエンドではないが、登場人物それぞれが自分たちの過去と現実に折り合いをつけていく姿に、生々しい決意のような

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    2025年05月25日
  • 家族シアター

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    家族をモチーフとした短編集。
    母だったり父だったり祖父だったり。

    ちょっとうんざりするような人が出てきたと思っても、そこは上手く収まる。

    辻村さんの描く人間模様だなと。

    誕生日会の短編が良かったな。

    子どもって残酷だけど、あの年頃こその素直さもあっていい。
    大人が思ってる以上に色々と考えてるよなあ。
    それを汲み取ってあげられる大人でありたい。

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    2025年05月22日
  • V.T.R.

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    ネタバレ

    政府から公式に殺人を許可された『マーダー』の1人でありながら引きこもり同然の生活を送る青年が、元カノからの意味深な電話をきっかけに彼女を探す決意をする。殺伐とした都市に生きるアウトローたちの西部劇風恋愛ライトノベル。「今を切り取る偉大なライトノベル作家」の鮮烈なデビュー作! …という体裁で、辻村先生の『スロウハイツの神様』で準主役を務めるチヨダ先生の小説を作中作的に描いたもの。
    一つの作品として完結していて、意図的に崩された文体、突き抜けた世界観、過度に粗削りな展開でチヨダ・コーキの作家性を醸し出しつつ、終盤の展開は辻村作品の期待を裏切らない。煽られているほど「鮮烈」という印象はあまりしなかっ

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    2025年05月15日