辻村深月のレビュー一覧

  • ふちなしのかがみ

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    世にも奇妙な物語を文体で浴びるような作風、解説でもあった通り縁無し。どこか現実感がない世界に行ってしまう展開。

    特に良かった二つ。
    おとうさん、したいがあったよ。
    ブラックコメディのような次々死体がでてくる展開に面食らう。だんだん現実との境界線があやふやになり起こっている現象と語り口のミスマッチ感が終始不気味。

    八月の天変地異
    なんだろう、このラストにちょっとほっこり感動する、ほん怖構成は笑
    ひと夏の不思議体験と蝉の一時、上手くかけ合わさって面白かった。

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    2025年08月27日
  • 小説集 筋肉少女帯小説化計画

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    筋肉少女帯すき、オーケンがすき。そりゃあ読みます。冒頭の辻村深月が、楽曲の世界観も保ちながらストーリーだけ見ても独立していて解像度の高さと気合いが伝わってきた。オーケン「香奈〜」はホッコリして、楽曲への世界観も押し付けてくる感じがなくて嬉しかった。(好きな楽曲なので、解釈がこれです!と断定されるのが怖かった。)

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    2025年08月26日
  • ハケンアニメ!

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    実在の市町村なのかと思いました。
    あったらいいなぁ。
    映画より原作が好きです。勝手にキャストも練らせて頂きました。

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    2025年08月25日
  • あなたの言葉を

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    辻村深月が小学生新聞で連載していたエッセイ記事をまとめたもの。言葉がすんなり受け入れられるので、読んでいて気持ちがいい。作品だけじゃなくて、人柄も好きだなと感じた。

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    2025年08月19日
  • 名前探しの放課後(下)

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    ネタバレ

    上巻に引き続き再読です。
    自殺者が河野ではなくあすなだったこと、それを解決するためのプランが高校生らしからぬ計画だしここまで協力してくれるメンバーって集まるものなのか、、、と疑問だったけれどそれも最後まで読んで納得。
    他の作品の例に漏れず、「凍りのくじら」の理帆子や郁也、多恵さんまで出てきて嬉しいななんて思ってたら。最後に明かされた椿の名前にものすごい衝撃。秀人・椿・天木・友春の4人が「僕のメジャースプーン」のあの4人だったなんて!っていう衝撃と、色々なことに対しての納得感がハンパない。秀人と椿の熟練夫婦のような空気感、天木の秀人に対する性格診断、友春を損な役回りでも協力されられる天木と秀人と

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    2025年08月17日
  • ハケンアニメ!

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    面白くて読みやすかったー!
    派遣かと思ってたら違った。
    スロウハイツ、VTRと過去作関連も出てきてファン心もくすぐる作品でした。

    読者若め設定かな。
    テンポ良いいしここからハマる人も多そうだなと思いました。

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    2025年08月17日
  • あなたの言葉を

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    辻村さん素敵だな。言葉が相手にどう伝わるかをよく知ってる方なんだと思う。わりと最近読んだ『この夏の星を見る』の話題も多く、より楽しめた。

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    2025年08月12日
  • ハケンアニメ!

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    ハケンアニメのハケンって、そういう意味なのね。

    辻村作品が好きで色々読んでいるけど、いつもと違った感じがしました。
    ほのぼのというか、現実味があるというか、安心しながら、読む事ができました。

    登場人物も憎めず、アニメの事も知れて良かったです。

    何も気づかない香屋子に言った王子の言葉を探しに前のページを探してしまいました。

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    2025年08月11日
  • 図書室で暮らしたい

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    エッセイに書かれている好きなものや昔の話が、やけにわかる、しっくりくると思ったら作者と自分は同世代だった。
    子育ての話は、今保育園に預けながら仕事をがんばっている同僚が読んだら勇気づけられるだろうなあと想像した。

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    2025年08月09日
  • 東京會舘とわたし 下 新館

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    下巻は東京會舘が新館になってからの短編集。「金環のお祝い」と「あの日の一夜に寄せて」が好き。金婚式の老婦人が長く連れ添った夫を思い出しながらロッシニを食べる話と、東日本大震災の時に東京會舘に一時避難した老婦人の話。どちらも夫婦愛を感じられる話でよかった。「あの日の一夜に寄せて」では東京會舘のクッキングスクールの話もメインになっていて、その内容も面白かった。最後に夫がカレーを作っていてくれたのもとても好き。
    どの話も東京會舘のスタッフが気配りに溢れているところが好きだ。東京會舘のような高級感あふれる施設のスタッフの、ホスピタリティに溢れている描写がとても好き。

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    2025年08月08日
  • サクラ咲く

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    ネタバレ

    部活や合唱などそれぞれのイベントに本気になったりなれなかったりする中学生たちが、ふとした出会いをきっかけに日常を変えていく青春短編集。
    中学生向けの作品と言われるだけあって展開はわかりやすいが、登場人物が微妙にリンクして主人公たちを助ける正の連鎖には心動かされる。子供向けと思っていると、ものづくりとは、研究とは何か?のようなエンジニアの本質に触れる話題が出てきたりして油断ならない。研究とは、誰かに託してつないでいくもの。心に刻みたい。

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    2025年08月03日
  • 家族シアター

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    家族って色々あるけど、なんだかんだで気にしちゃうし頼れる存在だってことが分かる物語が満載でした。

    私も妹がいるから、時にはむかつくし喧嘩もするけど、何だかんだ困ってたら助けるし、ちゃんとやってるか大人になった今でも気にしてしまう不思議な存在。だからすごく共感出来ました。

    好きな話は、1992年の秋空と、孫と誕生会でした。

    結婚して妊娠してる今は、自分の家族を作る番だけど、どんな家族になるかどきどき。親とはもちろん、おじいちゃんおばあちゃんとも仲良くやってくれたら嬉しい!

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    2025年08月02日
  • 名前探しの放課後(上)

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    高校生の学園ミステリー
    3ヶ月前から過去に戻されたいつか。
    自殺をした同級生が誰かを突き止めるため、辞めさせるため仲間たちと策を練る。
    下巻へ。

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    2025年08月02日
  • 神様の罠

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    2025.08.01

    米澤穂信氏と辻村深月氏の短編目当てで買いました。やっぱりこの2人の短編が面白かった。
    「崖の下」は、あの新しい警察シリーズの新作だ!クールな葛さんをまた読めて嬉しい!と思いましたがすでに「可燃物」で読んだことのある短編でした。すっかり忘れててショック。

    「2020年のロマンス詐欺」はさすが辻村深月。ソツがなくうまくまとまっててキッチリ伏線回収もして読みやすい。上手。青春小説の類はあまり好みではありませんが、やっぱり売れっ子は違うな…と唸らされた短編でした。

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    2025年08月03日
  • きのうの影踏み

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    今まで自分の中にあったホラーや怪異などとはまた一味違う怖さのある一冊でした。先の読めない、結末を読者に委ねるのもまた想像が膨らみじわじわと面白さと怖さを味わえました。

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    2025年07月28日
  • 家族シアター

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    家族がすれ違いや葛藤に直面しながらも前に進んでいく短編集。タイムカプセルの八年、妹という祝福の2作が印象に残った。家族関係は分かりすぎるから嫌なところが見えるように思いがちだが、実は分かっていなかったことに気付く。素直になれるかがキーになる。

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    2025年07月27日
  • 図書室で暮らしたい

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    バタやんさんのポッドキャストの影響で読んでみた!子育てネタが微笑ましく、とくに保育園の連絡帳の話が好きだった。京極夏彦さんのサイン会に行く日のことが詳細に書かれていて、とても素敵だった。

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    2025年07月23日
  • はじめての

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    YOASOBIの曲を聞いてから、本を読みました。
    曲のフレーズとして聞いたことある言葉が、物語の至るところに散らばっていて楽しく読むことができました。

    YOASOBIがどれだけ本のフレーズを拾って、歌詞に入れ込んでるのかが分かりました!

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    2025年07月14日
  • 太陽の坐る場所

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    ネタバレ

    高校を卒業して10年、毎年続けていたクラス会もメンバーが固定化している。女優になったキョウコと、昔女王様として振る舞っていた響子、それを取り巻く人たちが語り手となって進む。みんな表と裏があるのが現実で。ただ、語り手となった人が次々と退場していくことに何か意味があるのかと思ったが、最後まで明示はされなかったのが不完全燃焼感。

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    2025年07月09日
  • 家族シアター

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    家族との関係性が描かれた短編集。私自身、弟がいることもあって兄弟姉妹の話は特に共感した。近すぎて嫌になったりもするけど、やっぱり家族で、大切な存在だからこそ、家族が嫌な思いをするのは見ていられない気持ちがよくわかる。家族ってやっぱり大切だと思う。

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    2025年07月06日