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クラスで上位の「リア充」女子グループに属する中学二年生の小林アン。死や猟奇的なものに惹かれる心を隠し、些細なことで激変する友達との関係に悩んでいる。家や教室に苛立ちと絶望を感じるアンは、冴えない「昆虫系」だが自分と似た美意識を感じる同級生の男子・徳川に、自分自身の殺害を依頼する。二人が「作る」事件の結末は――。少年少女の痛切な心理を直木賞作家が丹念に描く、青春小説。
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Posted by ブクログ
自分にもこんな時あったかな〜と振り返りながら読みました。 自分は特別、周りとは違うと、内々でぐるぐると煮やす。どこに導火線があるか分からない、ちょっと触れたら爆発しそうな不安定な年頃。 一言で言えば厨二病なのだろうけど、中学生時代は学校が生活の全てで、友人関係に悩み、自分の立ち位置とは何かを考えずに...続きを読むはいられない。 子供でもあり、大人になりつつもある、そんな難しい年頃の思考が混線する様子が鮮明に書かれていると思います。 スラスラ読めます。けど、必ず最後まで読み切ることが必須です。最後まで読むと作品の印象がガラリと変わります。
病んで悩んで落ち込んで仕方なかった中学の時に出会って、読書にハマるきっかけとなった本。 あれから多分、約10年経って改めて読んでみたけど、本当に自分の人生を作ってくれた作品だなと思った。 動物が大好きだから、動物が殺されてしまう描写があって読んだの後悔しそうになったけど、それを受け入れて読み進めら...続きを読むれるぐらいストーリーが良かった。 今まで徳川みたいなのには出会えてない人生だけど、もし出会っていたらと思うと、怖い気持ちとワクワク、また違った人生だったんだろうなと期待の気持ちになる。 友達に薦めまくってたのはなんか間違いかもしれないけど、自分と同じようにこの本を人生の一冊としてる人がいることが嬉しい
厨二病真っ只中の中学生の時に読んでこんなにも刺さった本は無い辻村ワールドにどっぷりハマったきっかけでもあるこの本。初めて感情移入して読めた本だと思う。最後は徳川に恋に落ちてました笑本当に思い出したく無いくらい痛い思春期の恋愛なのだけどその歳なりに一生懸命生きていて誰もが通る自己嫌悪だとか社会とのずれ...続きを読む自分だけが外れてる感じとかその頃の私には特に共感できたな。今読めばバカらしく感じてしまうのかもしれないけれど。本当に人生の一冊です。
私の青春だった。単純な言葉では表せない思春期の心情が深く描かれていて、読み終わった後2人の今後に思いを馳せるのも面白い。
闇辻村深月の本領が遺憾無く発揮されてる作品。 高校生の頃の俺がめちゃくちゃ好きな雰囲気の本で当時を懐かしく感じられた。 こういう作品は一見奇想天外な考え方だと思っても、意外にも自分も似たようなことをしていた事が後から分かったりするので、今後生きていく上での警鐘だと思って読んだ。
本当に最悪で最高な小説なんですよね、何回読み返したことか。自分にはセンスがあって他の人とは違うという意識、うっすらと他人を馬鹿にしていて自分の信念に陶酔してる感じ。痛くて苦しくてリアルで堪んないですね。至高の作品です。
最初から最後まで息付く暇もなく夢中で読み切った❣️どこか冷めた中学生が猟奇的な同級生に殺人をオーダーメードする話。2人の関係性が複雑に変化していく様子にドキドキ。殺人は実行されるのか?にハラハラ。最初から最後まできのぬけない1冊でした。
思春期特有のリアルな人物描写が印象的 中学生時代を振り返るとなんて狭い世界で生きていたんだろうと思うけど、当時の私はそれが世界の全てだと思って過ごしていたなあと懐かしく思った 厨二病と言われればそれはそうなんだけど、2人が切実で愛おしく思えてくる 2人の未来が明るいといいな
やはり辻村先生の作品は1度読み始めると手が止まらない 所謂、世間的には厨二病と言われる男女の悩みや葛藤が読んでいて苦しかった 一挙手一投足で揚げ足を取られれば、完全に変化してしまう世界に対応すべく学生時代はなんて歪で面倒なんだろう もっと広い視野で見られたらと大人なら分かるのに、彼らの世界は学校の...続きを読むスクールカーストが全てで、現実逃避する事でしか自分たちを救えない でもそんな2人が2人に出会えて良かったなと
大好きな辻村深月さんの作品! ライトノベル感が強く、ティーンにオススメされていたので、はるか歳を重ねた私には向いてない、、、と思って避けていました。 読んでびっくり、というか、割と重め。これティーンにオススメなのか⁈なかなか刺激的。 思春期の学校内での揉め事、カースト制、あるいは教師と生徒の関係、...続きを読む、、 はるか昔の事でも私にも思い当たる事がたくさんあった。 ここまで辛い経験は無いが、大なり小なり似たような思いをして学生時代を過ごしてきた人は多いだろう。読んでてヒリヒリ、なんとも言えない感情で胸がいっぱいになった。私が中学生の頃は、こんなに冷静で大人びてなかっただろうな、、 辛さから逃げ出したい、ある意味、現実逃避の計画であり、そこはとても理解できる。ただ、だからと言って自分を殺す計画なんて、、、本当にこんな物語、よく考えられる。 結末がどうなるのかとても気になるし、祈るような気持ちで急いで読みました。 とても面白かったし、大満足!辻村深月さん、やっぱり好き!
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