空木春宵の作品一覧

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作品一覧

2024/04/18更新

ユーザーレビュー

  • 感応グラン=ギニョル
    なんて、なんて美しい「痛み」の物語群なんだ!
    まさに作中で引用されてた「きれいはきたない、きたないはきれい」が全編に通奏低音として流れているような。
    痛みに苛まれている側が主体性を獲得したり復讐者になる場面のカタルシスが最高すぎる。
    可哀想と思うことを許さない、痛みを持つ者の気高さがそこにある。
    1...続きを読む
  • 感応グラン=ギニョル

    なんと美しい文章と世界観…‎߹ㅁ‎߹)♡

    昭和レトロで耽美でSFとは…大好きです♡



    空木春宵(うつぎしゅんしょう)さん。
    初読みの作家さんです。

    短編集一作目の『感応グラン=ギニョル』のページを捲るともうチャカポコ聞こえてきそうな文章…(≧∀≦)

    芝居小屋、劇の開幕シーン、時代背景が昭...続きを読む
  • 夜の夢こそまこと 人間椅子小説集
    本気が感じられるアンソロジーだ。全編、妥協がない。絶対に楽しい。

    「地獄のアロハ」には、池田貴族など、早逝した友人たちをモデルにした人物が出てくる。オーケンの昔のエッセイをよく読んでその時代の空気感に憧れていた90年代生まれのわたしは、ホロリときた。そして後半のカオスにオーケンやっぱり天才か…と。...続きを読む
  • Genesis この光が落ちないように
    SF短編アンソロジー

    今回が最後のGenesis、以後は紙魚の手帖に移行するそうです
    海外作品ばかり読み耽っていた時期に、日本SFを読みたいと創刊号を手に取りました
    以来ここで何人もの推し作家様と出会い、珠玉の作品の数々を拝読いたしております
    自分の人生の一部であるこのアンソロジーが終了するのは少...続きを読む
  • Genesis 白昼夢通信
    東京創元社のSFアンソロジーの二巻目。二〇一九年十二月刊行。まだコロナ禍やリモートばかりの生活を知る前の作品だけど、「あれ、なんだか今っぽい」と感じられるものもあって、フィクションの奥深さを思った。一巻を読んだときに比べて私のSF受容力も上がったのか、どれもそれぞれ大変楽しめた。

    ■高島雄哉『配信...続きを読む

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