辻村深月のレビュー一覧

  • 傲慢と善良

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    初めての辻村作品!
    すでに映画化されていたので、主人公に奈緒さんの顔を当てはめて読むとしっくりきた。

    善良に見せかけた傲慢さの言語化がすごい。恋愛や婚活以外でも、日常で自分や相手に点数を付けたり誰かと比較してるのかも。(マウントや隣の芝生は〜的な)

    雁字搦めになった考えや周りからの期待を自ら解けたのはよかった。

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    2026年07月07日
  • この夏の星を見る 上

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    夜空に魅了される中高生の物語ではあるが、コロナを主題の一つにしている小説でもある。生活が変わると人との関わり方、向き合い方も変わって行く。どの人も関係なくはいられなくなり、コロナが取り巻く環境からは逃れられない。その中で自分たちの生活を守り抜く為に考え、あがき、行動する力が人にはあると思わせてくれる物語。下巻もゆっくり読みたい。

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    2026年07月07日
  • この夏の星を見る 上

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    コロナ禍では普通の生活の小説に違和感があったけど、いまコロナ禍の小説を読むと、殺伐としていた時期もあったな〜という感覚。
    大人になってからのコロナ禍だったから、どちらかというとテレワーク化が進んで働きやすくなった感覚だった。でも学生でコロナ禍の生活だったら、辛かっただろうなと、この小説を読んだらリアルに想像できた。

    物語自体は単調で、かがみの孤城ほど"続きが早く読みたい!"みたいな感じではないし、琥珀の夏みたいに心がザワザワする感じでもない。

    売る

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    2026年07月06日
  • 傲慢と善良

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    ネタバレ

    前半部分長すぎだけど転換から盛り上がってラスト感動。この本で得られた新しい価値観や刺さる表現は特にないかも。主人公の考えが長々と新視点のように書かれていて転換まで退屈だった。あと登場人物が書きたい視点のために現実離れしてる点が気になる。婚活とかで苦労している人には刺さるのかなー

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    2026年07月05日
  • ツナグ(新潮文庫)

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    連作短編集のような長編小説。
    ちょこちょこ区切って読んだせいか、あまり入り込めず、思いのほか読むのに時間がかかってしまいました。

    生者と死者の間を繋ぐ使者(ツナグ)。
    会いたい人を指定できるのは生者からの一方通行であり、依頼を受けた使者(ツナグ)は死者に意志を確認、合意があれば面会できる。
    だが、生者も死者も会えるのは一度きり。
    一度会えば、もう二度と他の誰かに会うことはできない。

    もしも本当にそんなことがあるとしたら、とても慎重になるのではないでしょうか。
    だって長い人生、何があるか分からない。
    私だったらどうするだろう…と答えが出ないまま、
    読み進めました。

    癌で亡くなった母親に会い

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    2026年07月04日
  • 時の罠

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    ネタバレ

    タイムカプセルに少し憧れる思いもあったが、いざ開けてみると、自分の稚拙さに唖然としそう。それをきっかけとした再開に、醍醐味があるのだろうと思う。
    最後の話が、1番楽しめた。家庭教師の先生ナイス!
    途中まで、湊ワールドに入ると想像したので、少しの意外性も含め楽しめた。

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    2026年07月04日
  • 青空と逃げる

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    母子2人だけの生活の中で、2人が強くなり、自分の力を見つけていく姿が良かった。
    ただ、力に逃亡(?)生活中にも学校だけは行かせてあげたかったな~。
    謎も解け、お父さんと再び合流できた3人の明るい未来が待っていますように。

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    2026年07月04日
  • 傲慢と善良

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     恋愛小説……いや、婚活小説か。
     婚活の当事者というわけではない自分にすら、多くの言葉が刺さる刺さる。
     読む人の立場にとってはとんでもない劇薬になるほどではないだろうか。
     それくらい、著者の観察眼と言語化能力がすごいし容赦ない。

     幼少期の自分にも確かにあった“善良さ”を思い出したし、私は自身の子に対して“傲慢”になっていないだろうかと自問する気持ちにもなった。

     中盤あたりで、繰り返し訪れる似たような展開や何度も見たような描写が重ねられるところが、個人的には冗長に感じてページを捲る手が思うように進まなかった。
     この繰り返し浴びせられるジャブのような緻密な表現がこの作品の凄みでもあ

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    2026年07月03日
  • 鍵のない夢を見る

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    わかったような分からなかったような、モヤっとした読み終わり。

    主人公の女性たちや、その相手が持つ違和感が強いですが、本人たちが傷つく結末だからなのか、腹立ちはなく、淡々と読み終えました。

    何にしても1人で思い詰めたり、考え込むのは良くないですね。ちゃんと相談できる人をいろんなところに求められるように関わっていくようにしなければ大変だ、と改めて感じました。

    最後のお話で、子育てにあまり理解を示さない旦那さんの姿に、自分の体たらくも浮かんで、かなり後悔するに至りました。申し訳なさでいっぱいになります。
    これからは、もっと前向きに家族に関わって行かなければ、と思う次第です。

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    2026年07月03日
  • 凍りのくじら

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    評論家の三宅香帆さんが激推ししていたので読んでみました。彼女のYouTubeは、選書の参考にさせてもらっています。
    この作品の感想として、全体を通して、登場人物たちの心の動きに触れられずに、透明な幕で隔たっているような感じを受けました。世代観と性別の差で、物語が見えるんだけど、ボケてしまってる感じで、感触はあるんだけど、直接触れられていないような感じを受けました。
    仕掛けや作りなど、すごい作品ではないかと感じることはできるんだけど、なかなか心根の奥に沁みてこない感じでした。

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    2026年07月02日
  • スロウハイツの神様(下)

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    平成のトキワ荘的なスロウハイツに住んでいる、個性豊かな一流のめんどくさい、いやいや頑張っている人々の話。
    下巻最後のあと4分の1あたりの伏線回収劇が面白かった。あ、あ、と以前読んだところが、プチプチはじけて行く感じ。
    確かに、人の「行動の真意なんて、所詮受け取る側の気持ち一つ」なんだろうけど、登場人物達が自分が果たせる?果たしたい道を進めているのがいいな。私も自分を信じて頑張ろうかな。

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    2026年07月02日
  • 凍りのくじら

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    映画化向けなのか?無駄な背景の描写が多くて
    『』の人と人の会話だけ読み進めた。

    難しい言葉を多く使っていて、
    読みづらかった。

    半分は背景の文章で読み疲れて途中まで読んで終わった。

    576Pあった。

    ネタバレはネットで検索した

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    2026年07月02日
  • かがみの孤城

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    まあこの作品は言わずもがなやね
    辻村美月の代表作。ファンタジーを含んだハラハラドキドキの展開、それぞれのキャラもしっかり立っていて秀逸
    面白い作品です

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    2026年07月01日
  • 琥珀の夏

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    ネタバレ

    辻村作品2作目。辻村さんの心理描写は本当に細かくて驚かされる。結構分厚い本だったが3日で読めた。ミライの学校は、大人の理想郷なのだと思った。賢くて空気が読める人はどんどん洗脳されていく。子どもなんてあっという間だろう。ひさのはそんな中でも、それに抗う存在なのだろう。妙に染まれないのも損だと思ったり。誰かにどう期待されているか感じとり、それを演じてしまうことはわかるなと思いつつ、なかなかショッキングな流れだった。子どもが何も言わないことをいいことに、甘えてはいけない。多感な時期で、きっと子どもにたちの「ミライ」影響するのだから。

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    2026年06月30日
  • 闇祓

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    人の感情の描写が天才な辻村さん今作も居ました

    第一章の終わりからどんどん面白くなってくる
    闇ハラってそういうことね...!って納得できた

    多分身近にもあるし、体験したことある人だって
    きっと多いはず...怖いし自分も気をつけよ...

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    2026年06月28日
  • ツナグ(新潮文庫)

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    人の死で別れが来るのは、それがいつなのか分からない。
    そんな相手に一度だけ会えて(諸条件はありますが)、聞きたかったこと、話したかったことが叶う。
    もう、これだけで面白いストーリーが書ける。
    さすが辻村さんといったストーリー展開でした。
    この展開なら、また別の話が書けるのでは?と思ったら、続編があるんですね。
    またしばらく経ったら読んでみたいと思います。

    辻村さんの本を読んでいると、何かフワッと包み込まれるような、そんなイメージです。
    なかなか他の作家さんにはない、後味の悪くない雰囲気の作品が多いなと思ってます。

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    2026年06月28日
  • サクラ咲く

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    短編3話。物語の登場人物が繋がっていて、その仕掛けも楽しめます。中高生向けの話かなと思いますが、すっかりいい大人の自分でもそれなりに楽しめました。

    1話目はタイムマシンで未来から療養に来た少年との友情物語。2話目は意見をはっきり言えなかった少女が成長していく物語。3話目は演劇を突然やめた先輩を映画に出演させたい映画同好会の3人の物語。

    学生時代特有の悩みを丁寧に書いてるなと思います。ただ、こんなに上手くいくのかなと自分の遠い昔を思い出しながら読みました。もっと不安定でグラグラしてて上手くいかなかったことだらけだったような気がします。

    自分に自信がなく、言いたいことが言えなかったり、傷つけ

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    2026年06月28日
  • きのうの影踏み

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    世にも奇妙な物語的な短編集
    ぞっとしたり、?で終わったり、涙腺にきたり

    物語に引き込まれて一気読みした

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    2026年06月28日
  • V.T.R.

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    「スロウハイツの神様」の登場人物
    チヨダ・コーキのデビュー作
    解説が赤羽環
    これだけでも読む価値有りです。
    内容はディストピアの世界観かな?
    よくわからない所がたくさんあるので
    読み手の数だけ答えがある感じがします。
    最大の謎は
    帯に辻村深月さんの言葉が書かれているのですが
    「本の随所に光る遊び心、あなたはいくつわかりますか?」
    これが何を意味しているのか全くわからない。

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    2026年06月27日
  • 鍵のない夢を見る

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    短編集。
    普通に見えるけど、どこか一つ違うちょっと違う。
    それが殺人につながったりストーカーだったり。
    狂気が静かに静かに進む話。

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    2026年06月27日