辻村深月のレビュー一覧

  • スロウハイツの神様(下)

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    ネタバレ

    公輝の環への「お久しぶりです」の伏線が(;_;)

    環の過去と公輝が見守ってきたことがリンクするところに感動。

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    2025年10月25日
  • 冷たい校舎の時は止まる(下)

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    飛び降りた人物、あと、菅原の正体が明かされて、エピローグへ。時空のゆがみ、感じました。ファンタジー&ミステリー。上巻と同じく、ストーリー全体よりも個々の内面ストーリーの方に魅力を感じた。景子さんと家庭教師の牧村さんの関係性とか。
    榊さんが飄々と秘密主義だし、上からな感じでどうも好きになれなかった。深月ちゃんの揺れ動く弱さに、回りの強力なサポート体制があることはとても恵まれていると思った。春子さんにも誰か手を差しのべてあげて欲しかった。

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    2025年10月25日
  • はじめての

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    全員好きな作家さんでYOASOBIもよく聴かせて頂いております。

    島本理生と宮部みゆきは世界観の設定が短編としては複雑過ぎて置いてけぼり感が強かった。
    辻村深月はまぁ少しの驚きはあるものも普通かな、と。
    この中では森絵都が一番キャラ造形と笑いと青春が混ざりあっていて面白かったです。

    YOASOBIの歌詞と併せて読んで聴くととまた違う感動がありました。

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    2025年10月25日
  • 冷たい校舎の時は止まる(上)

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    前半、閉じ込められる状況設定完了までが長いと感じ、綾辻さんの「Another 」に似たイメージで、なかなか話が進まず少し退屈してしまった。
    後半は充くんの自殺してしまう心情の描写が印象に残っている。清水さんは外から見たら悩みなんてなさそうな人に見えるけど、かなり孤独で。
    誰にもどこかにある気持ち。
    一人一人の話だけで短編として、出版できそう。

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    2025年10月24日
  • V.T.R.

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    「スロウハイツの神様」のスピンオフ作品。

    まず、「スロウハイツの神様」のあの本を現実で手に取れるというのが嬉しい♡
    それだけでも十分テンションが上がるのですが、本の作りにさらにテンションが上がった♪‹‹‪⸜(*ˊᵕˋ* )⸝‬›‹‪⸜( *)⸝‬›‹‪⸜( *ˊᵕˋ*)⸝‬››♪
    細かいところまで、「スロウハイツの神様」の世界観で、本当に感激した…!
    しかも、解説が環だなんて、最高すぎません???

    これが、チヨダ・コーキの世界観なのね…!
    「電撃文庫」などのラノベが大好きだった10代の頃の私だったら好みだったかも…( 'ᵕ' ; )

    世界観にはイマイチ入り込みに

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    2025年10月24日
  • ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。

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    知恵も、頼れる友達も、愛する人も、仕事における地位も、何もないチエがすごく可哀想でした。
    展開は傲慢と善良にちょっと似ている感じが…

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    2025年10月22日
  • 闇祓

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    ネタバレ

    久しぶりの辻村作品でした。
    流行りの「ハラスメント」かと思いきや「闇祓」。
    立場の異なるヒトのそれぞれの物語かと思いきや・・・実は繋がってた!最終章の集結ぶりが爽快だった。

    言葉と行動で、ヒトのココロを掴むことって、意外と容易いのかもしれない。
    いつの間にか存在している〇〇家。っていう設定だけ、ちょっと鼻じらんだけれど。

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    2025年10月21日
  • この夏の星を見る 上

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    コロナ禍の中高生たちの話。

    修学旅行や部活の大会など、生涯で1度きりな大事な思い出が作れなかった学生さんたちは、とても辛かったと思います。

    この物語を読んで、一段とまたそう思いました。

    友達との距離感も、家の仕事への偏見も、色々凄かったのを改めて感じ、かなしくなりましたが、コロナ禍だからこそ気付いた事や良かった事もあったのだとも思います。

    とりあえず下巻へ。

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    2025年10月21日
  • 太陽の坐る場所

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    辻村深月3冊目なんだけど、ここにきてこの人のスタイルがなんとなくわかってきて、これは辻村深月が書いてるなっていうのをよくよく感じる本だった。登場人物の作り方が上手なのかな。小説の中の住人っていうよりは、実際こういう人いるよね、が近い。かがみの孤城大人バージョンみたいに感じた。

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    2025年10月21日
  • ぼくのメジャースプーン

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    ネタバレ

    感動ファンタジー系小説。
    泣けると評判の作品のようだ。
    友人に勧められて読んだ。

    なんだろ、最近読んでいた小説がハマり過ぎていたからかな、普通にはおもしろかったんだけど、
    読み終わった直後の率直な感想は、これで終わりか、だった、笑

    泣けなかったというか、あまり感情移入できなかった、、、
    主人公が小2〜4の話で、ちょうどうちの子と同じなんだよね。
    だからか、頻繁に現実に引き戻されて、
    声の力がある時点でフィクション?ファンタジー?なんだけど、最後まで小説の世界に入り込めなかった感じ。

    でもおもしろかったし、復讐とかやり返すことに関して考えさせられたりして、また別の良さがある小説ではあった。

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    2025年10月20日
  • 神様の罠

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    個人的に好きな作家•
    人気作家6人の短編集

    内容は
    乾くるみ•大山誠一郎 両者の作品が
    どんでん返しぽくて良かった
    辻村深月もコロナとロマンス詐欺という切り口は個人的に面白かった

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    2025年10月18日
  • 盲目的な恋と友情(新潮文庫)

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    ネタバレ

    最後に衝撃の事実が、、でもなんとなくそんな気もしていたような、、
    前後半比べると客観的な見解の部分については前半の方が共感できたが、「盲目的」になっている対象は後半の友情の方が共感できた。
    自分も第三者から見たらルリエールみたいな存在だったらどうしよう、、、と怖くなってしまった。
    女子の世界ではお互い自覚無く相手を傷つけてしまう言動が誰にでも少なからずありそうだと感じた。
    最終的にとてもドロドロとした暗い感情になったから、自信を無くしている時は読まない方が良い。

    彼氏がいない私にとって、ルリエールの蘭花に対するモヤモヤした気持ちや、友情より恋が尊いとされている世間の風潮を疑問に思う気持ちがと

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    2025年10月18日
  • きのうの影踏み

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    じわりと怖い物語が多かった。その後を想像して更にゾワっとしてしまう。短編なのでその怖さを楽しみながら次の話に進んでいけるのがちょうど良い感じ。

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    2025年10月17日
  • この夏の星を見る 上

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    多かれ少なかれ誰もが何かを失ったコロナ禍の中で、先例のない悩みや戸惑い、不安を抱えながらも人と繋がっていく姿が灯火のように心に残った。下巻の展開も期待。

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    2025年10月16日
  • スロウハイツの神様(下)

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    ネタバレ

    芸術家はめんどうだな

    売れるためなら色々と裏工作

    大人になるのを支える文学

    莉々亜はニセモノ チヨダ コーキ鼓動チカラ

    各務(カガミ)環 赤羽環  公輝が全て仕組んでいた 『お久しぶりです』

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    2025年10月14日
  • この夏の星を見る 上

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    舞台はコロナ禍の学生たち。

    あの時は学校の在り方もこれまでと変わっていて、学生も大人もみんな戸惑った。

    そんな現実を受け入れながらも前向きにスターキャッチコンテストに向き合う生徒や先生はキラキラしている。

    この本を読んで当時の学生の難しさをひしひしと感じた。

    下巻も読もうか迷うが、学生が何かを前に進める力は本当に素晴らしい。
    自分も、そして他の大人もきっと背中を押されると思う。

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    2025年10月14日
  • 青空と逃げる

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    飽きさせない展開と幸せな結末でした。
    でもお話が作られた感あって、なんかドラマ見せられてる感。
    こうは行動しないだろ、とかなんでこんな反応する?って違和感が抜けない。
    作者は何を伝えたかったのかな。

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    2025年10月13日
  • ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。

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    大好きな辻村深月さんの作品。

    東京生まれで男の私にはよくわからない、地方生まれの女性の生きずらさが描かれています。辻村さんの巧み過ぎる心情描写により、知らない世界を体験させてもらった感じです。

    チエミはなぜ母親を殺してしまったのか?なにがどうなったのか気になり、最後まで興味深々で読み進みました。タイトルの意味は最後に判ります。

    それにしても、辻村さんはどうしてこんなに心理描写、心情描写が凄いんだろう!!
    もう圧巻のレベルです。

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    2025年10月12日
  • スロウハイツの神様(上)

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    辻村深月による青春群像ミステリーの傑作。クリエイターが共同生活するアパート「スロウハイツ」を舞台に、夢や現実に悩む登場人物たちの心情が丁寧に描かれている。​

    序盤は人物紹介中心でやや進行が遅く感じる読者もいるが、下巻での怒涛の伏線回収は圧巻で、多くの読者が「涙した」「再読したくなる」と絶賛している。特に最終章の感動は格別で、「人生で一番泣いた本」と評する人も。​

    創作に関わる人には特に響く内容で、才能・嫉妬・友情といったテーマが心に刺さる。キャラクターが個性的で好みが分かれるが、共感できれば深い没入感を得られる作品。静かながらも力強い人間ドラマを求める人におすすめしたい名作である。​

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    2025年10月11日
  • スロウハイツの神様(下)

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    私にとって、チヨダコーキは辻村深月なのかも。あるいは江國香織か。中高生の時に夢中になって読んだ。あの世界観。

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    2025年10月11日