辻村深月のレビュー一覧

  • 子どもたちは夜と遊ぶ(下)

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    ネタバレ

    初めての辻村さん作品。
    辻村さんの巧みな文章力もあり、犯人視点で人が死んでいく描写が生々しく描かれていて、辛い。萩野先輩の章の描写は、察してからは読みたくなかった。。それくらいリアルに情景が感じられました。

    最初は兄に会いたくてワクワクしていた浅葱が、
    殺人の恐怖に段々変化していく様が圧巻だった。

    伏線回収も綺麗で、
    上巻後半からはすごくハラハラして
    ハイスピードで読めました。

    ただ、個人的に結末はどうしても
    あんだけ人を殺しといてこんな展開?!と感じてしまった。。

    あまりにも人を殺すから、
    エピローグも浅葱が月子に会いたい一心で
    恭司を殺したのかと思ってしまった。
    孤塚もー恭司。って

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    2026年08月19日
  • 小説集 筋肉少女帯小説化計画

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    辻村深月さんと大槻ケンヂさんの小説がよかった(°▽°)
    僕はほとんど筋肉少女帯のことを知らないのでファンの人ならもっと評価は上がるんだろうなと思う(°▽°)
    YouTubeで曲を何曲か聴いてみた中では『香菜、頭を良くしてあげよう』がいい曲だと思った(°▽°)
    この曲だけなら☆5くらい好きかも(°▽°)
    こんないい曲があんな奇妙な私小説になるんだ、と大槻さんにも興味が湧いた(°▽°)

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    2026年08月19日
  • この夏の星を見る 上

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    コロナ禍が起きた時の事を思い出しながら読みました。今となれば馬鹿馬鹿しいルールがたくさんあり、この頃に学生生活を送った子ども達は本当に気の毒だったなと思います。
    でも制限が厳しい中いろいろ工夫しながら、望遠鏡作りや天体観測を行う姿に青春を感じました。下巻も楽しみです。

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    2026年08月19日
  • 盲目的な恋と友情(新潮文庫)

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    辻村さん独特の目を背けたくなるような心理描写が一番印象的でした。
    初めての彼氏や親友となる相手が刺激的で危うい人であればあるほど抜け出せなく周りが見えなくなってしまうみたいなことは人間関係の中でよくあることだと思う。どうして自分にとって一番大事にするべき人すらも見えなくなって傷つけてしまうのかしまうのか。
    必要とされたい、大事にされたい、注目されたい、評価されたい、などの他人からしか得られない欲求は誰もが抱く感情だと思うけど、それが強くなり過ぎた時に人は大きく道を踏み外して自分では気づかないうちに盲目になってしまうのだと思いました。

    本書は題名の通り、恋と友情に対して盲目になってしまうお話で

    0
    2026年08月18日
  • 傲慢と善良

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    ネタバレ

    面白い。ただ最後の結末が不服。結局そうなるのかーって感じ。自分が相手にとってどれだけ相応しいかとか、元カノとの劣等感とか感じてしまうのはわかるけど、人からの評価や見え方ばかり気にして自分を大事にしてなかったり相手の前で素の自分を出せてなかったりするのは本人にも問題あるのでは?と思ってしまった。男側も自分のこと棚に上げすぎなんだなーとか思ったり。傲慢と善良って紙一重というか、メタ認知をいかに出来ているかだったりもするのかな、考えさせられる点も多く面白かったけど登場人物たちの行動に納得できなかった

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    2026年08月18日
  • 盲目的な恋と友情(新潮文庫)

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    帯の大どんでん返し!の文字に惹かれて購入。
    ミステリー要素はあるけどそれメインの小説ではない。
    人間(おもに女性)のどろりとした感情描写にぞくり。ひやり。

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    2026年08月18日
  • サクラ咲く

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    教室よりも居心地が良い場所があるの、なんか分かるな〜。狭い世界の中、周りの視線を気にしたり、些細な一言で傷ついたりしていた頃を思い出す。毎日精一杯だった。だけどあの頃の良くも悪くも濃密な時間が、私の土台を作っているのかもしれない。
    あさのあつこさんが、マチたちが過ごした時間を、ごたごたとした、でも透き通った時間と表現していて、妙に納得してしまった。

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    2026年08月16日
  • 東京會舘とわたし 上 旧館

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    1920年代に建てられた東京會舘の歴史を、そこで働く人々や関係者のエピソードとともに描いた物語。

    上巻で描かれるのは、旧館(初代本館)の時代。
    開業後一年足らずで関東大震災に見舞われ、戦時中には大政翼賛会の本部に。空襲の被害は免れたものの、終戦後はGHQに接収される。

    時代に翻弄されながらも、その時々に東京會舘を守り、支えてきたスタッフたちがいたからこそ、現在まで人々に愛される場所であり続けているのだろう。

    下巻では、どんな時代と人々の物語が描かれるのか楽しみだ。

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    2026年08月16日
  • 鍵のない夢を見る

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    地方都市を題材にした短編集であったが、こういう状況って本当にあるんだろうな、とノンフィクションではないけれど、感じさせられた。
    全ての小説で登場人物の心の機微が上手に表現されていた。
    特に君本家の誘拐が印象に残り、妊娠まではハッピーな気持ちでいたけれど、毎日の育児でノイローゼ気味になったりと、今の自分にも起こりうることなので、そういう時は人に頼ろうと思った。

    0
    2026年08月16日
  • 鍵のない夢を見る

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    もしかしたら、どこにでも誰にでも起こりうる事。
    自惚れ、自意識過剰、強迫観念等等。
    周りが見えない怖さ。

    0
    2026年08月16日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(上)

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    ネタバレ

    非常に不穏な始まりで、嫌な陰を抱えたまま読み進めることになる。
    色んな登場人物たちの描写に様々なざらざらしたものを感じ
    ずっと嫌な気持ちが拭えない。

    面白いとだけ聞いて手にとって、
    表紙やタイトルの感じから想像したより
    かなり残酷なシーンが連続する。

    続きは気になるが、救いはあるのだろうか。

    0
    2026年08月16日
  • 琥珀の夏

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    子どもは何より純粋だ。
    日々を過ごし、育っていく中で、見聞きする情報やまわりの人間たちとの関わりがすべてであり、そこから"自分"というものを構成していく。

    ミカだけじゃない。
    みんなそれぞれ素直だからこそ、自責の念に駆られていて、みんなが追いつめられ、それでいて救われていた。

    責任の境界線は曖昧。
    誰が悪いと言い切れない難しさを感じた。
    そもそもを辿れば答えが出ない。
    答えが出ないからこそ、より現実の世の中に近いなとも感じた。

    笑って日々を過ごしていきたいものだと、痛切に感じた。

    0
    2026年08月15日
  • ファイア・ドーム 上

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    ネタバレ

    どうなっちゃうの!?とドキドキの気になるところで上巻終了!
    美冬視点がとにかく辛い。普段なら問題にならない行動が、何か事件が起きると責められる。顔も知らないネットの人に叩かれ、仲間にも仕事先にも悪いことをしたような扱いを受け、心配してるように見えるけど関係者であることに内心ウキウキして言いふらす院長、そんな状況なのに取材を受けて欲しいと言ってくる彼氏、追い込まれすぎて本当に胸が苦しくなった…。光汰朗の家族だけでもあなたは悪くないって分かっててくれたのだけがよかった…。
    下巻で昔の事件とどう繋がっていくのか、光汰朗は無事なのか、速斗たちは大丈夫なのか、先が楽しみだけど怖い

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    2026年08月16日
  • 神様の罠

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    アンソロジー買うって贅沢な選択だな。好きな作家のストロングポイント再確認、新しい発見ありを感じた一冊。

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    2026年08月15日
  • 光待つ場所へ

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    再会のときめき、少し記憶にあるシーンのリプレイ、成長、記憶を辿るような改行の演出。この人どんな感じの人だったっけと多々…
    まさかの人物、その驚きに負けないくらい展開が進む。ん??ああ赤羽氏の前の映画で落とされたから嫌ってるのか……からなぜもっと早く気づかないとなるまで鈍感だった。びっくりして笑いながら泣いてた
    まさか凍りのくじらからもか…フルコースに感無量

    フレーズ
    好かれるっていうのはハイリスクだ
    彼の遠慮は 美徳ではなく歯が良さの対象でしかないのに 他人の自分がかける言葉が届かないことが悔しかった。自分たちが友達と呼べるほど親しいかどうかわからない

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    2026年08月14日
  • 噛みあわない会話と、ある過去について

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    大学の時代の友人とその婚約者について

    なんとなく自分の友人と重なってしまって途中から難しく考えすぎた
    そういう人いるよねっていうのと、私はこうなりたくないなと思った

    第3章?の
    母親の話が怖くてぞわっとした
    物語なのは理解できるが、考察が難しい
    人の意見を知りたい


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    2026年08月13日
  • 朝が来る

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    ネタバレ

    里親制度の子供についてなんとなーく思いを馳せたりメディアで見たりしたことはあっても産みの親については考えたことがなかった

    確かに人生の一大イベントとも言われる出産を経て、それまでと同じ環境に戻れはしないだろうなと納得した

    母親にもなれず、子供にも戻れない
    宙に浮いた状態で過ごすのはきっと心許ないと思う

    最後希望が見えてよかった
    これから地に足をつけて歩んでいけるといいな

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    2026年08月13日
  • 凍りのくじら

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    いつも自分だけが正しいとは限らないということを、現実とファンタジーの狭間でさまざまな人から学ぶお話。泣きました。

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    2026年08月13日
  • 朝が来る

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    二人の朝斗の母親を描いた物語。
    最後は情景描写と重なり、雨雲から光が差し込み二人の母親を見る朝斗がいてハッピーエンドに近いかたちではあるが、それぞれのバックヤードに胸が痛む。

    このタイトルの意味の深さは読んでみないと分からない。

    環境因子って大切なんだな…。
    今後の片倉ひかりに朝が来ることを願うばかり。

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    2026年08月13日
  • 冷たい校舎の時は止まる(下)

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    あらすじに非常に惹かれたが、自分の好みもあって、人と人の関係性とか対応が少し多く、その辺がちょっと苦手だったことと、忙しくて一気に読めなかったためになんだっけと思ってしまうことが多かったので、少し残念だった。

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    2026年08月13日