辻村深月のレビュー一覧
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身近にいる大切な人と同じ時を生きれることの尊さを感じさせられる本だった。
色んな葛藤を乗り越えて死者に会う人、逆に会わない選択をする人、それぞれの想いを読み、心打たれた。特に奈緒の話が印象に残っている。使者の存在は知らなかったのかもしれないが、死んだ父に諦められていたかもしれなくても、それを乗り越えたい、乗り越えて父の工房を残したいと思い、挑戦する姿勢はとてもかっこよかった。私もどれだけ苦しくても、それくらいの強さを持って生きていける人間でいたいと思った。
歩美の祖母が言った「もし、結婚したら、その相手には、なんでも話せるといいね。」という言葉もとても印象に残っている。私はこの言葉を読んだとき -
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自分の読書歴では初のアンソロジー。
トリック満載のミステリとコロナ禍で起きた世の中の異変に触れた作品もあり。
六者六様のお話が展開されているので、合う合わないは結構大きく分かれたかも。
やはりトップで読み応えあったのは、
辻村深月『2020年のロマンス詐欺』だった。
"闇バイト"に関する話は年月の経った今でも、
というか更に横行しているからこの作品は教科書に載せて恐ろしさを知ってもらいたいくらい。
孤立無援の環境で追い込まれていく緊張感がとにかく怖い。しんどい時期でも不逞な輩を近付けないように日頃から対策していけますように。
芦沢央『投了図』もコロナ禍が招いた事件。あの -
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ネタバレ少年少女がコミュニケーションを取るパートは楽しく読んでいた。オチは大体予想できたのとご都合主義に思えてカタルシスはなかったのが物足りない。
もし謎解きができなければ、こころが29日に普通に城に来ていたらオオカミはどうするつもりだったのかわからない。リオンとこころだけ年が同じなのはなぜだろう。オチをやりたかっただけにしか思えないが単純に弟に友達(恋人?)をプレゼントしたかったのか?
もう少しちゃんと読めば理解できたのだろうか。
これは不満じゃなく純粋な疑問なのだがフリースクールの職員ってあんなに学校に入り込むことができるのだろうか。あそこまで踏み込んで対応してくれるなら心強いことこの上ないが -
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保活、お受験、お誕生日会。子供の成長は遅れてないか。
子供を持つ家庭なら「我が家もこんな事あったなー」と思うお話。
子供が産まれたら仕事を続けるのか、辞めるのか。いつから、どこの保育園に入れるのか。幼稚園に入れるのか。小学校受験させるのか、中学受験させるのか、高校受験にするか。離乳食の進みが遅いのではないか、言葉が遅れているのではないか、立つのが、歩き始めるのが遅くないか。
子供にとって何が良いのか、どういう風に育てたら良いのか、正解のない問題に親はいつだって悩まされてるんだ。1人では抱えきれない不安を、解決できない問題を、家族みんなで一つ一つ悩みながら、向き合っていくしかないんだ。
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