辻村深月のレビュー一覧

  • 島はぼくらと

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    島の素敵な雰囲気も、少し閉鎖的で独特な雰囲気も、余すところなく丁寧に伝えてくれる本でした。高校生目線で爽やかに読めました。

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    2026年03月05日
  • スロウハイツの神様(上)

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    登場人物もそこそこ多くて、取り留めもなく冗長な展開が続いて、上巻を読み終わったときは「ただなんとなく読んでた」状態でした。
    でも下巻に入って少しずつストーリーが今まで以上のスピードで展開していくと次第に引き込まれていった。

    環と公輝はキャラが立ってて、すぐに頭の中にイメージできた。
    「あのドラマに出てた俳優ならぴったりだなあ」とか。

    これってどう言うジャンルの物語なんだろう。
    青春群像劇?
    作中にも出てたけど頭の中はトキワ荘のイメージがピッタリだった。
    人の気持ちや感情ってとても複雑で、しかも20代の若者。
    色んなものに満ち溢れてて、「これが答えで正解」って出せない。
    そんな中で、最後のシ

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    2026年03月03日
  • 噛みあわない会話と、ある過去について

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    ネタバレ

    自分もどこかで誰かに同じようなことを言われているんだろうなと思った。生きているとこういうことってあるよなあって思い、面白かった。

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    2026年03月03日
  • ぼくのメジャースプーン

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    けっこう難しい本だった。何が正しくて、何が間違いなのか。読んでるとわからなくなってしまった。結局ものごとの善悪を決めるのは自分の中にある指針(メジャースプーン)であって、それを他人に押し付けることは許されないのだな、と。人はみな心の中に自分のメジャースプーンを持っていて、そのサイズがバラバラだから、傷つけたり傷つけられたりしてしまうのだろう。エピローグは少しうるっときました。

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    2026年03月03日
  • 朝が来る

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    不妊治療の末に養子縁組を受け入れることにした、栗原夫婦と望まぬ妊娠のために我が子を手放すことにしたひかりという2つの視点で物語は進んでいく。

    佐都子パートでは当たり前にできると思っていた子供を授かることができないこともあるという事実に佐都子の同じような絶望感を感じた。

    自分は同じような境遇に陥った時、夫婦2人で暮らす選択をしそうだが相手はもちろん両家の親の気持ちまで考えると複雑な気持ちになりそうだ。
    この物語を通じて養子縁組という制度を知れたことは良かった。

    佐都子パートだけを読むと突然訪ねて息子を返してほしいというひかりを煩わしく思うがひかりパートを読むと思いは一変した。

    ひかりの人

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    2026年03月02日
  • 鍵のない夢を見る

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    直木賞受賞作品。短編5作集。
    すごく重い。犯罪が絡む物語。
    2択で考えてどちらか選んでいき、どれも間違いであれば、小さいことが大事になり、犯罪や死が最終形態なんだろうな。
    だから誰にも起こりえることなんでしょう。
    ただ、かがみの孤城を読み、前向きで素敵な物語!すごすぎる!からのこの本は真逆すぎます。

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    2026年03月02日
  • ツナグ(新潮文庫)

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    死者も生者と同様に、同じ重みを持ってどこかで生きている。この本を読んで、両者を区別することができなくなる、もしくはする必要が無くなったように感じました。

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    2026年03月02日
  • 盲目的な恋と友情(新潮文庫)

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    一定期間(大学入学〜卒業して数年)の出来事を2人の目線から書かれたもの。もちろんそれぞれの過去の出来事も。

    どちらにも感情移入しきれず。
    解説にあったように、るりえの様に一度でも嘲笑された人にしか分からない後向きな思いもわかるし、学生の頃は恋愛経験がマウントの一大要因であったり、なぜか友達の出来事が自分の自信になったり(こんな人と友達!的な感覚)すっごく分かるんだけど、こんなに拗らせなくてもいいのに〜とも思う(⁠・⁠o⁠・⁠;⁠)

    バランス感覚って大事だなぁと思った本でした。

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    2026年03月02日
  • ふちなしのかがみ

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    辻村さんって、ホラーもかけちゃうんだ!奇妙な世界に入り込んでしまって、読み終えた後は不思議な気持ちになった。子供の頃、ホラーが大好きだった大人たちに向けた、ゾッとしてしまう短編集。説明がつかない部分があることも、恐怖心を掻き立てる。面白かった。

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    2026年03月01日
  • V.T.R.

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    スロウハイツの神様のコウちゃんのデビュー作
    辻村深月色はあんまりなくてスピード感持って読み進められる

    スロウハイツの中で、コウちゃんの作品は青春時代にハマるものでいつかは抜けると書かれてたけど、なんとなくわかる気がする

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    2026年03月01日
  • この夏の星を見る 下

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    Audible!!

    聴いていたら、無性に星が見たくなった。

    ってことで河原へ。久しぶりに、ちゃんと空を見上げた。冬の大三角を見つけた瞬間、思わず「おっ」と声が出た。
    オリオン座も確認できたけど、真ん中の三つは少し心もとない。街の光か、視力か、時間か。
    次はもっと暗い場所でリベンジかなw
    それでも、ただ空を見ているだけで十分に癒されました。

    物語はコロナ禍の空気を正確に切り取ってた。
    あの頃の過剰な緊張、距離感、同調圧力。
    今なら「騒いでいた」と言えるけれど、当時は本気だったよな、、と思う。

    群像劇ゆえに、人物の流れを追いきれない部分もあったけど「それぞれの場所で、それぞれが同じ空を見上

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    2026年03月01日
  • 噛みあわない会話と、ある過去について

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    悪気があってやったことじゃない
    された側と向こう側の言い分。自分だったらされた側に共感するし内心抉るようなかんじだった。

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    2026年02月28日
  • ツナグ(新潮文庫)

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    一生に一度だけ亡くなった人に出会えるとしたら
    誰にその権利を使うのだろうか。
    いつかまた、もっと会いたくなる人が
    出てくるかもしれないと自分だったら
    使えないだろうなと思いながら読んでいた

    一つずつの話が一気に繋がる後半。
    すごく面白かった。
    生きてるうちに、伝えたいことは伝えないとね

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    2026年02月28日
  • 冷たい校舎の時は止まる(下)

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    なるほど。

    上巻から菅原の違和感はあったし正体も予想していた。
    この中の誰が死んだのか?と最初からミスリードさせられたわけだけど、真相は別角度。

    もう少しテンポ良く展開していくと良かったなと思う。
    各人を掘り下げ過ぎな感が個人的にはある。それがいいって感想もあったからやはり本のレビューは難しい。


    なんにせよメフィスト賞の苦手意識がまた一歩進んでしまった。

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    2026年02月27日
  • ツナグ 想い人の心得(新潮文庫)

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    泣けると聞いて読んだが泣けなかった。生者の為に死者が集められる表現とエゴについては考えさせられた。構図としてはよくできていて最後まで飽きさせない

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    2026年02月26日
  • 冷たい校舎の時は止まる(上)

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    満を持して、という意気込みでデビュー作である本作を手に取ってみれば、いきなり登場人物にご本人の、辻村深月の名前があるではないか。
    そのことと、冬の高校生の学校でのミステリー小説、と認識でことで読み進めてみたものの、
    ミステリーを越えてホラーなシーンが、後半に連れて増えてきて、これは読み進められないかもしれないと、諦めかけました...。
    そして、...長い。
    下巻も同じ文量あるなんて、長い。
    しかしそれほどの深月さんの20年以上前の強い意気込みを受け止めないわけにはいかない、という思いもありますし、終盤は誰がXなのかと展開がかなり目まぐるしく面白味を帯びてきたので、
    少し間を空けて、下巻に挑みた

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    2026年02月25日
  • 鍵のない夢を見る

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    短編集となっています。
    読む側の取り方がどうかと言う所で難しいですが
    個人的には思い込みの話かと思った。

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    2026年02月23日
  • 闇祓

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    「祓う」は、実際に起こり得ない現象だと思うタイプなので、つまらなくはなかったが、かといってすごく面白かったというわけではなかった。
    澤村伊智さんシリーズを思い出した。
    悪霊は「竹」「鈴の音」とかは、犬も?嫌うものなのだろうか?
    ジンさんが神原っていう名字なのに「白井さん?」と呼びかけられた時、
    ????と思ったが、そういうことだったとは・・・
    闇にとりつかれた一般人の言動が恐ろしかった。

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    2026年02月21日
  • 鍵のない夢を見る

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    辻村さんの直木賞受賞作品。地方都市を舞台にした犯罪テーマの連作短編集。

    5編目の「君本家の誘拐」は、出産後すぐの苦労を思い出して、すごく感情移入しました。

    閉鎖的な土地で、他人の目を気にして、世間体を守って、なんとか生きているのに、、罪を犯したり、罪を見守ったりしてしまう。大きな声で叫べない空気感、気持ちを押し殺して守る日常、そんないやーな温度感を感じさせてくれる、辻村さんの文章力がすごいと思いました。

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    2026年02月21日
  • 冷たい校舎の時は止まる(下)

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    かがみの孤城みたい。
    謎は解けたが伝えたいものは何だったのか。
    自分と同じ名前の登場人物がいる、という事に何かあるのかと期待しすぎたかも。

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    2026年02月20日