辻村深月のレビュー一覧

  • 鍵のない夢を見る

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    自分を客観的に見る力が極端に弱い人たちの話。
    こういう話を読むと「やべーやつだ」と思えるが、そう思えるようになったのは何がきっかけだったのだろうと身につまされた。
    この本こそ、きっと多くの人の「気づく」きっかけになる気がする。
    普遍的だが言葉にされてこなかった感情を描き出すことは本当に尊いことだと思う。

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    2026年06月04日
  • ツナグ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    死について描く作品はこの世に溢れかえっている。
    辻村先生なりの死に対する捉え方を見ることができた。解説であったように今の私も「誰と会いたいだろう?」と考えた。しかし、今すぐ使うことはないだろう。もっともっと後に取っておきたい。


    完全に浅い感想なのかもしれないが、とにかく祖母に会いたくなった。実家を出て5年目になる今年だが、祖母に会う機会が著しく減った。でも、私にとって祖母の存在はとても大きい。人生を変えてくれる存在ではなく、人生を支えて守ってくれた存在であった。常に心の拠り所として僕の中に存在している。使者はおそらくいないであろうこの世界。祖母が生きている限り、少しでも多く会って会話をしよ

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    2026年06月04日
  • ハケンアニメ!

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    第一章が、序盤がなかなか読むスピードが上がらず、第二章よ斎藤監督ターンになってやっと話に入り込みやすくなった。
    辻村深月作品、スロウハイツの神様が大好きなので、「お、少し大人のお仕事系の話!」と期待して読んだものの、スロウハイツほど心に刺さらず…
    斎藤監督については、少し生い立ちも描かれていたものの、登場人物の人となりがスロウハイツほどには描かれてなかったからかなぁ…並澤さんはこじらせすぎてるし。有科さんは良い人すぎる。

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    2026年06月03日
  • 凍りのくじら

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    高校生・理帆子のSF(少し不思議)な物語。主人公の成長に自分の心も追いついていくような奇妙な感覚で読めた。

    高校生にしては思考が大人びていて達観していると"読まされて"最初は感情移入ができない。元カレに代わって「お前はクズだ!」と言われている感覚にもなる。
    ただ読み進めると稚拙でまだまだ高校生なんだと理解させられ、そこから自らに向き合い成長していけた。

    好きなドラえもん映画は「ねじ巻き都市冒険記」

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    2026年06月02日
  • 青空と逃げる

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    著者を共にする"傲慢と善良"に登場する親子、早苗と力つながりで手に取った著作。早苗の夫であり力の父である舞台俳優の拳と大物女優との間に突如としてスキャンダル疑惑が沸き起こり、その父が忽然と姿を消してしまう。世間が騒ぎ立てる中で大物女優が所属するプロダクション、エルシープロに追われる身となった二人は、地方を転々としながら様々な人からの手助けによって逞しくなっていく――

    今作もハートフルで泣ける場面もあるのだけど、小学5年設定の力が有能すぎてとても小5とは思えず、それで感情移入がし難かったように思う。展開もちょっと無理くり感あったかなと。読み手の能力の問題かな...?

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    2026年06月02日
  • ぼくのメジャースプーン

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    タイトルから想像してたのとは、まったく違うストーリーだったけど、興味深い話だった。主人公がかなり大人びた小学生。小学生が抱えるには重く辛い問題だよな。一度罪を犯した人間は、何をすれば、どう生きれば、許されるのか…。いや、果たして許されるものなのか?許していいのか?テーマは重いが、特殊な能力者の話しでもあるから、少しだけファンタジー。もしも自分の主人公みたいな能力があったら…何て囁くかな。

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    2026年06月01日
  • 朝が来る

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    望まない妊娠、不妊治療、養子縁組、前に読んだ時よりも片倉ひかりに対するイメージがいい意味で少し変わりました。再読です。

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    2026年06月01日
  • 闇祓

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    面白かった。でもホラーと思って読み始めたら思ってた方向性と違う怖さで、途中読むのがしんどくなるほどでした。

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    2026年06月01日
  • スロウハイツの神様(上)

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    ネタバレ

    ほとんどが設定の説明。
    物語にあまり進展が無かったため、下巻を読まずに他の作品を読もうかと思っていたが、最後でやっと、物語が動きはじめたので、下巻が楽しみになった。

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    2026年06月01日
  • ツナグ(新潮文庫)

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    めっちゃ小さい頃読んで以来の再読
    やはり親友の心得が一番面白かった
    救いのない展開はもちろん、それを一から十まで説明描写することでより読者の心を抉ってきた
    どんどん尻上がりに物語が加速していって、最後にしっかりまとめたという印象

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    2026年06月01日
  • 青空と逃げる

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    夫が女優と不倫疑惑が報道され、逃げる妻と息子の話。すごく複雑な事情で日本中を転々としていく。その逃げる度の中で妻と息子の成長も見られた。
    もし自分に男の子の子供ができたらどう育てるか接するか難しいと読んで思った。

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    2026年05月31日
  • レジェンドアニメ!

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    本家ハケンアニメ!のスピンオフです。
    短編集ですが、それぞれの人生を深掘りしていってるので、読んでて楽しかったです。
    個人的には「ハケンじゃないアニメ」が一番好きでした。
    ただ、他の作品も面白いです。

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    2026年05月30日
  • ハケンアニメ!

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    アニメをあまり見ないせいか、あまりイメージが湧かず、世界観を掴むのに少し時間がかかりました。
    しかしストーリーは面白かったですし、ハッピーエンドが全てではなく、その先にあるハッピーエンドというところも共感できました。

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    2026年05月30日
  • かがみの孤城

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    大人になっても、友達や周りの人の些細な振る舞い、言葉で簡単に傷つき、怖くなる。
    嫌われてるんじゃ、攻撃されるんじゃ。
    でも真実は、同じように考えて自分で自分を傷つけている人、その人なりの経験があって行動している人ばかりで、私を傷つけようと考えている人なんて滅多にいない。

    一年かけて、あり得ない状況で同じ時間を過ごし、自分を曝け出すことで信じ合えるようになる中学生の7人が羨ましい。人を信じてみよう、誰かのために生きようと思える。ナルニア、はてしない物語、かがみの孤城。

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    2026年05月30日
  • 本日は大安なり

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    本作きってのクズ男主人公への共感が止まらなくて、、、ここまでやばいことはないけれど、気持ちが理解できてしまう自分が怖かった。

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    2026年05月29日
  • 子どもたちは夜と遊ぶ(下)

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    ネタバレ

    アイは誰なのーー、なかなか明らかにならないその正体。
    目まぐるしく変わる展開!つきこ!おまえ、、しぬんか??
    月子は俺の中で、パーティーちゃんの信子。
    まーさーかーの二重人格おちかい!!!!笑笑笑
    そこはガックリ
    でも最後きょーじのふりをして浅葱が月子の面会に来る展開は良い。

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    2026年05月28日
  • かがみの孤城

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    先に映画で鑑賞していたので、なんとなくあらすじは把握していた。やはりネタバレの状況で読むと、感動はやや薄れてしまった感はある。大変読みやすい作品でまた後で再読したいと思う。

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    2026年05月28日
  • スロウハイツの神様(上)

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    割と話題になってたから楽しみにしてた!
    上巻は人物紹介ばっかり
    途中までだるいなぁって思いながら読んでたけどラストでんん!?
    下巻読むの楽しみ
    ここからどうやっておもろくなるんだろう

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    2026年05月28日
  • この夏の星を見る 下

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    今はこの評価!!
    科学と青春。どちらも大好物でぜったいに好きなはずなんだけど、そこまでハマれなかった。。。
    これは、きっと、自分の読解力のせい。。。。
    また、機を見て読み返そう!

    長崎に行きたくなる!!

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    2026年05月28日
  • ぼくのメジャースプーン

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    ・オーディブルで散歩しながら聴いていた
    ・メジャースプーンの意味が途中で分かってくる
    ・主人公のぼくは小学生にして物分かりもいいし、ふみちゃんの一見大人にしかわからないような賢さを理解していて2人の子供とは思えない聡さに驚く
    ・話の展開は想像しえないような驚くものにはならないものの、主に先生とぼくの会話の中で、これまでの人生で考えても答えのなかったテーマを反芻する感じがある
    ・「復讐とは」「何かに一方的に傷つけられたものたちはどう生きるか」「人は本当の意味で誰かのために生きられるのか」ということをぼくや先生の言葉を通じて考えていく感じがある

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    2026年05月26日