辻村深月のレビュー一覧

  • ぼくのメジャースプーン

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    不思議な力をもつ「ぼく」。
    幼なじみの「ふみちゃん」。
    凄惨な事件と
    「ぼく」はどう闘ったのか。

    ぼくは幼なじみのふみちゃんを
    尊敬していた。
    何でもよく知っていて、
    ズルはしない。
    一人でいるのに、
    クラスメイトに誘われると拒まない。

    ぼくはふみちゃんを大切に思っていた。

    ある日、学校で凄惨な事件が起き、
    ふみちゃんの心が壊れ、
    学校へ来られなくなった。

    実はぼくには不思議な力があった。
    同じ力をもつ大学教授の
    秋山先生のもとへ通い、
    その力の使い方を学ぶぼく。

    ぼくはたった一人で
    学校で事件を起こした
    大学生の市川雄太と
    闘うことを決めていた。

    ぼくがもつ不思議な声の力。
    そこで語られるのは、
    正しいとは何かということ。
    どんな正義を選ぶかということ。

    小学生の男の子が主人公だが、
    内容は重い。

    そして、ぼくが
    どんな決断をして、
    どう闘うのかということへ
    興味をかき立てられ、
    一気に最後まで読み進んでしまう。

    その本の吸引力は
    辻村深月の他の本にも
    共通する特徴だ。

    物語には必ず謎が隠されている。
    その謎の正体を知ろうと
    読者は引き込まれる。

    もちろん、その謎の裏には
    真実への希求がある。

    辻村深月の描く物語は
    ある意味とても残酷だ。
    しかし、なぜかやさしい。
    この相反する側面から
    目が離せなくなる。

    その根底にあるのは、
    人間に対する深い愛だと思う。
    残酷さも、やさしさも、
    人間のもつ側面だから。

    時折立ち寄りたくなる
    不思議な異空間。
    それが辻村深月の世界だ。

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    2026年09月29日
  • 傲慢と善良

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    人を取り巻く環境っていいことばかりではないなと改めて思いました。自分が見たいものだけを、信じたいものを信じるっていうのも良いと思いました。

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    2026年09月27日
  • 太陽の坐る場所

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    思春期のしがらみをうまく表現していて、自分の学校にも「響子」はいたなと思う。思春期に形成されたコンプレックスは大人になっても消えずよくも悪くもいつまでも自分を縛り続けるものであり、学生時代をいかに過ごすかが今後の人生を大きく左右することにもなるなと感じる。辻村さんの作品はそう思う作品が多い。
    今後陽の光を浴びれそうな人もいれば、今後も翳りを思わせる人もいて、社会のリアルを描いてるなと感じた。そのリアルさが読んでいて少々辛かったのかもしれない。

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    2026年09月27日
  • 傲慢と善良

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    恋愛における選ぶ、選ばれる側について考えさせれた。 作中に出てくる女友達のセリフが妙にリアルでとても不快感を覚えた。文書を読んでるだけでこんな気持ちになるのは、この作者様の表現力が高いからこれであろう。
    途中で読むのやめたくなるくらい辛いストーリーだが、何とか読み切って良かったと思えた

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    2026年09月27日
  • 琥珀の夏

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    読みやすく、思っていたほど重くもなく面白かった。
    ミライの学校については、いろいろな見方ができると思った。現代の感覚では抵抗を感じる部分もあるけれど、時代や文化が違えば子どもの育て方も違う。何が正しいのかは簡単には決められない。

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    2026年09月27日
  • 傲慢と善良

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    ネタバレ

    何で朝が来る書けた人がこんなものを書いたのか…

    先に映画を観ていて登場人物全員カスで不愉快だったけど本はちょっと展開が違うって聞いてオーディブルで聞いたら登場人物全員カスやん

    傲慢な人間しかいないしお見合いのおばさんなんか特にその婚活したい人が顧客なのに何を言うてるんだよ

    カケルが結婚出来ないのなんかそらあんな質の低い小姑みたいな女友達管理できてない時点で当然だし、マミはマミで自分は評価する側の目線を最後まで捨ててなくてカス過ぎる

    これが書けるから作者はすごいんだろうけどストーリーの登場人物全員カスはさすがにきついわ

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    2026年09月27日
  • 傲慢と善良

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    20歳を超えた辺りから結婚しなきゃ!!!となぜか焦りだしてマチアプをやっていましたが、これを読んで人生はタイミングですよね〜そうだそうだ〜と焦りを解消することができました。
    途中まで読むのが大変で話がぐっと面白くなるまで耐えたら最後はわっ!面白かった!と言えると思います!

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    2026年09月26日
  • 噓つきジェンガ

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    嘘や詐欺についての短編集。テーマの割に軽やかな話が多く、ささっと読めました。「詐欺はしたけど報われた」系のエピソードもあるので、それでいいのか?(-_-;)感もありました。全体にスッキリまとめられていると思います。

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    2026年09月25日
  • 噛みあわない会話と、ある過去について

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    自分と相手で全く異なる感情が生まれることの恐ろしさを感じた。一方にとっては覚えてもいないことが相手にとっては一生忘れられない傷を残していることもあるし、それだけではなく恨まれている可能性もある。
    なんも喋れんくなりそうだけど、とにかく言葉と振る舞いにもっと慎重にならないとな。あと調子に乗ってはいけないな。

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    2026年09月24日
  • 盲目的な恋と友情(新潮文庫)

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    恋愛と友情、それぞれの視点から同じ出来事を描くことで、「人を好きになることの怖さ」と「友情の嫉妬や執着」を描いた作品です。
    前半は恋愛、後半は友情と視点が切り替わり、同じ人物や出来事の印象がガラッと変わるのは面白かった。
    特に、「自分が見ている相手の姿は、本当の姿なのか?」と考えさせられます。
    華やかな恋愛の裏にある嫉妬や独占欲がリアルで、読み進めるほど人間関係の怖さが増します。

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    2026年09月24日
  • ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。

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    ネタバレ

    星3.5
    普段読みやすい小説ばっかり読んでるからか、初辻村みつきさんの作品で、少し読むのに時間がかかった。けれど、半分超えたら一気に読めるくらい最後は引き込まれる。

    登場人物全員が実際こう言う人いるなあというキャラでとてもリアルだった。チエはとても可哀想だし最後は泣いたけど、及川さんの言っていることは正論だよなあと正直共感できた。
    私もお母さんと仲が良いので、チエちゃんのお母さんの最後はとても泣けた。

    ただ、ところどころ理解できないところがあったのでまた自分が歳を重ね、チエちゃんたちと同じ年くらいになった時にまた読み返してみたい。

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    2026年09月23日
  • 家族シアター

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    ネタバレ

    どのストーリーも家族を想う短編集
    どのストーリーもよかった。
    孫と誕生会は涙がでちゃう
    タマシイムマシンの永遠も、素敵なストーリーだった

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    2026年09月23日
  • 盲目的な恋と友情(新潮文庫)

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    題名の通りの話で、恋に盲目的、友情に盲目的な2人の視点からの話だった。
    友情に盲目的なほうは、コンプレックスだから、と周りにいうことで自分を守っていて押し付けがましいところが、なんだか自分にも当てはまるような気がして読んでいて辛かった。
    恋に盲目的な方はあまり共感は出来なかったが、やっぱり、第三者だからなんだろうなって思う。

    ラストの結末もああ、そうなっちゃったかって思った。

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    2026年09月23日
  • 家族シアター

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    家族とはいえ相性があると思う
    辻村さんの描く家族は一見、相性が悪いようで相手を思う気持ちがある

    私は兄とはすっかり疎遠になってしまって関心すらない
    薄々感じてはいたけど、少し寂しい

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    2026年09月22日
  • こんなはずじゃない ホラー傑作選

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    読んだことある話が半分くらい。
    「今頃、わが家では」はオチが想像できたにもかかわらず、それでも面白かった。

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    2026年09月21日
  • 噛みあわない会話と、ある過去について

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    ネタバレ

    傷をつけたもの、傷をつけられたものの対話形式の小説。スカッと復讐劇みたいなものかなと軽い気持ちで読んだけど、臨床心理士の方が書いた解説まで読むとかなり解像度がわかって面白い。幽霊という例えをしているわけだけど、消化できなかった想いは幽霊として復讐しにやってくる。でもその目的は希望や愛に繋がっているということ。「してきた事をわかって欲しい」という希望があるから話すのだと。私は最後の「ゆかり」と「早穂」の話が好きでした。
    なるべくお互いに幽霊を生み出さないように人間関係を構築したいところ。

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    2026年09月20日
  • はじめての

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    ◯だいたいの話を「へぇ〜」って、読んでたんだけど、宮部みゆきの「色違いのトランプ」だけは、よくわからなかった。
    結局、どうやって抜け出したの?どういう話になったの?がすごく気になる。
    「その後」は、書かれてたけど気になるのは助け出そうとした?時の話なんだけど。

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    2026年09月20日
  • 鍵のない夢を見る

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    人間の見たくない姿の詰め合わせセットみたいだった(笑)主人公の周りの見えなさが、絶妙にリアル。してしまったことには共感できなくても、そこに至るまでの過程には共感できてしまったな〜。

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    2026年09月20日
  • 凍りのくじら

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    ネタバレ


    薄暗くて、静かな世界。

    主人公の淡々とした感じが少し息苦しを感じた。
    まるで灰色の世界で、海に沈んでいるような…

    お母さんからのラブレターで涙した。

    みんな、誰かに愛されたいし
    愛されているのだろう。

    心にある寂しさや辛さを声にするって勇気がいるけど受け取ってくれる人は必ずいる。そう思いたい。

    ドラえもんについて詳しく知っていればもっと楽しめるのだろう。誰からも愛される国民的アニメ(漫画)は奥深いのだろうと思った。

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    2026年09月20日
  • レジェンドアニメ!

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    ハケンアニメを読んで時間が経ってから本作を読んだため、登場人物があまり思い出せない…。ただ「ハケンじゃないアニメ」は面白かった!

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    2026年09月20日