あらすじ
監督が消えた!?
伝説の天才アニメ監督・王子千晴が、9年ぶりに挑む『運命戦線リデルライト』。プロデューサーの有科香屋子が渾身の願いを込めて口説いた作品だ。同じクールには、期待の新人監督・斎藤瞳と次々にヒットを飛ばすプロデューサー・行城理が組む『サウンドバック 奏の石』もオンエアされる。ハケンをとるのは、はたしてどっち? そこに絡むのはネットで話題のアニメーター・並澤和奈、聖地巡礼で観光の活性化を期待する公務員・宗森周平……。ふたつの番組を巡り、誰かの熱意が、各人の思惑が、次から次へと謎を呼び新たな事件を起こす! 熱血お仕事小説。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
普段アニメを見ない人に読んで欲しい作品。この分野で働く人はみなハートフルで熱血だ。想像以上に大変な現場で活動されていて何気なく見ていたアニメについて考えさせられた。
p216この世の中は、繊細さがない場所だけど。だからこそ、それを理解する人に会えた時の喜びは、とても大きい。
p407この日々を後悔しない
諦めない
挫けない
これは、僕の選んだことだから
僕たちの選んだ、大事な明日のことだから
この日々を後悔しない
誰かのせいにする明日は、きっと楽な道だけど
自分で選んで、自分で歩く
すぐ隣には君がいる
一緒に歩いてくれる君がいる
ぼくらは一緒に、歩いていく
この道は寂しくないから
僕の選択は哀しくないから
Posted by ブクログ
かなり前に読んだことがあって、久しぶりの再読です。
王子監督と有科さんのお話で1冊だったイメージでした。中篇3篇の本でした。
どのお話もわかりやすく(悪い意味ではなく)アツくて、ひとりうるうるしながら楽しみました!
Posted by ブクログ
アニメ好きのみなさん!!!!
絶対読んでください!!!!!!
とか言ってる私もアニメ大好きです!!!
観る時間がなくてほぼ観られてませんが好きです!!!
…というのは置いといて、、
ハケンアニメ!は
アニメの制作側人達の話です。
これはアニメとか2次元とか、好きな人じゃないと絶対書けない話だと思います。
ヨスガとかリデルライトとかサバクとか、作中に出てきたアニメが本っっっ当に見たいです……。
あと、これを読んだ方は!ぜひぜひ「レジェンドアニメ!」も!!!
Posted by ブクログ
良すぎた。
アニメ制作とその周辺業界をめぐるストーリーを、主人公が変わりながら3部+αで描く物語。
最初は王子監督に振り回される有科かやこプロデューサーにすごく感情移入してたけど、次の斎藤瞳監督にはさらに心奪われた。次のアニメーターの和奈は最初あんまり好きじゃなかったのに、話が進むにつれものすごく応援してた。
「軍隊アリと公務員」の終盤は、ずっとウルウル。
サバクの設定や最終回、読んでて泣きそうになった。小説という作品の中に出てくる作品の設定。そんなところまで、感動させるような内容のものを考えられるなんて。
リデルもすごかった。涙ぐんだ。アニメの映像が頭に浮かび、想像の中のシーンで、鳥肌たった。
行城さんは脳内でエヴァの梶さんに変換されてた。cv子安武人さん。
Posted by ブクログ
シリーズアニメの製作現場という繋がりはあれど、バラけていたピースをまとめ上げ、最後の最後に辻村深月の珠玉の言葉たちの連続は、胸に迫るものがある。
作中ではアニメの製作に関わる人間全てだが、人を喜ばせる技術を持つ人って、なんてすごいのだろうと思わずにはいられなかった。
Posted by ブクログ
アニメ制作を題材に、創作の熱量と苦労を描いた群像劇。明確な悪役がいないお話作りは、みんな良くも悪くも個性があるけど、お互いにそれを頼り信じる人たちが支え合って社会を作っている、という前向きなメッセージと感じられる。
辻村作品としては珍しくミステリ要素が薄く、様々な人があちこちで繋がり信頼関係を築いていく構成に全振りした、とても楽しく読める作品だと思う。仕事に疲れたとき、何かに悩んだときにふと手に取りたくなる。
Posted by ブクログ
楽しかった!
いいもの読んだとか面白かったというより、この作品を読んでいる最中ずっと楽しかったというのが真っ先にでてくる感想です。
アニメ業界を辻村節で見事に描き、一流のエンタメとなっている。
各職種での苦労ややりがい、達成感、喜び色々と表現している。
しかし、単なるお仕事小説ではなく、エンタメとして素晴らしい読み物でした。
王子が出てくれば「やった!出てきた!待ってました!」って思うし、監督と声優が仲良くなればホッとするし、子どもがアニメを楽しんでいればこっちも嬉しくなるし。
辻村作品ぽくないなと思いつつ楽しく読んでいたら、あらあらとやっぱりあちこち繋がってきて、なるほどやっぱり辻村深月と思わされたり。
感動もさせられるし、ほかの作品から登場する人もいて、やっぱり辻村深月だった。
あ〜楽しかった。
『生きろ。君を絶望させられるのは、世界で君ひとりだけ。』
これってすべての辻村作品の根底にあるメッセージなのかも。
Posted by ブクログ
最高に面白かった
1人1人のキャラクターがとても愛らしく、さらにチヨダコーキも出てきて感動!!
辻村深月はいつも孤独な人や疎外感を感じている人へのメッセージが小説の中に入っていて涙が出た
Posted by ブクログ
アニメ制作現場ってこんな感じなのか〜と思いながら読み進めた。いろいろな立場からの話だったのでとても楽しく読めた。
実際の現場とは違うところも多々あると思うが少しでも作り手側の仕事を垣間見れてとても嬉しくなった。
アニヲタには嬉しい作品であった。
Posted by ブクログ
作者の物作りをする人たちへのrespectを感じる作品だった。
人物の作り込みや作品の構成も秀逸で、またしてものめり込んで読むことが出来た。
映画になっているらしく、宣伝動画を拝見したが、キャストもなかなか。評判も上々で、一度みてみたいと思わされた。
Posted by ブクログ
アニメ業界の現場をリアルに書いている。
その世界観に入り易くさらっと読めました。
一つの事をやり抜く事、妥協しない事、一途に働く様は自分も大事にしないといけない事だと思いました。
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ラストの爽快感?と締め方が素晴らしい.ᐟ.ᐟ
サバクもリデルも観たくなる~ .ᐟ
表紙は下から有科、斉藤、並澤
裏表紙は右から王子、宗森、??
かなぁ
Posted by ブクログ
自分が小説にハマるきっかけを作ってくれた本。
アニメ好きにはたまらなかった。
アニメ制作の裏側だったり、大変さを知ることができつつ、内容もとても面白かった。
章ごとに話が分かれてると思いきや、どんどん繋がっていくところも良かった。
この本を読んでから、アニメを見ているときに、少し制作の裏側を想像するようになった。
楽しすぎて、すぐに読み終わった。
Posted by ブクログ
読み終わってみて、これからアニメを見るときの視点が良い意味でガラッと変わってしまいそうだと思った。
クセがありつつもアニメに対して愛のある人たちばかりが出てきて、ストーリーもかなり熱い展開だった。
(実写映画版では作中のアニメが本当に動いているので、原作を読み終えてから後方製作者ヅラで楽しむことをお勧めします。う、うごいてる〜と感動しました。)
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アニメ作品に関わるアニメ監督とプロデューサーの関係を2つの異なるアニメ作品の作成を通して描かれた物語。
題名を見て、派遣社員がいろいろとドジを踏みながらアニメ作成に関わっていく物語と思っていた。アニメの覇権を争う物語とは思わなかった。
アニメ作品はあまり見ないけれども、この本を読んでアニメ作品を作る大変さがよく分かった。確かに普通のドラマだとそれぞれの役者が自ら動いてくれるけれども、アニメは全て作り上げなければならないから。
2つのアニメ作品、それぞれアニメ監督とプロデューサーに個性があり、楽しく読むことが出来た。
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アニメ業界を舞台にしたお仕事物語
人物評価の裏切りの連続とサイドAとサイドBのバランスの良さ、そことそこが繋がる?!っていう終盤のジェットコースター展開
良かったです。
Posted by ブクログ
あんまり辻村作品っぽいミステリ要素は無かったけど、純粋に職業小説として非常に面白かった。アニメの裏にある多くの人が知らない仕事とか、アニメに対する無意識の偏見とか、色々考えさせられる部分もありつつ、こんなに夢中になれるものがあるなんて羨ましい、と思った。
Posted by ブクログ
何気なく観ていたアニメがそんなに大変な作業をしているなんて!同じキャラクターを同じ人が描いているのだと思っていましたが、沢山の人が描いているのですね。
原作者が亡くなってもアニメは続けられるのは、そういうところもあるからなんでしょうね?
自分の仕事が楽しいのは素敵です!
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アニメ制作の現場の大変さが分かりました。登場人物全員が憎めないというか、悪い人がいないのも良かったです。スピンオフもあるとのことなので、そちらも楽しみにしたいです。
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アニメの製作現場ってそーなんだ、とアニメ会社を知りながら、異なる主人公のお話が展開されます。
アニメ業界の大変さを読書するだけで、経験した気分に。
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架空のアニメが目に浮かぶ。
自分の仕事に本気の情熱を注げる人たち、の話。
さわやかで熱くて清々しいなぁ。
文字だけなのに、
作中のアニメが見えてくるようだった。
いや、見えたな。
登場人物たちのドラマと共に、
アニメも見た。
気分。
Posted by ブクログ
アニメ業界を舞台にしたお仕事小説。
登場人物達の思いが強く、それぞれに意識しあってより良いものを作ろうとする姿に熱くなりました。
膨大な手間暇かけて、評価は一瞬。それをずっと続けていく怖さは凄く感じるところ。それでも評価に挑んでいくのは想像以上にハードなことでしょうね。そんな王子さんのパートをもっと見たかったのが正直なところではあります。もっと制作過程の苦しみや熱量を感じたかった。
Posted by ブクログ
面白くて読みやすかったー!
派遣かと思ってたら違った。
スロウハイツ、VTRと過去作関連も出てきてファン心もくすぐる作品でした。
読者若め設定かな。
テンポ良いいしここからハマる人も多そうだなと思いました。
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ハケンアニメのハケンって、そういう意味なのね。
辻村作品が好きで色々読んでいるけど、いつもと違った感じがしました。
ほのぼのというか、現実味があるというか、安心しながら、読む事ができました。
登場人物も憎めず、アニメの事も知れて良かったです。
何も気づかない香屋子に言った王子の言葉を探しに前のページを探してしまいました。
Posted by ブクログ
アニメ好きとして、素直にとても楽しめた。
アニメ制作の裏側新鮮で非常に興味深かった!
1つのアニメに想像以上にたくさんの人が関わっていて、それぞれに思いが込められているとしみじみ感じた。
ただ一つの作品ではなく、リデルとサバクという2作品の制作視点で話が進むので、どちらが覇権を取るのだろう?と展開を読めないまま読み進められるのが楽しかった。
みんな愛すべきキャラクター!とても良かったです。
アニメ描写が凄く細やかで映像がありありと思い浮かんできた。
アニメ制作の話なんて、本より映像の方が伝わるだろうと思ったけれど、本でここまでアニメの様子を伝えられるものなのかと感銘。
さすがは辻村深月としか言いようがない!
Posted by ブクログ
著者の婚活小説『傲慢と善良』に嵌まった直後、テーマが見事に異なるこのお仕事小説を読んだ。アニメ業界で主人公3人の女性が心血を注ぐ姿を描くオムニバス形式の小説。
アニメを愛する登場人物たちを通して、アニメ制作の裏側を知ることができる。効率を優先する金融でスピード感を満喫した私からするとアウェイな内容だった。伏線回収やクライマックスが訪れるまでは苦手かも…と感じた。
とは言え、感情が爆発するシーンは引き込まれ頁をめくる手が止まらなかった。アニメ監督の王子千晴がアナウンサーとやり合うシーンは、王子がきっぱりと言い切る度に気持ちが良くすっきりして胸が熱くなった。
印象的な台詞
・ いじめなんてところまで行かないような浮き方や疎外感 っていうのが、 この世には確実にあるんだよ。で、そういう現実に溺れそうになった時、アニメは確かに人の日常を救えるんだと思う
・ 現実を生き延びるには、結局、自分の心を強く保つくしかないんだよ。リア充って、現実や恋愛が充実している人間を揶揄して指す言葉があるけど、リアルが充実していなくたって
多くの人は、そう不幸じゃないはずでしょう? 恋人がいなくても、現実がつらくても、心の中に大事に思っているものがあれば、それが アニメでも、アイドルでも、溺れそうな時にしがみつけるものを持つ人は幸せなはずだ。覇権を取る ことだけが、成功じゃない
Posted by ブクログ
アニメ製作現場が舞台のお話。
監督、プロデューサー、アニメーター、フィギュア製作会社、地方自治体など色んな立場が描かれていて、とても興味深い。
それぞれの立場でのアニメ愛が感じられる、熱いお仕事小説でした。
最近は初期の辻村作品を読んでいたから、それらに比べると文体も内容も軽くなってるように感じました。
初期の頃の空気感の方が私は好みだなー。