穂村弘の作品一覧
「穂村弘」の「短歌のガチャポン」「あの人と短歌」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「穂村弘」の「短歌のガチャポン」「あの人と短歌」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
穂村弘選の短歌アンソロジー。
著者の各作品に対する思い入れが滲み出る感想が、作品の魅力をさらに高める。
本書で扱う作品には、相反する事象や感覚が同時に表現される作品が多い。現在と過去、または未来が同時に顕在するような、私と他者の境界があいまいになり混ざり合うような。例えばこちらの作品。
・幾たびもあなたの頬を拭ってた泣いているのはわたしなのにね(鈴木美紀子)
しかし、私には抽象度の高い感覚を含む作品はどうも持て余してしまうようだ。付箋を貼った作品には日常の何気ない一瞬や感情の起伏を切り取ったものが多い。
・イルカがとぶイルカがおちる何も言っていないのにきみが「ん?」と振り向く(初谷むい
Posted by ブクログ
雑誌『ダ・ヴィンチ』の人気連載「短歌ください」の単行本第6弾。
読者が投稿した短歌の中から、歌人の穂村弘が選んだ短歌がコメントつきで掲載される。
いくつか紹介したい。
二歳児に眼鏡のレンズの色を問い「しろ」と言われたときの春風 (古河惺)
この短歌は俺が短歌をはじめて間もない頃に掲載されていた記憶がある。穂村さんのこの短歌に対するコメントが素晴らしくて、今でも印象に残っている。
上の短歌に対する穂村さんのコメント「「二歳児」さんは透明という言葉をまだ知らないんでしょうね。でも、いちばん近いと思う色を答えた。透明は万人の普通の正解だけど、「しろ」というその子だけの不正解には、それ以上の魅力