穂村弘のレビュー一覧

  • もしもし、運命の人ですか。
    わかる、わかるよ、ほむほむ。
    しかし、言葉ではどう表現すればいいのか分からないアレらの気持ちを言葉にしてくれる。
    なんやかんや言っても、ほむほむはモテてる。
    そこは共感できないぞ。
  • 鳥肌が(PHP文芸文庫)
    読む前はこわいと感じていないようなことでも、読んだ後は確かにその状況はこわいよなと思わせる説得力がある本。
  • 短歌ください 明日でイエスは2010才篇
    「短歌ください」の第二弾です。
    穂村さんの選ぶ歌はちょっと一癖ある歌が多い気がしました。
    私の平々凡々な頭ではとても思いつかない歌ばかりだと思います。

    現在、歌人としてご活躍中の木下龍也さん岡野大嗣さん、鈴木晴香さんらのご活躍もあります。
    17歳の少年歌人として投稿されていた寺井龍哉さんが文庫の解...続きを読む
  • 蛸足ノート
    本を読むことが楽しくなる本。
    見開き2ページで完結するので、とても読みやすい。著者は日常を切り取る天才!
  • よくわからないけど、あきらかにすごい人【毎日文庫】
    歌人・穂村弘が心から憧れてる異業種の人に創作の秘密を聞く対談集
    金言が多くて良い本だったなぁ

    全部いいけど甲本ヒロトの章は「もうおうちへかえりましょう」を思い出したよ
    ヒロトを好きになった話が出てくるからね
  • 短歌ください 双子でも片方は泣く夜もある篇
    特に好きな作品。(テーマ)

    覚えたてのひらがなで書いた「すきです」のお返しはガンダムの絵でした(初恋)

    くそ暑いのにどろどろ系ジュースばかり飲むやつがこのマンションにいる(ゴミ)

    いなかから「ストロベリーを送ります」じいちゃんいいよいちごでいいよ(贈り物)

    リビングでアイスとかふと撮る写真い...続きを読む
  • はじめての短歌
    先輩に薦められた一冊。
    私が手に取ることはなかったであろう一冊。
    こういう本を読む自分なんか、これっぽっちも想像できなかったけど、人に薦められたからにはと、重い腰を上げてみた。
    上がる重さで本当に良かった。
    ありきたりな表現だけれども、いつか「人生に影響を与えた本は何ですか?」と訊かれたら、この本の...続きを読む
  • 蛸足ノート
    とても面白かった。
    奥さんも面白くて羨ましい。
    何となく日々感じる世界とのズレを共有できるようで、嬉しくなる。
  • はじめての短歌
    これは素晴らしい本
    あえて一貫した論理を導入することで見えてくるものがあるし、めちゃくちゃタメになった

    生きると生き伸びる
    ここの違いは新しい視点になったし今までの自分のさまざまな価値判断の基準も、多くがここに結びつけれるような気もしてきた

    ここに掲載されている短歌は本当にどれも全部素晴らしく唸...続きを読む
  • 彗星交叉点
    手に入れたらすぐさま読み始め、一気に読んでしまう。
    そんな本はほむほむのエッセイくらいかもしれない。
    特別な体験を描いているわけではないけれど、目のつけどころと表現がうまい。何度も声を出して笑った。
    同じ体験をしても、こんな風には書けない。
    だから短歌も素晴らしいのだし、心を打つのだと思う。
    すごい...続きを読む
  • 蛸足ノート
    レビューを見て読んでみました。とても面白いエッセイです。うんうん、分かる、分かりますっ、という笑える話ばかり。

    私が特に面白いと思ったのは、四つの話。

    『辞書にない文字』
    この話が私が一番面白いと思った。どうしても覚えられない名前がある、間違えて覚えてしまって正しい名前とゴチャゴチャになって造語...続きを読む
  • ぼくの短歌ノート
    この本は以前地元の文芸の講座に穂村弘さんをお迎えしたときに、予習として単行本を買って読もうとしたのですが、その時はおそらく通読できなかった本です。
    初版の2015年発行のものを買っているので9年程前になるかもしれません。

    今、少し短歌を勉強して、やっと最後まで読めたという感じです。

    『群像』誌上...続きを読む
  • 世界音痴
    世界音痴って私のこと!?
    本書のタイトルに惹かれて、購読。

    世界音痴あるあるに共感しながら
    時に著者の感性の鋭さに感嘆して
    どこまでも読んでいたいと思う心地よいエッセイ。

    同じ世界音痴仲間なのに
    穂村さんの才能が羨ましい。
    めちゃくちゃ好きな作品でした
  • 蚊がいる
    ゆるいけど、なんか核心をついているというか、「そういうこと、あるある。なんだろうね、あの気持ち」みたいな共感できることもあり、穂村弘のエッセイは本当に好き。
  • もしもし、運命の人ですか。
    恋愛のエピソード中心のエッセイ。自分に刺さりまくって動揺してしまうような内容だったらとうしようかとドキドキしながら読み始めたら、いつものほむほむのエッセイで安心した。言葉を自在に操っていて、絶妙なニュアンスの表現がすごい。
  • 短歌のガチャポン
    ガチャポンというタイトル通り、いろんな人のいろんなシチュエーションにおける技法も年代もごちゃまぜの短歌集。最初に25句が解説なしで、挿絵とともに一ページに一句ずつ載っていたので、やばい、意味わかんないと焦ったら、そのあと全句(その25句も含め)解説付きで載っていた。全く意味が分からないと悩んだ句も、...続きを読む
  • にょっ記
    日常の中でのくすっと笑える発見や、物の見方、妄想など、想像力に満ちた「日記」。
    そんな日記の中に挟まれたメルヘンチックな話もほっこりする。

    フジモトマサルさんの挿絵も素敵。本文の内容をそのまま絵にするのではなく、少しずつ文章の内容からアレンジが加えられた作品になっています。
  • もしもし、運命の人ですか。
    あいかわず面白い

    いちご狩りでミルクを持ってきた男に冷めた話とか面白かった
    一緒に経験したかった、たとえそれが罠に掛かることでもとかなるほどなーと

    あと全体的にわけわかんない人に憧れてしまうところとか
  • 彗星交叉点
    いつもながらの言葉のマジシャン、穂村先生のエッセイにハズレはありません。
    しいて言えば、自分の拙さ情けなさ語彙の少なさ頭の悪さ、思い知らされたよう。
    クスッと笑ったり、しんみりしたり。
  • 鳥肌が
    タイトル通り鳥肌のたつような話が集められていて、普段の穂村さんのエッセイ集とは少し手触りが違います。独り暮らしの女性がある日目を覚ましたら部屋の中にシャボン玉が浮いてたという話と、作家の曾祖父が階段の踊り場で殺されてた話が特にゾゾゾでした。あ、あとあの、検索してもハートなんて動物が出てこないんですけ...続きを読む