穂村弘のレビュー一覧

  • あの人と短歌

    Posted by ブクログ

    ボリューミーで読み応え抜群!
    短歌について、創作について、本についてこんなにも熱く語れる人が近くにいるっていいなあ。

    歌人だけでなく、さまざまなジャンルの方との対談のなかに短歌があるのは新鮮で面白かった。

    0
    2024年11月22日
  • 迷子手帳

    Posted by ブクログ

    素朴な身の回りの事をほんわりと温かい言葉で紡いだ詩人のエッセイです。
    なんだか思い当たる事があったり、クスッと笑えたり、時々読み返してみたくなる本です。

    0
    2024年11月17日
  • ネコは言っている、ここで死ぬ定めではないと

    Posted by ブクログ

    死に関する小説や著名人の死の間際の発言、詠んだ歌などを挙げながら、自分なりの「幸福」を想定できれば、「幸福な死」への第一歩になり得るのではないか、という展開が広がる本

    印象的なフレーズ
    「気がついたら、今週は 1回も信号で引っかかっていない」みたいな短歌を見たことがあってさ 。(中略)「この都合がいいことはありえない 実はもう死んでるんじゃ?」的な想像が働いてしまう。天国には青信号しかないみたいなイメージというか。

    この本を読んで、死について詳しくなったということはないが、親の死に目に遭いたくないと思ってましたが、遭うのもありなのかもしれないと考えるきっかけになりました、

    0
    2024年11月17日
  • 短歌のガチャポン

    Posted by ブクログ

    31字に詰まっている作者の感情や背景、風景を想像するのが面白いので、短歌を紹介する本を読みたいと思っていた時に出会えた一冊。

    全てが自分の心を動かす歌かと言われたらそうではないけど、これぞ私の求めていた短歌の醍醐味!と言うものが多い。初心者なので背景や推測を一つ一つ書いてくれているのもありがたい!

    私が好きなのはなくなるペットに関する一句、ビデオを見て感じた一句、子どもの作った一句

    0
    2024年11月16日
  • はじめての短歌

    Posted by ブクログ

    短歌に一気に興味を惹かれ、もっとたくさんの作品に触れてみたいと思った。短い歌、少しの言葉から、そこに広がる情景や想いを想像し、分かろうとすること、その積み重ねが、人の気持ちを汲み取ることのできる繊細さや、些細なことに想いを馳せる感性、自由で魅力的な表現力を育んでくれるのではないかと感じた。まさに自身に足りないと感じていたものを、培ってゆくひとつの方法が見つかったような気がします。

    0
    2024年11月10日
  • にょっ記

    Posted by ブクログ

    穂村弘さんが講演会で「変な言葉を集めて元気がない時に読み返すのが趣味」と言っていた。まさにこれは変な言葉の詰め合わせ。最高。

    0
    2024年10月29日
  • 図書館の外は嵐 穂村弘の読書日記

    Posted by ブクログ

    穂村さんって色んな本を読んでるんだなあ。
    この本を読んで連想した次の本…というふうに流れていくので、穂村さんの頭の中を覗いているみたいで面白かった。
    なるほど、と思ったのが、詩とミステリーの関連性。
    「どちらも謎でできている」、という穂村さんの解釈。
    なるほど、詩、短歌、俳句ではありのままの表現をしない、というのは、最近穂村さんの本を読んでいて繰り返し感じたことだが、ミステリーのように謎解きの感覚で作られているとは。そしてその謎解きは、それぞれの頭の中にある解釈で良い。
    1字の言葉選びにこだわる世界。
    穂村弘さんのファンになって、韻文の面白さをどんどん知れて嬉しい。

    0
    2024年10月28日
  • 蛸足ノート

    Posted by ブクログ

    「長生きするお水」のくだりは穂村さんの勘違いと言うより、学生さんの説明不足やろ!笑
    それなのに変なこと言っちゃったと思ってしまうような穂村さんがいちいち愛おしい。
    こういうかわいらしいおじさんに私もなりたい。
    おじさんは失礼か。

    0
    2024年10月26日
  • 短歌はじめました。 百万人の短歌入門

    Posted by ブクログ

    私は今まで短歌を読んでも、分かったふりをしていた。
    この本で、歌人たちが表現をどれだけ工夫して読者に伝えようとしているかが少し分かった。

    ・助詞にこだわる も、だけ、さえ…など強い助詞には要注意。読み手がそうですか、と引いてしまう。
    ・短歌は具体的に(心情的)、俳句は抽象的、感情表現を差し込む余地が少ない。だから短歌は癒される?自分のことを歌うことができる。
    ・同じ音数でも、ひらがな、カタカナ、漢字、どれを使うか吟味する。一度両方で書いてみるとよい。
    ・短歌の表現の軸には「共感」と「驚異」がある。しかし、本当に共感性の高い歌は背後に「驚異」をもっている。わざと特殊な表現…「しぼりこみ」をする

    0
    2024年10月29日
  • 世界音痴

    Posted by ブクログ

    友達の推しカプっぽい詩があったので紹介したら本ごと購入してくれて「まめ子ちゃんこんな素敵な世界に日常的に触れてるんだな」と言ってくれたのが嬉しかった。広がれ穂村弘の輪

    0
    2024年10月22日
  • 君がいない夜のごはん

    Posted by ブクログ

    共感できるところが多すぎて、これは自分…?と途中から思い始めた(くらい共感できた)
    お菓子よりマシだと思ってグラノーラをばりばりばりばり食べてしまうとか、納豆やお好み焼きのたねを混ぜるときに適当すぎるとか、でも「納豆は百回以上混ぜたほうがいい」と聞いてふむふむと実践するとか。もう笑っちゃうくらい、わかるなあって思った。余計な力が入っていない文章もすごくすきだった。でも、いちごのヘタの話にはぶったまげた。さらっと書いてあったけど、いや、すごい、個人的にはなかなか破壊力がありました。

    0
    2024年10月13日
  • 鳥肌が

    Posted by ブクログ

    この世で最も強い毒、それは【詩人の感性】。

    そんなことないけども、そんな気すらしてくる1冊だったと思う。

    鋭敏すぎる感性はそのひと本人も殺しかねないし、その人が残した言葉は、猛毒にもなりうる…そんなことないけども。

    「こわい」「きもちわるい」穂村弘さんの人生の、そういうエッセイが詰まった本。

    穂村弘さん自身が、信用できない語り部になるのだ。

    どこまでが現実でどこからが想像で、どこからが夢なのかわからなくなってきた。

    エッセイにおいて、読者からの信用を失うことを避けないというのか。

    面白い男だ…!!!

    穂村さんや近しい人に、あまりにも奇怪な出来事が起きすぎている…そんなことある?

    0
    2024年10月06日
  • 迷子手帳

    Posted by ブクログ

    「世界音痴」の本領発揮。日常の何気ない出来事を切り取るエッセイ。
    おかしくてくすくす笑っていたら、「人間の心の中には、明るさや楽しさや豊かさや優しさや温かさだけでは埋められない隙間みたいな領域があるんじゃないか。さみしさだけがそこを埋めるのだ。」という文章が出てきたりして心を射抜かれる。

    0
    2024年09月28日
  • 蚊がいる

    Posted by ブクログ

    解説より引用「穂村さんは『無意識の合意』の不具合を見破ろうとしている。自分の『できなさ』を武器として世界を解析し続ける。」 穂村さんの本は私の心の安定剤。共感度100%でこんな人私以外にいるんだ!じゃあ結構いるのかも!と安心させてくれる。 普通のことができないこと、嫌なこと、恥ずかしいことがあっても穂村さんのように後でネタにできればいいのになぁ。 普段の生活の中の、普通は話題にもならないようなことや感覚を、正確に自分の心情とともに描写する力欲しい。

    0
    2024年09月16日
  • 手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)

    Posted by ブクログ

    傑作である。歌人の穂村弘が、まみという少女からたくさんの手紙をもらったことで生まれた歌集だ。手紙と短歌が、この世でない魅惑の世界を作っている。「目覚めたら息まっしろで、これはもう、ほんかくてきよ、ほんかくてき」「つっぷしてまどろむまみの手の甲に蛍光ペンの「早番」ひかる」「夜明け前 誰も守らぬ信号が海の手前で瞬いている」「まみの髪、金髪なのは認めます。ウサギ抱いてるのは、みとめます」「ハロー 夜。ハロー 静かな霜柱。ハロー カップヌードルの海老たち」「まみの子宮のなまえはスピカ。ひらがなはすぴか。すぴか。すぴか。すぴかよ。」「おやすみ、ほむほむ。LOVE(いままみの中にあるそういう優しいちからの

    0
    2024年09月15日
  • 短歌のガチャポン

    Posted by ブクログ

    「天国に行くよ」と兄が猫に言う無職は本当に黙ってて
    あの羽は飾りなんだよ重力は天使に関与できないからね
    が好きだった。特に意識せず好きだなぁと思った2首だったけど、どっちも天国に関係する短歌だと後で気づいた。

    0
    2024年09月10日
  • 鳥肌が(PHP文芸文庫)

    Posted by ブクログ

    穂村さんのエッセイ初めて読んだけどかなり文章の感じがすき、くどうれいんさんとなんとなく似通ったやさしさとユーモアがあってとっても好きかも
    短歌書く方の文章の作り方がすきなのかもしれない。

    ぞわっとしたりこれは恐ろしい回避しておこうの感覚がわかるもの多くて面白かった。
    「あなた」がこわい、と、しまったしまったしまった、の回、ケジャンにやられるところがおきにいり

    穂村さんのユーモアでおもしろく読めてるけど、冗談と思っていた話がそうではなくなる話とか本当に寒気する

    なんも決めないで本屋に行った時に好きな本選べる第六感みたいのはやたらと良いぞわたし、神楽坂かもめブックスでたまたま手に取った良い1

    0
    2024年09月07日
  • 迷子手帳

    Posted by ブクログ

    迷子手帳、はて?
    この一冊があれば、貴方もきっと迷子になれる、と言う。
    本の装丁は可愛らしい。
    本の角のまるみと、猫ちゃんのまんまるな目が、この本は安心して迷子になれますよ、と、誘っているようだ。
    どの頁をめくっても、面白い。
    繊細でやさしく、自意識過剰な穂村さんが可笑しい。
    穂村さんと奥様とのエピソードは、ほのぼのしすぎて、もはやファンタジーめいている。
    奥様は第一声目が、唐突で、それでも、お話を聴いていくと、彼女なりの論理があって、まるで、難解な短歌のようだと思った。



    お知らせです。

    NHKラジオ『ほむほむのふむふむ』で私の投稿した短歌が紹介されました。

    〈DEATHのつく鼠の

    0
    2024年09月02日
  • 迷子手帳

    Posted by ブクログ

    本の名前について、「迷子でもあり続ける人のための手帳」だそうです。オレンジの効いた装丁が可愛い。『蛸足ノート』デザイン担当の大倉真一郎さんとのこと。
    北海道新聞で連載中のエッセイなどをまとめたもので、エッセイとテーマにまつわる短歌が掲載されている。
    皆が知っていて自分が知らないことへの驚きと戸惑い、先取り不安で挙動不審になる様子に応援したくなる。
    妻との仲の良さと個性的なエピソードが多く、賞味期限の話や、クイズのような会話、組み立て式家具の組み立て役、怖がる対象の違い、ご両親や友人との交流、そして猫の話にほっこりする。
    「さまざまな偶然によって他人の運命と関わってゆく。そこに生きることの怖さと

    0
    2024年08月29日
  • はじめての短歌

    Posted by ブクログ

    俺が持っている唯一のサイン本。著者は歌人であり、エッセイストでもある穂村弘。
    主な内容としては、短歌を改悪例と共に紹介しながら、どんな短歌がいい短歌なのかを解説していく。

    この本は、純粋な短歌入門書というより歌集や短歌入門書をある程度読んだことがある人や短歌を作りはじめた人に向いている本だと感じた。

    空き巣でも入ったのかと思うほどわたしの部屋はそういう状態 
                平岡あみ

    空き巣でも入ったのかと思うほどわたしの部屋は散らかっている
                改悪例

    上がいい短歌の例で下が、わざと悪くした改悪例。「そういう状態」を「散らかっている」に変えている。著者はこ

    0
    2024年08月25日