穂村弘のレビュー一覧

  • 短歌のガチャポン

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    「天国に行くよ」と兄が猫に言う無職は本当に黙ってて
    あの羽は飾りなんだよ重力は天使に関与できないからね
    が好きだった。特に意識せず好きだなぁと思った2首だったけど、どっちも天国に関係する短歌だと後で気づいた。

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    2024年09月10日
  • 鳥肌が(PHP文芸文庫)

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    穂村さんのエッセイ初めて読んだけどかなり文章の感じがすき、くどうれいんさんとなんとなく似通ったやさしさとユーモアがあってとっても好きかも
    短歌書く方の文章の作り方がすきなのかもしれない。

    ぞわっとしたりこれは恐ろしい回避しておこうの感覚がわかるもの多くて面白かった。
    「あなた」がこわい、と、しまったしまったしまった、の回、ケジャンにやられるところがおきにいり

    穂村さんのユーモアでおもしろく読めてるけど、冗談と思っていた話がそうではなくなる話とか本当に寒気する

    なんも決めないで本屋に行った時に好きな本選べる第六感みたいのはやたらと良いぞわたし、神楽坂かもめブックスでたまたま手に取った良い1

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    2024年09月07日
  • 迷子手帳

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    迷子手帳、はて?
    この一冊があれば、貴方もきっと迷子になれる、と言う。
    本の装丁は可愛らしい。
    本の角のまるみと、猫ちゃんのまんまるな目が、この本は安心して迷子になれますよ、と、誘っているようだ。
    どの頁をめくっても、面白い。
    繊細でやさしく、自意識過剰な穂村さんが可笑しい。
    穂村さんと奥様とのエピソードは、ほのぼのしすぎて、もはやファンタジーめいている。
    奥様は第一声目が、唐突で、それでも、お話を聴いていくと、彼女なりの論理があって、まるで、難解な短歌のようだと思った。



    お知らせです。

    NHKラジオ『ほむほむのふむふむ』で私の投稿した短歌が紹介されました。

    〈DEATHのつく鼠の

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    2024年09月02日
  • 迷子手帳

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    本の名前について、「迷子でもあり続ける人のための手帳」だそうです。オレンジの効いた装丁が可愛い。『蛸足ノート』デザイン担当の大倉真一郎さんとのこと。
    北海道新聞で連載中のエッセイなどをまとめたもので、エッセイとテーマにまつわる短歌が掲載されている。
    皆が知っていて自分が知らないことへの驚きと戸惑い、先取り不安で挙動不審になる様子に応援したくなる。
    妻との仲の良さと個性的なエピソードが多く、賞味期限の話や、クイズのような会話、組み立て式家具の組み立て役、怖がる対象の違い、ご両親や友人との交流、そして猫の話にほっこりする。
    「さまざまな偶然によって他人の運命と関わってゆく。そこに生きることの怖さと

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    2024年08月29日
  • はじめての短歌

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    俺が持っている唯一のサイン本。著者は歌人であり、エッセイストでもある穂村弘。
    主な内容としては、短歌を改悪例と共に紹介しながら、どんな短歌がいい短歌なのかを解説していく。

    この本は、純粋な短歌入門書というより歌集や短歌入門書をある程度読んだことがある人や短歌を作りはじめた人に向いている本だと感じた。

    空き巣でも入ったのかと思うほどわたしの部屋はそういう状態 
                平岡あみ

    空き巣でも入ったのかと思うほどわたしの部屋は散らかっている
                改悪例

    上がいい短歌の例で下が、わざと悪くした改悪例。「そういう状態」を「散らかっている」に変えている。著者はこ

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    2024年08月25日
  • 整形前夜

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    穂村さんのエッセイは本当に面白い!この本は、いろいろなテーマが散りばめられているのでなおさら飽きない。
     
    「生きる」ための言葉である詩を包み込むように沢山の「生き延びる」ための言葉たちがある

    このページは、何回か読んでやっと理解した。なんか深い!じわじわと染み込んできた。

    他にも古本屋巡りの話しには、いつもうなずいている自分がいる、京都の古本屋巡りなんか何日でも食事抜きで行きたい!

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    2024年08月21日
  • 蛸足ノート

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    2ページ分の短いエッセイが読みやすく、エピソードもおもしろい。(声を出して笑えるくらい)

    奥様との関係も微笑ましくて素敵!!
    穂村さんのエッセイには、かかわる人たちへの愛情を感じる。

    ブク友さんのレビューを見て、穂村さんに出会えた。ありがとうございます。

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    2024年08月20日
  • 迷子手帳

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    ネタバレ

    穂村さんのいとこという人に年に一度会う機会がある。親しくはないので個人的に話をすることはないのだが、先日たまたまこの本を見せて穂村さんのファンであることと、新刊が出たら必ず読んでいることを伝えることができた。とても喜ばれた。そして親戚といえども新刊を送るってことはしないのだということもうっすらわかった。
    今作もやはりよかった。お父様亡くなられたのですね。

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    2024年08月06日
  • 短歌の友人

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    穂村弘さんの『短歌の友人』。
    ずっと積んであったのですが、やっと全部通して拝読しました。

    でも、はっきりいって何が書いてあるのかよく理解できないところがほとんどでした。(多少はわかるところもありましたが)

    内容を要約することはできないので、高橋源一郎さんの解説「友人の条件」より抜粋させていただきます。

    P267より
    『短歌の友人』という本は、「短歌」について書かれている。「短歌」の「なに」について書かれているのか。一つは「短歌とはなにか」であり、「短歌はどのように変化してきたのか」であり、さらにいうなら、「これから短歌はどうなっていくのか」について書かれた本である、といっていいだろう。も

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    2024年07月27日
  • 短歌という爆弾 -今すぐ歌人になりたいあなたのために-

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    短歌を作るつもりは毛頭ないけど、筆者のエッセイのファンだったので読んでみた。短歌の作り方だけでなく、短歌を作っている人たちのコミュニティや自費出版のことなど、裏側の活動が知れて面白かった。
    筆者のエッセイにみられるようなのらりくらりした文章は割と少なくて、特に筆者の短歌への熱い想いが語られている終章はシリアスで涙腺に来た。

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    2024年07月21日
  • 蛸足ノート

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    すべてのエッセイが見開き2ページに収まっていて、隙間時間に読むのに最適。願わくは、こうして単行本で読むより新聞でリアルタイムで読めるといいなと思う。読売新聞オンラインに無料で載せてほしいが、自分でも虫がよすぎるとは思う。

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    2024年07月21日
  • ラインマーカーズ ~The Best of Homura Hiroshi~

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    冷蔵庫が息づく夜に お互いの本のページが
                  めくられる音
    声が出ないおまえのために
        ミニチュアの救急車が運ぶ浅田あめ
    こんな2人でありたい!
    盛りだくさんのベスト歌集

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    2024年07月04日
  • 鳥肌が

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    鳥肌をイメージした装丁やピンクのスピンがおしゃれで、上がります。
    ページをめくれば、自分は体験したことないはずなのに、なぜか『わかる…!』と頷いてしまうエピソードの数々。それは、穂村さんと同じびくびく型人間だからなのでしょうか。
    たとえ同じ瞬間を共有している者同士でも、それぞれの頭の中では、まったく違う思考がぐるぐる渦巻いていると思うと、ちょっぴり怖いし、とてもおかしい。

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    2024年06月25日
  • 君がいない夜のごはん

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    穂村さんの食の趣味は、なんか自分に似ている。
    納得してしまうし、同意できる!ベーグルもガレットも‥生キャラメルの「最高級の肉の脂身を練乳で固めたもの」は笑える。解説を読んでハタと思った!穂村さんの短歌の本ひとつももっていない!

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    2024年06月20日
  • 短歌と俳句の五十番勝負(新潮文庫)

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    歌人の穂村弘さんと俳人の堀本裕樹さんが、50人の出題者からお題を頂戴して、短歌と俳句の五十番勝負をします。
    50人の出題者は著名人から一般の12歳の少女まで。

    歌や句を説明する文章だけでも、ショートエッセイのようで面白かったです。

    読みながら好きな短歌と俳句のセットになっているもののみに付箋を貼っていったら、あとがき対談という穂村さんと堀本さんの対談で、お二人がお互いにお好きだというお互いの短歌と俳句のセットには、私も付箋を貼っていたところが多く、嬉しく思いました。


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    お題 カルピス
    出題者 高橋久美子・作詞家・作家・32歳・女性

    <虫籠にみっしりセミを詰めこんでカルピス

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    2024年06月08日
  • 短歌ください 海の家でオセロ篇

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    7月28日に私の地元の小説家養成講座に歌人の穂村弘さんが講師としていらっしゃるのでちょっと予習です。
    「短歌ください」「ほむほむのふむふむ」「日経歌壇」などで穂村さんに選ばれるのは凄い倍率で至難の業だと思いますが、地元の講座は主要メンバーは小説家志望者ばかりなので短歌は狙い目です。(もしかして地元の短歌サークルなどが参加されることが考えられますが)たぶん倍率はもの凄く低いと思われます。

    この本を読んで感じたことは、穂村さんの選ぶ歌は、まだ誰も気づいていない何かに気づいた人の歌が多いなあということ。
    私のようにあるものをそのまま詠んだ歌は皆無ではないかということ。
    今から対策して、作風を変える

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    2024年06月04日
  • ラインマーカーズ ~The Best of Homura Hiroshi~

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    この歌たちが詠まれて時代を少し過ぎた今でもぶっとんでいると思えます。
    連作で読むと凄い!と思うところもありました。
    ので、順番通りに並べます。

    「ドライ ドライ アイス」
    <月の夜の暴走族は蜜蜂のダンスを真似て埋立地まで>

    <チューニング混じるラジオが助手席で眠るおまえにみせる波の夢>

    <風の交叉点すれ違うとき心臓に全治二秒の手傷を負えり>

    ーーーーーー

    <スニーカーの踵つぶして履く技を創り給いしイエス・キリスト>

    <星座さえ違う昔に馬小屋で生まれたこどもを信じるなんて>

    <お遊戯がおぼえられない君のため瞬くだけでいい星の役>

    <お遊戯がおぼえられない僕のため嘶くだけでいい馬の

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    2024年05月27日
  • 図書館の外は嵐 穂村弘の読書日記

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    面白い。漫画は手に取ってこなかったジャンルばかりで、自分は明るく楽しい方ばかりに気を取られていた。 青春の真ん中の重たいところは、心の中だけでじゅうぶん!と思っていた。
    今だって結構リアルに思い出せる感覚と共に読み進めることが出来て面白い。
    紹介された本を求めて出掛けたくなる。

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    2024年05月21日
  • 蛸足ノート

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    夕刊の連載を単行本化したものにしては、装丁懲りすぎ。「シンジケート」同様、ジャケ買いしてしまった。内容もとってもおもしろい。こんなエッセイ書けるようになりたい。

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    2024年09月04日
  • 短歌ください 明日でイエスは2010才篇

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    「短歌ください」の第二弾です。
    穂村さんの選ぶ歌はちょっと一癖ある歌が多い気がしました。
    私の平々凡々な頭ではとても思いつかない歌ばかりだと思います。

    現在、歌人としてご活躍中の木下龍也さん岡野大嗣さん、鈴木晴香さんらのご活躍もあります。
    17歳の少年歌人として投稿されていた寺井龍哉さんが文庫の解説を書かれています。




    とにかく、歌を載せますのでお時間のある方は読まれてみてください。


    <革靴を買うと偽り二時間のロマンポルノを観た十五の夏> (寺井龍哉・男・17歳)

    <ともだちの家に今夜は泊まるけど何もいらないぜーんぶ借りる> (平岡あみ・女・16歳)

    <午前2時裸で便座を感じて

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    2024年03月14日