穂村弘のレビュー一覧
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穂村さんのエッセイ初めて読んだけどかなり文章の感じがすき、くどうれいんさんとなんとなく似通ったやさしさとユーモアがあってとっても好きかも
短歌書く方の文章の作り方がすきなのかもしれない。
ぞわっとしたりこれは恐ろしい回避しておこうの感覚がわかるもの多くて面白かった。
「あなた」がこわい、と、しまったしまったしまった、の回、ケジャンにやられるところがおきにいり
穂村さんのユーモアでおもしろく読めてるけど、冗談と思っていた話がそうではなくなる話とか本当に寒気する
なんも決めないで本屋に行った時に好きな本選べる第六感みたいのはやたらと良いぞわたし、神楽坂かもめブックスでたまたま手に取った良い1 -
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迷子手帳、はて?
この一冊があれば、貴方もきっと迷子になれる、と言う。
本の装丁は可愛らしい。
本の角のまるみと、猫ちゃんのまんまるな目が、この本は安心して迷子になれますよ、と、誘っているようだ。
どの頁をめくっても、面白い。
繊細でやさしく、自意識過剰な穂村さんが可笑しい。
穂村さんと奥様とのエピソードは、ほのぼのしすぎて、もはやファンタジーめいている。
奥様は第一声目が、唐突で、それでも、お話を聴いていくと、彼女なりの論理があって、まるで、難解な短歌のようだと思った。
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お知らせです。
NHKラジオ『ほむほむのふむふむ』で私の投稿した短歌が紹介されました。
〈DEATHのつく鼠の -
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本の名前について、「迷子でもあり続ける人のための手帳」だそうです。オレンジの効いた装丁が可愛い。『蛸足ノート』デザイン担当の大倉真一郎さんとのこと。
北海道新聞で連載中のエッセイなどをまとめたもので、エッセイとテーマにまつわる短歌が掲載されている。
皆が知っていて自分が知らないことへの驚きと戸惑い、先取り不安で挙動不審になる様子に応援したくなる。
妻との仲の良さと個性的なエピソードが多く、賞味期限の話や、クイズのような会話、組み立て式家具の組み立て役、怖がる対象の違い、ご両親や友人との交流、そして猫の話にほっこりする。
「さまざまな偶然によって他人の運命と関わってゆく。そこに生きることの怖さと -
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俺が持っている唯一のサイン本。著者は歌人であり、エッセイストでもある穂村弘。
主な内容としては、短歌を改悪例と共に紹介しながら、どんな短歌がいい短歌なのかを解説していく。
この本は、純粋な短歌入門書というより歌集や短歌入門書をある程度読んだことがある人や短歌を作りはじめた人に向いている本だと感じた。
空き巣でも入ったのかと思うほどわたしの部屋はそういう状態
平岡あみ
空き巣でも入ったのかと思うほどわたしの部屋は散らかっている
改悪例
上がいい短歌の例で下が、わざと悪くした改悪例。「そういう状態」を「散らかっている」に変えている。著者はこ -
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穂村弘さんの『短歌の友人』。
ずっと積んであったのですが、やっと全部通して拝読しました。
でも、はっきりいって何が書いてあるのかよく理解できないところがほとんどでした。(多少はわかるところもありましたが)
内容を要約することはできないので、高橋源一郎さんの解説「友人の条件」より抜粋させていただきます。
P267より
『短歌の友人』という本は、「短歌」について書かれている。「短歌」の「なに」について書かれているのか。一つは「短歌とはなにか」であり、「短歌はどのように変化してきたのか」であり、さらにいうなら、「これから短歌はどうなっていくのか」について書かれた本である、といっていいだろう。も -
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歌人の穂村弘さんと俳人の堀本裕樹さんが、50人の出題者からお題を頂戴して、短歌と俳句の五十番勝負をします。
50人の出題者は著名人から一般の12歳の少女まで。
歌や句を説明する文章だけでも、ショートエッセイのようで面白かったです。
読みながら好きな短歌と俳句のセットになっているもののみに付箋を貼っていったら、あとがき対談という穂村さんと堀本さんの対談で、お二人がお互いにお好きだというお互いの短歌と俳句のセットには、私も付箋を貼っていたところが多く、嬉しく思いました。
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お題 カルピス
出題者 高橋久美子・作詞家・作家・32歳・女性
<虫籠にみっしりセミを詰めこんでカルピス -
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7月28日に私の地元の小説家養成講座に歌人の穂村弘さんが講師としていらっしゃるのでちょっと予習です。
「短歌ください」「ほむほむのふむふむ」「日経歌壇」などで穂村さんに選ばれるのは凄い倍率で至難の業だと思いますが、地元の講座は主要メンバーは小説家志望者ばかりなので短歌は狙い目です。(もしかして地元の短歌サークルなどが参加されることが考えられますが)たぶん倍率はもの凄く低いと思われます。
この本を読んで感じたことは、穂村さんの選ぶ歌は、まだ誰も気づいていない何かに気づいた人の歌が多いなあということ。
私のようにあるものをそのまま詠んだ歌は皆無ではないかということ。
今から対策して、作風を変える -
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この歌たちが詠まれて時代を少し過ぎた今でもぶっとんでいると思えます。
連作で読むと凄い!と思うところもありました。
ので、順番通りに並べます。
「ドライ ドライ アイス」
<月の夜の暴走族は蜜蜂のダンスを真似て埋立地まで>
<チューニング混じるラジオが助手席で眠るおまえにみせる波の夢>
<風の交叉点すれ違うとき心臓に全治二秒の手傷を負えり>
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<スニーカーの踵つぶして履く技を創り給いしイエス・キリスト>
<星座さえ違う昔に馬小屋で生まれたこどもを信じるなんて>
<お遊戯がおぼえられない君のため瞬くだけでいい星の役>
<お遊戯がおぼえられない僕のため嘶くだけでいい馬の -
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「短歌ください」の第二弾です。
穂村さんの選ぶ歌はちょっと一癖ある歌が多い気がしました。
私の平々凡々な頭ではとても思いつかない歌ばかりだと思います。
現在、歌人としてご活躍中の木下龍也さん岡野大嗣さん、鈴木晴香さんらのご活躍もあります。
17歳の少年歌人として投稿されていた寺井龍哉さんが文庫の解説を書かれています。
とにかく、歌を載せますのでお時間のある方は読まれてみてください。
<革靴を買うと偽り二時間のロマンポルノを観た十五の夏> (寺井龍哉・男・17歳)
<ともだちの家に今夜は泊まるけど何もいらないぜーんぶ借りる> (平岡あみ・女・16歳)
<午前2時裸で便座を感じて