穂村弘のレビュー一覧

  • 短歌ください 海の家でオセロ篇
    クスッと笑える短歌、切なくなる短歌、ほんわかする短歌…どの作品も素敵だった。
    穂村さんのコメントを読むとより楽しめる。

  • 短歌の友人
    短歌の読み方(理解の仕方)が丁寧に解説されている。歌人と歌人以外の歌の違いについての話が、心に残っている。。
  • 短歌ください 双子でも片方は泣く夜もある篇
    (2023-06-28)(2023-08-18)(2023-11-08)(2024-02-01)(2024-02-21L)
  • にょにょにょっ記
    ゆるくて読みやすくて面白かった。
    挿絵がかわいかった。
    パンツとリカちゃんとグリンピースの話が特に好きだ。
  • はじめての短歌
    現代社会で良いとされていることが悪で、役に立たないとされているものに価値がある。価値観が反転されるような話で面白かった。私にとっては短歌の本というより人生の見方が変わるような本だった。
  • 短歌のガチャポン
    薄い本だけど、一首ごとに短歌を読み、意味を考え、穂村さんの解説?を読み、それをまた考え、とやっているととても時間がかかる
    読み応えのある本だ

    プロの歌人が選んだとしても必ずしもピンとくるものばかりではない
    それはまあ音楽とか映画とかでもそうだろう

    でも読んでいくと、すごい!と思うのがいくつかあり...続きを読む
  • 野良猫を尊敬した日
    ダメな自分を認めると、人生楽になるだろうなーって思う。私はまだその域にまだ達していないんだよなぁ。沢山共感できる話があったけど、「人間のピーク」の話は私も常々思っていた。あと、水曜日を休みにする案、大賛成!
  • 野良猫を尊敬した日
    この方のエッセイを読むといつも、自分の中のもやもやして言葉にできない気持ちというか考えというか、まだそこまでもたどり着いていない思考を形にしてもらえたような気になります。些細なことを不安がり、他人がそんなこと全く気にしてないよってことがいつまでも気になったり。でもそれを”言葉”に、”文字”に(しかも...続きを読む
  • シンジケート[新装版]
    ずっと書き留めていた短歌がある「シンジケート」
    新装版が出るとのことで購入
    長い時を経てしまったけど、言葉選びの秀逸さは今もはっとさせられる
  • はじめての短歌
    短歌の改悪例をもとに、「生きる」言葉を使った短歌と「生き残る」ための言葉を使った短歌を対比しているのだが、

    「生きる」ための言葉を使った短歌の方が明らかに面白いのが不思議。

    効率性や正確性など社会的には「生き残る」技術が求められるけど、固有の視点や感情を味わう「生きる」ことを大切にした方が豊かな...続きを読む
  • 世界音痴
    ラジオ番組『ほむほむのふむふむ』でほむほむさんのファンになったので読んでみた。こんなにやばい人だったのか…(いい意味で)。
    通勤の電車内で読んでいて笑いを堪えるのに必死になる。そして堪えきれない。読書で笑ったのはいつぶりだろうか。それでいてしみじみと共感できる部分も多く、とんでもない才能の持ち主なん...続きを読む
  • 短歌ください 明日でイエスは2010才篇
    本の情報誌、『ダ・ヴィンチ』の読者投稿企画の連載「短歌ください」の文庫化第二弾。


    今回も面白い。掲載されている短歌の作者さんは比較的若い方が多く、自由で寂しくとても軽やか。短歌に添えられた穂村さんの一言が、また優しくて、歌がより味わい深くなります。
    私はテーマ「性格」の回が好きです。31文字で、...続きを読む
  • 君がいない夜のごはん
    私のことかと思うくらい共感できてしまった…
    なんか全体的にぐずぐずしてるんだよね
    妄想ばっかりしてぐだぐだしてる

    でも解説(本上まなみ)で、プライドが高いのねって書いていて、そうなのか〜これはプライドの高さからきてるのか〜と地味に衝撃
  • 彗星交叉点
    通りすがりの子どもたちの会話、(おにぎりの病院…おにぎりはどうやらニックネームらしい)
    喫茶店で聞こえてきた会話、(にえゆ)
    母と子どもの会話、「今、来月?」
    みんなワロタ。やっぱ言葉に対するアンテナはずっと張りまくっているんだろうね。
    著者だけがこんな面白い会話に遭遇しているわけじゃないよね。日常...続きを読む
  • シンジケート[新装版]
    短歌初心者の私。又吉直樹さんが某youtube番組で良い!と言ってたのを聞いて、興味が出て読んでみた。
    なんだろ、短歌って身近だね。日常の切り取り。ふふって思ってページめくっちゃう。こういう本、すごく好き。
    何より装丁が!!背表紙!!是非みて欲しい!!飾るために欲しいくらい!!
  • 彗星交叉点
    短歌の名手が、たまたま目にしたもの、聞いたもの、出会ったものから巻き起こる想いについてのエッセイ
    世界のキリトリ方が斜め上行ってて、だけど共感できて面白い

    偶然出会ったものが彗星のように輝いて見えるかどうかはその人次第なんだよなぁ
  • 短歌ください 海の家でオセロ篇
    くすっと笑える歌多し。
    特に好きだっ短歌。

    ・あなたには見えないでしょう今わたしすっごく
     ベルトねじれているの

    ・人間の首って結構曲がるんだ電車の向かい居眠りする人

    ・そんなこともわからないのかと言われどんなことかも
     わからないでいる (バイト先にて)
  • 短歌のガチャポン
    時代作者問わず、色々と一気に読めるのが良かった、まず読んで、次に解説で作者の背景を読むと、印象が変わるから面白い

    文字数が少なくて想像が主の短歌ならではの楽しみ方だと思う
  • 君がいない夜のごはん
    穂村弘さんの食べ物エッセイ。穂村さんの書くエッセイは気取りが無いので読んでいてホッとする。麦茶に砂糖とか懐かしいな。子供の頃は家に子供用砂糖入り麦茶と大人用普通の麦茶が冷蔵庫にあったのを覚えている。
  • 短歌ください 海の家でオセロ篇
    たくさんの人が投稿した短歌を穂村さんが一言添えて紹介していく方式。その一言で理解が深まったり、自分と全然違う解釈で驚いたり、穂村さんと一緒に鑑賞しているような気分で読める。

    短歌は、良いことも悪いことも区別なく、一瞬をピックアップして切り取る。短歌の目線を持ってあらためて見てみると、世界は色とりど...続きを読む