穂村弘のレビュー一覧

  • はじめての短歌

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    短歌は、着眼点が大事なのだと思う。
    自分を飾らずに、ありのままで表現する。
    飾ってしまった方が、かえって「いい短歌」からは遠のいていくのだ。
    生活感があったほうがいい。短歌も、人も。

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    2026年03月30日
  • 満月が欠けている  ―不治の病・緑内障になって歌人が考えたこと―

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    病気と共に生きること
    緑内障の患者さんの立場からの気持ちや体験が書かれていて、新鮮だった
    誰しもが自分のストーリーを持っている
    でも、そこからどんなものをどう描き出すかは、人によるんだなと思った
    もう少し自分も自分の人生を違った視点で見つめ直してみたいと思った

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    2026年03月14日
  • 満月が欠けている  ―不治の病・緑内障になって歌人が考えたこと―

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    ネタバレ

    緑内障は不治の病であり悪化すると失明するが、亡くなるまで失明しないで済むこともある。この宙ぶらりんを生きる時、死とそれに至るまでの生について色々と思いを巡らせることになる。はずだが、これをなかったものとして(放置して)生きる人もいる。
    どっちでも人それぞれの生き方なのだが、穂村弘は前者であり、緑内障持ちの私もそれにひきづられて読んだ。

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    2026年03月10日
  • 短歌ください 双子でも片方は泣く夜もある篇

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    『ダ・ヴィンチ』誌上で今も連載されている、穂村弘さんが読者から募集した短歌を選び、評する「短歌ください」。人気シリーズ第四弾の文庫化。


    歌人の穂村さんが、読者から寄せられた短歌を評する「短歌ください」の文庫化第四弾です。
    短いテーマから軽やかに飛躍したそれぞれの歌がやっぱりとても素敵です。
    気の所為かもしれないですが、今回は気持ち性的なテーマや作品が多かった印象。「童貞」または「処女」とか「ラブホテル」とか。

    好きだったテーマは「手紙」。送ることも受け取ることも少なくなった今だからこそ、感じられることもある。

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    2026年03月09日
  • はじめての短歌

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    短歌とは何かということのニュアンスを、感覚的に理解できた本だった。まず、短歌が紹介される。その一部分を変えると、最初の短歌が少し平凡というときめきにかけるというかそんな感じになる。いろいろな歌をそういう比較をしていくのがまず新鮮だったし、読んでいてなんだかわかった気になってきたのがよかった。
    短歌を作るにあたって、普段のビジネスシーンに引っ張られてはだめ。プライベートの領域に近いところで、説明的ではない、全てを正確に書かないのがよい、と理解した。

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    2026年03月04日
  • 世界音痴

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    ネタバレ

    これ、私です。が散らばっていた。
    前半星5、後半星3

    世界音痴
    「自然さ」を奪われた者は、世界の中に入れない。

    この世に「ない」もの
    なぜ声がでないのか。羞恥心か、怠惰か、楽天性か、他者に呼びかけることへの恐怖か。
    どうもそれらがすべて混ざった強力な呪縛のようなものが私のうちにあるらしいのだ。

    全席自由
    好きなことを「自由に」話せばいい、と思われるだろう。それができないのだ。
    私と目が合うと、こちらの異様な緊張が伝わるせいか、相手も他の人に対するようには言葉が出てこないようだ。

    忘れ物エンジェル
    慎重と云えば聞こえがいいが、臆病とか、せこいとか思われるような気がするのだ。
    私は一生、忘

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    2026年02月28日
  • 迷子手帳

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    装丁が可愛くて手に取った本。角が丸い本でタイトルにも惹かれた。穂村さんの奥さんが面白くてとても気になる!穂村弘作品も読んでみたくなった。

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    2026年02月25日
  • 短歌ください 君の抜け殻篇

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    ネタバレ

    玄関に知らない靴が落ちている夕暮れ一瞬母を殺した

    (7×7+4÷2)÷3=17

    箱の中暗い空間増えてゆくティッシュ一枚引き出すたびに

    恋人をやめた時から君の目を眼鏡越しでしか見られなくなる

    火葬場に靴靴靴が集合しひとり裸足で来た祖父がいる

    「このほうが本気でやるでしょこいつらも」溶けるティッシュのてるてるぼうず

    伝票をくるりと丸め透明な筒に入れられた瞬間ひとり

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    2026年02月21日
  • シンジケート[新装版]

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    ピースの又吉さんがインターネットの番組で載っていたので購入した。
    正直わかりにくかったですだけど、これは今の自分がまだそこまでのレベルに達していないからだと思っている。
    この短歌を読んだら、俵万智さんのサラダ記念日を読みたくなった。
    言葉の力って、とても力強いものだと思う。

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    2026年02月15日
  • 短歌のガチャポン、もう一回

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    ネタバレ

    娘が高校生の頃、偶に朝とは違う凝った髪型で帰宅した
    こういうことは、女子同士だけだし高校生まで
    男性である穂村氏の"天国みたいな「距離感」"との感想にほくそ笑む(2026-02-12)(2026-03-07)(2026-04-26L)

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    2026年05月16日
  • 短歌ください 君の抜け殻篇

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    作れそうで作れない短歌、読むほうはけっこう好きになってきた。謎と発見と日常と密やかなエロス、全て受け入れる短歌。やっぱり余白が想像をかきたてるのかなと思う。
    解説付きで読みやすい本。シリーズの途中から読んだが、他も少しずつ読みたい。

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    2026年02月09日
  • 満月が欠けている  ―不治の病・緑内障になって歌人が考えたこと―

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    穂村弘さんが病という自らの「欠け」に向き合う過程を綴った一冊。
    特に強く惹かれたのは、著者の父の最期の姿だ。医師に「すべてお任せします」と告げる潔さと、「髭剃りを買ってください」という静かな尊厳。死を目前にしてもなお、日常の律動を失わないその姿はあまりにカッコいい。
    終盤に登場する「100歳まで生きるボタン」の問いは重い。この本が描く「不完全なまま続いていく日常」の記録は、答えの出ない不安の中にいる今の自分にとって、一つの確かな手触りとなった。

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    2026年02月08日
  • 蛸足ノート

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    穂村さんの日常が本当に面白い。というか、何気ないことにあれこれ思う穂村さんの考え方が面白い。そして奥さんもすごく個性的で素敵。
    見開き1ページで1つのお話なので気軽に読める。昼休みの10分で何個か話を読む感じで長期間に渡って読んだ。
    好きだったのは、「鉄火巻とさきいか」「時をかける妻」「凄い遊び」「二つのやばい記憶」「『長生きするお水』をもらった」「『昔』の話」

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    2026年01月30日
  • 世界音痴

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    安心感をくれるエッセイで、エッセイの例に漏れず読みやすい。私は1日3食規則正しく食事を摂ることがまずない。朝食は抜くし、昼は丸めた米(見た目的にはおにぎりなのだが、中身はないし塩もふっていないのでおにぎりのおいしさはない)、夜は裂けるチーズスモーク味で済ませてしまう。そんななので、著者の生活に共感を覚えて手に取った次第。著者はベッドで眠りながら菓子パンやチョコバーを貪るそうだ。私もまだまだ、自分可愛さを突き詰められると思う。

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    2026年01月11日
  • 世界音痴

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    不器用な人だ。
    この一つ前に読んでたのが松尾スズキさんのエッセイだったんだけど、続きものかと思うくらい2人とも不器用!笑

    そんな生き方が時に繊細かつ笑えるお話が出来上がるんだろう。
    気を使いすぎて考えすぎてしまうのか、心を読みすぎてしまうのか、シャイなだけなのか。
    けど一言では表せない繊細さがどこか憎めず愛しく思えるポイントなんだろうな。

    残念ながらわたしが大雑把な性格なので共感できる部分は少なかったけど、自虐的かつセンスの良い感性はさすが「世界音痴」と名づけるだけある歌人ほむほむでした。

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    2025年12月24日
  • 蚊がいる

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    毎日のちっちゃいうれしいこと、いやなこと。
    忘れちゃいそうな、そんなちっちゃい記憶を思い出して、わかる〜ってなる本でした。
    クスッと笑えて気が楽になる

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    2025年12月23日
  • よくわからないけど、あきらかにすごい人【毎日文庫】

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    対談の相手はタイトル通り。彼らがどのように創作しているのかを、穂村自身のあり方と響かせながら紐解いていく。

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    2025年12月23日
  • 満月が欠けている  ―不治の病・緑内障になって歌人が考えたこと―

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    一つ一つが短く読みやすい語りだった。
    疾患を持つ当事者の目線で、
    病に対する恐怖や受け止めが語られていて
    医療従事者として興味深かった。多分明日からの仕事に生きていくと思う。
    また、生とか何か、と思いを巡らせるいい機会にもなった。

    穂村さんの感受性と温かな語りが心地よかった

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    2025年12月14日
  • もしもし、運命の人ですか。

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    何言うてるん?な連続でニマニマしてたら読み終わってた。穂村さんだから許される。
    文面だけ読むと、確実に怪しい人やのに、会いたくなるし、色気も感じる。不思議

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    2025年12月11日
  • 短歌ください 双子でも片方は泣く夜もある篇

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    「ダ・ヴィンチ」連載の短歌投稿企画。穂村弘が選者なので、本人の短歌はないのだけれど、講評だけでも十分、楽しめる。

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    2025年11月17日