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伝説のデビュー歌集、31年目の新装版。1990年に第一歌集『シンジケート』で鮮烈なデビューを果たして以来、新世代の旗手として短歌ブームを牽引してきた穂村弘。現代短歌を代表する人気歌人にして名エッセイストの著者が描いたピカピカの恋のうたが、人気画家ヒグチユウコの絵と名久井直子の装丁で新たに生まれ変わります。解説・高橋源一郎。
Posted by ブクログ 2023年07月01日
どうやったらこんな日本語が紡げるのだろうなあと、ただただ感心するばかり。本当にすごい。
お気に入りのものを下記に記します〜。
「飲み口を折り曲げられるストローがきらい臨時の恋人が好き」
「彗星を掴んだからさマネキンが左手首を失くした理由は」
「「耳で飛ぶぞうがほんとにいるのならおそろしいよね...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年03月25日
暴力的で荒々しい言葉遣いだけど美しい言葉の印象を受けました。
暴力的だと感じるのは、恋人(たぶん)をおまえと呼ぶせいかもしれません。
それと、女性を女と呼ぶせいもあるでしょう。
文学で言えばエンタメ系ではなく純文学系の感じがしました。
もう一人の現代の代表的歌人である俵万智さんはエンタメ系というイメ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年09月29日
やっと手に出来た穂村さんのデビュー作。
凄かった。
度々鳥肌が立ったのは、FRESHNESS BURGERの冷房がききすぎてただけじゃない。
これいい!こっちもいい!と付箋を立てていたら、付箋紙の意味がなくなった。
リアリティの中の夢心地の瞬間を絶妙に捉えた句。
逆に、キラキラ名詞のあとに続く塩辛...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年04月08日
最初、全く意味が分からなかった。
穂村弘さんの作品は初めてだし、そもそも、短歌の歌集を読むのも実は初めてで・・・最後の記憶は、中学校の国語の教科書だったろうか。
「あれ、短歌ってこんな感じだったっけ?」というのが、まず思った印象で。
穂村さんを知ってる方には、本当に申し訳ないのだけれど。
それ...続きを読む
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