穂村弘のレビュー一覧

  • にょにょっ記

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    初めての穂村弘さんの本。

    「不思議でファニーな世界へようこそ」という紹介文がピッタリの内容でした。クスッと笑えるどうでもいい内容で癒されました。

    ほぼほぼ変わった着眼点なのですが、バスローブについては同感!

    穂村さんが古本屋で購入した本がまたおもしろい。いわゆる昔ながらの古本屋に行ってみたくなりました。

    解説代わりの西加奈子さんの「偽ょ偽ょっ記」も良かったです。

    にょっ記とにょにょにょっ記もそのうち読んでみたいです。

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    2022年03月04日
  • にょっ記

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    ネタバレ

    フジモトマサルさんの絵に導かれて。ちょいちょい妄想が入る日記。天使は、比喩的に表現されているのかと思いきや言葉通りの意味とわかり、その瞬間に脳内映像が切り替わる。私は『夏期學習帖・その3』がとくに好きだ。「修身」で素晴らしい心得を書いているのに、「國史」で皮肉かとツッコミを入れたくなり、「地理」に至っては、図らずもバナナは台湾でなければ買わなかった曾祖母との在りし日が懐かしく思い出された。

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    2022年03月01日
  • あの人と短歌

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    穂村弘(1962年~)氏は、札幌市生まれ、上智大学文学部卒、1986年に連作「シンジケート」で角川短歌賞次席(同年の受賞作は俵万智の『サラダ記念日』)、1990年代には加藤治郎、荻原裕幸等とともに「ニューウェーブ短歌」運動を推進した、現代短歌を代表する歌人の一人。エッセイスト、絵本の翻訳家等としても活動している。
    本書は、月刊の「NHK短歌」テキストの連載「穂村弘、対して談じる」で、穂村弘が短歌好き16人と対談した内容(2016年7月号~2020年6月号掲載分)を、加筆修正の上まとめたものである。対談者は、歌人、小説家、エッセイスト、漫画家、翻訳家、詩人、俳人、女優、ノンフィクション作家、翻訳

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    2022年02月02日
  • にょにょっ記

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    フェルマーの定理を読んだ後のリラックスに読み始める。
    ブフッと声が出る笑い方をしてしまう。
    天使というのはコドモさんのことだろうか。

    よくもまぁ、こんなふうに考えるよな、と呆れてはブフッ。コレよりはまぁましか、と思ってはグフッ。

    でも実は解説の西加奈子の偽ょ偽ょっ記が最高だった!

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    2022年02月01日
  • 短歌ください

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    ネタバレ

    この間の"家ついて行っていいですか"に出てた東大生が短歌勉強し始めようとしてて、読み返そ〜ってなった作品。(去年、昼休みに何度か読んでた^_^)
    怖い歌はいい歌、なんですよね本当に!

    私が好きな短歌を少しだけ↓
    (といいつつたくさんありすぎて絞りきれず)

    “カーナビが「目的地です」というたびに僕らは笑った涙が出るほど”
    “台所座り込んでは頬寄せた泣いてくれるの冷たい器械”
    “蝉が死んでもあなたを待っていますバニラアイスの木べらを嚙んで”
    “名も持たぬ流星すべり落ちてゆく 海よかれらの自慰をみていて”
    “こんにちは私の名前は嚙ませ犬 愛読書の名は「空気」です”
    “君が今二

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    2022年01月27日
  • シンジケート[新装版]

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    歌人・穂村弘のデビュー作「シンジケート」。その新装版。流石の名久井さんの装丁。

    表紙のポリプロピレン様のカバー外すと、誰かの後ろ姿が。中にはキャンディの包み紙が挟まってる遊び心にくすりと笑う。

    大切に、繰り返し読んでいきたい。

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    2022年01月22日
  • 蚊がいる

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    ネタバレ

    何気ない日常での他人との違いやその時感じた焦りや恥ずかしさなどの感情を事細かに言語化できていてすごいと思った。

    個人的にお店でマスターに気軽に話しかけるのは私も性格的に無理だからすごく共感。常連客の演技とまでは思わないが…。
    でもそこで終わらずにその人はそのように振る舞う人なんだと周りに示すことができている、内気な自分も周りに自分はこういう人間だと伝えていこうと文章で発信していくのがすごい。
    私も見習いたいと思った。
    穂村さんはベッドで菓子パンを食べるけど、私は何を書けば伝わるかな…?と考えてしまった。

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    2022年01月16日
  • 野良猫を尊敬した日

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    ネタバレ

    *現代を代表する人気歌人であり幅広い分野で活躍する著者による最新エッセイ集。無邪気になれなかった子供時代、何もなかった青春、そして大人になっても未だ世界とうまく折り合えない日常。人生、そんなに頑張らなくてもいいんじゃない?自分らしく生きていい。ユーモアを織り交ぜて描く、ちょっと変で愛しい、魅力のエッセイ62篇*

    安定の穂村節。
    子供の穂村さんとの仮想対話が笑える「未来人」
    世代間の衝撃「ババロア」
    とにかく目先の面倒くささが優先の「できない人」
    自分自身の更新が止まる「それぞれの世界の限界」
    が特に共感。
    ふふふと笑えるけど、実は深いんだよな。
    そのせいか、面白いだけではなくて、ちょっぴり哀

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    2022年01月13日
  • 野良猫を尊敬した日

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    ネタバレ

    目先の面倒くささに負けて不便を引き受け続けてしまうのはものすごく解ります。インターネットおうちに引けて良かったですね(笑)。

    ―今ここで書き出すまで、自分でも自分が何をするのかわからない。時には言葉自身が勝手に走り出す。そんな「一寸先は闇」性が、表現にはあるんじゃないか。(単行本167P)

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    2022年01月05日
  • あの人と短歌

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    「あの人」は短歌をどう読み解き、ことばとどのように対峙しているのか。北村薫、知花くらら、小澤實、里中満智子ら、16人の短歌好きとの対談をまとめる。『NHK短歌』連載を加筆し書籍化。

    様々なゲストとの会話が興味深かった。3段は文字量が多くて読むのは大変だったけど(苦笑)。他の短歌を読んでみたいと思った。

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    2022年01月05日
  • シンジケート[新装版]

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    こんなに短歌がキラキラしているとは。
    読み解く力がないため、解説付き本が読みたいと思った。でも、良かった。
    *******
    さかさまに電池を入れられた玩具(おもちゃ)の汽車みたいにおとなしいのね
    自転車のサドルを高く上げるのが夏をむかえる準備のすべて
    桟橋で愛し合ってもかまわないがんこな汚れにザブがあるから
    声がでないおまえのためにミニチュアの救急車が運ぶ浅田あめ
    査定0の車に乗って海へゆく誘拐犯と少女のように

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    2021年12月22日
  • シンジケート[新装版]

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    オススメされたり授業で紹介されたりして興味を抱いていたが歌集として読んでみると自分が知っていたものがほんの一部だったことを改めて感じ面白いと思いました。

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    2021年12月21日
  • 君がいない夜のごはん

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    ネタバレ

    再読。やっぱり穂村さん面白いな…外で読んでるとちょいちょい笑ってしまいそうになって危ない。食べ物エッセイ集だったことには後書きを読んで初めて気付きました(笑)。

    ―ラーメンを頼む一瞬、心の綾波が叫んだのだ。違う。それは「私のラーメン」じゃない。その声をきき取って、瞬時に正しいラーメンを頼むとは。なんて凄いんだろう。私には私の声がきこえない。本人なのに。(186P)

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    2021年12月18日
  • にょにょっ記

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    穂村弘さんの着眼点や視点にはっとさせられたり、にんまりしたり、クスッとさせられたり。

    印象的だったのは、辞書のカバーの色。
    派手な色はなく、くすんだ色が多いのはたしか。気にもしていなかった。
    何故だろう。

    巻末あとがきが、西加奈子さんなのも嬉しい。

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    2021年12月15日
  • シンジケート[新装版]

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    「風の夜初めて火をみる猫の目の君がかぶりを振る十二月」 水滴が雪になるようにことばが結晶化して歌になる。そんなピカピカの恋を詠んだ、現代短歌を代表する穂村弘のデビュー歌集。本体は背表紙なし糸綴じ。

    新装版を店舗で見て購入してみた。面白かった。

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    2021年12月07日
  • 鳥肌が(PHP文芸文庫)

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    穂村弘のエッセイは、面白いのは確実。今回は、微妙な恐怖感という穂村さん独特の感性で日常の本当にちょっとした恐怖につながるものがいっぱい。そう言われればそうだよね。と感じるものも多いと思います。

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    2021年11月22日
  • シンジケート[新装版]

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    とても好きな句を。

    「酔ってるの?あたしが誰かわかってる?」「ブーフーウーのウーじゃないかな」

    愚かなかみなりみたいに愛してやるよジンジャーエールに痺れた舌で

    パレットの穴から出てる親指に触りたいのと風の岸辺で

    眠れない夜はバケツ持ってオレンジのブルドーザーを洗いにゆこう

    「まだ好き?」とふいに尋ねる滑り台につもった雪の色をみつめて

    「おじさん人形相手にどもっているようじゃパパにはとても会わせられない」
    カーネルサンダース

    「鮫のはオルガンの音が好きなの知っていた?」五時間泣いた後におまえは

    「キバ」「キバ」とふたり八重歯をむき出せば花降りかかる髪に背中に


    シンジケート[新

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    2021年11月21日
  • 蚊がいる

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    穂村さんが好きです。
    このゆるい感じというか、しっかりしていない感じが愛おしい。
    かっこつけていない、しっかりしていない感じが人間だなぁと思います。
    彼女と歩いていて、すれ違いざまに「ブース!」と言われたらどうするの正解か、とかデートでサンドイッチを食べるときにハエがとまったらどうするのが正解かとか、普段あまり考えないことを、私だったらどうするかなぁ?と考えてしまいました。
    そういうことを考えさせてくれるからエッセイを読むのはおもしろいです。

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    2021年11月21日
  • にょっ記

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    現実なのか、パラレルワールドなのか。
    穂村さんが書かれる日記は、くすりと笑えたり、可愛かったり、発想にハッとさせられたり、読んでいて心地よかった。
    続編も読みたい。

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    2021年10月21日
  • 鳥肌が

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    (失礼ながら)草食で、ヘタレな穂村さんのコメントが面白すぎる

    世界の見え方ってほんとうに人それぞれなんだと、しみてします

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    2021年10月18日