穂村弘のレビュー一覧

  • 君がいない夜のごはん

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    全ての作家はその人の世界を持っていて、読者はそこを訪れて楽しんだり感動したり勇気づけられたりする。ほむほむさんの世界は何となくのんびりできて、笑っちゃうけれど、人間っていいなぁと思わせる世界である。歌人だけあって言葉の扱いは巧みだが、さりげなくて嫌味がない。食に関するエッセイは山ほどあるが、やはり好き嫌いがはっきり分かれる。自意識過剰バンザイ、妄想癖バンザイと思えるのは著者によりけりなのだ。退屈な食エッセイとは一線を画す、いい本です。「熱い犬という不思議な食べ物から赤と黄色があふれだす夏」。

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    2021年02月07日
  • あの人と短歌

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    ネタバレ

    危険。これを読むと、対談の中で紹介されている本を読みたくなる確率高し。読んだことのない本はもとより、既読の本も再読したくなる危険度高し。

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    2021年01月30日
  • 君がいない夜のごはん

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    ほむほむラブ歴の浅い私でもこれまでに読んだなー、というエピソードがいくつかあったが、また新しい視点で文章が組み立てられていたから全然飽きなかったし信じられないくらい面白かった。本を読みながら声を出して笑ったのは何年ぶりだろう?
    疲れてるとき気力がないとき、自分の心の行き先を本の中に求めるときに穂村さんの本を読むとじわっと染みる。そして読み終えた後、まあいっか、といろんなことが取るに足らないことのように思えてくる。そのくらい穂村さんの思考や行動は奇想天外。それでいて毎回わ、わかる…ってなるから特別なんだよな。

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    2021年01月13日
  • 整形前夜

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    加齢とともに驚異を驚異のまま受け止められなくなり、また驚異エネルギーを抑える「私」の支配力は強まっていくので、驚異を共感性に変換するということが起こる。だから詩や短歌から小説へ移る書き手は沢山いるのに、その逆は皆無だそう。なるほど。。。
    3分の2くらいは言語表現者である穂村弘の、残り3分の1は43歳にして初めての海外旅行(グアム)へ行きアタフタしているほむほむのエッセイです。
    私はどちらの側面も好きです。

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    2021年01月09日
  • 短歌ください 明日でイエスは2010才篇

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    2021年の初読み本。
    「短歌をください」はダ・ヴィンチの中で一番好きな連載ですが、2010年頃はまだダ・ヴィンチを読んでいなかったので、この本に掲載している短歌をよむのは初めて。
    短歌は読んでいると、世界を他人の目線で見ている感覚になります。
    夜に読んでいたからか、明るい短歌よりも薄暗い短歌の方が目に止まりました。
    特に心に残ったのは
    「ドトールなう」つぶやく君のドトールはここじゃないのかいまじゃないのか
    (p200)

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    2021年01月02日
  • 異性

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    ネタバレ

    面白かった。

    女性は最初の数秒で恋愛対象になるかならないかを判断しているはとても共感した…笑

    女性と男性の恋愛に対する認識の違いはけっこうあるんだなと改めて感じたし、なるほど〜という気持ちで読めた。

    男性は過去に付き合った女性を資産目録に入れるとか、モテる人にはスペースがある、とかが印象的。 

    そして、スペース=自信で、その自信は恋愛や異性に対する自信ではなく、自身の内に直結した何かである…他者を受け入れる余裕がある感じ、というのはかなり共感した

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    2020年12月29日
  • にょっ記

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    いつもはそんなことしないのに、こないだは何を思い立ったのか電車の網棚にバッグをぽんと置いてまぁここまで言ったらもう分かっちゃうと思うんだけど、降りるときまんまと忘れてしまったのですよね。やんなるね。
    結局は終着点で駅員さんが保護してくれてみつかったのだけれど、当たり前にそこまで取りに行かねばならなくて。そのとき「えっ本がない!」と思ってまずやったことが書店にダッとかけこんでバッと穂村弘さんの棚を見てシャッと抜き取ってピッと華麗に電子決済!(スマホはポケットにありました)
    なんかこういうとき(忘れたバッグを終着点に取りに行くときなど)に読むべき本って穂村弘さんのエッセイな気がしない?したんだよね

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    2020年11月28日
  • もうおうちへかえりましょう

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    色々な雑誌や新聞に書いたエッセイをまとめてあります。私はⅢの本の雑誌に書いたエッセイが一番面白く読めました。本についてのエッセイなので、本好きには共感しやすいかと。

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    2020年11月09日
  • ぼくの短歌ノート

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    短歌についての本初めてよみました。
    今まで短歌は国語の授業しか知らなかったけど面白いもんなんだなぁと。
    無知でも短歌を理解するのに良い本ですね。

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    2020年10月26日
  • 鳥肌が(PHP文芸文庫)

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    ”怖い”出来事、物事についてのエッセイ。作者以外には、そんなこと怖い?ってものもあり、ひたすらゾッとする話もあり。普段なら聞き流してしまうような、ちょっとしたことからも怖さを見出すその鋭敏な感覚と、表現がスゴイ。私も基本ビビリなので、共感できることも度々。

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    2020年09月17日
  • 鳥肌が

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    これを機にエッセイとかを読んでみたい。子供のおしっこが汚くないから、ためておいて後で流すと言うエピソードが面白かった。後はいつもと違う世界のように感じるエピソードも面白かった。
    友達の家で、トイレマットの代わりに新聞紙をひいている家庭があって、ドン引きしたことを思い出した。

    2020/08/30
    電車で読むのに最適。

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    2020年08月16日
  • 異性

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    永遠に分かり合えないのかも?

    歌人・穂村弘と作家・角田光代が男と女を代表し、それぞれの考えていることを意見交換していく。穂村さんの意見に、そういうものですか、と感心するような納得するような。角田光代さんも女子校育ちだとは知らなかった。

    ジェンダー論に踏み込むかもしれないけれど、アップデートしたこういう意見交換をまた読んでみたいと思った。時代や世代が変わるとここで語られている「男性」と「女性」もまた変わるのではないか。

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    2020年07月11日
  • にょにょっ記

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    何だかまとまった時間が取れない時にちょうど良いなと思う。
    でもあっという間に1年が過ぎてゆく。考え出すとこんな読み方で良いのかと悩む。

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    2020年07月07日
  • にょっ記

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    再読。集中力のないときに読むのにぴったり。和む~。他人の会話についての日記が好き。フジモトさんのイラストも可愛い。

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    2020年05月28日
  • 鳥肌が(PHP文芸文庫)

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    考えただけで鳥肌が立つと思われる話。
    わかる、わかると同意してみたり、一緒にぞっとしてみたり、笑ったりしながら読み終えました。

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    2020年05月10日
  • 整形前夜

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    気持の「強張り」が
    読んでいるうちに
    やわらかく
    ほぐされてしまう

    穂村弘さんの
    エッセイを読むたびに
    感じてしまう
    ことです

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    2020年04月12日
  • もうおうちへかえりましょう

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    穂村弘さんの文章に共感できる側の人間はみな友だち。
    noteで穂村さんの文章の素敵さについてエッセイを書くくらい穂村弘さんが好きです。「マイナス星人だからこそ生み出せるものがある」という文章が私の仕事、生活、人生を支えています。
    作中に出てくるガールフレンドたちと穂村さんのやりとりが私の永遠の理想。自分の中の「これ」ってものに自分と同じ熱量で惹かれている相手とのくらし。想像しただけでクラクラする〜。あこがれ。

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    2020年04月05日
  • 短歌の友人

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    穂村弘さんの短歌の解説本。穂村さんなりの解釈としていますが、歌人として大切な定型やそれを崩す型が見事にまとめられています。文語から口語に至る過程、寺山修司、岡井隆、塚本邦雄の歌人三羽烏から、現代の前衛的な短歌の未来について考えさせられる一冊です。これから俳句や短歌を始めたいなら、難しいけれど、面白いと思います。

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    2020年03月29日
  • 鳥肌が(PHP文芸文庫)

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    誰も気づかないような日常に潜む恐怖感。
    それを感じうまく言語化する穂村弘さんのユーモアな感性は素晴らしい。表層的な共感じゃなく、深い共感をおぼえた。

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    2020年02月04日
  • 鳥肌が(PHP文芸文庫)

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    解説の穂村弘は怖がる達人っていうのがすごくしっくりきた。にしても、怪現象や変な人周りに多すぎだろう。怖がる故に寄ってくるんじゃないか。
    親と同世代なのにこんな感じだからたまらないんだよなぁ。(褒め言葉のつもり)

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    2020年01月20日