穂村弘のレビュー一覧

  • 整形前夜

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    気持の「強張り」が
    読んでいるうちに
    やわらかく
    ほぐされてしまう

    穂村弘さんの
    エッセイを読むたびに
    感じてしまう
    ことです

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    2020年04月12日
  • もうおうちへかえりましょう

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    穂村弘さんの文章に共感できる側の人間はみな友だち。
    noteで穂村さんの文章の素敵さについてエッセイを書くくらい穂村弘さんが好きです。「マイナス星人だからこそ生み出せるものがある」という文章が私の仕事、生活、人生を支えています。
    作中に出てくるガールフレンドたちと穂村さんのやりとりが私の永遠の理想。自分の中の「これ」ってものに自分と同じ熱量で惹かれている相手とのくらし。想像しただけでクラクラする〜。あこがれ。

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    2020年04月05日
  • 短歌の友人

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    穂村弘さんの短歌の解説本。穂村さんなりの解釈としていますが、歌人として大切な定型やそれを崩す型が見事にまとめられています。文語から口語に至る過程、寺山修司、岡井隆、塚本邦雄の歌人三羽烏から、現代の前衛的な短歌の未来について考えさせられる一冊です。これから俳句や短歌を始めたいなら、難しいけれど、面白いと思います。

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    2020年03月29日
  • 鳥肌が(PHP文芸文庫)

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    誰も気づかないような日常に潜む恐怖感。
    それを感じうまく言語化する穂村弘さんのユーモアな感性は素晴らしい。表層的な共感じゃなく、深い共感をおぼえた。

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    2020年02月04日
  • 鳥肌が(PHP文芸文庫)

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    解説の穂村弘は怖がる達人っていうのがすごくしっくりきた。にしても、怪現象や変な人周りに多すぎだろう。怖がる故に寄ってくるんじゃないか。
    親と同世代なのにこんな感じだからたまらないんだよなぁ。(褒め言葉のつもり)

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    2020年01月20日
  • にょにょっ記

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    前作に続き、笑わせてもらいました。

    穂村さんの妄想力が凄すぎて…笑
    妄想が始まったら、読んでるこっちまでその世界へ→そして、元々何の話をしてたのか分からなくなるという…これが何故か快感!

    穂村さんにかかれば、何を見ても、何を聞いても愉しいんだろうなぁとしみじみ…
    好きだなぁ、この人。

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    2020年01月23日
  • にょにょにょっ記

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    フジモトさんが存命でしたら続きがあったのでしょうか。ちょっとシュールなくまさんの絵が穂村さんの文体と合って不思議な読後感です。

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    2020年01月18日
  • にょっ記

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    これは…電車の中で読んではいけないやつ。
    思わず笑顔、クスッと笑い、時に爆笑!

    穂村弘さんの考えてることが面白すぎる。
    そして、フジモトマサルさんのイラストでさらに愉しくなる。

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    2020年01月18日
  • 鳥肌が(PHP文芸文庫)

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    同じ時代を生きてきたので、共感できることがたくさんあった。「「母」なるもの」「よそんち」は特に好き。

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    2020年01月16日
  • にょにょっ記

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    くすっと笑ってしまうこの日記。もう大好きです。関西弁会話学院の話とかバスローブをお手拭きにしてしまう話とか。

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    2019年12月18日
  • にょっ記

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    面白い。ときたま登場する天使が示唆に富んでる?ようで実際大した意味はないのか、分からないところがいい。
    虚と実がひっくり返る感覚が味わえる。
    ただ空白が多いのですぐ読み終わっちゃう。あ、挿絵は可愛いからいいのよ。

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    2019年12月16日
  • にょっ記

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    3冊めのにょにょにょっ記を先日読んだばかり。順番が逆になっちゃったけど、にょっ記シリーズ(?)の1冊めをやっと読めました。あぁ面白い。フジモトマサル氏のシュールな絵と穂村弘氏の文章の書き方がとてもツボにハマる。母もこの本を読んでいて親子でファンです。「女性百科宝鑑」は声を出して笑ってしまった。

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    2019年12月12日
  • 鳥肌が(PHP文芸文庫)

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    楽しく読んだ。けど文章の量が少なくてすぐ読み終わっちゃう。通勤電車には良かった。
    絶対読んだことある章があってどこに掲載されてたのか気になったのにこの文庫には初出の記述がない。書かなくていいものなのね?

    「こわい。こわいよ」っていう口調が好き。

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    2019年11月26日
  • 鳥肌が

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    小さな子供と大きな犬が遊んでいるのを見るのがこわい。自分以外の全員は実は......という状況がこわい。「よそんち」の不思議なルールがこわい。赤ちゃんを手渡されると、何をするかわからない自分がこわい......。
    日常の中でふと覚える違和感、現実の中に時折そっと顔を覗かせる「ズレ」、隣にいる人のちょっと笑える言動。それをつきつめていくと、思わぬ答えが導き出されていく。こわいから惹かれる、こわいからつい見てしまう。ただ、その裏にあるものを知った時、もう今まで通りではいられない!?
    ユーモア満載で可笑しいのに、笑った後でその可笑しさの意味に気がついたとき、ふと背筋が寒くなる。そんな44の瞬間を集め

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    2019年11月17日
  • 蚊がいる

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    いつもどおりの後ろ向きでありつつも、(若干ナナメの)冴えた視線で現実を見て、言葉を吟味して綴られているエッセイ。色々なマナーについて語ったエッセイと、又吉直樹さんとの対談も収録。

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    2019年10月28日
  • 蚊がいる

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    巻末の又吉氏との対談が面白い。どの話もすごく共感できるんだけど、著者の姿勢が消極的すぎて、共感できることが不安になってくる…
    表紙が素晴らしいと思います。

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    2019年09月16日
  • 鳥肌が(PHP文芸文庫)

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    何気ない日常のなかで、急に背筋が寒くなる瞬間がある。
    目の前の風景がぐにゃりと歪んで見える瞬間がある。
    でもそれはほんの一瞬で、そう感じたことも見えたことも長くは覚えていないことが多い。
    そうした誰にでもあるであろう瞬間を繊細に言語化できるのが穂村さんであり、優れた歌人である所以なんだろうなぁ。


    ちなみに私は、自分以外の周りの人が全て演技をしている、仕込まれているのではないかと思う瞬間(特に観光地などで)と、実は三次元に生きる自分よりも高次元に生きる別の生物がいて、三次元の自分が二次元の漫画を読んで楽しむように、高次元の生物が三次元の自分の悲喜交々を見て楽しんでいるのではないかと思う瞬間が

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    2019年09月16日
  • 整形前夜

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    今回のエッセイは言葉や本についての話が多くて、共感出来ることが沢山ありました。まさにその”共感”ということについても語ってあって考えさせられることも。この方のエッセイは自分の中で言葉に出来るほどハッキリしていない、もやもやした何かを言葉に表してくれて、さらにそれを面白く表現してくれるのでスッキリと笑いが同時に得られて非常にお得だと思います。

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    2019年09月15日
  • 異性

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    好きと思ったならば相手が10キロ太っても好きと言えるか。
    性格と容姿は比例する事が多い。
    内面より外見を褒められる方が人はうれしい。
    女子は頑張ってお洒落して化粧をしているからデート代は男が出すべきだと考えられる。奢られる女は頑張った努力の対価。
    割り勘男は奢られ女を誘わないし、おごり男は割り勘女を誘わない。
    男は変化を望み、女は固定を望む。
    私を女は子供に主張し、男はコレクションに転移させる。
    〇〇の父親ですとあまり言わないし、△△コレクターのなんとかですと女は言わない。
    別れ際の摩擦係数を下げるために本気で愛していた時期があったことにする。
    女は非日常を常に求めているが男は日常を得るために

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    2019年08月25日
  • 鳥肌が(PHP文芸文庫)

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    別に怖い話ではないので安心して読んでください。どちらかと言うと、虫の大軍を見た時のようなぞわぞわ感を感じました。
    内容は別として、余白や白紙ページが多いのが謎。

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    2019年08月17日