穂村弘のレビュー一覧

  • 異性

    Posted by ブクログ

    異性についてふたりが文通しているみたいなエッセイ。
    名前の通り角ばった角(つの)を食い込ませてくる角田さんと、ただでさえ掴めない輪郭をさらにほわほわと滲ませてくるほむほむ。
    大人の男女が触れる異性の真理は、核心をつきすぎている!

    0
    2015年01月23日
  • 整形前夜

    Posted by ブクログ

    購入:美しさとは何か。自分は他者とは違うものを持っている。一般常識とズレたことをすれば社会不適合の烙印を押されるが、それは生きるためのことでズレを楽しむことが生きる意味なのではないか。
    シヤウセンデンシヤ ト トクキフレツシヤ ガ スレチガヒ サヨナラ サヨナラ

    0
    2015年01月04日
  • 異性

    Posted by ブクログ

    往復エッセイだけれども
    表現巧者の2人だから
    男女の違いについて
    なんだかとてもすごい高みに上っていく気がする

    何か所も引用しておきたくなる本

    ずっと往復していくことが
    可能じゃないか
    と思わせる終わり方

    0
    2014年12月01日
  • 秘密と友情

    Posted by ブクログ

    関節はずし猫ダマシみたいな芸風の
    精神科医と歌人が
    《まっとう》な題材をを語ってみようの対談集。

    春日さんは存じ上げなかったのだが
    穂村さんいわく「あ、このひとは変」がじわじわ伝わってくる。変なんだけど、社会人として世界に溶け込んでいるように見えて変。

    《怒り》
    怒り方には人間の品性みたいなものが出るという一文に共感、穂村さんの披露した怒り方は猟奇的で薄ら寒くなった。

    《努力》
    見つかりさえすれば…スタート地点に立てれば…努力の仕方はおのずとわかるというもの。
    だが、そのスタート地点に立つまでが大変で、ほんとうにパワーのある奴は自分の才能に見合うジャンルをも作っちゃうぐらい確信をもってい

    0
    2014年11月09日
  • 手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)

    Posted by ブクログ

    この本が異色だと思ったのは、わたしが普段短歌に触れていないからでしょうか。
    はじめは理解に苦しんで、なんとなくで読んでいて、だけど、一つ一つの手紙は甘くて繊細で光ってるイメージで読んでた。ときにはとても現実的かつ残酷。
    解釈はたくさんありそうだけど、各々がその時々に解釈してオーケーだと思った。
    手紙魔まみに習いたいと思った一つ
    おやすみなさい。これはおやすみなさいからはじまる真夜中の手紙です

    0
    2014年10月13日
  • 秘密と友情

    Posted by ブクログ

    歌人と精神科医の対談集。さすが世界音痴の歌人(笑)共感する精神科医もなかなかの難あり(笑)自らを変人と認識しながらも社会性はあるもんだから苦悩すんのかね。ったく器が小さいんだか懐が深いんだか(笑)でも自分の心の奥底に封印していた思いをケロっとつらつらされるとありゃー私も世界音痴なのねーと改めて思い知らされる(笑)なんと言っても表紙の猫の目線、満点(笑)

    0
    2014年10月13日
  • 結婚失格

    Posted by ブクログ

    「あるきかたがただしくない」と違って、離婚後のことが著者の心情も含め、小説という形を取ってはいるが詳細に書いてある。書評がとってつけた感があって白々しいが案外読んでみたくなった。裁判所によって身に覚えのないDV夫と見なされ、月一回という裁定が決められるところは詳細でよい。

    0
    2014年08月12日
  • 異性

    Posted by ブクログ

    交換日記のようなエッセイだったが、なかなか同意できる部分も多くて面白く読んだ。バルーンすかーとのくだりは、その解釈と見抜いた女性にドキッとしました。

    0
    2014年08月02日
  • 異性

    Posted by ブクログ

    おもしろかった。
    見事におもしろかった
    意識の違いって、こんなに明確に分析表現できるものなんだなぁ。

    なんとなく、最後の方の物語云々を読んで恋愛をするには自分が主人公になることが必要なのかな。
    特に女性には。そう感じた。
    いや、自分の人生の主人公は自分自身ですよ的論法は承知してるんだが、それよりも明確な物語化というか。
    言うなれば他人に自分のラブストーリーを語ることを恐れない主人公気質…
    男性はそれが過去の武勇伝になっちゃうんだろうなぁと会社のおっさんたちを見てて思った。

    0
    2014年05月31日
  • にょにょっ記

    Posted by ブクログ

    寝る前の一時、数ページだけ読むには最高のこのシリーズ。とにかく短くて、でもどの日記も必ず光るものがある。

    強いて言えば、天使のキレ(?)が「にょっ記」に比べてわずかにダウンしてたかも。

    それでも「明日は自分にも何か面白いことがあるかも」と、気分よく眠りにつける素敵な本だ。

    0
    2014年04月24日
  • 短歌という爆弾 -今すぐ歌人になりたいあなたのために-

    Posted by ブクログ

    タイトルと著者からどれだけラジカルなお話かと期待するが、なんと本当に歌人になりたい人へのレクチャーなのである。しかしやはり、なぜ爆弾が欲しいのか、扉を吹き飛ばす呪文が欲しかったのだ、という原動力が描かれていて、そこにとても惹かれるのです。製造法、設置法、導火線、構造図と、爆弾のように描かれている。どんな出版社から出すか、紹介文を誰に書いてもらうか、なんてくだりまで。短歌がつくりたかったわけではないが、僕も爆弾を作りたかったのかなあ、と思った。説明がうまくできない「力」というか、そういうの。

    0
    2014年03月18日
  • にょにょっ記

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    力が抜けた妄想日記。いや、にょっ記か。「にょっ記」と変わらず、心を軽くしてくれるような本です。
    みんながこんな感じで肩の力を抜いたら社会が明るくなるような気がしますし、社会が成り立たなくなるような気もします。私自身としては、古本で楽しむ姿勢を少し真似してみようかしら。

    0
    2014年03月03日
  • ひとりの夜を短歌とあそぼう

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    短歌は短くても読むのに時間がかかるから旅用にちょうど良いと思ってたのだ。9㎜武道館のお供に。やっぱりぴったりだった。短歌を作りたいを思いながらできていない。こういう同人に入ればいいのか。いや、投稿すればいいのか。こないだテレビでもやってたもんな。みんな上手だ。お題が『芽キャベツ』ってのも面白い。やっぱり短歌つくりたいな。

    0
    2014年02月09日
  • 結婚失格

    Posted by ブクログ

    書評と言いながら書評をあまりしていない。

    離婚という場面に遭遇した男の苦痛の姿がリアルに描かれている。
    不条理さにもがく姿は、解説で、幼稚だと痛烈に批判されるてるけど、そういう風に考えてもがいてしまう時期はすごくあると思う。

    法律家たちの冷たい姿もおもしろい。
    たしかに法律家の対応って理不尽なところあるよなー
    そうなっちゃうのは、仕方ないとこもあるんだけど。


    「とにかくだれかに好かれるのは幸せなことだ、それだけはたしかだ」

    「そのことを忘れるために今はただ小さいことにくよくよしたい」

    0
    2014年02月03日
  • にょにょっ記

    Posted by ブクログ

    妻とほむほむが、同じ習性を持つことが今回ではっきりした。そういうエピソードもあっての。そうか、そうだったのか、という。(13/4/10)

    0
    2014年01月31日
  • 求愛瞳孔反射

    Posted by ブクログ

    思わずカフェで吹き出してしまった「シラタキ」と、ちょっぴり切ない「ホームレスバター」が特にお気に入り。

    0
    2014年01月30日
  • もうおうちへかえりましょう

    Posted by ブクログ

    さりげないが美味しい文章。世界に対する憧憬と疎外感。露悪的でさえある、みっともない私生活をじっと見つめて何か捧げるように書ききれば美しくなるんだ。そう言う意味では島崎藤村と通じるように感じる。後、言葉が好き、妄想好き、本好きなのが、どうしようもないくらいのシンパシー。

    0
    2014年01月27日
  • 短歌の友人

    Posted by ブクログ

    歌人、穂村弘さんの短歌論。

    隙間時間に、穂村弘さんのご本を何か一冊買い求めようと本屋に立ち寄り、背表紙を見比べて最初の数ページを読んで、このご本に決めた。

    与謝野晶子の時代から現代の短歌まで、彼自身の心に強く残っているものを挙げながら、感想や比較など様々な切り口で語られている。

    後半になるにつれてやや込み入った内容と文章になってはいるが、全体的にはエッセイのように軽妙な文なので、短歌に興味がある人にもない人にも、読みやすい一冊になっていると感じた。

    歌人が他者の歌をどう評価しているのか、歌を詠む際のコツが書かれている部分が興味深かった。

    0
    2014年01月25日
  • もうおうちへかえりましょう

    Posted by ブクログ

    嫉妬する。嫉妬するわたしには到底叶わない夢だけども、今一番幸福の象徴として現れるのは、恋人と大好きな小説の一文を、ベッドで合唱することだ。恋人はいない。

    0
    2014年01月12日
  • 短歌という爆弾 -今すぐ歌人になりたいあなたのために-

    Posted by ブクログ

    短歌の入門書のようでいて、けっこう難しいところまで踏み込んでいます。歌の読み込みや歴史的な説明など中盤は私には難解過ぎましたが、「これいいなあ」と思う歌にたくさん触れることができたのは嬉しかったです。
    私が短歌を作ってみる起爆剤になってくれたわけで、やはり名著と呼ぶべきなのでしょう。これから「爆弾」を作り続けたら難しく感じた部分も素直に読めるようになるかもしれないと思うと、ワクワクしてきました。いや、違った。短歌だけに、和歌和歌してきました。

    0
    2013年12月18日