穂村弘のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ単行本「人生問答集」2009の文庫化で解題「秘密と友情」。
おまけに「煩悩コンテンツリスト108」。
解説は平松洋子。
吉野朔実を挟んで超仲良しなのかと思いきや、その食事会以外ではあまり、らしい。
ちょっと笑ったのはp98。
わざと意識してゆっくり喋っているらしい。
知らなんだ。あれが素だと思っていた。
しかも石田衣良に「君のしゃべり方は不自然で気取っている」とマイルドに言われたんだとか。笑
メディア露出の多い人は大変だな。
p262あたりの大島弓子愛を論理的に語っている部分は、やはりよき。
あと感じたのは春日武彦、結構親父との挿話を語ること。
そして結構太ぇ野郎だな、というか、食えないオ -
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Posted by ブクログ
女優や漫画化、絵本作家など異業種の言葉の天才たちが詠んだ短歌を、人気歌人がコメント。
様々な職業・年齢の方々が一つのテーマに対して詠んだ短歌に対し、歌人の穂村さん・東さんと雑誌編集者の沢田さんがコメント・批評をするという形式の歌集です。
それまでに積み重なったいくつもの歌から、詠み人の人間性まで丸裸にされてしまうようなコメントが、興味深いとともに少し怖い。言葉のプロフェッショナルってやっぱりすごい。
「べたべた」や「自慢する」、「芽きゃべつ」といった一風変わったお題や、特定のホラー映画などを詠むという題が出てくるのも面白いです。
読んでいて思ったのが、あるテーマに対して感じる事というの -
Posted by ブクログ
穂村弘さん初読でした。。。
あれ~~?絵本を読んだことある気がしてたんですが、、、何はともあれ大人向けは初めてでした。
そしてなんでしょうか、うまく書けないんですが、変わった方というかミステリアスな方というか、何とも言えない味わい深さがあるのは、言語的なスキルの高さ故なんでしょうか、それとも自然体でこんな感じなんでしょうか??
あとがきの「(ご本人は)シュッとしてる」を読み、私の中で「中身は変人、外見はジェントルマン(100%褒めてる)」イメージができあがりました。
他の作品も歌集含め、読んでみたいと思います。
それにしてもチェルシーヨーグルトとDポップはダサいのか・・(ショック)
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Posted by ブクログ
ネタバレ初めての穂村弘さん作品。
なんてへんてこな人なんだろう!(褒め言葉)
あまりのへんてこぶりに、くすくす笑ったり、苦笑いしたり。
ごはんエッセイなのに、見事なまでに「美味しそう!!食べたい…!」とならない所が面白い。
干しいちじくのお話なんて、逆に干しいちじく食べにくくなってしまったよ。
虫やカ、ビ…?大好きだったのに!
見なかったことにして、これからも食べるけどね。
「曖昧体重計」はお馬鹿やな~とくすくす笑いつつ、ちょっとわかる!と共感。言い訳作っちゃうんですよねえ。
一つ一つのお話が短くてあっさりしているので気楽に楽しめた。
他の作品も気になる作家さんだ。