穂村弘のレビュー一覧

  • 求愛瞳孔反射

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    吉野朔実さんの解説漫画がこれまた陽水の「氷の世界」をフィーチャーしていて秀逸なんだ…
    「獣姦爆撃機」変な勢いの竜巻がとおりすぎていき、「チョコくっキ」かわいいかわいいあのこ。

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    2010年12月25日
  • 短歌はじめました。 百万人の短歌入門

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    椎名隊長の怪しい体験隊では、ドレイの沢田。吉野朔実劇場ではワインを飲んでる人。実は編集者の沢田康彦さんが小林恭二の短歌パラダイスに触発され、素人結社をつくる。(小林氏は俳句関連の著作が多いのに)

    素人の作と思って読むと、これが物凄く面白い。プロから見たら、傷はあるんだろうけれど、型に嵌らず、ぐいぐい読ませる作品多し。穂村弘と東直子の両プロが批評と解説をつけて、読み方を教えてくれる。
    同人は吉野朔実さん、女優の本上まなみさん、水泳選手の千葉すずさん、ちょっとH系写真や著作のある伴田良輔さんや一般の人たち。女性の歌の方が巧い。男はどうも理屈や説明に捕らわれるらしい。
    羨ましい。僕もこういう歌が詠

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    2012年03月18日
  • 結婚失格

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    まず、カテゴライズに悩んだ一冊でした。「書評」としてもよかったのだろうけど、それは何だか違うだろうと。書評という軸を持った私小説だろうと判断したので、私小説としました。
    AV監督である主人公が離婚調停中の妻への気持ちと我が子への想いを、調停などの過程に沿って綴ったものです。ひとつひとつのチャプタごとに一冊の本を取り上げて進んでいきます。あくまでフィクションとして。
    町山智浩の解説までぜひ読んでほしいです。
    ふと思ったことは、穂村弘はモテ、枡野浩一は非モテだということ。
    暗い気持ちになるし、離婚のごたごたばっかり文章にしやがって、という気持ちもあって、評価に悩みました。でも、それだと読まなきゃい

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    2010年10月17日
  • 結婚失格

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    ああ、もう、どうしようもない、とここまで思わされたのも久し振りである。主人公速水の正しさのベクトルが常に自分に向いているのだ。方向を変えるチャンスは幾度か訪れているというのに。正しさは諸刃の剣であるかもしれない。振りかざすと相手を傷つけ自分をも傷つける。
    特別寄稿や解説の素晴らしさもさることながら、速水のすっとんきょうな律儀さに無理やり泣かせられるような一冊。

    また、収録されている短歌「夢について」に少し救われる。やっぱりこうでなくっちゃ。

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    2010年08月26日
  • 結婚失格

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    今まで読んだことの無い分野の本だったので、新鮮だった。著者のことはこの本で初めて知ったが、実にウダウダしていて自分を見るようであり、複雑な思いの読後感だった。

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    2010年08月23日
  • 結婚失格

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    町山さんとの対談USTを見て購入。「あるきかたが正しくない」も読んでいたので情報が補完された感じ。
    町山さんの解説は素晴らしいし、穂村弘の毒エッセイも素敵だが、本編あればこそ。
    結婚というより、人とうまくやっていく事の根本的な困難さに思いをはせる。そんな本。

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    2010年08月22日
  • 結婚失格

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     ひどくバランスが悪いようでいて、絶妙にバランスがとれていると思った。
     やばい、こういう人好きだなぁ。と思ってしまった。
     

     この本を読んで、主人公のことを好きだと思っていられるうちは、自分は自分と向き合えている気がする。


     解説が素晴らしい。それで、この解説を載せたってことがすべてだと思う。

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    2010年08月21日
  • 短歌はじめました。 百万人の短歌入門

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    とある同人で募集した短歌に、プロの歌人が批評や解説をしてくれる。
    短歌の批評って実はあまりないような気がするし、
    上手い人、つたない人、さまざまな作品があって面白かった。

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    2010年07月08日
  • 求愛瞳孔反射

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    シュールで愛おしいコトバたち。独特の世界。
    うふふってしたり、ちょっと切なかったり。

    ロマンティックでエロティックで
    いいテンポです。


    デニーズラブ
    氷川丸
    ドライブスルー
    キスをしながら
    マイエンジェル
    ホームレスバター
    ムーンライト
    あたりが、好ーき。

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    2009年12月10日
  • にょにょにょっ記

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    単行本未収録分も増補されているとのことで、購入。
    だいぶ前に単行本を読んだので、どれが未収録だったのかはわからず。

    フジモトマサルさんの挿絵と相まって、独特の世界観がいい感じ。
    音楽室の謎は確かに!っと思った。何で音楽室だけなんだろう。。
    熊本の市電が突然出てきてびっくりした。
    わけありの蟹。

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    2026年06月14日
  • あの人と短歌

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    「短歌の世界の人たちには、『究極の短歌』のイメージがあるのです。千年以上かけて、無数の人間たちが神に向けて作り続けていながら、いまだに誰も作ることに成功していない究極の歌―いわば『神の短歌』があると考えている。端的なことを言えば、誰かがその究極の歌を詠んだら世界平和が訪れて、もう短歌を作らなくてもよい世界になるわけです。」
    穂村さんの、この認識に大変驚く。そもそも「まず韻文は、神様に向けて書くということが前提となっていた」ことすら知らなかった。
    作品は読者などの鑑賞する対象に宛てられたもので、その作品の舞台や世界だけではなく、内的な世界において違うステージへ、受け手を誘うものだと思っていた。し

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    2026年06月14日
  • 異性

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    男と女について
    その通りだ、と
    どちらサイドの意見にも同意できた
    自分が不思議である
    分かり合えないところが面白いんだよなあ

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    2026年05月18日
  • 君がいない夜のごはん

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    食べ物や食事にまつわるエッセイだが、著者の穂村弘はとくにグルメというわけではない。それどころか食べ物全般に対して雑でさえある。食べ物に対する穂村のスタンスは「よくわからない」が基本。だいたい穂村は菓子パンばっかり食べているらしいし、そんな人間にグルメな文章を期待するひとはいないだろう。

    短歌は儲からない。らしい。穂村弘はいまの歌人のなかではトップクラスに本が出ているほうだと思う。もしかしたら1位かもしれない。それでも短歌以外の仕事を長いあいだ勤めていた。らしい。

    しかし、働いていようがいまいが、そもそも穂村弘は無職っぽいのである。そういう雰囲気がある。歌人としては正しい雰囲気の持ち様なのか

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    2026年05月17日
  • 迷子手帳

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    妻の誕生月が来ると、すぐに「おめでとう」を云う。当日は忘れているかもしれないから、今のうちに云っておこうという気持ちなのだ…。“迷子になれる”エッセイ集。『北海道新聞』連載と『暮しの手帖』ほか掲載を書籍化。

    のんびりと。

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    2026年05月09日
  • 迷子手帳

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    穂村さんのエッセイは何作か読んだことがあるが、内容もさることながら、ときどき一緒に添えられる短歌が好き。丁度いい挿絵の感覚で、丁度いい短歌が世にはあるものなんだな〜と、毎回しみじみ思う。

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    2026年04月30日
  • 満月が欠けている  ―不治の病・緑内障になって歌人が考えたこと―

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    子ども時代から目が弱かった著者が、持病である緑内障とその周辺を語ったライフストーリー。著者による「瞳を巡る短歌」の解説や、主治医との対談、長年の友人である精神科医と病気、生と死について語り合った対談を収録する。

    私も子供時代から眼鏡してて、緑内障で治療中。
    目薬さし続けます

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    2026年04月23日
  • 鳥肌が(PHP文芸文庫)

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    穂村さんのエッセイをはじめて読みました。
    日常生活で、こんなに心配性な人いるんだなと思ったのが第一印象で、この心配性ぶりは伊坂幸太郎さんにも似ている…。

    新しいことをはじめる時や、知らない出来事を楽しむよりも先に不安が勝ってしまう…なかなか損な性格なのか、文章を書く人にはネタが豊富で困らなくて良いのか(^_^;)

    個人的には、こういうあたふたしている人を近くで観察して楽しみたい。飽きなそう。

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    2026年04月15日
  • 短歌の話は長くなる

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    短歌を愛する20人と穂村弘の対談集。穂村弘のエッセイから短歌の世界が気になるようになって30年近く経つけれど、まだまだ知らないことばかり。

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    2026年03月31日
  • 鳥肌が

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    ネタバレ

    いろんな鳥肌が立った瞬間をまとめたエッセイ。
    怪談的なゾッとするとか、身の危険が生じてゾッとするだけではなく、コミュニケーションにおける鳥肌が面白い。(鳥肌がたつわけではないが)あの時こう伝えていたら今頃こうだったよなとか思うことはある。

    他人に声をかける
    穂村さんの奥さんが、旅先で出会った人に「ジャパニーズ・ツル・フォー・ユー」と声をかけて突然プレゼントを渡す行動力。

    ヤゴと電卓
    打ち上げの宴席で若い女性が言った感想。
    *〜〜淋しい。記念にみんなの鉛筆のキャップをひとつずつ貰って帰りたいと思います

    よそんち
    他の家の文化・ルールの違いにショックを受ける、という話。

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    2026年03月28日
  • 短歌ください 明日でイエスは2010才篇

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    ・テーマに沿って読者が投稿した短歌とそれに対する著者のコメントが書かれている構成の本
    ・コメントがいい具合のボリュームでガンガン読んでいける
    ・タイトルにもある明日でイエスは2010才の短歌が良い

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    2026年02月19日