穂村弘のレビュー一覧
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椎名隊長の怪しい体験隊では、ドレイの沢田。吉野朔実劇場ではワインを飲んでる人。実は編集者の沢田康彦さんが小林恭二の短歌パラダイスに触発され、素人結社をつくる。(小林氏は俳句関連の著作が多いのに)
素人の作と思って読むと、これが物凄く面白い。プロから見たら、傷はあるんだろうけれど、型に嵌らず、ぐいぐい読ませる作品多し。穂村弘と東直子の両プロが批評と解説をつけて、読み方を教えてくれる。
同人は吉野朔実さん、女優の本上まなみさん、水泳選手の千葉すずさん、ちょっとH系写真や著作のある伴田良輔さんや一般の人たち。女性の歌の方が巧い。男はどうも理屈や説明に捕らわれるらしい。
羨ましい。僕もこういう歌が詠 -
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まず、カテゴライズに悩んだ一冊でした。「書評」としてもよかったのだろうけど、それは何だか違うだろうと。書評という軸を持った私小説だろうと判断したので、私小説としました。
AV監督である主人公が離婚調停中の妻への気持ちと我が子への想いを、調停などの過程に沿って綴ったものです。ひとつひとつのチャプタごとに一冊の本を取り上げて進んでいきます。あくまでフィクションとして。
町山智浩の解説までぜひ読んでほしいです。
ふと思ったことは、穂村弘はモテ、枡野浩一は非モテだということ。
暗い気持ちになるし、離婚のごたごたばっかり文章にしやがって、という気持ちもあって、評価に悩みました。でも、それだと読まなきゃい -
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「短歌の世界の人たちには、『究極の短歌』のイメージがあるのです。千年以上かけて、無数の人間たちが神に向けて作り続けていながら、いまだに誰も作ることに成功していない究極の歌―いわば『神の短歌』があると考えている。端的なことを言えば、誰かがその究極の歌を詠んだら世界平和が訪れて、もう短歌を作らなくてもよい世界になるわけです。」
穂村さんの、この認識に大変驚く。そもそも「まず韻文は、神様に向けて書くということが前提となっていた」ことすら知らなかった。
作品は読者などの鑑賞する対象に宛てられたもので、その作品の舞台や世界だけではなく、内的な世界において違うステージへ、受け手を誘うものだと思っていた。し -
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食べ物や食事にまつわるエッセイだが、著者の穂村弘はとくにグルメというわけではない。それどころか食べ物全般に対して雑でさえある。食べ物に対する穂村のスタンスは「よくわからない」が基本。だいたい穂村は菓子パンばっかり食べているらしいし、そんな人間にグルメな文章を期待するひとはいないだろう。
短歌は儲からない。らしい。穂村弘はいまの歌人のなかではトップクラスに本が出ているほうだと思う。もしかしたら1位かもしれない。それでも短歌以外の仕事を長いあいだ勤めていた。らしい。
しかし、働いていようがいまいが、そもそも穂村弘は無職っぽいのである。そういう雰囲気がある。歌人としては正しい雰囲気の持ち様なのか -
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ネタバレいろんな鳥肌が立った瞬間をまとめたエッセイ。
怪談的なゾッとするとか、身の危険が生じてゾッとするだけではなく、コミュニケーションにおける鳥肌が面白い。(鳥肌がたつわけではないが)あの時こう伝えていたら今頃こうだったよなとか思うことはある。
他人に声をかける
穂村さんの奥さんが、旅先で出会った人に「ジャパニーズ・ツル・フォー・ユー」と声をかけて突然プレゼントを渡す行動力。
ヤゴと電卓
打ち上げの宴席で若い女性が言った感想。
*〜〜淋しい。記念にみんなの鉛筆のキャップをひとつずつ貰って帰りたいと思います
よそんち
他の家の文化・ルールの違いにショックを受ける、という話。