穂村弘のレビュー一覧

  • 短歌があるじゃないか。 一億人の短歌入門

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    穂村さんの名前で購入。
    選抜されたものとはいえ、様々で少し疲れる。小説においても読み手にわかる言葉の選び方があるけれど、短歌も同じよう。文字が少なく、普通の文章の書き方ではない分さらに顕著にあらわれている気がする。
    自分が選評を読まないのは全体として流れのあるものでないと疲れるからだとわかった。

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    2013年04月27日
  • 求愛瞳孔反射

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    「しらたき」が好き。

    昨年、上野公園であった「読書のフェス」でご本人が朗読していて、どういう発想でこういうおもしろい詩がかけるのか、と思いました。

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    2013年03月31日
  • 整形前夜

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    本のまくらフェア。これ、アタリ!口溶けよい。【カップヌードルを食べるときもエレガントにみえるひとに憧れる。】

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    2013年03月01日
  • 整形前夜

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    エッセイ。自分と世界とのズレ、違和感、新しいものをキャッチする強力なセンサー、つっこみ力。ユーモアたっぷりの文体。すごい。こういうことを考えている人が世の中にいる、というだけで嬉しくなった。

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    2014年10月19日
  • 求愛瞳孔反射

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    「なかむらむつみ」(仮名)と付き合ってから、そして別れてからの詩集。
    難しくなくて可愛くて好きである。この人の詩は。

    あとがきの「似ているふたりは苦手なことも似ているので、
    現実の苦労を共にするとき、意外にもろい一面がある。」という言葉にひっかかり。

    「国道にて」「かき氷の日」「ナンシーちゃん」

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    2013年02月13日
  • 求愛瞳孔反射

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    ネタバレ

    ほんのまくらフェアで魅かれて購入。

    普段あまり詩に触れないので新鮮でした。
    穂村さんは海が好きなのかしら
    彼女とよく行ったのかしら

    言葉は甘い凶器であるなあと思いました

    あとがきに、恋愛の時系列で並べなおしてある、とあったので
    もう一度意識して読もうと思います

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    2013年02月04日
  • 短歌の友人

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    平成の歌人をとりあげ、紹介している。

    今橋愛と俵万智と与謝野晶子の比較も興味深い。

    短歌は庶民のもので、詩は宇宙人のものらしい。

    ことばを軽くにぎること、小さな些細なことが創作物に現実感をあたえること。表現の参考になった。

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    2013年01月21日
  • 整形前夜

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    巻末の豊崎さんのあとがきがとても良い。
    穂村さん大好きだけど、ほむほむって呼び方はないなぁー。と思ってしまうのであのあとがきはとても面白かった。
    相変わらず魅力的な文章で今回も気がついたらあっという間に最後まで読んでしまった。
    驚異と共感の話はとても興味深い。

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    2012年12月23日
  • 整形前夜

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    ネタバレ

    「はじめての本」「絶体絶命」「絶体絶命・その2」「いちばん恥ずかしかったこと」「自意識トンネル」
    これら前半の、自意識過剰でむやみに記憶力がよかったために怖れ立ちすくむひとの話が、我が身に痛すぎて居たたまれない。そうだ、そうなのよ、ほむほむ!わかるよ!馬鹿みたいだとわかっていても、やむなく反芻して身悶える感じ。かさぶたを恐る恐る剥がして学習しない。
    それとは別に、「共感と驚異」の真面目な詩歌・小説論の欠片が面白かった。「驚異」を受け止められるようでいたい。

    當方は二十五、
    銃器ブローカー、
    秘書求む。
    桃色の踵の
    塚本邦雄

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    2012年11月28日
  • 短歌の友人

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    穂村弘の短歌評論。
    目からウロコがボロボロ落ちる、そして理由はわからないけどぐっとくるのである。

    後半は少々小難しい印象だったが、内容として抜群。
    最初から最後まで短歌の話だけれど、表現すること、伝えること、感じること、生きること、あらゆる要素が詰まっている。
    心を豊かにしてくれる一冊である。
    生の一回性というのがこの本に限らず、貫くキーワードな気がした。

    やっぱりほむほむ天才。

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    2012年11月27日
  • 短歌の友人

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    穂村さんの短歌の評論をまとめたもの。つまりは短歌の評論集なのであるが、現代における「創作」の表現評論として読んでもとても面白かった。
    「一人称の文芸」である短歌の特異さ、およびその<詠み>と<読み>について、穂村さんはじっくりと、しかし鋭く評論を重ねていく。

    特に、現代の若い世代=現時点で30代以下? くらいの歌人の歌への評論は、その身体感覚……というか、世界認識感覚、を見事に言い表していると感じた。

    私は現在24歳である。つまりはこの本で言われる現代の若い世代と同年代だ。しかし、この評論集に引用された「棒立ちの感情」の歌たちを読むと、そのあまりの絶望感に、私もぞっとしてしまった。

    あの

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    2012年11月18日
  • 求愛瞳孔反射

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    そうかなって思ってたら、あとがき読んで納得のシチュエーションで書かれた詩たち。
    『それはよく晴れた真夏の』が好きです。

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    2012年11月11日
  • もうおうちへかえりましょう

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    誰にでも訪れる極々ありふれた光景を描いてるのだけれど、文体がキレイで面白かった。
    本について書かれた三章は共感すること多々あり。
    これからたびたび再読すると思います。

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    2012年09月30日
  • 求愛瞳孔反射

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    言葉がとても自由 とても奔放 だけどひとつ いつかなんでもないときにふいに浮かんでしばらく頭の中をぐるぐるしそう

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    2012年09月10日
  • もうおうちへかえりましょう

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    「記憶」として残るエッセイです。
    共感する部分があるからなんだろうな。
    下記は2ヶ月前の記憶を頼り書いているので正確な文章ではありません。


    •我慢すればいいのに、エスカレーター降りる前に食べてしまうあんぱん。(大福だっけな)

    •友達に「なんかこもってるな」と、家の窓を開けられたときの衝撃。何年も家に住んでるのに「窓を開ける」という行為を思いつかなかった。

    •彼女が僕に無言でハイローズの映像を見せた、「生きててもいいんだ」と涙が出た。

    •人に会うと「意外と細いんですね」「意外と背が高いんですね」とよく言われる。「小太り」で「チビ」な文章らしい。嫌だな。でも、背が高くてかっこいい文章もな

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    2012年09月03日
  • 求愛瞳孔反射

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    ああ、なんてこの人はロマンチストなんだろう。男性特有の妄想が広がっている。「マイ・エンジェル」「朝」「カカオマス」が好みでした。

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    2012年09月02日
  • ひとりの夜を短歌とあそぼう

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    ひとりの夜を短歌とあそぼう。穂村弘さんと、東直子さんは、大好きな歌人。おふたりの、短歌だけでなく、エッセイや小説にあふれる、「言葉への愛」つまりは人間への愛を、勝手に受け取っています。31音にこめられた想いを、おふたりがいろいろ読み解いていく様はスリリング。日常の皮を一枚一枚はがして最後に残る人間性までも見透かしているかのようです。歌は人なりって感じかなぁ。

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    2012年04月19日
  • 求愛瞳孔反射

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    前に読んだ気がしないでもないけど多分ない。
    いやしいやし。(て書くと「いやしい」で切って読めてしまいます。)

    わりと単純に、「ゆめ」が好き。
    あとは「求愛者」。
    *
    眠っていたらごめんなさい
    なるべく静かに舌で呼び鈴を押す
    (求愛者)
    *

    きしょくわるい。

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    2012年02月27日
  • ひとりの夜を短歌とあそぼう

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    前作「短歌はじめました」と同様、沢田康彦主宰「猫又」に寄せられた短歌を沢田、穂村弘、東直子が評価する形式。読んでいて加わりたくなるくらい楽しい。有名人も顔を出す同人たちの個性がよりクリアになった。何人かはファンになりそう。仕事に疲れた帰りに助けていただきました。

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    2012年02月15日
  • 短歌の友人

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    ダ・ヴィンチの「短歌をください」がだいすきなのに
    穂村さんがいままで歌人の仕事ちゃんとしてる本はじめて読んだ
    おもしろいおじさんだと思ったらむずかしいことばつかってなんてなんだかへんなかんじ~ってのが第一印象(←超失礼´▽`;)

    短歌はみてるのはすきだけど自分じゃあ詠めないな~
    なんか作曲とかと似てる気がする ちなみにわたしは作曲が全くできません というどうでもいい情報
    センスというか短歌のための回路が一部のひとにしかないんだろうなって感じちゃう 
    57577のあいだにいかに濃縮したことばをつめこむかとか
    そのことばにしたって原稿用紙に意味全部書いてもおんなじ意味になるかっていうとそうでもな

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    2012年01月05日