【感想・ネタバレ】短歌があるじゃないか。 一億人の短歌入門のレビュー

あらすじ

漫画家、作家、デザイナー、主婦……。主宰・沢田のもとに集まった傑作怪作駄作の短歌群を人気歌人の穂村と東が、愛ある言葉でバッサリ斬る! 読んだその日から短歌が詠みたくなる、笑って泣ける短歌塾!※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

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Posted by ブクログ

短歌を勉強しようと思って入門編ということで読んでみた。
各章の挿絵が個性的。
三十一文字で表現される多種多様な方々の短歌作品を穂村氏東氏沢田氏の座談会のようなやりとりで味わう贅沢。

好きな首
ふたりしてひかりのように泣きました あのやわらかい草の上では
「まだ好き?」とふいに尋ねる滑り台につもった雪の色をみつめて
熊本に陸路で行ったひとりきり路面電車で行く友の家

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2018年12月01日

Posted by ブクログ

短歌って面白い!作らなくても読んでるだけでも良いんだな。
女子プロ短歌が面白すぎてズルい!!と言いたくなる。

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2013年08月21日

Posted by ブクログ

そうです、私にも短歌があるのです。
あとがきの、

恋に、道に迷った友に、柿本人麻呂もこう告げたに違いあるまい。
「短歌があるじゃないか。」

が面白かった。
1500年くらい、生き続けている定型に万歳。

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2013年09月28日

Posted by ブクログ

穂村さんの名前で購入。
選抜されたものとはいえ、様々で少し疲れる。小説においても読み手にわかる言葉の選び方があるけれど、短歌も同じよう。文字が少なく、普通の文章の書き方ではない分さらに顕著にあらわれている気がする。
自分が選評を読まないのは全体として流れのあるものでないと疲れるからだとわかった。

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2013年04月27日

Posted by ブクログ

藁をも掴む短歌指南本。

シリーズ第3弾らしいが2弾を見逃していた。

短歌結社『猫又』の有志が綴った渾身の歌を変わらず穂村弘、東直子の変態歌人2人が斬って斬って斬りまくる、という内容。 ←大いに間違っている。

第1弾のような驚きはないけれど、短歌の本質について鋭く突いているのはこちらの本だと思います。

ズバッと心に切り込んでくる歌の力に、
凡人には到底できない、と思い知らされます。

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2016年10月11日

Posted by ブクログ

 アマチュアを中心とした歌人の短歌に穂村さんと東さんがコメントしていく形式の短歌入門書。敷居の低い入門書と謳っているけど、読めば読むほど短歌は難しいと感じるし、自分には到底詠めそうにないと感じてしまう。でも、人の歌を読むのは本当に面白い。31文字だけで物語が立ち上がってくるのはすごいなぁ。

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2015年12月14日

Posted by ブクログ

短歌があるじゃないか。

このタイトルにつきる。歌を詠まない人も、多分詠みたくなる。楽しい世界だな、と思える。常連さんの世界を楽しむのもいい。

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2014年05月25日

Posted by ブクログ

感性で詠まれる短歌はエロティックな印象を受けることが多くて、「短歌のくびれ」のことばに、すごくグッときた。
「言葉の性感帯」もやばい。

文字の並びの話なのに、個人的な触覚とか嗅覚のストックにスッと入ってきては呼び覚ます。
プロの歌人でも解釈は様々なんだとわかったし、素人の評も割と載せてあったのでみんなそれぞれの悶えポイントも楽しく読めた。

「短歌があるじゃないか。」
だなんて、うらやましい!

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2013年04月30日

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