穂村弘のレビュー一覧

  • 結婚失格

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    読んでいて、非常に辛い私小説でした。何で離婚されたのか分からない、それがひたすら書いてあるからダメージをくらい、休み休みでないと読み進められませんでした。ずっと、元妻は何がイヤだったのかと分からないままだったのですが、最後の解説を読んでハッとしました。私はずっと主人公の立場でいたから分からなかったのですが、一般の人はみんなとっくに気づいていたのだと。私も主人公と同じで、思春期の中学生でした。

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    2026年09月18日
  • 蛸足ノート

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    短いエッセイの連載をまとめた一冊。クスッと笑える話や著者独特の視点から見た話など、話題が色々で面白かった。奥さんとのやりとりがほのぼのしてて好き。

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    2026年09月11日
  • 野良猫を尊敬した日

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    『にょにょっ記』で穂村さんにハマりました。『にょっ記』に戻って『にょにょにょっ記』と大笑いさせてもらったのに比べれば、これはまぁ普通かなと思いながら読んでいましたが、結局ずっとニヤニヤ笑い。

    私は2022年の初めまでスマホはおろかガラケーさえ持ったことのない人間でしたから「少数派」のメンバーには混じれます。当時、携帯を持っていないと言うと「意味わからん」という表情をされて、変人を通り越して非常識認定されるのを実感したもののなんだか納得できずにいたけれど、この章を読めば確かにオカシイ(笑)。すみませんでした。

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    2026年09月04日
  • 異性

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    リレー形式のエッセイ集だけど、もはや対談。お二方が自分の経験やら友達の話やらを交えて、「男と女」についてぺちゃくちゃ好きなように喋っている。お酒を片手に読みたくなる。

    角田さんの書くことに、えー?って思うこともあれば、穂村さんの書くことに、まじでそれって思うこともある。女だから、男だからってまとめられるものは何もなくて、そこが難しくて、だから面白くて、つい求めてしまうよね!

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    2026年09月01日
  • もしもし、運命の人ですか。

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    穂村弘のエッセイそこそこ読んできたけど、自分は凡人です、みたいなスタンスそろそろムカついてきた(ほむほむ大好き)
    凡人を突き詰めた先にある非凡人、のように振る舞っている非凡人だと思う

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    2026年08月28日
  • 異性

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    角田さんと穂村さん。よくここまで男女の恋愛についてこまかーい考察ができると思う。お互いの考察を参考に視点を変えてはまた語る、というリレー形式。
    角田さんの恋愛経験はおもしろくてあれこれ共感。せっかくワンピース用意したのに土壇場でランニングに着替えてデートに行く場面はああ、わたしもだ…と思った。
    穂村さんのサワイとトースケの話が好きです。サワイくん、どうしてるかな。

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    2026年08月26日
  • もしもし、運命の人ですか。

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    ヘタレで妄想癖があり、自己愛が強めな男性の恋愛エッセイ。
    文章としては面白いけど事実なら、なかなかヤバい。

    こういう妄想癖の人に勝手に勘違いされて、運命の人と思わせないために、他人には言動を気を付けないとなと改めて思った。

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    2026年08月27日
  • 世界音痴

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    ネタバレ

    こんなにも世界と馴染めない。

    歌人・穂村弘の初エッセイ。世界に「自然に」参加できない日々のあれこれが書かれている。飲み会の左右とのトークバランスや席移動に困るのは自分も自覚がある。自然にできる人はどこでそれを学んだんだ。気楽に読んで、わかるなぁとか、そこまでじゃないとか、考えていたら昼寝したみたいに気持ちがふんわりした。

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    2026年08月13日
  • もしもし、運命の人ですか。

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    ネタバレ

    結局、穂村さんは既婚者なの?タイトルから、エッセイを恋愛にしぼっているのかもしれないけれど、よくもまぁ恋愛についてこんなにも書けるなぁってくらい、恋愛であふれている。既視感のあるエッセイはほぼない。すばらしい。パーフェクト。で、結局、穂村さんは既婚者なの?それいかんでだいぶエッセイへの気持ち悪さが変わってくる。既婚者なら、他の女に目移りするな。まず落ち着け。運転が苦手ということで、穂村さんとって東京近郊には駐車場が10個もないらしい。きゅんなんてするもんか。私は既婚者には厳しいんだ。結局、どっちなんだ?

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    2026年07月28日
  • 短歌ください 海の家でオセロ篇

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    みなさん素敵な短歌を投稿していてすごい。
    短歌の世界は奥が深いし、楽しんでいる人は見つけられないだけでたくさんいるんだあと感じる。日常のいろんなことに目を向けて、それを三十一文字で表現する。これとこれ合わせるか!と度肝を抜かされるような言葉選びをしている人もいて、すごいなーと感心する。周囲のことを切り取る目を養いたい。

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    2026年07月28日
  • にょっ記

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    4月1日 おにぎり
    5月14日 カラスを試す
    8月1日 クワガタ捕り
    8月20日 紐
    10月11日 「科学クラブ」・その3
    3月12日 清潔人

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    2026年07月08日
  • もしもし、運命の人ですか。

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    読んでく中で、「なんでそうなるの?」と「なるほどね」と「わかるわ〜」が繰り返されていた。
    運命的!って感じる瞬間って結構あるけど、
    それが理論的に分析されてる複雑な文章と、
    何をそんなに考えてという馬鹿馬鹿しさが、
    なんだか面白かった。
    大人になってもこんなに恋愛脳なの凄いな〜

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    2026年06月24日
  • 短歌の話は長くなる

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    たった三十一文字のこと、話せばこんなにも長くなる。

    「NHK短歌」テキストの人気連載、待望の書籍化第2弾!
    歌人・穂村弘がゲストに迎えるのは、女子プロレスラー、俳優、作家、お笑い芸人、漫画家、映画監督など、各界で活躍する短歌好き、そして同時代を生きる歌人たち。
    合計70時間超の濃密でスリリングな短歌談義を通して浮かび上がる、短歌の魔力、ことばの引力。
    <対談ゲスト>
    ハイパーミサヲ(女子プロレスラー)
    美村里江(俳優・エッセイスト)
    カン・ハンナ(タレント・歌人)
    石山蓮華(電線愛好家・文筆家・俳優)
    高橋源一郎(作家)
    枡野浩一(歌人・お笑い芸人)
    馬場あき子(歌人)
    永井玲衣(哲学者・作家)
    堀本裕樹(俳人)
    木村綾子(「コトゴトブックス」店主)
    日比野コレコ(作家)
    松田梨子・松田わこ(歌人姉妹)
    pha(作家)
    佐藤文香(俳人)
    鈴木ジェロニモ(お笑い芸人)
    ニコ・ニコルソン(漫画家)
    杉田協士(映画監督)
    渡辺祐真(書評家)
    平野紗季子(フードエッセイスト・フードディレクター)
    東直子(歌人)

    朝日新聞の朝日歌壇常連、松田姉妹の短歌が大好きで手に取った1冊。
    毎週松田姉妹の歌が掲載されているか、日曜朝刊をワクワクしながら開いています。
    小さかったお二人が、素敵な女性になっていてびっくり。
    彼氏ができたり、就職したり、ご結婚されたり。
    親戚のおばちゃんのように、その成長を(勝手に)見守ってきた(つもり)なもので。
    何だか感無量な1冊でした。

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    2026年06月23日
  • にょにょにょっ記

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    単行本未収録分も増補されているとのことで、購入。
    だいぶ前に単行本を読んだので、どれが未収録だったのかはわからず。

    フジモトマサルさんの挿絵と相まって、独特の世界観がいい感じ。
    音楽室の謎は確かに!っと思った。何で音楽室だけなんだろう。。
    熊本の市電が突然出てきてびっくりした。
    わけありの蟹。

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    2026年06月14日
  • あの人と短歌

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    「短歌の世界の人たちには、『究極の短歌』のイメージがあるのです。千年以上かけて、無数の人間たちが神に向けて作り続けていながら、いまだに誰も作ることに成功していない究極の歌―いわば『神の短歌』があると考えている。端的なことを言えば、誰かがその究極の歌を詠んだら世界平和が訪れて、もう短歌を作らなくてもよい世界になるわけです。」
    穂村さんの、この認識に大変驚く。そもそも「まず韻文は、神様に向けて書くということが前提となっていた」ことすら知らなかった。
    作品は読者などの鑑賞する対象に宛てられたもので、その作品の舞台や世界だけではなく、内的な世界において違うステージへ、受け手を誘うものだと思っていた。しかし、この「神の短歌」においては、読み手の感受性や読解力などの資質はまるで関係なく、あたかも魔法の呪文のように世界に影響をもたらすのだろう。
    韻文の作り方にも関係があるのかもしれない。古典芸能などでは、まず徹底的に型を学ぶという。型というのは、先人たちが究極の表現を求めて作り上げた最善のやり方なのだろう。韻文も型を利用することによって、究極の作品を目指すということなのかと思った。
    神様への供物、それは世界平和をもたらすような「究極の短歌」を、数多の人が目指し、その結果を何年も積み上げ、今もなお探求している。もちろん、すべての歌人が目指しているものではないことは、この対談集からでも分かる。でも、少なくとも穂村さんはそう考えている、というだけでもその途方のなさに恐れおののくのだった。

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    2026年06月14日
  • 異性

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    男と女について
    その通りだ、と
    どちらサイドの意見にも同意できた
    自分が不思議である
    分かり合えないところが面白いんだよなあ

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    2026年05月18日
  • 君がいない夜のごはん

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    食べ物や食事にまつわるエッセイだが、著者の穂村弘はとくにグルメというわけではない。それどころか食べ物全般に対して雑でさえある。食べ物に対する穂村のスタンスは「よくわからない」が基本。だいたい穂村は菓子パンばっかり食べているらしいし、そんな人間にグルメな文章を期待するひとはいないだろう。

    短歌は儲からない。らしい。穂村弘はいまの歌人のなかではトップクラスに本が出ているほうだと思う。もしかしたら1位かもしれない。それでも短歌以外の仕事を長いあいだ勤めていた。らしい。

    しかし、働いていようがいまいが、そもそも穂村弘は無職っぽいのである。そういう雰囲気がある。歌人としては正しい雰囲気の持ち様なのかもしれない。むしろ歌人はビジネスマンのような雰囲気を持ってはいけないだろう。

    だからこのエッセイも食い物に対して雑な無職のおじさんが書いた雰囲気が漂っている。

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    2026年05月17日
  • 迷子手帳

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    妻の誕生月が来ると、すぐに「おめでとう」を云う。当日は忘れているかもしれないから、今のうちに云っておこうという気持ちなのだ…。“迷子になれる”エッセイ集。『北海道新聞』連載と『暮しの手帖』ほか掲載を書籍化。

    のんびりと。

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    2026年05月09日
  • 迷子手帳

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    穂村さんのエッセイは何作か読んだことがあるが、内容もさることながら、ときどき一緒に添えられる短歌が好き。丁度いい挿絵の感覚で、丁度いい短歌が世にはあるものなんだな〜と、毎回しみじみ思う。

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    2026年04月30日
  • 満月が欠けている  ―不治の病・緑内障になって歌人が考えたこと―

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    子ども時代から目が弱かった著者が、持病である緑内障とその周辺を語ったライフストーリー。著者による「瞳を巡る短歌」の解説や、主治医との対談、長年の友人である精神科医と病気、生と死について語り合った対談を収録する。

    私も子供時代から眼鏡してて、緑内障で治療中。
    目薬さし続けます

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    2026年04月23日