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短歌とビジネス文書の言葉は何が違う?共感してもらうためには?「生きのびる」ためではなく、「生きる」ために。いい短歌はいつも社会の網の目の外にある。読んで納得!穂村弘のやさしい短歌入門。
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Posted by ブクログ
ぐっときた歌 お一人様三点限りと言われても私は二点でピタリと止めた 「生きる」「生きのびる」のあいだを行き来しながら人はある 社会で在るためには「生きのびる」 個人で在るには「生きる」 のような? どうしたって生物としてのヒトだから、身体の調子があって、揺らぐし矛盾するし、機械ではなくて、完全効...続きを読む率的には動けない。 でも社会のしくみを作ってる。 しくみから逃れたかったり、逃れざるを得ないときに歌がうまれるのかな? p81~ 生きのびるの粋を集めた(社会の効率化の洗練に洗練を重ねてる)のがコンビニ、その効率のかたまりに圧迫される⇒上から目線になっちゃうという視点が面白かった 上から目線「コンビニ で いいや」に現れてるというとこ。
慶應義塾の社会人教育機関の短歌の入門講座 良い短歌を味わうことがてき、そしてその良い理由が明確に言語化されている。 「生きのびる」だけでなく「生きる」と、現代社会で重要な価値観以外の世界を考えるきっかけとなる。 短歌を通して、数えられる替わりがきくものとは別の、絶対的な唯一無二的なもののという考え...続きを読む方を学べる。 「驚異から共感。砂時計の「くびれ」みたいな驚異のゾーンをくぐらないと共感をゲットできない」という法則を提示しているのも興味深い。
座右の書としたい。 ほんわかと笑わせてくれるが、とても示唆に富む本であった。 社会的価値を意識して生き伸びる人に良い短歌は書けない。生きる人にこそ惹きつけられる短歌が書ける。 自分は生き伸びようとしてる人になりがちだなぁと気付かされ、なんだ生きる人で良いんだと励まされ!?人生楽しくさせてくれる。
「生きのびる」と「生きる」の違いをゆっくり咀嚼している。最近は生きのびることで精いっぱいかも 取り上げられる歌に改悪例がついているのがわかりやすかった。
短歌に一気に興味を惹かれ、もっとたくさんの作品に触れてみたいと思った。短い歌、少しの言葉から、そこに広がる情景や想いを想像し、分かろうとすること、その積み重ねが、人の気持ちを汲み取ることのできる繊細さや、些細なことに想いを馳せる感性、自由で魅力的な表現力を育んでくれるのではないかと感じた。まさに自身...続きを読むに足りないと感じていたものを、培ってゆくひとつの方法が見つかったような気がします。
俺が持っている唯一のサイン本。著者は歌人であり、エッセイストでもある穂村弘。 主な内容としては、短歌を改悪例と共に紹介しながら、どんな短歌がいい短歌なのかを解説していく。 この本は、純粋な短歌入門書というより歌集や短歌入門書をある程度読んだことがある人や短歌を作りはじめた人に向いている本だと感じた...続きを読む。 空き巣でも入ったのかと思うほどわたしの部屋はそういう状態 平岡あみ 空き巣でも入ったのかと思うほどわたしの部屋は散らかっている 改悪例 上がいい短歌の例で下が、わざと悪くした改悪例。「そういう状態」を「散らかっている」に変えている。著者はこう述べる。 「散らかっている」という言葉はラベルだから、それをぺたりと貼られると、心が動かない。 だけど、「そういう状態」というのは明確なラベルじゃないから「え、そういう状態って?」と心が発動する。 この他にもいろいろ短歌についてとても丁寧に解説していて面白かった。
これは素晴らしい本 あえて一貫した論理を導入することで見えてくるものがあるし、めちゃくちゃタメになった 生きると生き伸びる ここの違いは新しい視点になったし今までの自分のさまざまな価値判断の基準も、多くがここに結びつけれるような気もしてきた ここに掲載されている短歌は本当にどれも全部素晴らしく唸...続きを読むらされるし、改悪案によって最初はほんのりとだけ感じれていた良さがよりわかりやすくなる、で、このやり方は色々応用効きそうだなって思う
「社会的=コンビニ的」というように、より印象に残る言葉、おもしろい言葉をおもしろく解説していておもしろかった。 コンビニ的でないことが肯定される世界に安心感を覚えた。
ある短歌に対して改悪例を示すことで、どこがその短歌の持つ魅力だったのかを浮かび上がらせる。それは社会的価値(資本主義的的価値)からは逸脱したもの。でもだからこそ短歌にとっては必要なもの。 社会からはみ出た私が短歌に潜むもの。短歌の魅力って面白い。
歌集を何冊か大人買いしたのですが、短歌について無知な為、その頭で読んだらもったいないので、まずこの本を読んで短歌とはなにか勉強しようと思いました。 以下は、読みながら書いたメモ書きです。 ・新聞記者で詩人という人も世の中にはいる。穂村さんは総務課長で歌人。でも違う文章の使い方をする。 ・存在...続きを読むしなくても死なないもの。 ・正常の価値観とは違うもの。 ・本当に好きだと思うもの。 ・死ぬ日に覚えている思い出が一個でも多い人生がより良い人生なのではないか。 ・反コンビニ的というか反社会的。 ・「生きる」の「生きのびる」に対する非対称性。 ・社会化された訓練からもたらす改悪。短歌とは。 ・留学生の日本語。その神秘的な間違いに素敵な回路が誤作動する。 ・大事なことをわざと書かない。 ・短歌のリズム→五七五七七を崩す。 ・いいオノマトペは心に上書きされる。 ・誰が詠んでもOKですが、素敵なことを詠むと失敗します。 ・いい短歌はいつも社会の網の目の外にあって、お金では買えないものを与えてくれる。 感想 私は短歌的な発想はないごくごく普通の人なんだなあとつくづく思いました。
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